おーるどタイム de ライブ

2023.11.21

「おーるどたいむ de ライブ 秋の陣」をふりかえる

とにかく楽しかったの一言に尽きる。
.

遠路山形県長井市からやってきたオカリナの金子俊郎さんとの1部。
繊細かつ迫力あるオカリナの音を皆さん堪能している様子がビンビン伝わってくる。

昨日芝生広場で予行演習をした時はギターの音が負けて埋もれるんじゃないかなと心配したけど杞憂だった。これはライブ会場のおーるどタイムの作りがいいからだとあらためて感じる。(オカリナは生音で、ギターはラインを通すなんてことになったらカッコつかないもんね)

ステージの二人のかけあいもいい感じ。金子さんとは互いに気取ることなくやりとりできるのがいい。
山形弁の混じった標準語と函館弁の混じった標準語のやりとりがいいあんばい。(二人とも標準語でしゃべってるつもりなんだけどね、ちゃんとなまってる)
2023_11_19-de-2023_20231121123701
.

実はのっけからチョンボをやらかした。
金子さんのオリジナル曲「花神」、いい調子で演奏してた。
間奏のギターソロを弾き始めた時、あろうことか指が勝手に「北の国から」のメロディになってしまったんだ。
途中でやめるわけには行かないんでそのまま「北の国から」で押し通した。金子さんが「花神」にちゃんと戻してくれるだろうと思ってね。
ところが金子親分、何事もなかったかのようにそのまんま「北の国から」に移行した。
.
やはり場数を踏んだベテランだね。全く動じることなくチョンボをも笑いに変えるステージワークには安心感がある。

金子さんとの弥次喜多道中のようなステージはとにかく楽しかった。
.
.
2部はベースのふく助さんと一緒に「北海道の生んだ歌い手たち」。
6回続けたシリーズで今回がその最終回。
.
メジャーシーンを飾った歌手たちの歌。
先鞭をつけた大御所歌手たちの歌をいくつか。
そして今現在北海道で歌っている同年代の歌い手たちの歌を紹介した。
.

その中でも特に印象に残ったのはふく助さんのベース弾き語りによる「圭子の夢は夜ひらく」。
ほぼ全編をベースだけで歌う。(ギターは最後にちょっとからむだけというアレンジ)
この歌を準備し始めた当初、ご本人はいろいろと悩んでいた様子だった。それはベースアレンジだったり、歌い方だったり。
本番では気負うことなく淡々と歌い、寄り添うようにベースを弾いていた。
説得力ある弾き語りになり、お客様の反応も上々だった。
2023_11_19-de-2023_20231121123801
.

そしてもう1曲。「いいんでないかい」。
民謡歌手・佐々木基晴さんの歌う函館ソングだ。
佐々木基晴さんは大正15年、函館生まれ。
いまなおバリバリ歌ってらっしゃるという伝説的な大御所。
この歌をちゃんと歌いきるのが今回の僕の目標でもあった。
民謡的な歌唱の雰囲気を残しながら、自分流に歌えればと思っていた。
.
うれしいことにテンポや調子のいいこの歌に皆さん大盛り上がり。
僕もそれに押されて絶好調で歌いきることができた。
.
.

終盤の数曲はいつものようにらんぶりんまっくさんがフラットマンドリンとワイゼンボーンで歌に花を添えてくれた。
どれも今回初めての歌ばっかりだが、いいあんばいでからんでくれた。

2023_11_19-de-2023_20231121123802
.
.

最後に反省点を。
調子にのってしゃべりすぎた。そのことで時間が大幅に伸びてしまった。
いつもはおしゃべりはけっこう自制している。
今回はテーマがテーマだけについ歯止めがきかなくなってしまった。
場合によっては用意した歌をやめるなどの勇気を持つことも大切。
あらためて反省!
.

でも大入り満員のお客様や出演した皆さんと一緒にいい時間を作ることができたのがなにより。
.






| | | コメント (0)

2023.08.30

「ふきのとう」 「おーるどたいむ de ライブ 夏の陣」を終えて

【ふきのとう】
.
おーるどたいむ de ライブ 夏の陣の第2部はフォーク・デュオ「ふきのとう」を特集した。
シリーズ「北海道の生んだ歌い手たち」の第5弾だ。
ふきのとうには熱烈なファンがいたが、その知名度はさほど高いとは言えないかもしれない。
ふきのとうの歌を知っているというお客様はあまりいなかった。
(熱烈なファンだった方はおひとりいたが)
.
第1部は「誰もが知っている歌の数々」をお客様参加型の、さながら歌声音楽会のようなステージだった。
一転して第2部では「誰も知らない歌の数々」をじっくり聞いていただくステージになった。
「白い冬」「風来坊」などスマッシュ・ヒットした歌はあえてやらなかった。
「知られざる名曲」を演じ、紹介するステージにしたかった。
.
選んだ歌は次の通り。
  1.水色の木漏れ日
  2.春雷
  3.雨はやさしいオルゴール
  4.やさしさとして想い出として
  5.五色のテープ
  6.夜
  7.想い出通り雨
  8.それぞれの幸せ灯る頃
.
ふきのとうがデビューしたころ僕は高校生だった。
札幌と雨竜町出身の二人が織り成すハーモニーは美しかった。
クラスメイトにも追っかけをするほど熱烈なファンがいた。
.
僕はといえば、ふきのとうを軟弱な「軟派系フォーク」としてちょっと小ばかにしていた。
それというのも当時の僕は反戦歌やプロテストソングといった社会派フォークに心酔していたためだった。
そんな自分を「硬派系フォーク」と自認していた。
(「〇〇系フォーク」といういい方は「三派系全学連」という学生運動の呼称をもじっていた)
.
50年の歳月を経てあらためてふきのとうに挑戦してみて心打たれた。
.
  なんて繊細なんだろう
.
ふきのとうの歌の世界は青春期の若者の揺れ動く情感を映し出していた。
恋に胸をこがし、恋に破れ、傷心した心を引きずるあの頃の自分を思い出させてくれる。
(バンカラ、弊衣破帽を自認する「硬派系」男子だった僕は、人様にはそんな姿をおくびにも出さなかったけど)
.
若者の繊細な情感を歌いたかった。
特にそういう歌を選んでいったら初期のころのアルバムからの選曲が多くなった。
触れれば壊れそうな若者の情感を、70歳を前にしたオッサン(ジジイ?)にはたして歌えるのかという不安もあった。
.
そこでそれぞれの歌の世界から一歩引いたところから眺めるという立ち位置で歌うことにした。
そのためには自分の存在を極力なくす必要があった。
情緒過多に陥らぬよう、淡々と演じようと思った。
演者の情緒を排することで歌の世界の情景が逆に浮き彫りになればいいという挑戦だ。
.
今回もふく助さんがベースを弾いてくれた。
これがとてもいい効果を発揮してくれた。
歌の輪郭をベースが出してくれるので、僕はシンプルなストロークを弾けばよかった。
その上に乗って淡々と歌うことができた。
ギター一本で歌う場合、情感を表現するために経過音や装飾音を挟み、ピッキングにも強弱をつける。
時にはブレイクを挟んだり、曲中にテンポを変化させることも常套手段。
今回やるふきのとうではそういうものは不要で、むしろ邪魔になると感じていた。
だからベースには大いに助けられた。
歌い手としての感情をコントロールすることができたように思う。
.
最後の歌「それぞれの幸せ灯る頃」にはらんぶりんまっくさんにもマンドリンで参加してもらった。
.
実はこの歌はステージの中で大きな位置を占めていた。
そこまではひとつひとつの歌物語を紡いできた。
50年前の若者の心をちょっと横から眺めるように歌ってきた。
しかしこの歌だけはちょっと歌の中に入り込んで、感情を強めに投影して歌った。
.
  自分を見つけるところから始まる
  ほんとうの旅があるような気がする
  手探りしながら歩いてる僕を
  君は待っててくれるだろうか
.
過去と現在、そして未来をつなぐうたという位置づけだった。
らんぶりんまっくさんのマンドリンには華がある。
過去を振り返るウェットさと明日につなげる希望への思いが同居ているように感じた。
.
またステージ進行上も大切な1曲だった。
1部では歌声音楽会的なヒューマン・ジュークボックスにお客様は気持ちを開放してくれた。
2部のふきのとうではそれぞれの歌の世界に聞き耳を立てるようにじっくり聴いていただけた。
エンディングテーマの「街」、そして勝手にアンコールの「さよならが云えない」につないでいけるのは「それぞれの幸せ灯る頃」しかなかった。
ライブの終わりは明日に向かってしっとりと、そしてにぎやかに〆たい。
カントリータッチのこの歌はその意味でもぴったりだった。
.
お客様と一緒にしっとりと歌う「街」ではいつものことながら玲子ママのハンマーダルシマーがいい情感を演出してくれた。
出演者全員で奏でるにぎやかなブルーグラスタッチの「さよならが云えない」。
やはりブルーグラス・フィドラーの椋野マスターが引っ張ってくれる。
らんぶりんまっくさんのマンドリンもソリッドなソロで突っ込んでくる。
ムチャぶりでふく助さんにベースソロを弾いてもらったがこれもよかった。
.
一緒に演奏してくれた皆さん、ありがとうございます。
.
場を盛り立ててくれていただけました。
そして時にじっくり耳をそばだて、時に一緒に歌い、チャチャを入れ、おしゃべりに加わってくださったお客様ひとりひとりに深く感謝いたします。
2023_08_27-de
.
2023_08_27-de-2
.
2023_08_27-de-3
次回「秋の陣」は11月19日(日)15:00からの予定です。
「秋の陣」では山形県長井市で長年オカリナ奏者として活躍してこられた金子俊郎さんと、数年ぶりの共演が果たせそうです。

| | | コメント (0)

ヒューマン・ジュークボックス 「おーるどたいむ de ライブ 夏の陣」を終えて


【ヒューマン・ジュークボックス】
2023_08_27-de-4

「おーるどたいむ de ライブ 夏の陣」の1部はいつもとちょっと切り口を変えてみた。
従来は3か月間の近況報告的なことを季節の歌に乗せて歌うというスタイルだった。
今回は近況報告はなしにして、「夏の日の少年」というテーマで少年だった頃何気なく口ずさんでいたヤツを次から次へと歌い継いでいった。
.
僕が小学生から中学生だった頃ラジオやテレビから流れていた歌謡曲ばかりだ。いわゆる流行歌と呼ばれるものだ。

その頃僕は「歌謡曲少年」で何も考えず口ずさんだり、蛮声を張り上げていた。
高校生になり自意識なるものが芽生え、理屈っぽくなり、音楽にもこだわりだした。
洋楽やフォークソングに惹かれ、歌謡曲を一段下に見てちょっと小馬鹿にし始めていた。
今回歌ったのは鼻持ちならない高校生になる前の、小僧だった頃邪気なく歌っていたものばかりだ。
.

ここ数年(特に「コロナの時代」以降)ご老人たちと歌う機会が増え、昔の流行歌を歌うことがずいぶん増えた。
歌の意味や状況、背景を深堀りしながら歌ううちに流行歌の持つ魅力を再認識するようになった。
.

歌がまだお茶の間にあったころだ。
じいちゃんもばあちゃんも、父さんも母さんも、そして子供たちも同じ歌を聞いていたころだ。
しちめんどくさい理屈などこれっぽっちもない。
いい歌かどうか、琴線に響くかどうかだけしかなかなかった。
.

夏の歌だけに絞っても軽く数十曲を超えてしまった。
その中から選りすぐりやっとこさ15曲に絞った。

自分のフィルターを通しながらも、できるだけ元歌の雰囲気を残すことが目標。
自分の色や存在をできるだけ消し、歌それ自体の持つ力とお客様ひとりひとりの「遠い日の記憶」に頼るかたちになった。
.

演者の僕はまるでジュークボックスのよう。

ただジュークボックスだけでは味もそっけもない。
そこでお客様も自由に口ずさんだり楽器で参加してもらえるようにした。
聴く楽しみ、口ずさむ(歌う)楽しみ、奏でる楽しみを自由に満喫してもらいたかった。

皆さんのはじけんばかりの笑顔、楽し気なチャチャや軽口。
おそらく充分に楽しんでいただけたのではないかと思う。
.

次々流れていく歌はさながらジュークボックスであり、そこに人の参画が加わって作り上げられていく空間。
.

  こりゃぁ「ヒューマン・ジュークボックス」だな

.
そんなことを思いつつ、あっという間に1部は終わってしまった。

こんなやり方のライブがあってもいいかな。
(早くも「秋の陣」ではしっとり系の歌をやってほしいとリクエストを頂戴してしまった)

| | | コメント (0)

2023.08.14

【お知らせ】おーるどたいむ de ライブ 夏の陣 2023

De-2023_20230814141101
8月27日(日)15:00より
Live cafe おーるどタイムにて開催させていただきます。
.
年4回、季節ごとのライブ。
四半期ごとの近況報告であったり、テーマを設けてのステージを展開してきました。
.
「夏の陣 2023」は温故知新が全編通してのテーマ。
.
その中で1部を「夏の日の少年」と題してお届けします。
少年時代に好きだった歌は数々あれど、夏の歌を中心に歌いたいと思います。
少年時代といっても幅が広い。
法律上は6歳~20歳と解釈されることが多いそうですが、感覚的には小学生~せいぜい中学生くらいまでかなぁ。
高校生くらいになると色気づいてきて、自意識は過剰気味に。
音楽もこだわりをもって聴いたり、歌ったりという風になってきます。
.
1部ではそうなる以前のなんのこだわりもなく、無邪気に聞き・歌った歌の数々をやりたいと思います。
多分そういう歌たちってのは自分の音楽体験の根っこのところでベースになっているんだという気がします。
.
そして2部ではフォークソングにこだわりはじめた高校生の頃、そのバックグランドに流れていた、フォークデュオ・ふきのとうに挑戦したいと思います。
.
プロテストフォークにこだわっていた高校時代、実はふきのとうにはあまり惹かれてはいませんでした。
「硬派系プロテストフォーク」に対して「軟派系フォークソング」なんていいながら、自分は組みしないという立場をとっていたのです。
でも同級生の中にはふきのとうの追っかけをやっている友人もいて、背景では知らずのうちに流れていたふきのとう。
.
あらためてちゃんと聴き直してみると、青春時代のピュアな感覚をみごとに表わしていて、新鮮に感じられました。
シリーズ「北海道の産んだ歌い手たち」の第5弾でもあるふきのとうのピュアな世界を、70歳を前にしたジジイがどう表現できるのかという挑戦でもあります。
.
なおこのコーナーでは前回に引き続き、数曲をふく助さんにベースで参加していただく予定です。
皆さまのお越しをお待ち申し上げます。

| | | コメント (0)

2023.06.05

おーるどたいむ de ライブ 春の陣 2023

季節ごとに年4回やっている「おーるどたいむ de ライブ」。

その「春の陣」を終えることができた。

いつもはソロでやっているステージ。

今回は1部の近況報告コーナーではその半分をらんぶりんまっくさんにお手伝いしていただいた。

そして第2部の特集コーナーは「安全地帯」をテーマにアコースティック・ベースのふく助さんとのツーマンで展開した。

.

人と合わせて演奏することは僕にとってはとても難しいことだ。

いつもはその場の雰囲気に合わせて歌いまわしやアレンジを自由に変えていく。

人と合わせる時はそうもいかないので基本形をきっちり作りあげる必要がある。

自由度が少なくなる分、ステージ自体が硬直化する可能性をはらんでくる。

でも反面で協力して作り上げていくステージはソロでは味わえない楽しさがある。

今回の「春の陣」ではその楽しさを十二分に満喫させてもらった。

.

1部、ここ数ヶ月の近況報告コーナーでは4月の北海道(函館)帰省をテーマにした。

両親の命日に合わせて毎年この時期、函館に帰っている。

今年は自分にとってはエポックメイキングな出来事が多かった。

・初めて経験する突然のJアラートに飛び起きたこと
  (北朝鮮からの弾道ミサイル着弾への警戒アラート)

・中国からの猛烈な黄砂
  (あれほど黄色くかすむ空を見たのは初めてだった)

・墓参りを終え帰ってきたその日に届いた本家の従兄弟の訃報
  (函館へとんぼ返りした)

そんなことを話題に歌におしゃべりにつなげていった。

ちなみに使用したギターはHEADWAYの函館桜ギター。
函館でとれた桜の木から作られたギターだ。

・熱き心に
  (作曲:大滝詠一 作詞:阿久悠)
・ギターを持った渡り鳥
  (作曲:狛林正一 作詞:西沢爽)
・元町(MOTOMACHI)
  (作曲:小松崎健 作詞:Martin古池)

  【ここまでソロ、以降らんぶりまっくさん加わる】

・僕の星まで
  (作詞・作曲:古池エンタ)
・母のお墓 (When You Kneel At Mother's Grave)
  (作曲:Bill Clifton 作詞:高石ともや)
・日暮の想い出 (When It's Lamp Lightin' Time in the Valley )
  (作詞・作曲:J. Lyons, S. C. Hart and The Vagabonds  日本語詞:らんぶりんまっく)
・テネシー・ムーン (Tenneseee Moon)
  (作曲:ハンク佐々木 日本語詞:不明)
・故郷に帰りたい (Take Me Home Country Roads)
  (作曲:Jhon Denver 作詞:Martin古池)

2023_06_04de-7
らんぶりんまっくさんとは過去何度も一緒に演奏しているのでおたがいに相手の出方を分かり合っている。
今回は「母のお墓」を初めて合わせた。(他の歌はこれまで何度も一緒にやってきた)
1回の直前音合わせでみごとに合わせこんでくれたのはさすが!
.
.
前回の「冬の陣」で「安全地帯」の歌をリクエストされていた。
どうせやるなら、「シリーズ・北海道の産んだ歌い手たち」の一環として2部で全面的に展開することにした。
同時に盟友・ふく助さんに最近入手したアコースティック・ベース(Warwick Rock Bass Alien)で参加してもらうことに。
ふくよかなベース音で歌の骨格を作ってもらい、それに乗っかって歌うことを目論んだもの。
そこで考えたのはギターの音数をいつもよりグッと減らして、歌うことに力点を置くこと。
玉置浩二のボーカルは歌に集中しなければ消化できないと思った。
少ない音の残響と余韻の中で歌が浮かび上がっていくというイメージ。
そんなアプローチなので余韻の深いガットギター(フラメンコ仕様)を使うことにした。
ステージのイメージは北海道とそこで過ごした青春時代への郷愁を軸にした。
オープニングの「出逢い」とラストソングの「メロディ」はそういう内容の歌。
間を人生の様々なシーンをイメージさせる歌でちりばめようと思った。
・出逢い
・ワインレッドの心
・恋の予感
・カリント工場の煙突の上に
・Friend
・悲しみにさよなら
・夢のつづき
・夏の終わりのハーモニー
・メロディ
曲数が多いので2部は必要最低限のトークに抑えることにした。
(例によって1部で結構おしゃべりをしてしまったことだし)
それと、トークであまり色づけをせずに歌自体の持っているイメージを聴く側に想起してほしいと思ったことも理由のひとつ。
実際、歌い終えてみると結構しゃべってしまったようだが・・・
(意識してしゃべっているわけではないが、ついしゃべらさるのが僕の悪いクセ)
ともあれコーナー「安全地帯」をきっちり歌い込むという当初のもくろみは果たせたんじゃないかと感じている。
ふく助さんのベース音の余韻がいい仕事をしてくれ、助けられた。
2023_06_04de-9
.
エンディングは怜子ママのハンマーダルシマー、らんぶりんまっくさんのマンドリンも加わっていつものように「街」で〆める。
常連のお客さまだけではなく、初めての方、久しぶりの方も一緒に歌ってくれる。
とても気持ちのいいエンディンになった。
今回「街」は普段以上に大切に位置づけていた。
1部、2部ともに故郷・北海道への郷愁が横たわった今回の「春の陣」。
だからこそ今暮らしている、これまで暮らしてきたこの街を故郷と同じように大切にしたいという願いからだ。
2023_06_04de-10
.
恒例の「勝手にアンコール」はおーるどタイム・オールスターメンバーで「さよならが云えない」
椋野マスターのフィドルを中心に、藤田さんのウッドベース、らんぶりんまっくさんのマンドリンとハーモニー、ふく助さんのパーカッションでにぎやかに最後を飾ることができた。
2023_06_04de-4
.
.
満員のお客さまでお店は埋め尽くされた。
ありがたいことだ。
うれしいのはおーるどタイムの常連さんや古くからの友人たちはもとより、僕が普段やっている様々な音楽活動の場で知り合った方々がたくさんお見えになったことだ。
それぞれの場所での音楽活動がそこだけで終わらず、「おーるどたいむ de ライブ」につながっていくというのはとてもありがたく、うれしいものだ。
.
次回、夏の陣は8月か9月の始めにやりたい。
向こう3ヶ月、この夏をどう過ごし、それが同歌に反映していくのか。楽しみだ。
「シリーズ・北海道の産んだ歌い手たち」の第5弾は「ふきのとう」をやろうかなと思っている。
.
.
写真はお客さまが撮影したものを頂戴した。

| | | コメント (0)

2023.02.21

「おーるどたいむ de ライブ 冬の陣」をふりかえる

熱気あふれる、にぎやかなライブになりました。
.
まず楽器の豊富さ。
これまでやってきたライブの中でも最多勝もんでした。
僕自身は通常の6弦ギター(HEADWAY百瀬恭夫モデル)と12弦ギター(HEADWAY)、さらにウクレレ(Tiki Tiki)をとっかえひっかえの演奏になりました。
これに加えてさらにもう1本の6弦ギター。マンドリン、バンジョー、ベース、ハンマーダルシマー、ワイゼンボーン、フィドル。
2時間強のライブの随所随所を様々な楽器が彩ってくれました。
.
そしてお客さま。
おーるどタイムの常連さんを始め、各処でご縁を結んできた方々が集まってくださり、所狭しと陣取ってくれました。
中には名古屋から来てくださった大野さんや、小田原からバイクを走らせて来てくれたシンちゃんなど遠方からの方々も。
うれしいやら恐縮するやらでした。
.
コロナ以降、歌声音楽会がメインの音楽活動になっています。
「ライブ」と銘打った定例の演奏会は「おーるどたいむ de ライブ」だけになっています。
3ヶ月ぶりの「わがままライブ」をたくさんの演者、たくさんのお客さん、そしてたくさんの楽器たちに彩ってもらえました。
うれしいことこの上なし。
.
.
1部はソロステージ。
何十年もの間、この季節になるたびに演ってきた冬の歌を取り上げました。
いわば手慣れた歌の数々です。
.
とはいえ今回はひとつの狙いをもって臨みました。
若い時分に歌っていた歌を、古稀を迎えた今ならどう歌うのかということを確かめたかったのです。
.
準備の段階で大昔に録音したライブ音源を聴き直してみました。
若い時分の演奏を聴くのはなかなかつらい作業でした。
時にあまりのひどさに赤面し、押し入れに頭を突っ込んで大声で叫びたくなるような衝動にかられることも😅
それでもそれぞれの年代ごとにやはり歌へのアプローチや表現方法の違いを確かめることができたのは良かったのかなと思います。
(演奏も歌も総じて粗く、勢いにまかせて演っていた感があります。でも若かった分声につやがあり、今の時分ではもう出せない。加えて歌の世界にどっぷりはまりながら歌っているので、時に独りよがりになっていて、それがとても恥ずかしい😅
.
今回そういったことを受けて心がけたことがふたつあります。
.
①ギターの音数を減らす。
そうすることで歌のバックグランドに余韻として残したかった。
聞こえぬ音を感じてもらいたいという想いです。
つまり歌を活かすための伴奏に徹したかった。
.
②自分自身の存在をなくすこと。
自分は歌の主人公には決してならない。歌から一歩身を引くことによって、自分というフィルターを通して歌の世界を表現する。いわば「語り部」的なアプローチにしたかった。
(ちなみに今回は「衣装」を全身黒づくめにしました。「黒子」であることを自分に意識させるという意図がありました)
.
このような意図や試みが上手くいったかどうかは、今のところまだ判断できません。
これからの演奏の中で少しずつじんわりと体現されていくものかもしれません。
80才くらいになり、「傘寿ライブ」の折りにあらためて今回のステージをふりかえり判断が確定するのかもしれません。(気の長い話しだ!)
.
.
2部は土屋一宏さん、高橋康夫さんと3人でトリオ・ロス・コッキーズとしてのステージ。
3人とも昭和29年生まれ。数え70の古稀トリオです。
土屋さん、高橋さんはナターシャセブンのコピーバンド「キャンドル」のメンバー。
キャンドルは結成49年の筋金入りのバンドです。
僕も高石友也さんの影響で歌い始めて50余年。
3人でナターシャセブンの選りすぐりを演奏しました。
.
2部は一転して、3人での演奏を楽しみつくすことに集中しました。
長年ソロ活動をしてきた自分としてはバンド演奏が楽しみでしょうがない。
いつもは頭の中だけで鳴っている音が実際の出音として鳴っている。これは感動ものでした。
二人の奏でる音を聴き、同時に自分の音を出す。
音と心を合わせて奏でることの楽しさを満喫させてもらいました。
.
エンディングの「街」~「さよならが云えない」では怜子ママのハンマーダルシマー、椋野マスターのフィドル、らんぶりんまっくさんのワイゼンボーンやマンドリンも加わります。
おーるどタイム・オールスターズでにぎやかにライブを終えることができました。
.
.
追記
.
1部の最終コーナーは「秋の陣」以降の近況報告。
①15年ぶりに出版社・世界文化社とご縁が再びつながり、絵本の歌をいくつか作曲。
その中から「おひなさまのいえ」を披露しました。
作詞は絵本作家・ねぎしれいこ先生。
シンプルな歌詞のくりかえしに、シンプルなメロディをつけました。伴奏もシンプルにウクレレで。
.
②埼玉県公認のご当地ヒーロー「埼玉戦士 さいたぁマン」をやっている次男に依頼されて作った「みんなのヒーローズ」の初披露もしました。
「さいたぁマン」を15年近く続けるうちに15年前の幼児たちが成長しご当地ヒーローとコラボレーションをするようになっています。いわば「ご当地ヒーローの第二世代」。
子供たちがいつかなりたいと願うヒーローとはなんぞやという内容の歌です。
オリジナルの録音はグラム・ロック風のアップテンポですが、今回はミディアムテンポのカントリーフォーク調にアレンジしました。
.
③イトコの古池エンタが亡くなって数日後に7年目を迎えます。
中学生の頃弾き語りの面白さを教えてくれたエンタ。彼の書いた「僕の星まで」が1部のラストソング。
今回もらんぶりんまっくさんにギターサポートをお願いしました。
僕は星灯りを意識して12弦ギターで。
.
.
例のごとく長文になってしまいましたが、この振り返り作業を終えてやっと僕のライブが終了します。
次回は5月頃に「春の陣」を予定しています。
特集は次回も北海道シリーズで「僕の好きな安全地帯」の予定。
(ライブの中でついそう宣言してしまったのです)
明日から「春の陣」に向けてまた少しずつ準備を始めていきます。
.
.
(写真はすべていろんな方から頂戴したものです)
2023_02_19-de-2023-6
2023_02_19-de-2023-7
2023_02_19-de-2023-8
2023_02_19-de-2023-3
2023_02_19-de-2023-11
2023_02_19-de-2023-10

| | | コメント (0)

2023.02.10

【お知らせ】おーるどたいむ de ライブ 冬の陣 2023

2023_02_19-de-2023
季節ごとの開催している「おーるどたいむ de ライブ 冬の陣 2023」です。
今回、第2部はゲストプレイヤーに土屋一宏さんと高橋康夫さんをお招きして、「トリオ・ロス・コッキーズ」と称して臨みます。
3人とも昭和29年生まれ、数え七十の古稀三人組。
.
土屋さんと高橋さんは「キャンドル」というナターシャ・セブンのコピーバンドで長年演奏をしてきました。
そこで今回のお題は3人で奏でるナターシャの世界。
.
.
第1部はいつものように季節の歌を縦糸に、近況報告的なステージを。
今回は毎年この季節になると必ず歌ってきた冬の歌から厳選してお届けします。
個人的には若かった頃の歌い方と、ジジイになった今の歌い方と何か変化はあるかどうかというところに興味ありあり。
はたして進化したのか、はたまた劣化したのか。
若い頃の心境と今の心境を比べ、得てきたものと失ってしまったもを確かめたいという思いもあります。
.
同時に昨秋から立て続けに作った「絵本の歌」や、次男に依頼されて作ったご当地ヒーローのテーマソングなど新曲も披露したいなと思っています。
.
  時 間  2月19日(日)15:00~17:00頃
  場 所  Live cafe おーるどタイム
        https://oldtimemk.exblog.jp/
        東武スカイツリーライン 北越谷駅 東口
        徒歩10分(越谷郵便局向かい)
  出 演  Martin古池・土屋一宏・高配康夫
  木戸銭  ¥1000(別途オーダーをお願いいたします

| | | コメント (0)

2022.04.18

「おーるどタイム de ライブ 春の陣2022 道産子編」を終えて

ありまじろうさんをお迎えしての「おーるどタイム de ライブ 道産子編」をやっと開催することができた。

最初に企画したのは2年前のことだ。

「コロナの世」となり何度か中止・延期をくりかえし、念願をやっと叶えることができた。

.

ありまさんも僕も共に北海道産。つまり道産子だ。

それぞれの出身地や歩いてきた道のりは違うけれど、幼少期から思春期・青春期を北海道の空気の中で育まれてきたことでは同じだ。

「それぞれの北海道、それぞれの今」を感じてもらえるライブにしたかった。

サポートにはらんぶりんまっくさんをお招きした。

まっくさんのお母上も北海道出身なので、文字通りの「道産子編」だ。

.

2022_04_17-de-2022-3  

1部はありまじろうコーナー。

ありまさんの奏でる歌の世界は独特だ。

現代詩のような「シュール」な世界をシンプルなメロディにのせ、訥々と弾き語る。

時々クスッとしたり、時々ドキッとしたり。

気がつくと飾り気のない「ありまワールド」に引きこまれており、そこから抜け出せない自分がいることに気がつく。

サポートギター(マンドリンも)のらんぶりんまっくさんも秀逸だった。

「ありまワールド」の雰囲気をこわさぬよう饒舌さを避け、絶妙に引き立ていく演奏だった。

2022_04_17-de-2022-5

僕は「風景 ー Hours After」と「元町ファンタジー」などでからませてもらった。

ありまさんと知り合ったのは3年前のラッキー・フェス(札幌)。

その後断片的に演奏を聴かせてもらっていたが、60分の長尺で聴いたのは初めて。

すっかり「ありま菌」をうえつけられ、増殖していきそうな気配だ。

.

.

2部はMartin古池コーナー。

寡黙なありまさんとはうってかわっておしゃべり満載のステージとなった。

始める前の予定ではおしゃべりは要所要所におさえ、歌数を多く入れようと思っているんだが・・・

お客さまから突っ込みが入るとついつい反応してしまう。(この突っ込みがまた多いんだ!)

道草を食っちゃしゃべり軌道修正してやっと歌い、そしてまた道草を・・・

道草だらけの井戸端ライブ。

忘れていたことも含め、お客さまからはいろいろ引き出していただいた。

歌ったのは(しゃべったのは)次の通り。

*さくら:ミツダイの名曲

*人生の扉:玲子ママのハンマーダルシマーと一緒に。

*港が見える丘

*元町(MOTOMACHI)

*僕の星まで:with らんぶりんまっく

*日暮れの想い出:with らんぶりんまっく

*夢:with らんぶりんまっく

*サハリンの火は消えず

*故郷に帰りたい(Take Me Home Country Roads):with らんぶりんまっく

*風景:with ありまじろう・らんぶりんまっく

*街:エンディングソング。全員で

*さよならが云えない:勝手にアンコール。全員で(マスターのフィドルフューチャーして)

.

2年ごしでやっと実現した「道産子編」。

ありまさんやまっくさんには心から感謝。

いつもあたたかく背中を押してくれるおーるどタイムのマスターやママに大感謝。

そしてなにより足を運んでくださったお客さま方にも大感謝。
お客さま突っ込みやおしゃべりがなければ、キャッチボールがなければ僕のライブは成立しない。
そのことを今回もまた強く感じさせていただきました。

.

次回「夏の陣」は8月に開催したいと思います。

2022_04_17-de-2022-33
2022_04_17-de-2022-13
2022_04_17-de-2022-17
2022_04_17-de-2022-37
2022_04_17-de-2022-20

| | | コメント (0)

2022.04.16

【あらためてお知らせ】 おーるどタイム de ライブ 春の陣

2022_04_17-de-2022_20220416215301
明日17日(日)は「おーるどタイム de ライブ 春の陣」。
ありまじろうさんをお招きし「道産子編」としてお届けします。
.
ありまじろうさんも僕も共に北海道をルーツにしています。
それぞれを育んでくれた北海道に思いを寄せ、
それぞれの北海道、そしてそれぞれの今を歌にのせてお届けできればいいなと思います。
.
.
  *17日(日)15:00頃開演
  *Live cafe おーるどタイム
    東武スカイツリーライン
    北越谷駅 東口
    徒歩10分
    バス:③乗り場(大沢4丁目経由) 大沢4丁目で下車
     Tel:048-971-1812  
     Mail:oldtimemk@yahoo.co.jp
  *ありまじろう / Martin古池
  *¥1500(別途オーダー願います)

| | | コメント (0)

2022.04.07

【お知らせ】おーるどタイム de ライブ 春の陣 道産子編

2022_04_17-de-2022_20220407102901
4月17日(日)に季節定例の「おーるどタイム de ライブ 春の陣」をさせていただきます。
今回はありまじろうさんをお迎えし、「道産子編」と題してお届けします。
.
ありまさんも僕も共に北海道出身。
二人とも北海道に対する思いは深いものがあります。
それぞれの北海道、それぞれの今を歌やおしゃべりにのせてお届けできればいいなと思います。
.
ちなみにライブ当日は僕の67歳最後の日。
翌18日には30年前の4月、68歳で亡くなった父親の年にならびます。
いわば人生の一里塚。
万感の思いを込めて歌います。
.
.
*****************************
.
   4月17日(日)15:00開演
   Live cafe おーるどタイム
    東武スカイツリーライン
     北越谷駅 東口 徒歩10分
     (越谷郵便局の真ん前)
     バス:③乗り場(大沢4丁目経由)大沢4丁目下車
     Tel:048-971-1812  
     Mail:oldtimemk@yahoo.co.jp
   1部:ありまじろう
   2部:Martin古池
   木戸銭:¥1500(他にオーダー願います)
.
*****************************

| | | コメント (0)

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

OHANA 音楽サロン 我が青春の歌物語 「唄の駅」 『街角ライヴ』 あすなろ山の会 おすすめ記事 おーるどタイム おーるどタイム de ライブ さんすまいるコンサート すみれコンサート へたくそ親父のギター弾き語り ウェブログ・ココログ関連 オカリナ・アンサンブル かざぐるま グルメ・クッキング サッカー スポーツ デスペラード・ライブ トミ藤山 ニュース ハックルベリー・カントリー・ライブ ババ猫ミーちゃんの糖尿生活 パソコン・インターネット モスライブ ライブ ライブ at JUNE ライブ・イン・ぶうけ ライブ・コンサート暦 三貴ライブ 僕を通り過ぎた歌たち 函館 函館帰省日記 2005秋 函館帰省日記 2006春 函館帰省日記 2007春 函館帰省日記 2008冬 函館帰省日記 2010 冬 函館日記 函館日記2014 夏 函館日記 2011秋 函館日記 2012初冬 函館日記 2012夏 函館日記 2014夏 函館日記 2014年冬 函館日記 2015 夏 北海道 北海道 音楽旅日記 2009 印刷 室蘭 寿コンサート 小さな旅 心に引っかかる言葉 文化・芸術 旅行・地域 日記・コラム・つぶやき 旭丘の家コンサート 映画・テレビ 書籍・雑誌 朝市コンサート 札幌日記 2005秋 札幌日記 2008 秋 森の音楽祭 楽龍時 民家ライブハウス・楽龍時 清津峡 無国籍堂ライブ 絵本コンサート 自転車 見沼たんぼ 音楽 音楽雑感 骨折り日記