「へたくそオヤジのギター弾き語り」(へた親)の横浜オフ会
無事、楽しく、充実のうちに終了しました
今年最初のオフ会は横浜・山手から
さらに来週2月11日で「へた親」が産声をあげて3年目を迎えます
そんな意味でメモリアルなオフ会でした
5人でスタートした「へた親」も100人に迫る大所帯に!
メンバーも首都圏だけではなく北海道や愛知県などにまで
結成当初には想定すらできなかったほどの成長
様々な試行錯誤や話し合いを重ね、その成長ぶりに対応してきました
そこには多少の「成長痛」をも伴いました
結成当初の牧歌的な「へた親」らしさを
いかにして維持し、根付かせるか
今回の「横浜オフ会」はいわばそれが試される音楽会でもありました
そして…
幹事・kellyさんのかゆいところに手の届く準備と心配り
進行役・ぺぐさんのまったりしたゆとりある運営
参加された皆さんの暖かく快いご協力
それらがすべてひとつに重なり、
横浜オフ会を楽しく終えることができたと思います
先に述べたテーマもいい方向で達成されたと感じています
新しく参加された方も旧来メンバーの方も、ともに楽しんでいただけたように思います
横浜オフ会がいろんな意味でメモリアルなものになり、うれしく思っています
な、なんか…
PTA会長のご挨拶みたいになっちゃった
ここからはオフ会の模様をレポートします
皆さん全員の演奏風景の写真を撮影しようと思ったんですが…
演奏を聴くのに夢中になり、ほとんど撮り忘れました
ご容赦!!
会場になったのは竹之丸地区センターという公共施設でした
完全防音の工作室にPA装置一式を運び入れ、早速セッティング
今回はフル装備でしかもモニター付き
マイクはボーカル用2本+楽器用1本+ライン用+エレキ用
合計5チャンネル
工作室は1時間でちょっとしたステージに変身
ここ数年アンプ1台にギターとボーカルという簡単なセッティングでやってきました
久しぶりのフルセッティングだったのでバランス調整がイマイチだったかも
とにもかくにも定刻ちょい過ぎに音楽会はスタート
出演順はkellyさんの発案でトランプを引いて公正に決めましたが…
なぜかトップバッターはいつものように「ミツダイ」の二人
先週初ライブを敢行し勢いに乗る二人の演奏はカッコよかった
①まっすぐの道 (『まっすぐな道を』が正しいタイトルとのお叱りをザッキー君から受けました)
②冬の終わり
相変わらずの透明感と若さあふれる演奏は快感すら感じました
「風邪をひいた」というザッキーの‘イイワケ'が今オフ会のキーワードとなりました
ザッキー本人は結構きつかったみたいだけど、このイイワケの一言が「お約束の言葉」となり、座を大いに和ませてくれました
2番手はすめちゃん(すめあごる。)
①キャシーズソング
②ワンモアタイム・ワンモアチャンス
昨年まではS&Gなど洋楽中心のすめちゃんでしたが、最近は邦楽に目覚めたとか
今回は和洋2曲をチョイス
ワンモア~は昨年暮れのデスペオフ会で「すめだい」としてあおだい君とやった歌でした
このところボーカルにも自信がついてきたみたいでしっかり歌いきってくれました
すめちゃん独特の可愛いいブラックジョークもまた健在でした
ペグ&ケリー
①ウォッチ・ザ・リバー・ラン
②ユアソング
ユニットを結成して4ヶ月になるこのお二人
定期的な練習はダテじゃない!見事に成果が出ていました
ケリーさんの透明な声は肩に力が入らずどこまでも心地よく
ぺぐさんの技巧を凝らしながらも決してでしゃばらないギターがからみ
気持ちのいい演奏でした
リコさん
①マスカレード (with たくちゃんギター)
②ダウン・バイ・ザ・リバー (with古池ギター)
セイラさんやkellyさんと一緒にバーバーショップを歌っている方
今回初参加です
普段は無伴奏で声だけで勝負していらっしゃるだけあって魅力的なアルトを聞かせてくださいました
「マスカレード」たくちゃんの軽快なラテン風ギターがリコさんにからみます
「ダウン・バイ・ザ・リバー」はマヘリア・ジャクソンがバックにコーラスを従えて歌う感じで他の人も巻き込んでの演奏になりました
ももっちさん (with古池)
①竹田の子守唄
②イムジン河
前回オーディエンスとして参加してくれましたが、今回はマンドリンの演奏を
マンドリンのリリカルな音が心地よく響きました
普段フラットマンドリンの鋭い攻撃的な音を聴きなれていたので、ボール型(?)の余韻のあるマンドリンの音が素敵でした
実は僕は高校生の頃、当時つきあっていたMちゃんと二人でユニットを組んでいました
Mちゃんのマンドリンに僕のギターという組み合わせで映画音楽なんかを演奏してたんです
ももっちさんの伴奏をしているうちに青春時代の思い出がよぎっていました
(Mちゃんにはその後見事にふられ…わずか数ヶ月のユニットでしたが…)
ちーさん (withたくちゃん)
地元山手にお住まいのちーさん
ハマフォークでお世話になっている方です
僕と同年代で話がかみ合い、親しくさせてもらっています
初参加ということで「借りてきた猫」状態だったのがおかしくて…
歌うはチェリッシュの「白いギター」
やはりフォークソングが身体に染み付いてらっしゃる
ゆったりと聞かせていただきました
やはりハマフォークで一緒にやっているたくちゃんのギターとハーモニーがちーさんの歌の背後でからみついていく
素敵でした
あるあす&せいら
①旅の途中
②赤の静寂
このお二人も昨年秋に結成したユニット
お二人とも音楽的に高いところをめざしているのがうかがえるユニットです
でもそれ以上にコミックバンドの方が似合いそうなやり取りでした
これはあるあすさんのギャグ根性にせいら姫がおっとり返すところが見どころ
おっとり返しながらも、いつの間にかあるあすさんをやり込めているところが最高に笑えます
でも、演奏は凝りに凝ったカッコいい選曲とアレンジでした
難しいところを狙っているだけに、なかなか練習がついてこないという感じのユニットでした
でも今回は完成度も上がり密度の高いユニットに変貌しつつあると感じました
リオさん
①ハウンド・ユア・ヘッド
②マーサ
3日前に「へた親」に入会した方です
トム・ウェィツのナンバーを渋いしゃがれ声で歌ってくれました
演奏からかなりの場数をこなしている方だなって感じました
「風邪をひいてるもんで…普段は天使の声なんですが…」というノリが楽しかった
「へた親」にまたまた強力な個性が加わりました
Martin古池
①月光値千金
②ウェルカム上海
実はちさこちゃんとやるはずだったんですが、直前になってインフルエンザに倒れ…
久しぶりの一緒の演奏を楽しみにしていただけに残念至極
ちさこちゃんにしても今回がカムバックステージだっただけに無念の思いだと思います
ということで、今回の選曲は当初二人でやろうと思っていた路線で
2曲とも僕にとっては新曲です
僕にしてはめずらしいジャグバンド風味にしようと思っていました
結構練習したんですが、残念ながら思い通りのパフォーマンスにはなりませんでした
やはりこの歌がまだ身についていないということでしょう
今後のライブで歌いこんでいこうと思います
さすらいのギタリストさん
①ラブレター
②プカプカ (with たくちゃん+古池)
やはり、見事にさすらい節でした
肩の力が抜けた歌、力の入らないトーク
いつ聴いても魅力あります
やはりそこにさすらいさんの表情が見えるからなんでしょうね
「ラブレター」をさすらいさんが歌うと中年男のやるせない恋を思わせ…
「プカプカ」は僕の決めに歌っているヤツの「だるいバージョン」だそうで…
軽妙な歌い口はやっぱりスケベ、いやステキだった
らむねさん (with あるあす)
①若き日の放浪
②新しいシャツ
なんて透明な声なんだろう
なんて繊細な歌なんだろう
これが印象のすべてです
あるあすさんの繊細なギタータッチと見事にマッチして
(あるあすさんのスペック、やはり高いですね。あらためて再認識)
この世界ははまる!
本当に素敵でした
Toshさん
①チャイナタウン
②祈りの歌
この方の演奏には大人を感じます
がんばらずさらっと流しているようで、そこにほのかな足跡が残っていて、それがなんとなく後を引き気になっていく
そんなアダルトな演奏でした
横浜にちなんで選曲された「チャイナタウン」もよかったですが、オリジナルの「祈りの歌」は後ろ髪がひかれます
演奏するときだけかける「近眼鏡」が笑えました
るびいちゃん (with 古池)
①真夜中のドア
②さよならの鐘
2曲とも以前のオフ会でやった歌です
今回も前回同様合わせの練習は一度もやらず、事前の打ち合わせだけで臨みました
昨年後半るびいちゃんはあちこちでライブをこなしており、その成果が表れた歌だったと思います
るびいちゃんは歌にもステージングにも余裕が出てきました
エンディングなどはアイコンタクトでアドリブをかましてくれました
やはり実践でもまれているんだなぁと感じます
いちろう16さん
①傘
②ラブリー?
ハマフォークで親しくしてもらっている方です
実はご自宅が会場のお隣ということです
この人は本当に味がある
歌もギターもたしかな技術があるし
何よりも歌心がすばらしい
いちろうさんの歌聴いてて、泣けてきたのは内緒の話
でも…
どうしても顔と歌のギャップがうまらない…(ゴメン)
ビッケさん
①オリビアを聴きながら
②If We Hold On together
ピアノ弾き語りの方
素直な歌声がピアノ伴奏によくマッチする演奏でした
聴衆を引きこむ演奏はすばらしかった
coloちゃん+みえちゃん (with 古池)
①恋人よ
②駅
ピアノ伴奏のみえちゃんが緊張のあまりうまく弾けなかったというハプニングで急遽ギターでバックアップにまわりました
そんな状態の中をうまくおさめ、みえちゃんをうまくフォローするcoloちゃんはさすがでした
昭和歌謡の女王のような貫禄でした
昭和歌謡のマヘリア・ジャクソンとよんじゃおうかしらと思ったぐらいです
みえちゃんも2曲目は緊張もゆるみやっと本来のパフォーマンスに
PA-LA-LA隊長
①ランプイン
②ノーエンド・サマー
一巡目のラストバッターは「へた親」の管理人、隊長
ピアノが本職の隊長
ピアノ前に座る彼はカッコいい
ギター弾き語りの時とは表情からして違う
そして、やっぱりどこかで必ずギャグをかましてくれ…
本人大真面目、まわり大笑い
やはりこの人は「へた親」の象徴であり、隊長だな
これで、すべてのエントリーは一巡
この後はやりたい者がちのフリータイム
名乗りを上げた順に演奏し、他の人がそれにからんでいきます
「へた親」オフ会の醍醐味はまさにここから始まり!
すめちゃん(恋・月)⇒恋ではなくコインだそうです
たくちゃん (お掃除おばちゃん)
るびいちゃん (ブルース、曲は忘れた)
リオさん (スタンド・バイ・ミー)
いちろう16さん (夏一夜)
バーバーショップ (聖者の行進)
ビッケさん (Saving All My Love For You)
さすらいのギタリストさん (M)
ミツダイ (はじまり)
ももっち (コスモス)
Martin古池 (水鏡・函館物語)
ぺぐ&ケリー (More Than World)
Toshさん (?)
あるあす&せいら (砂上の夢)
…あとは、忘れた!
からめる歌には誰ということなく絡み、打ち合わせなしのぶっつけ本番が延々と続きました
楽しいオフ会でした
今年1年を占う、いい集まりになりました
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