今回の「すみれコンサート」はあらたな試みとして、マンドリンのももっち夫妻をお迎えしました
ももっち夫妻はすめさんとのコラボレーションで2曲ほどマンドリン演奏を披露。
マンドリンの華麗な音色と息のあったアンサンブルを聴かせてくれました。
マンドリンという楽器、華があるなとあらためて感じたしだいです。
メンテナンスを終えたばかりのハモンドオルガンの音色も美しい。
ハモンドの温かみのある音色にクリアな芯が入ったように感じます。
則子さんの演奏も稽古の跡を感じさせる好演でした。
すめさんの弾き語りは力の抜けた演奏で感心することしきり。
歌ったのは「少年期」やももっちさんのマンドリンをフィーチャーした「蘇州夜曲」
加えて岡林信康の初期の「手紙」「もずが枯れ木で」など重いテーマの歌
力むことなく歌いきり、いい感じでした。
僕、Martin古池は「卒業」をテーマに数曲歌いました。
「卒業・脱皮・旅立ち」は2月、3月の限定テーマです。
①サントワマミー(オープニング)
②卒業写真
③青春の歌
④浪漫鉄道
⑤帰りたい
⑥案山子
⑦街(エンディング)
バラエティにとんだ華やかな音楽会になりました。
お客さんも地元の方が4人も(!)いらしてくださいました。
うれしいことに、皆さんリピーター!
「すみれコンサート」が少しずつですが定着し始めているように思い、とてもうれしかったです。
「すみれコンサート」は小さな小さな音楽会です。
地元越谷、蒲生の人に気楽に音楽を聴いてもらいたい。
背伸びの無い身の丈にあった音楽をやりたい。
音楽を肴に井戸端会議のような音楽会にしたい。
敷居の低い音楽会として蒲生の街に根付かせたい。
そんな思いで産声をあげて早3年。
およそ2ヶ月ペースで続けてきました。
でも残念ながら定着への道はなかなか厳しい。
今日はお客さん来てくれるかなぁ…
そんな不安をたえず抱えながら続けています。
幸いお客さんゼロということはありませんでした。
でも紙一重の綱渡りを続けていることに変わりはありません。
そういう中で4人の方が足を運んでくださった。
しかもリピーター。
これは本当にうれしかった!
義理で一度は来てくれます。
でも音楽会の内容が悪ければ、二度目というのはなかなか無いものです。
リピーターの口コミが少しずつ波紋のように広がっていく。
ちょっと立ち寄って、茶飲み話をしながら音楽に耳を傾ける。
暮らしにもっともっと身近なところに音楽がある。
そのひとつの場として「すみれコンサート」が続いていく。
そんな光景を夢見ています。
襟を正して音楽に向かい合うコンサートもひとつの音楽のかたちです。
反面、足を崩しリラックスして聴く。
音楽を肴にした、まるで井戸端会議のようなコンサート
それもまたひとつの音楽の形ではないでしょうか。
いつの日か「すみれ~」がそういうコンサートに成長することを夢見ています。
10年単位の長い、長い目でとらえなきゃいけないと思っています。
同時に、1回ごとのコンサートに全力投球しなきゃいけないとも思います。
日々精進あるのみ!
ですね。
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