森の音楽祭

2013.09.28

9月の音楽日記

今朝の「朝市コンサート」で今月の音楽活動は無事終了しました。

毎年9月はライブ予定がいっぱいで忙しく過ごします。

今年は加えて仕事もかなり忙しく、終わってみるとヘロヘロの自分。ブログの更新もままならぬまま過ぎてしましました。

音楽活動にしぼって9月をふりかえってみようかと思います。

まずは1日の「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」。

このところおなじみさんが定着し、「昭和の香りただよう喫茶店で、昭和なお客さん方に、昭和な演者が、昭和の香りする歌を演ずる」ライブになってきました。

音楽を聴くライブというよりは、歌を肴に同じ時間を過ごすライブという感じ。

まさに自分の好きなスタイルのライブになりつつあります。

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7日は15年目になった「八ヶ岳・森の音楽会」。

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よくぞここまで続いているな。ここまで来たら行けるところまで行っちゃえという感じになっています。

16年前、小屋の関係者だけでひっそり始まった「森の音楽会」。やがて地元の音楽家たちの協力も得て、素人集団としては限界いっぱいまで盛大な音楽祭になっていきました。そして再び原点回帰をめざしました。こじんまりと、でも濃厚な時間を過ごせる音楽会として定着してきました。

出演者にも恵まれ、「お客さん」もまだまだ元気。(最高齢はすでに80歳を超えているのです)また来年も、そして出きれば再来年も・・・。

「山の養老小屋ライブ」になれる日が楽しみです。

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9日は地元越谷に戻り、蒲生寿町老人会で「寿コンサート」。

P9096454れももう5年くらい続けさせてもらっています。

今はお休みしていますが「すみれコンサート」の延長上にあり、元気なじいちゃん・ばあちゃんといい時間を過ごさせてもらっています。

今回はリクエストをたくさん頂戴したのですが、何曲かはお応えできなくて・・・。来年までの宿題にさせていただきました。

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翌週15日は再び信州、蓼科で「プール平音楽会」に出演しました。

ゼファーさん主催の音楽会で今年が2回目。地元のお客さんが大勢足を運んでくださり真剣な面持ちで聴いてくださる。いい音楽会でした。

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20日は毎月恒例「お好み焼きの三貴ライブ」

Photo_2Ts(ティアーズ)のギターの試運転を兼ねての演奏でした。

お客様が多かった1部はラインにつないで、やや少なくなった2部はアンプラグドで。

フィンガーピッキングやストロークをいろんな歌で試してみました。

これまで使って来たギターとは性格が全然違います。

Martin系の甘い音と違いギブソンっぽい硬く骨太の音色が新鮮。

まだギターの特性をつかむところまではいきませんでした。でも出音の違いに感動することしきり。

「同じ曲を弾いてもこんなに印象が違うんだ」という驚きの連続でした。

お客様はMartin古池評論家・Matsumura君。
ふく助さんは前回はご家族で、今回はおひとりで来てくださいました。

そしてこれまで何度か来てくださった若い娘さんグループ。
満面の笑みで聴いてくださる。うれしいですよね。

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27日は定年退職される大先輩の送別会でした。僕にとっては入社の時から多くを教えていただいた先生でもあります。

ここで数曲のミニライブ。

「贈る言葉」の歌詞を少々いじってお世話になった感謝と万感の思いを込めて歌わせていただきました。

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そして本日、「朝市コンサート」で9月の音楽活動は終了。

前回は所用のためお休みしたので1か月ぶりの朝市でした。

久しぶりに朝から声を出すことになり、思い通りにコントロールするまでちょっと苦労しました。普段なら第一声から喉がパッと開くんですが、なかなか思い通り開かない。
昨夜は送別会、お酒がちょっと残ってたかな?

それでもなんとかいつものペースにもっていくことができ一安心。

新ギターが広い市場の中でどう響くかを試しました。やはりフィンガーピッキングよりもストロークがいいようです。

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あっというまの1か月でした。

来月もレギュラーライブに加えていろいろあります。

毎年のことながら秋は僕にとって音楽の季節のようです。

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2013.09.09

第15回 八ヶ岳・森の音楽(宴)会 

今年もつなげることができた森の音楽会。

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今年もなんとか雨がもちそうだったので山小屋のテラスに簡易の屋根をしつらえた「ステージ」兼客席。

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6人の出演者とオーディエンスを合わせ15人ほど、

そして酒と肴満載のテーブルで狭いテラスはいっぱい。

この雑然とした感じが音楽宴会にぴったり。

ひんやりした秋風が酒で火照った身体に心地いい。

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今回の出演者は総勢6名。15分ほど2回まわし。

トップバッターは地元富士見のノタケさん。今回初出演。

繊細な歌声とやさしい笑顔がマッチして魅力的。初参加で勝手がわからずずいぶん緊張されているようだったが、楽しんでいただけたようだ。(よかった)

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二番手は今年3回目のゼファーさん。川崎から。P9076222_2

アメリカの古い歌に自分流の歌詞をつけて歌う、いわばフォークソングのひとつの王道を歩む人。今回はギターだけではなくバンジョーやオートハープも使っての演奏。フォーク第一世代の影響が強い方でプロテスト系のフォークを中心に歌う。年々控えめのボーカルになっているがむしろそれが言葉を伝えてくれるようだ。

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三番手は信州・飯田の界屋(さかいや)さん。

洒脱なジョークとギターテクニックはあいかわらず聴かせてくれる。そしていい味のボーカル。いいねぇ。

P9076231そして横浜のch@bozさん。

独特の世界観で童謡・唱歌や古い歌謡曲を歌う。この味ははまさにオンリーワン。誰にも真似ることができない。深く甘い声が林の中に静かに流れていく。味わい深い。

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狭山からは「あすなろ山の会」先輩、原田さん。普段仕事場の幼稚園児たちや老人ホームなどで、フォークソングを歌っている。原田さんのイメージはロッククライミングやランニングなんだが、飾り気のないシンプルなギターで甘い歌声を聴かせてくれる。

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そしてMartin古池。今回は1部は昭和の歌謡曲を、2部は長男の結婚式の話を肴に歌わせてもらった。

今回レギュラー出演者のCharleyさんが参加できなかった。長期にわたる闘病生活のためだ。

Charleyから参加者にメッセージを託された。

必ずこの場に帰ってくる、と。

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同じく15年、この音楽会のために焼き鳥を焼き続けてくれた先輩・達ちゃんが急なドクターストップで参加できなかった。いつも音楽会にチャチャを入れ盛り上げてくれた達ちゃんの不在もさみしかった。

長いこと音楽会を続けるということは演者もオーディエンスも同じように年を重ねるということだ。どこかしら体に不具合が出てようというものだ。

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来年はCharleyや達ちゃんの元気な顔を見て言ってあげたい。

お帰りなさい

反面、10年ぶりでやってきてくれた方々もいた。続けてきたからこそまた来てもらえる。000953

長い年月、音楽会を続けていくことは意味あることだ、価値あることだ。

内心そう考えさせられた15年目の森の音楽会。

何回目の音楽会かなんて考えることもないほど細々と、でもしぶとくしぶとく続けていきたい。

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2012.09.03

楽しい時はいつでも過ぎていくもの 「森の音楽会」

八ヶ岳山麓の山小屋で今年も行われた「森の音楽会」。
山小屋のテラスでの夢のような時間はあっという間に過ぎ去り・・・。
淋しいようなもの哀しいような余韻を引きずりながら、峠道を帰路についていました。

楽しいことはどうしてこんなにあっさりと過ぎてしまうんでしょうかね。

「森の音楽会」も回を重ね14回になりました。
回を重ねれば重ねるほど愛着がわいてくる。
一緒に音楽会を作ってきた人たちへの想いも深まっていく。
出演してくれた友たちとの再会にも胸が熱くなり・・・。

かけがえのない音楽会です。


今年の出演者は6人。(敬称略)
信州の絵仕事屋(中山)界屋。
甲州のCharley。
関東のch@boz、ゼファー750、原田、Martin古池。

僕の岩登りの先生、原田さんは2年ぶりでしょうか。
老人ホームなどでじいちゃん、ばあちゃんたちに歌っているとか。
数年前に進呈したシーガル・ギターはいい音を響かせていました。

界屋さんはあいかわらずのギターテクニックと抑えた歌はカッコいいの一語。
でも彼の本領は聴衆をそこはかとなくつかむところ。
あの間合いこそ界屋さんのオリジナリティ。

ch@bozさんも何ぴともまねできない世界をお持ちで。
童謡・唱歌や歌謡曲をシンプルに歌ってるだけなのに(失礼!)
しみるんです、これが!

今回一番驚いたのはゼファーさんの上達ぶり。
去年はギターかき鳴らして、やかましく歌ってたのに。
特訓をずいぶんしたんでしょうな。

そして大病患い、病み上がりのCharleyさん (いまだ保護観察中?)
今年はダメかと思ってました。
力の抜けた気持ちいい歌を聴きながら泣けてきました。


それぞれに会えない時間の流れを感じさせる好ステージでした。


山小屋に聴きに集まってくれた人は「あすなろ山の会」長老たちをはじめ10人ほどでしょうか。

歌を肴に酒を酌み交わし、おしゃべりに花を咲かせながら進んでいく「森の音楽会」の雰囲気。
たまらなく好きです。
歌や演奏を「聴くぞ!」と構えないところが実にいい。
歌やトークはカンペキなる酒の肴です。
こっちはこっちで肩ひじ張らずにゆるりとやれる。

音楽会の主人公はけっして演奏者だけじゃないってことを毎回実感します。
オーディエンスもしっかり自己主張してくる。
ヨッパライのたわごとのような茶々もまた楽し。
茶々の中にも的確なところを突いてくる骨太なところもあり、これまた楽し。


ステージは20分ずつ、2回り。
それぞれの個性がきわだってました。


夕方5時ごろから、9時ごろまでの4時間があっという間でした。
多分、演奏者の一方通行のステージじゃないからこそなんだろうと思います。
演奏も楽しんで、ステージでのやり取りを楽しんで、おまけに酒まで楽しんで・・・。

聴く側の勝利ですね。
我々演奏者は彼らの手の上で踊らせてもらったというか、引き出してもらったというか。

この音楽会、あと何年続けられるんだろう。
 
  「次の世代にバトンタッチをそろそろ」

長老たちの口癖です。
(7~8年前からこのセリフを聴いてるような気がするんだけど・・・)
ただ「その日」はいずれ確実に訪れるわけで。

演る側も、聴く側も年に一度の楽しみで遠く八ヶ岳に集まる。
このほのぼのとした音楽会、「夢のような時間」を1年でも長く続けていきたいもんです。


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2012.08.24

第14回 八ヶ岳・森の音楽会 2012

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今年もやってきます、9月の第1土曜日が。
毎年恒例の「八ヶ岳 森の音楽会」
早いもんでもう14回。
恒例が重なり、常連さんもみんなすっかり高齢に。

   「あと何年続けられるのかな」

なんて毎年思いながらやってますが、今年もしぶとく開催いたします。

場所は八ヶ岳連峰山麓、長野県富士見高原(原村)にある小さな小さな山小屋です。
「あすなろ山の会」のメンバー手作りの通称「あすなろ資料館」

時は9月1日(土)の夕方5時ごろからゆるりと始まります。
晴れてれば「野外ステージ」
雨ならば山小屋の中。
(そういえば去年は台風の真っただ中でやりました)
出演者やお客さんが少なかったらテラスで飲みながらになるかも。

行ってみなけりゃわからない。
始まらなけりゃわからない。
そんなゆる~い音楽会です。

そうそう出演者は集まってくれるかな。
いまんとこ分かってるのは次の通り。

関東からはch@bozさんとMartin古池。
信州からは絵仕事 界屋さん。
甲州の常連Charleyさんは体調どうかなぁ。

飛び入り出演も大歓迎です。
ご興味ある方はぜひ!

ちなみに山小屋での宿泊も可能です。
ちょっと行けばペンションもある(らしい)
雨が降らなきゃステージやテラスがテントサイトにもなります。

過去の森の音楽祭~森の音楽会の記録記事


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2010.09.08

八ヶ岳 「小さな山小屋音楽会」 森の中の上質な時間・空間をめざして

ホームと思えるライブが僕にはいくつかある

この八ヶ岳の森の中でくりひろげられる音楽会もそのひとつだ

ここで歌う時、僕はすべてのしがらみから開放され自由になれる

その時歌いたい歌を心のままに演ずることができる

語りたいことを心のおもむくままに語ることができる

何をどうやってもここでは許される

お客さんの中核は「あすなろ山の会」の長老たち

70歳をとうに過ぎた長老たちは僕の演奏をしわくちゃの表情で聴いてくれる

それだけではない

思いもかけぬところで、思いもかけぬチャチャを入れてくる

1曲ごとにやりとりがあり、そのやりとりに触発されて次の歌が決まることも多い

時にはひとつの歌をきっかけに討論会のようにすらなる
(元60年安保の闘志や元官僚、元大学教授など一家言ある多彩なメンバーがそろっているのだ)

時に暴走することもある

しかし僕の投げるボールにいちいち食らいついてくれる「最高のお客さん」たち

彼らに見守られ、いじられながら僕は流れに身をまかす

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先週末、「小さな山小屋音楽会」が開かれた

今回の出演者は3人だった

Martin古池
Charleyさん
時田さん

地元のCharleyさんは昨年に引き続きの出演

1年間の間に数々の場を経験されてきたと見える

歌の説得力が昨年を凌駕している!

特に2部で歌った一連の長渕のカバーは胸にズシッと来るものがあった

なんといってもChaleyさんは本当に楽しそうに、顔をくしゃくしゃにして歌う

この表情が僕は大好きだ

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初参加の時田さんはChaleyさんの音楽仲間

僕と同じ年だ

ご自身の歩んでこられた道のりを語りながら、とつとつと歌う時田さんに僕は惹きつけられた

  いい歌い手にまためぐりあえた

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僕は今年もシナリオなしで臨んだ

歌い進むにつれ客席とのおしゃべりもはずみ、なんとなく次の歌を決めていった

こういういきあたりばったりが楽しい

テーマだのモチーフだのしちめんどうくさいことは一切考えなかった

譜面をざっくりとテーブルの上に置き、あとは客席から引き出されるままに歌うことができた

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日のまだ高い午後3時に始まった「小さな山小屋音楽会」が終わったのは8時過ぎだった

昨年に引き続き、今年もしっとりとしたいい音楽会になったと思う

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今回音楽会の名前を変えたのにはワケがある

12回(13年)続いてきた「森の音楽祭」のスタイルを昨年から変えたのだ

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13年前、第1回目の時は山小屋はまだ建っていなかった

森の斜面の木を数本伐採し、そこにコンパネを敷いてステージにした

出演者は3組だった

オカリナ・アンサンブル かざぐるま
地元のフォルクローレバンド ピミエンタ
Martin古池

お客さんは「あすなろ山の会」のメンバーを中心に十数人だった

質素だが暖かい音楽会だった

しかし、この地を開墾して「自分たちの手で山小屋を建てる」という夢に燃えていた

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以来毎年9月の最初の土曜日に音楽会を開いてきた

山小屋建設の進捗状況を1年ごとに確かめてきた

音楽祭も年々参加者が増え盛大なものになっていった

ビミエンタの山本棟梁が地元のミュージシャンたちにも声をかけ出演者が増えた

僕も関東の音楽仲間たちとともに八ヶ岳に向かった

いつからかPA装置を導入し、大音量で十数組の出演者が熱演をくりひろげた

お客さんは地元の住人や小屋の利用者などにまで広がっていった

「あすなろ山の会」のメンバーはホスト役に徹した

事前の準備
当日の進行
豚汁を作り、
炭火で焼き鳥を焼く

やることはいくらでもあった

営利目的を一切排除し、ボランティア的に音楽祭を企画、実行する

若い世代の協力も得て運営されるようになり、「森の音楽祭」は年毎に肥大化していった

おそらく素人の集団が企画・運営しうる極限にまで、音楽祭は成長したと思われる

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第10回 森の音楽祭はその意味で最高の盛り上がりのうちに幕を閉じた

しかし、反面で音楽祭のあり方に疑問も持ち上がってきた

今のやり方は当初の目的から外れてはいないか?
森の中で上質な時間に身をまかすこじんまりとした音楽会にしたかったんじゃないのか
今の音楽祭は商業的色彩の強い音楽イベントやライブの模倣になってはいないか
音楽祭を支えている「あすなろ」のメンバーも高齢になり、支えきれなくなってきた

「森の音楽祭」は1年中断され、仕切り直しの冷却期間とされた

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昨年、「森の音楽祭」は「森の音楽会」として再開された

心がけたことは、「森の中の上質な時間・空間」を大切にする

演奏者とオーディエンスが相互通行できる形にする

巷で言われる「ライブ」の形にはこだわらない

参加者全員が等しく楽しめるものにする
(誰かがホスト役になるということではなく、参加者全員で作っていく)

こじんまりとした音楽会は、楽しくもしっとりとしたいい時間になった

小屋作りを目指した第1回目の雰囲気を出来上がった小屋のテラスで再現することができた

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今年、12回目となる「森の音楽祭」は「小さな山小屋音楽会」に名前を変えた

山小屋作りの一環として始まった音楽会なんだから、この名前こそが本来の姿を表していると思う

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音楽会としての発展っていったい何なのか?

この2年いつも問いかけてきた課題である

最初の10回は定着させ、さらに大きくなることが目標だった

素人集団が最大限の挑戦をさせてもらったと思う
当時出演してくれたミュージシャンの皆さん、
集まってくれたお客さんには心から感謝したい

でも身の丈を超えてしまった

等身大の音楽会、始まった時のような不慣れでもピュアだった音楽会に立ち返りたい

小さくても深さを増していく音楽会として続けていきたい

それこそがこれからの発展の形だと思う

森の中の小さな山小屋で上質な時間と空間を作り出していく

それは演奏者と聴衆とで作り上げていく「井戸端ライブ」のようなものだと思う。

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あと何年、この音楽会が続けられるかはわからない

でも続けられる限り、最後の最後まで続ける覚悟をかため、音楽会に終止符を打った

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【参考】 

  ★森の音楽祭の過去の記事 (「街角の歌芸人」より)

【Charleyさんのブログから関連記事】

  ★Martin古池

  ★山男たちの描いた絵

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2009.09.07

あすなろ 森の音楽会

僕と吉田政美君が二郎小屋に到着したのは昼下がりだった

八ヶ岳の山麓には秋の陽射しが柔らかくさしていた

僕たちを迎えに小屋の中から懐かしい顔が次々出てくる
あすなろ山の会のメンバーたちだ

テラスに腰を下ろし、朝焼いたという山盛りのシシャモで乾杯

ゆったり時間が流れる

ほどなく、甲府のチャーリーさんが到着
チャーリーさんはブログ「街角の歌芸人」を読んでくださり、参加の運びとなった
僕と同年代のギター弾き語リストだ
若いころはバンド活動をやられていたそうだが、いつでもどこでも演奏できる良さを目指し弾き語りに方向転換されたそうだ
チャーリーさんのワゴン車には楽器はもちろんだが
鍋釜、寝袋といった生活用具一式を積み込んでいらっしゃる!
このワゴン車1台でどこにでも出かけれ、どこでも演奏できる

まさに、僕の理想とするスタイルを実践されている方だ

遠慮なさるのをなかば強引に出演をお願いした

夕方になり、もう一人の出演者・原田さん夫妻が到着
原田さんは僕の岩登りの先生
同時に山遊びの同志でもある
それぞれの子供たちが同じような年なので、その昔はお互い一緒に子連れ山旅をやった
ここ数年原田さんもギターの弾き語りをやっている

出演者がそろったところで、「あすなろ森の音楽会」の幕が切って落とされた

オーディエンスは山の会のメンバーを中心に十数名
彼らは一昨年までやっていた「森の音楽祭」10年間を影で支えてくれていた人たちだ
初めてちゃんとしたオーディエンスとして演奏を聴くことになる
今までは焼き鳥を焼きながら、豚汁を作りながら片耳で聞いていてくれたのだ

今回のステージは小屋のテラスの一角
思い思いに腰を下ろし、酒を飲みつつ談笑しつつ聴いてくれる

テラスの下には去年までの屋根付きの立派なステージ

ステージから一方通行の演奏するのではなく、演じ手と聴き手が渾然一体となりながら進める音楽会が今回の「森の音楽会」のねらい

それには音楽会の規模もコンパクトなものにしなければならない

つまり12年前にめざした原点に立ち返ったことになる

音楽会はMartin古池をメインに、原田さん、チャーリーさんと進められた
再び僕の順番になり、不思議なことに気がついた

歌声もギターの音もよく回るのだ
ノーマイクの音楽会
当然モニターなどあろうはずがない
なのに自分の出した音が微妙なズレで耳に入ってくる
それは微妙であり絶妙であった

まるでサラウンドスピーカーか、天然のリバーブのようだった

おそらく周囲の樹木の反響であり、小屋の木壁の反響のためだろう

天然リバーブは声を張るとわからない
むしろ音を抑えれば抑えるほど効果がある

PAを使用し、スピーカーから大音響を響かせた過去2回の森の音楽祭
僕たちは自然の音響効果のすばらしさに気がつかずにいたことになる

スピーカーから出直線的な大音量は微妙な波動を持つ天然リバーブを打ち消していたのだ

そのことに気がつき、僕はあえて声量を絞った
絞るためにあえてキーを落として歌った
ギターもピックをやめてフィンガーにした

普段の半分以下音量なのに、ちゃんとオーディエンスまで届けられている

なんと、小屋を挟んで20メートル先の道路にまで音は届けられているそうだ

目が洗われる思いだった

往々にして声を届けるため僕たちは大きな声を出そうとする
でも、もしかしたらそれは逆効果なのかもしれない

この点はもっと試してみなければ何ともいえないが、新しい発見に僕は有頂天になっていた

たっぷりと歌った後は吉田政美君にトリをつとめてもらった

政美君は童謡を中心に歌う
素直でストレートな声が森の中に吸い込まれていく
最後を締めくくるステージにふさわしい歌声だった

もちろんアンコールは「千の風にのって」~「夏の終わりのハーモニー」

二人のハーモニーは森の樹木にはねかえり、樹木の間を縫って返ってくる

気持ちのいいことこの上なし

オーディエンスのみなさんも心地よさそうに聴いている

スタンディングオベーションが鳴り止まぬうちに静かに歌は「あすなろの歌」

スタンディングオベーションは合唱に変わっていく

5時間の長丁場だった「森の音楽会」
最後は感動的な雰囲気の中で終えることができた

第11回森の音楽祭であり、第1回森の音楽会でもあった

来年がどういう形になるかはわからない
でも、必ずまたこの場に集まりたい

強く願ったエンディングだった

⇒写真のページ

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2007.08.06

第10回 森の音楽祭 世代交代への橋渡し

Dscn3412 八ヶ岳の山麓の山小屋で

森の音楽祭が開催されました

年を重ねかさねて、なんと今年で10回目

音楽祭を支えてきたメンバーの高齢化も進みました

反面、若い世代も育ってきました

第10回目をきっかけに次回からは若い世代にバトンタッチをしようという位置づけで行われた今回の音楽祭でした

関東勢は

・Martin古池(弾き語り)
・吉田政美(歌)
・たまちゃん(ギター演奏)
・あるあすさん(弾き語り)
・ぺぐさん(弾き語り)・ぺぐジュニア(タンバリン)
・村田けいこさん(和笛)

八ヶ岳からは

・ピミエンタ(フォルクローレ)
けんたろう(パーカッション)
中村さん(弾き語り)
・デンプシーロール(ロックバンド)
・ジミー矢島(ブルース)

続きを読む "第10回 森の音楽祭 世代交代への橋渡し"

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2007.07.02

アナログの音・LP レコード

アナログの音・LP<br />
 レコード

八ヶ岳の大杉二郎小屋にはレコードプレーヤーが3台ある

今使ってるのが壊れてもあと2台あるから…
僕が生きてる間は大丈夫でしょう

そういいながら笑う二郎さん
七十も半ばにさしかかった、ウルトラアナログ人間の言葉には迫力がある

スピーカーから流れるレコードの音はやわらかく暖かい
CDの音はシャープだがどこかとげとげしい

昔真空管ラジオで聞いた薄いベールをかぶせたような音が小屋の中を包み込む

山小屋というシチュエーションもいい
室内はすべて板
高い天井

音がいい感じで回る
ゆったりした時間が山小屋を流れる

こんな時間にはレコードのアナログな音色がよく似合う

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八ヶ岳へ行こう!!!

八ヶ岳へ行こう〓

「森の音楽祭」の打ち合わせのため八ヶ岳に行ってきました

土曜日の夜遅く、会場になる富士見の大杉二郎小屋に到着し、飲みながらザクッとした下打ち合わせ

翌日地元八ヶ岳山麓のミュージシャン、棟梁山本さんとの打ち合わせで詰めることに

森の音楽祭も今回で10回目
この小屋の開墾式のセレモニーとしてスタートしました

10年前の第1回は当然小屋はなく、山の斜面を覆った木を切り倒し、簡単なステージとテントサイトだけの質素なものでした
出演者も
棟梁山本のフォルクローレバンド「ピミエンタ」、
オカリナアンサンブル「かざぐるま」、
そしてマーチン古池だけでした

小屋は大工さんでもある棟梁山本の指導で、すべて山仲間たちによる手作りです

毎年少しずつ小屋が贈改築され、その歩みとともに「森の音楽祭」も盛大になってゆきました

当初はこんなに長く続くとは誰も思っていませんでした

10回目を期に、これまで音楽祭の運営をしてきた長老たちから若い世代にバトンタッチしよう

これが打ち合わせの大きなポイント

ミュージシャンサイドとしてそれをどう具体化するかを棟梁山本話し合いました

打ち合わせは翌日パームスプリングというレストランで行われました
この日ここでジミー矢島さんのライブがあり、それに先だってピミエンタやパーム鈴木とお掃除おじちゃんずのライブがあったためです

みな森の音楽祭の出演者です

打ち合わせの結果

音楽祭の運営はこれまで手伝ってくれていた若者たちに任せる
長老たちはそれを支える

ステージ関係はすべてミュージシャンサイドで
そのとりまとめは棟梁山本とマーチン古池がやる

第10回森の音楽祭はそのバトンタッチの儀式と位置づける

こういった案配で決まりました

ジミー矢島さんの名曲をお借りして
この項の結びとしたいと思います

八ヶ岳へ行こう!!!

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2006.09.05

第9回 森の音楽祭 良質の音楽を堪能!

こんなに幸せな気分でいいんだろうか
八ヶ岳から帰って一日過ぎ、いまだ深い余韻に浸っています…

今年で9回目の森の音楽祭
開幕時間の午後3時に会場の「二郎小屋」に到着

ビスターリ
  ビスターリ!!

あすなろ山の会のメンバーから歓迎の挨拶を受け、僕も

ビスターリ

ビスターリってのはネパールの言葉で
ゆっくりと、のんびりね
そんな意味です。
あすなろのメンバーがヒマラヤトレッキングに行ってから
挨拶がわりに使われるようになりました

音楽祭は予想通り定刻の開演から大幅にずれ込みそう

ま、いいかぁ…
ビスターリ

の…おなじみ「あすなろタイム」

でも!
準備は着々と進められていました。
昨年作られたステージに今年は屋根がふかれ、いつもたたられる雨対策はばっちり!
強力なPA装置も運び込まれ、セッティングの真っ最中でした。

続きを読む "第9回 森の音楽祭 良質の音楽を堪能!"

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