朝市コンサート

2019.01.20

【雑感】 朝市コンサート

6年前、越谷市場での「朝市コンサート」のあり方に迷いがありました。
様々な試行錯誤をくりかえしていた頃の日記です。
市場で歌い始めて8年目の頃。

この日記を境に「市場の風物詩たりたい」という今のやり方に舵を切りました。

あれから6年。
市場の雰囲気も客層も変わりました。
選曲やアレンジもその時々で少しずつ変わって来ました。

それでも「市場の空気のような存在になりたい」「市場の風物詩たりたい」という基本スタンスは変わらず、すっかり定着した感があります。

この先ぶれることなく市場で歌い続けるために、記念碑的なこの日記を再度掲載しました。
ご一読たまわればさいわいです。

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以下、2013年の日記

正月明けの寒い朝。

さすがに今回は人の出が悪い。

毎年正月明けはこんな感じだ。

ただでさえ寒い市場は閑散とし、冷気が足元から上り体全体を覆い尽くす。

気持ちをしっかりもたないと心身ともに萎えてくる。

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今回は年の初めということもありひとつ試みをもって臨んだ。

「市場での選曲をどうするか」

市場には飲食店のおっさんやおばさんに加え、一般客が買い物に来る。

年齢層は高めの60代が多い。かといって若めの人がいないわけでもない。

ざっと見て30代以下1割、40代2割、50代3割、60代以上4割といったところ。

結果はある程度わかってはいることだったが、あえて試してみた。

一番人出が多く、各年代層がまんべんなくいる1部をフォークソング系のポピュラリティーのある歌で固める。

いわば自分と同じ50代をターゲットにした選曲。

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食いつきは・・・やはりあまく良くない。

同年代と思しき人はともかく、上の世代、下の世代ともに関心は薄く無反応に近い。

「フォークソング」は1960年代後半~70年代に思春期・青春期を過ごした者たちの「世代の歌」なのかもしれない。

そんな思いを深くした。

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2部は一転、歌謡曲やGS(グループサウンズ)を中心に組んだ。

1960年代半ばから70年代前半の選曲。

5年ほど前に時代をシフトしたわけだ。

明らかに変わる反応。

同年代以上の人たちが反応を示してくれるようになる。

音楽がお茶の間にあった時代の歌の持つ強さを物語っている。

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音楽がお茶の間にあった時代。
ラジオやテレビを通してじいちゃん、ばあちゃん、父さん、母さん、そして子供たちが同じ歌を聞き、口ずさんでいた時代。

その後「自作自演」=「シンガー・ソング・ライター」がたくさん出没し、歌のオリジナリティが尊重されるようになる。

ポピュラリティからパーソナリティに移り変わり現在にいたっている。

フォークソングはパーソナリティ、オリジナリティ音楽のはしりなのかもしれない。
(オリジナリティは加山雄三や荒木一郎から始まったという人もいる)

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話がわき道にそれてしまった。

中高年を中心に雑多な人が通り抜ける市場でのコンサート。

選曲や「ステージ」のやり方をどうすればよいのか。
どうすればより多くの人に受け入れられ、さらに喜んでもらえるか
これがこの項の目的。

「バランスの良さを保つ」

これが大事なのかもしれない。

50代後半~60代以上の年齢層の体にしみこんでいる歌を中心に組みつつも、要所要所に他の音楽を配していく。

歌謡曲を中心に歌いながら、ところどころにフォークソングやカントリーやシャンソン、さらにはポピュライティこそないがイイ歌を組み込んでいく。
(今まではカントリーソングを3部に集めていた)

「朝市コンサート」の大きな目的に越谷市場の風物詩たりたいということがある。

「風物詩」とはあってあたりまえの空気のようなもの。

である以上、過度の自意識や自己主張はにあわない。

存在をあまり感じさせぬが、確かにそこにあるというのが理想なのかもしれない。

「バランス良い選曲」

これを今年一年、追求し磨きをかけていきたい。

ちなみに時折お客さんに盛り上げてもらえる瞬間がある。
そんな時はあえてバランスを崩し、「攻め」に転じればいい。
自分の色をより強く出してもいいと思う。

でもその時間帯が過ぎた時には速やかにバランスを戻し、「空気」に戻れる。

そんな感じでこの一年できればいいなと思う。

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2018.12.24

2018年歌いおさめ その②「朝市コンサート」

年内最後の「朝市コンサート」。

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早朝の市場はこの季節にしては比較的暖かくおだやかだった。
年の瀬とあってかお客様の数はやや多め。でも以前のにぎわいからは程遠い。
いつも隣りでやっている福引は今日はお休み。
魚屋さんの冷凍マグロを切るチェンソーの音も響いていない。
静かな越谷市場だった。
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昨夜の「お好み焼きの三貴ライブ」の余韻と疲れ、そして寝不足は残ってる。
静かに、静かに歌い始める。
セッティングはコンデンサーマイクを1本立て、ギター音も歌も拾うことにする。
距離は1メートル弱のオフマイク気味。
直接の音を拾うのではなく、ギター音と声がまじりあう空気感のある音を拾う。
スピーカーの向きも音が天井に当たる角度にした。
今日のような静かな日には広い市場にふんわりとまわるイメージの音がいいような気がした。
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市場で歌う時「目は半眼に」ということを意識している。
場内を行きかう人たちに歌う「朝市コンサート」。
絶えず動いている人たちを目で追うことはできない。
だから「市場の空気のようになる」ことが大切なんだと思う。
こけおどしのような歌や、奇をてらう派手なアクションはそぐわない。
それには「目は半眼に」という感じが一番しっくりくる。
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いつもの買い物客の皆さんは歩き回りながら会釈をしてくれる。
歌に合わせて体をゆすりながら通りぬけていく方もいる。
いつもの「朝市コンサート」と変わらぬ光景が展開されていく。
僕にはそれがうれしい。
特別なことはなにも起きない。
市場開放デイのごくごくあたりまえの景色。
それこそが「市場の風物詩」たることのように思える。
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いつものように歌い、いつものように会釈を交わし、いつものように時折いただくリクエストにお応えする。そしていつものように歌い終えるころお客様の姿も見えなくなっている。
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今年も無事に歌い終えることができた。
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そんな安堵感と静かな満足感で2018年の「朝市コンサート」を〆ることができた。

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2018年 歌いおさめ その① 「お好み焼きの三貴ライブ」

金曜日、土曜日、日曜日と3日間連続の年内最終ライブ。

「お好み焼きの三貴ライブ」~「朝市コンサート」~「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」とレギュラーライブで〆ることができほっとしている。
それぞれの特性が100%出る典型的なライブとなった。
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「お好み焼きの三貴ライブ」
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店内超満員。どこかの医療関係の会社の忘年会でほぼ貸切状態だった。
1年のタガが外れる忘年会。おしゃべり、何度も重ねる乾杯、そこかしこで起こる気勢。
喧騒の渦でものすごい圧力だった。
他のグループもその圧力に気おされまいとテンションが上がっている。
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凄絶! 猛烈! 強烈!
    (お店のスタッフ談)
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クリスマスが近いので「ホワイトクリスマス」や「ブルークリスマス」を歌おうと思っていた。
とてもそんな余地はなし。
正しく日本の忘年会がくりひろげられていた。
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通常営業中の宴席でのライブ。その中で演奏の共存をはかっていく。
まさにこれが「お好み焼きの三貴ライブ」の本質的な姿であり、そのエッセンスが今回のライブだった。
お客様の邪魔になるような激しい、大音量での演奏は禁物。
さりとて、喧騒の中に埋もれさせず存在感をキープする。
これが通常営業中の宴会ライブだ。
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完全生音の演奏。
こんな時こそ平常心で歌い続けることを試される。
気持ちの面では「がんばらない」ことが求められる。がんばって力が入り全力投球するとそれはお客様からは拒絶される。拒絶されないまでもおしゃべりのボルテージは上がっていき音量のいたちごっこになる。
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淡々と歌う必要がある。しかしそれは唄の表面をなぞることとは違う。
情感を込め、丁寧に歌い続けなければいずれ喧騒の中に埋没していく。
丁寧に2時間歌い続ける気持ちを維持し続ける強さが試される。
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技術的には出す音がいつも以上に攻撃的にならないようにしなければならない。
ギターのピッキングは柔らかく。(今回ギターは強い音質のギブソンだったのでソフトなタッチを特に心がけた)
声は丸く。身体全体に音を共鳴させるイメージで、発生も喉を締めずに鼻から抜く感じを意識する。
出音は直線的なものではなくゆったりと円を描くイメージ。
お客様に直接届くのではなく、天井や壁に当たりながらふわりと伝わる感じだ。
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こんな感じを基調としながら、アンテナは客席に張り巡らせる。
お客様同士の会話などがアンテナに引っかかったら、そこだけはピンポイントで音と視線を向ける。むろん空振りもあるが、これがお客様との距離を縮めるのにとても有効。
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およそ15年の三貴ライブの経験で会得したこのやり方を年の瀬に、しかもこれまでやってきた中でも飛び切り難しい環境で再確認することができたことに満足している。
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おかげさまでバラエティに富んだ年代層の方々からリアクションを頂戴することができた。
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2018年のいい〆になった。

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2018.04.16

「朝市コンサート」ことはじめ

2005年4月。
初めて越谷市場で歌いました。
今月で14年目に突入。

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毎月2回、なんだかんだと300回近くもこの場で歌ってきた勘定になります。
我ながらよくここまで続けてこれたなと思うことしきり。

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新越谷駅前で「街角ライブ」をやっていた僕に当時の市場の組合長が声をかけてくれたのがきっかけでした。
ためしに1度のつもりが2度になり、2度が3度。気がついたら14年。

市場の組合長自ら声をかけてくれるくらいだから、ちゃんとステージがあってそれなりに音響設備もあって…なんて想像していったのが大間違い。
畳2枚ほどの小さなスペース、ほかにはなにもない。
「はい、ここでやって」と。。。(-_-;)
お膳立てひとつない中にポンと放り込まれたのでした。

当の組合長は忙しい方ですぐに姿をくらまして。。。
まわりのお店からはうさん臭そうな冷たい視線。
まったくの孤立無援。

いやはやこれにはまいりました。
でもむくむくと頭をもたげる反骨精神。
「なにくそっ!」てなもんでアドレナリン沸騰。
(といか半ばやけくそ?)

いざ歌い始めると人も集まり始め、拍手もいただけて。
こうなるとサービス精神全開。
1回こっきりの出血大サービスと思ってるから3時間全力疾走でした。

くたくたになって歌い終えた僕に組合長がひとこと。
「次回はもう少し宣伝してちゃんとやりましょうぜ」

思わず答えてしまいました。
「そうだね。今回で勝手もわかったことだし」

1回のつもりが300回になってしまったうかつな(?)やりとりでした。

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当初は市場にとっても僕にとっても「朝市コンサート」は特別なイベントでした。
でも長い時間をかけ、紆余曲折を経ていつのまにか特別なものから当たり前のものに変わってきました。

毎月第2、第4土曜日の朝。
市場で歌うことは普通の出来事になっています。
市場の人たちだけではなく買い物に来るお客さんにも認知されています。
なにより僕自身がここで歌うことが日常の暮らしの一部になっていることがうれしい。

「市場の風物詩になる」

これが僕の願いです。
そうなるにはまだまだまだまだ時間がかかりそうです。
もしかしたら「見果てぬ夢」でおわるかもしれないけれね。
でも明日は風物詩になろうと夢を見て、修練していくことは張り合いがあり楽しいものです。

また1年、無事に積み上げていきたいと願いつつ、「朝市コンサート」ことはじめを振り返ってみました。

あ、ちなみに「お膳立て」が無い状態は1回目も今も変わることなく続き、それが常態となっているのであります。
でも歌う「場」と「時間」をいただけていることは最高のお膳立てかもしれませんね。

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【第1回目の記録】
http://martinkoike.cocolog-nifty.com/…/20…/04/post_ddde.html

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【朝市コンサート関係記事】
http://martinkoike.cocolog-nifty.com/…/cat7530610/index.html

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2018.02.26

朝市コンサート

2月最後の「朝市コンサート」。
冬の歌は今回が最後かなと思っていたが、
思いのほかあったかい。出入り口から眺める陽射しも春を感じさせる。
こりゃ冬の歌どころじゃない。

今日は先日のAgainライブのおさらいを中心に1部。
エイぼんと同じキーで歌う。エイぼんとは4~5音違いだから、自分の歌いやすいキーから下げて歌うことになる。当然声を張れないから、張らない歌い方になる。張らずともきちんと歌えるかというのがポイントになる。深く静かに、だだっ広い市場で歌えるかだ。

50~60センチ離れたコンデンサーマイクでギターの音もろとも拾ってるから30~40メートル四方には聞こえてはいるはずだ。
でも市場の広さに不安になり、力が入ってしまうものだ。力が入れば強くは歌えても深くは歌えない。(ギターのピッキングも同様だ)
ピアニシモをちゃんと出すのは難しい。

不安になる自分との闘いがおさらいのテーマだった。
多少力が入るところもあったがおおむね良好。
普段はめったにやれぬこういう試み。なかなかおもしろく、勉強になる。

2部は逆に思い切り張って歌う。
高校生の頃慣れ親しんだフォークソングが多くなった。
高石友也(想い出の赤いヤッケ等)、吉田拓郎(青春の詩から)、井上陽水(氷の世界から)。

同じ年の漬け物屋さんが小躍りして喜んでくれた。
気分はすっかり高校生。学校祭での演奏シーンや幼い恋を思い出しながらの2部だった。

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〆の歌は「街」

この街が好きさ 君がいるから
この街が好きさ 君のほほえみあるから

このリフレーン。
いつもよりも自然に、いつもよりやさしい気持ちで歌えたのは我が町・越谷の台所、越谷市場のためだろうか。(実はこの歌、これまで市場では歌ったことがなかったのです)

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2018.02.10

おだやかなり「朝市コンサート」

比較的おだやかで暖かい2月始めの「朝市コンサート」。

今回も松本さんが顔を出してくださる。
市場の客足はいまひとつ。

今回は「1曲勝負」を強く意識して臨んだ。
先日の「楽園たまぴオープンマイク」での反省、「1曲で3分間ドラマ」を表現することの大切さを再認識したためだ。
テーマ、曲調など一切考えず、1曲の独立性を意識した。
だから選曲は歌詞カードをあらかじめトランプのようにテンをきっておいた。カードをめくった時に出てきた歌をじっくりやるという感じだった。

もうひとつ、今日はストローク主体の演奏にした。指がかじかんでフィンガーピッキングが難しかろうと想定したため。(実際は暖かくフィンガーピッキングは問題なかったが)。

選んだギターはギブソン・サザンジャンボ。
単一指向性のコンデンサーマイクで右下からあおるようにボーカルもろとも拾う、最近お気に入りのやり方。ギター音量が大きいのでマイク位置をやや上に持ってきた。

トライしたのはバラード系の歌も分散和音にせず、ストロークで弾くこと。
スローテンポの歌をこれでやるのはけっこう難しい。つい走りぎみになったり、リズムが崩れたりしがちだ。

意識したのはまずはリズム。
4拍子の歌も表裏8拍子の体内リズムを感じながら弾いた。

次に意識したのは単調になるのを防ぐためアタックの強弱。それに伴ってピックを弦に当てる位置を拍ごとに変えるようにした。例えば1,2拍目はブリッジよりの硬い音で弱めに弾くが、3拍目はサウンドホールよりの部分を強く、そして4拍目で再びブリッジよりに。
これをキープするのは難しかったが、メリハリがついていい感じだった。
超スローテンポでしかも転調2回の「恋人たちのペイブメント」をこのやり方で最後までできた時は「やったぜ‼️」と思った。

失敗や反省を基に補正のための試みができたという点で今朝の「朝市コンサート」は大いに満足している。

来週金曜日の「お好み焼きの三貴ライブ」でさらに固めたい。
そして日曜日のスペシャルライブ「2018歌初め」になだれ込みたい。

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2017.05.14

朝市コンサート 13年目のスタートの教訓

2017051313

気がつくと本日で13年目を迎えた「朝市コンサート」。

あっという間だったような、とてつもなく長い道のりだったような。。。

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昨夜から咳が止まらず、体調は今ひとつだった。

演奏中は咳に悩まされることはなかったが、声が鼻の奥にたまり抜けていかない。
無理に声を出そうとするから声がかたくなりぶつぎれになってしまう。

意識が声に行っているからギターの音もなんとなく耳に入ってこない。
知らずのうちに力が入り、ピッキングが雑な感じになってしまう。

普段なら歌もギターも自分の中から波動のように外に広がって出ていくイメージ。
ところが今朝は自分の中に音がとどまったまま、外に向かっていかない感が強い。

はた目には問題なく聞こえているとは思う。少なくとも演奏は破たんしていないと思う。

でも自分の中では「うまくいかない感」が渦まいている。

それはライブ・音楽会成功の成否は僕の場合「場の空気に同化できたか否か」が大きな要素になっているからだと思う。

ギターや歌全体としての音とそれにのせる自分の「気分」がうまく外に出せていない。
自分の中にとどまっているという感じ。
なんとかしようとつい力み空回りをしてしまう自家撞着。

こんな状態で「場の空気に同化する」など問題外。
つまりそれは敗北を意味する。
おのれをコントロールできなかった自分に対する敗北。

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長めの休憩をとり2部では多少修正できた。

でも全体としては「?」な本日の「朝市コンサート」だった。

.救ってくれたのは友人・松本さんの登場だった。

早めに終了し、撤収作業をしているところに彼はやってきた。

せっかく遠路足を運んでくれたのだ。急きょ2曲追加して歌う。

「万里の河」と「サンフランシスコ・ベイ・ブルース」をアップテンポで。

気持ちがノッた。

それまでのもやもや感は消え、爽快に歌い飛ばすことができた。

おかげで感じていた「敗北感」から脱出することができた。

「終わりよければ・・・」だ。

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うまくいかなかった理由はなにか?

多分その時の状態を正しく把握できなかったことだろう。

不調なのは明らか。なのに普段通りのアプローチに終始してしまった。

不調に気づいたらその段階で気持ちも演奏のアプローチも切り替えるべきだった。

「その時にできる最大限をやる」

いいかえると「その時できないことはやらない」ということだ。

この切り替えができていれば、選曲もアレンジや演奏のアプローチも変わってきただろう。

たとえ演奏の質は普段には及ばなかったとしても、自分の中では整理され納得できている。

だから音も気分も外に向かって発信できるはずだ。

そうなって初めて「場との同化」につながる。

.

松本さんが来てくれてから歌った2曲。

これは外に向かっていた。

ターゲットが不特定多数ではなく、松本さんただひとりに絞られたから。

.

市場での演奏、それは不特定多数が常態だ。

ターゲットを絞れない市場での演奏の難しさ。

通常の状態ならなんなく対応できる。
そうじゃない時でもその時々の自分を把握し、切り替えていく柔軟性の大切さ。

13年目を迎え、なお生まれいずるあらたなる課題。

いい教訓を得ることができた。

そんな13回目の一里塚が本日の「朝市コンサート」だった。

【関連記事】

→ 一昨年、10年目の記録。朝市コンサートが始まったころの経緯なども含めて

→ カテゴリ : 「朝市コンサート」

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2017.01.28

「朝市コンサート」

今日の「朝市コンサート」は先週やった「おーるどたいむ de ライブ」のおさらいをした。

おーるどたいむでは「自分を通り抜けた歌たち 冬の歌編」と題して歌った。

同じ歌を違う環境で歌うわけで、環境に合わせてアレンジも歌い方も変える試みだ。

おーるどたいむでは店内で十数人のお客様に歌った。マイク不要の完全ナマ音ライブ。

きばることなく素直に体から出てくる声。それに合わせたギターピッキング。

ところが広大な市場の雑踏中ではそうはいかない。

ここではマイクの力を借り、ギターもラインを利用する。(コンデンサーマイク1本でやることも多いが)

想定している範囲は半径30メートル程度。

そこにミニスピーカーから出る音が届けば充分。

半径10~15メートルあたりでナマ音とスピーカーの音がバランスよく届くぐらいのセッティングをしている。

マイクワークが大事だと思える。

市場の広さや騒音を意識しすぎて力みがちになるところだが、あえて抑えて歌うようにした。

ギターアレンジも抑えぎみ。

ポイントはささやくような声をちゃんとマイクが拾い「魅力的」な音になること。

ところがこれが意外と難しい。

口先で歌ってもマイクはちゃんと拾ってくれる。

でもそれでは気の抜けた音になってしまう。

腹の底の音を圧縮し密度の高い音を絞りだすという感じにしなければ「芯の通った音」にはならない。

「芯のある圧縮されたピアニシモ」をちゃんと出すことを意識し、それに合わせたギターアレンジをその場で探りながら歌う。マイクにはある程度接近した状態で歌う。

声を張る部分ではマイクから半歩離れて歌う。

そんなことをためしながら2時間を歌い終えた。

けっこうくたくたになったがいい経験になった。

僕は普段からナマ音ライブを基本として奏っている。

マイクを使うのは「朝市コンサート」と「お好み焼きの三貴ライブ」だけ。

いずれも音楽ライブをやるには適さない、特殊な環境での演奏だ。

だからこそセッティングも含めたマイクワークに磨きをかけなければならない。

あらためてそう感じた今日の「朝市コンサート」だった。

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2016.12.30

今年の〆「朝市コンサート」

2016年、〆の「朝市コンサート」。
いい感じでおさめることができた。

年末にもかかわらず人の出が多いとは言えなかった。
その分落ち着いた選曲を中心にじっくり歌うことができた。

...

ありがたかったのは、足を止め聴いてくださるお客様が途切れなかったこと。
人数こそ少ないのだが、たえず誰かしら聴いてくださる。
おなじみさんはもちろんだけど、年末の買い出しに初めて市場に足を運んだという感じの方も多い。

ひとりでもお客さんがいると中断するわけにいかない。
1部は90分ぶっ通しで歌う。
.
.

今年の「朝市コンサート」はギブソン・ギターの出番が多かった。(J35、J16)
だだっ広い市場の中ではマーチン・ギターよりもギブソンの芯のある硬めの音がマッチするようだ。
奏法もフィンガーピッキングよりもフラットピッキングを多用することが多かった。
シンプルなストロークと変則的なカーター・ファミリーピッキングの組わせが市場ではベストマッチのように思える。
.
.

2部は「おーるどたいむ」の友人、藤田さんのリクエストで「青い瞳のステラ 1962年夏」からスタートした。
少しブルースフィーリングを強め、徐々にR&Bっぽくしていくアレンジ。テンポはやや抑えめから始め徐々に上げていく。やがて8ビートの「テネシーワルツ」になだれ込んでいき、最後はぐっとテンポを落としワルツに。

このアレンジにしたのは2部はカントリーソングを中心に〆ようと思っていたから。

ありがたいことに松本さんも顔を出してくれた。
加えて年配のおじさんがじっくり腰を据えて聴いてくれる。
さらに若い夫婦がもの珍しそうな顔で最後までつきあってくれた。
アップテンポの歌やヨーデルも入れたかったのでトミ藤山さんのカバー曲が多くなった。

「Lonly Together」
最近Eのフォームでちょこっとブルースフィーリングを感じるようなアレンジを試している。(以前はGでやっていた)
EからFに転調し日本語詩になるところからリズムパターンを少し変えて変化をつけている。

「Good Morning Sunshine」
2ビートでリズミカルにちょっとはねるリズムパターンを意識する。
早朝ではあったがヨーデルもいい感じで歌えた。(声が裏に返るところは朝だとなかなか出しづらい)
リズムに乗って歌えたかな。

2016年最後の1曲は「Take Me Home Country Road」
今年は故郷・函館に帰ることが多かった。
年齢を重ねるごとに「故郷に帰りたい」という気持ちが強くなる。
そんな気持ちを込めスローテンポで歌い始め、アップテンポに転じて歌いぬけた。
.
.

コンサートを終え、松本さんと市場のラーメン屋さんへ。
鳥出汁のラーメンスープが温かくやさしい。
1年間無事勤め上げることができた安心感か、疲れがどっと出た。
それは気持ちのいい疲労感だった。

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2016.12.25

2016年の〆 「朝市コンサート」

2016年、〆の「朝市コンサート」。
いい感じでおさめることができた。

年末にもかかわらず人の出が多いとは言えなかった。
その分落ち着いた選曲を中心にじっくり歌うことができた。

20161224

...

ありがたかったのは、足を止め聴いてくださるお客様が途切れなかったこと。
人数こそ少ないのだが、たえず誰かしら聴いてくださる。
おなじみさんはもちろんだけど、年末の買い出しに初めて市場に足を運んだという感じの方も多い。

ひとりでもお客さんがいると中断するわけにいかない。
1部は90分ぶっ通しで歌う。

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20161224_2

今年の「朝市コンサート」はギブソン・ギターの出番が多かった。(J35、J16)
だだっ広い市場の中ではマーチン・ギターよりもギブソンの芯のある硬めの音がマッチするようだ。
奏法もフィンガーピッキングよりもフラットピッキングを多用することが多かった。
シンプルなストロークと変則的なカーター・ファミリーピッキングの組わせが市場ではベストマッチのように思える。

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2部は「おーるどたいむ」の友人、藤田さんのリクエストで「青い瞳のステラ 1962年夏」からスタートした。
少しブルースフィーリングを強め、徐々にR&Bっぽくしていくアレンジ。テンポはやや抑えめから始め徐々に上げていく。やがて8ビートの「テネシーワルツ」になだれ込んでいき、最後はぐっとテンポを落としワルツに。

このアレンジにしたのは2部はカントリーソングを中心に〆ようと思っていたから。

ありがたいことに松本さんも顔を出してくれた。
加えて年配のおじさんがじっくり腰を据えて聴いてくれる。
さらに若い夫婦がもの珍しそうな顔で最後までつきあってくれた。
アップテンポの歌やヨーデルも入れたかったのでトミ藤山さんのカバー曲が多くなった。

「Lonly Together」
最近Eのフォームでちょこっとブルースフィーリングを感じるようなアレンジを試している。(以前はGでやっていた)
EからFに転調し日本語詩になるところからリズムパターンを少し変えて変化をつけている。

「Good Morning Sunshine」
2ビートでリズミカルにちょっとはねるリズムパターンを意識する。
早朝ではあったがヨーデルもいい感じで歌えた。(声が裏に返るところは朝だとなかなか出しづらい)
リズムに乗って歌えたかな。

2016年最後の1曲は「Take Me Home Country Road」
今年は故郷・函館に帰ることが多かった。
年齢を重ねるごとに「故郷に帰りたい」という気持ちが強くなる。
そんな気持ちを込めスローテンポで歌い始め、アップテンポに転じて歌いぬけた。

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20161224_3

コンサートを終え、松本さんと市場のラーメン屋さんへ。
鳥出汁のラーメンスープが温かくやさしい。
1年間無事勤め上げることができた安心感か、疲れがどっと出た。
それは気持ちのいい疲労感だった。

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