清津峡

2016.10.07

Live in 清津峡の歩み

第1回 Live in 清津峡

第2回 Live in 清津峡

第3回 Live in 清津峡.

第4回 Live in 清津峡.

.第5回 Live in 清津峡.

第6回 Live in 清津峡.

第7回 Live in 清津峡.

  緊急のお知らせ 今年の清津峡ライブは中止させていただきます

  モミの木は倒れた 台風の傷跡生々しい清津峡キャンプ場

第8回 Live in 清津峡.

第9回 Live in 清津峡.

第10回 Live in 清津峡.

第11回 Live in 清津峡.

第12回 Live in 清津峡.

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2016.10.06

第12回 Live in 清津峡 2016

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無事に12回目を終え、ひとまわりした「Live in 清津峡」。
いろんなことのあったこの音楽会。
長かったような、短かったような12年。(土砂崩れで中断があったから13年だ)

特別の感慨があった。...
参加者の歌声を聴きながら、頭をよぎっていたのもの。
それは出演者がたったの2人、お客さんもたった4人で始めた第1回目のライブのこと。

あの頃まだお元気で硬派な歌をバリバリ歌っていた中村先生は今病に伏しているという。

40代後半でイキの良かった僕も気がつけばとうに還暦を過ぎてしまった。
足腰の衰え方はこの先あと何年清津の山道を歩けるか、ちょっと不安を感じている。

とはいえ12年目という節目を迎えられたことは本当にうれしい。

中学生だった若い衆が見事な青年に育ったことがうれしい。
彼らはこれからの「Live in 清津峡」を担ってくれるだろう。

毎回この音楽会を楽しみにし、集まる仲間たちがうれしい。
音楽を愛し、キャンプを楽しむ彼らに支えられてここまで来られたLive in 清津峡。

足腰が立つうちは通い続けなきゃな。
そんな思いを新たにした今回のLive in 清津峡だった。

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前夜祭。

ランプの灯りを頼りに歌う。周りは漆黒の闇。

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毎回歌ってきた定番ソング「旅」(ワンカップ大関の歌)。

  星は夜空に光るものなら
  酒は情けを交わすもの...
  花は野原に咲くものなら
  愛する人には出会うもの
  ワンカップ ワンカップ
  ワンカップ大関

https://www.youtube.com/watch?v=QBIKTqVhNqw&list=PL50CkNDX0G8qTlh9oyFX1aJ-6OG4bc73E&index=4

台風や大雨による土砂崩れで再起不能と思われたキャンプ場。
1年の中断を挟んで再びみんな集まり、清津峡ライブ復活。
以来毎回歌っている「彗星」

https://www.youtube.com/watch?v=yi5o2x8EApo

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年に1度のワンタイム・バンドJACK ROEGUNS。
歌うはお約束ソング「ありのままに」。
今年は社会人1年生・空子ちゃんが特別参加。
おっさん連中の毒気の中に一輪の可憐な花が咲いた。

https://www.youtube.com/watch?v=j8G6SCzGOVI

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2016.05.09

お前らはコミックバンドか! JACK ROUGUNGS!

https://www.youtube.com/watch?v=QKfuTnMzFe8&index=3&list=PL50CkNDX0G8qTlh9oyFX1aJ-6OG4bc73E

PCが不調で1年ほどDVDが焼けなかった。

やっと回復し、撮りためた動画を少しずつ整理しDVDに焼き始めている。

そんな中でお気に入りの1曲は「ありのままに」。(take-z:作、歌)

昨年の「第11回 Live in 清津峡」でそろい踏みしたJACK ROUGUNGSで演ったヤツだ。
楽しかったなぁ。

    コミックバンドか!

と、笑われた。

でもそれはオーディエンスがノセまくってくれたがゆえに、自然に生まれたパフォーマンス。
やろうと思っても、もう同じことはできないだろうなあ。

ライブはジャスト・ワンタイム・オンリーだぜっ。
イエーイ!

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2015.05.05

清津峡 春の陣 2 静かなるひととき

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キャンプ前半、清津峡には静かな時間が流れていた。

時が止まっているかのように感じることがここではしばしばある。

まさにそんな感じだった。

明るいうちからちびりちびり。

ギタをつま弾き、なれしたしんだ歌を口ずさむ。

小さな焚き火をつつきながら友とぼそぼそ語り合う。

とってもすきなひととき。

「優しい時間」とでもいうのだろうか。

何者にも代えがたいひととき。

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キャンプ飯は楽しみのひとつ。

一人旅の時は簡単にさっと済ませるのが常だった。

この10年、仲間たちとともにキャンプをするようになってからはだいぶ凝るようになった。

家族できていた頃のようにいろいろ手をいれ工夫している。

とはいってもしょせん山料理の延長。たいしたものは作らない。

なにしろ清津峡は体に背負えるものしか持ってこられない。

中には大きなザックにギターをくくりつけ、肩からでかいクーラーボックスをぶら下げて来る豪の者もいるけれどね。

僕のやり方はその時居合わせた仲間たちが持ち寄った食材で何ができるか考えて作る。

自分も食材はあれこれ持っていくけれど、友の持ってきたものも遠慮なく使わせてもらっている。

できあがったものをみんなでつつきながら食べるメシがうまいのは、味そのものよりも自然の空気というスパイスが効いているためだろう。

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夜の帳が降り、あたりが闇に包まれる。

空気も冷え込んでくるころ、あちこちで盛大に焚き火が始まる。

闇の中に妖しく揺れる炎は美しい。

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夕飯を終え、のんびりしたあと片手に酒瓶、片手にギターを持ち管理棟の前テーブルにふらふらと遊びに行く。

まるで蝶や蛾が灯りに集まるように、テーブルに揺れるランプの灯りに集まっていく。

飲みながら、歌いながら、しゃべりながら始まる宴。

30年前から変わらぬ光景。

それ以前から管理棟前の宴はお約束だった。

先代管理人・清津の仙人は時々毒舌を吐きながらみんなのおしゃべりを見守っていた。

この宴にギターや歌を持ち込んだのは僕だった。

仙人のクラシックギターを借りて歌ったのが最初だった。

最初はお客さんのおしゃべりの合間に歌うという感じだった。

何年か経ち、歌の集いのように変わりそれが「丑三つライブ」につながっていった。

テーブルを囲むキャンプ客だけではなく、闇の中のテントやバンガローからリクエストの声がかかるようになり、すっかり定着した。

仙人が亡くなり、息子のアキラッチが跡を継いでからも「丑三つライブ」は続いた。

この「丑三つライブ」がやがて「Live in 清津峡」につながり、現在のように音楽キャンプのようになっていく。それについてはまたの機会に。

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キャンプ場の朝はすがすがしい。

ちょっとひんやりした空気。

木々の間を朝の光が差し込む。

僕の好きな時間だ。

今日はにぎやかな仲間たちが集まってくるはずだ。

ドンチャン騒ぎの前のひと時の静寂はいいもんだ。

静かなるひとときに身をまかせたキャンプ前半だった。

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清津峡 2015年 春の陣  変わり果てた景色

第2東名高速の予備工事が始まった。

清津峡キャンプ場への降り口に立ち、あまりの変貌ぶりに息をのむ。

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山の斜面にやぐらが組まれ、その上にそびえ立つ重機。

ゴールデンウィークのため作業はしてはいなかった。

でも普段の道路工事の様子は容易に想像できる。

これから高速本道のトンネルを掘るための予備道路が作られ、5年後には第2東名のトンネルは完成する予定とか。

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降り口からは鉄パイプで仮設階段が組まれ谷に向かってのびている。

かなりの急傾斜で、幅も人一人が通れる程度しかない。

不安定な山の斜面に急設された階段ゆえ、一段降りるたびにきしんだ音をたてながら揺れる。

荷物、ましてギターを持って階段を下りていくことに不安を感じながら数十メートルを降り立った。

見上げる。

あまりの無残な姿に声も出ない。

山の斜面に群生していた木々はすっかり切り刈り取られ、丸裸になっていた。

なにもここまでしなくたって…。

怒りともあきらめともつかぬイヤぁな気持ちになる。

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「緑のタイムトンネル」

僕たちはここをそう呼んでいた。

木々が群生し、鬱蒼と生い茂った山の斜面につけられた踏み跡が谷底のキャンプ場まで続いていた。

踏み跡道はまるでトンネルのようだった。

僕たちは日常のあれこれを背負いながらこの「緑のタイムトンネル」を下った。

うさや憂いや煩わしさをひとつひとつぬぐいさり、脱ぎ捨てながらキャンプ場に降り立った。

ガスも電気も何もない清津峡キャンプ場で数日を過ごす。

ゆったり流れる時間に身をゆだねつつ。

戻り道、再び「緑のタイムトンネル」を喘ぎながら登る。

一歩登るたびに、日常の暮らしへの新たな覚悟を刻みこむ。

「緑のタイムトンネル」は日常と非日常をつなぐ、大切な時間・空間だった。

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「緑のタイムトンネル」は数年前のたびかさなる大雨と台風で一度は失われた。

キャンプ場管理人・アキアラッチの(そして清津峡ファンの切なる願いと応援で)気の遠くなるような復旧作業が続けられ、再び道はつながった。

「緑のタイムトンネル」は失われたが、木々の成長とともにいずれは新たなトンネルは徐々にできていくはずだった。

僕はトンネルが再びかたちづくられるまで、体力、気力を維持しながら清津峡に通い続ける覚悟を固めていた。

第2東名の工事が近いことは知っていたが、工事が終われば「タイムトンネル」は10年先くらいには復活するだろうと願っていた。

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鉄パイプの階段を下り切り、ふりかえり、見上げる。

丸裸にされた斜面とその上にそびえるやぐらとクレーン車。

まるで旧約聖書の中にある「バベルの塔」のように思えてならなかった。

人は己の力を過信・盲信し、神を超えようと巨大な「バベルの塔」の建設を始める。

神は空高く伸びていく塔に雨、風、雷をもってその全てを破壊しつくした。

この話が僕にはとても暗示的に思えてならない。

再び長雨や台風が直撃した時、丸裸にされた山の斜面は持ちこたえることができるのだろうか。

数年前の土砂崩れも破壊的だったが、生い茂る木々のおかげで土砂崩れはキャンプ場の上でかろうじて止まった。

丸裸にされた斜面が崩れた時どんなことになるのか。

杞憂で終わることを祈るばかりだ。

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僕が清津峡に通える残された時間。

それはけっして長くはない。

第2東名の完成は5年後だそうだ。

高速道路は山の中のトンネルを走るそうだが、今建設が始まったトンネル掘りの工事用道路はそのまま放置されるだろう。

樹木が育つのに10年。

「緑のタイムトンネル」が部分的せよ復活するのにさらに10年。

合わせて20年!

その頃僕は80歳を超えている。

はたして生きているかどうかもあやしい。

よしんば生きていたとして山道を昇り降りする体力、筋力、気力が残っているかどうか。

暗澹たる気分になる。

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それでも清津峡キャンプ場は健在。

それが救い。

清津峡キャンプ場はこの30年の僕の足跡の中で欠くことのできぬ大切なもだった。そのことを今ほど強く感じたことはなかった。

60歳を過ぎた今、1回1回の清津峡通いがとてもとても貴重なものに思える。

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2014.10.17

今週末は「第10回 Live in 清津峡」

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台風直撃のため2週間延期されたけれど、今年もなんとか開催できそうです。

そして今回は記念すべき10年目の「Live in 清津峡」

最初は出演者2人、オーデイェンス数人で始まった音楽会でした。

年を重ねるごとにだんだん盛大になりました。

ありがたいことです。

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1回目のライブの様子

この音楽会のいいところがいくつかあります。

まず自然とたわむれながら音楽を楽しむことができること。

生身の体と生の楽器音って案外強力なもんです。

広いキャンプ場のどこにても声や音は届けられるんですから。

次に出演者はプロミュージシャンやベテランも初心者も、子供でも同じステージに立てること。

音楽は上手いとか下手とかということだけではないと感じさせてくれます。

「音を楽しむ」という音楽の原点を感じられることが最大のいいところかもしれません。

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10年目を迎える「Live in 清津峡」を前にしてふと昔を思い出していました。

2004年夏。

「第1回 Live in 清津峡」が開催される前年の夏、僕はこんな文章を書いていました。

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ゆったりした時間を過ごし、夜のとばりがおりるころ
管理棟前のテーブルをステージにしてギターを弾き始める。
たきびの灯りとランプがスポットライトのアコースティックライブだ。
徐々にテーブルのまわりに人が集まり始める。
お客さんはその時来ていた人たち。
(時々鹿やムササビも参加する)
前宣伝は一切なし。
酒を酌み交わしながらのライブ。
構成も選曲もへったくれもない。
なりゆきまかせ、風まかせ。
時に飛び入りがあったり、一緒に歌うということもある。

佳境にはっいてくるとあっちのテント、こっちのバンガローからリクエストが飛び交う。
何しろ暗い。闇に向って歌うようなものだ。
でも闇の中からしっかり反応が返ってくる。

ライブは深夜まで続く。
体力が尽きる頃集まってくれた人も徐々に自分のねぐらへ戻り始め、
たき火の火が消えるようにライブも終わる。

http://martinkoike.cocolog-nifty.com/blog/2004/08/post_7.html
(全文はこちらをクリックしてくださいな)

それまではこんなミニライブを(ミニといっても数時間に及んでいましたが)10年くらいやっていました。

「ウシミツライブ」と称してね。

今では管理棟前に集まって演奏することはごく普通の光景。

この音楽会を続けてきて一番嬉しいことはもしかしたらそういうことかもしれません。

一人で歌うことの満足感と孤独感。

たくさんの人達と時間を分け合って歌うことの欲求不満と連帯感。

どちらがいいかといったら迷わず後者を選びます。

それもいきなりこうなったわけではなく、少しずつ積み上がってきたからこそ価値があるんだろうなと思う次第です。

「一人の百歩より、百人の一歩」というわけです。

みんなで一歩ずつ歩みを重ねてきた10年という時の重さを感じます。

「第10回 Live in 清津峡」を

単に音楽が好きで好きでたまらなかったガキの頃に戻って満喫しようと思います。

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2014.05.06

清津峡キャンプ 2014 春の陣

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昨年10月の「Live in 清津峡」以来、半年ぶりのキャンプ。

寒い冬をやり過ごし、キャンプシーズン到来。

待ちこがれていました。

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この10年、清津峡キャンプ=音楽遊びという色彩がすっかり定着しています。

ここに来れば音楽好きの友が誰かしら待っている。

うれしいものです。

「清津峡キャンプ 2014 春の陣」として今回のキャンプの模様を断片的に残しておこうと思います。

ちなみにここにくるとのんびりしてしまい、写真を撮るのも忘れてしまいます。

いいシーンがたくさんあったけど、まあしょうがない。

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【再会 その壱】

清津の申し子と言われる太郎ちゃん一家。

Dscn8957太郎組の親方は仕事が忙しかったらしく、1年ぶりの再会。

あいかわらずのウルトラ・ハイテンションで周囲を爆笑の渦に巻き込みます。

生まれながらのエンターテイナーの手綱をしっかり握るのり子ママ。

高校生になりすっかり美人さんになったさくら。

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この一家とともに過ごすとき僕はいつも先代管理人・清津の仙人を、そしてオールド清津峡を思い出します。

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【再会 その弐】

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「JACK ROUGUNGS」の盟友 ・ take-z(たけちゃん)とは去年の夏以来の再会。

仕事で福島に移り住み、除染活動に従事しているたけちゃん。

今回も歌よりも酒のんでぐだまくのに忙しい。

元気そうでひと安心。

(上の写真の主役はたけちゃんではなく焼酎。めちゃくちゃ度数が高くめちゃくちゃうまい。お昼ごろにはたけちゃんすっかりできあがっていました)

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【再会 その参】

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行動を共にするわけではなく、酒を酌み交わすわけでもない。

それでも同じ空間、同じ時間を共有するうれしさ。

今年もお元気そう。そういう再会がとてもうれしく、ありがたいものです。

去年、ねばりにねばってタイムアップ寸前にヤマメをつりあげた少年。

1年でひとまわりたくましくなったように感じられます。

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【再会 その四】

これまた1年ぶり、蕎麦屋のムネちゃん。

僕らの知ってるムネちゃんは短髪で、こだわりの蕎麦打ち職人。

その職人がブルースハープで黒いブルースを吹くからたまらない。

カッコいいの一言、それがムネちゃんでした。

そ、それが…髪を伸ばしサングラスをカチューシャのように頭に乗っけて現れたもんだから大変。

太郎ちゃん、たけちゃんにいじり倒され…。

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【出会い その壱】

旧友・柴ちゃんが今回は一緒に来たのは下関から上京していたつるこさんと仕事関係の新太郎君。

つるこさんは下関の「子ども劇場」で活動しているボーカリスト。

新太郎君は繊細な音を聴かせてくれるギター弾き。

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新しい出会いがひとつひとつ積み重なりながら、清津という場でさらに広がっていく。

そうして清津峡に歴史が刻み込まれてきました。

それはこれからも続いていくんでしょうね。

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【出会い その弐】

アメリカのオレゴン州から来たアメリカ人たちと、日本の友人たちのグループ。

気さくで陽気な彼らとも楽しいひとときを過ごせました。

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そのうちの一人ニック君は外国人が日本の歌を歌うというコンテストで優勝した実力者。

流ちょうで丁寧な日本語を操り、魅力的なハイトーンを聴かせてくれました。

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【食 その壱】

2泊3日の滞在のうちその前半はみやこちゃんの手の込んだ料理を堪能させてもらいました。Dscn8890

みやこちゃんはキャンプ飯とは思えない一捻りした料理を楽しませてくれます。

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アンチョビ、おろしたニンニク、生クリームをオリーブオイルで溶いたソースにつけて食べる野菜は美味でした。(ソースの舌をかみそうな名前は思い出せない)

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前日のうちに作り、寝かしておいたカレーを炭火であぶったフランスパンにつけて食べる!

これがまたなんともしゃれていて、しかも美味でした。Dscn8968

そして去年に引き続き定番化しつつある清津たこ焼き。

七輪のおかげでムラなく火がまわりいいあんばいで焼けます。

100個作ったのにあっという間に「カンバイ!」

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【食 その弐】

みやこちゃんやたけちゃん、太郎ちゃん一家が先に上がってしまい、

残されたアラカン親父たちの作るキャンプ飯は…

あまりもの料理。

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力づくのぶち込み料理もまたキャンプならではの楽しみです。

どれもこれも見た目はイマイチだけど、味の方は折り紙つき!Dscn8975

かまどに大鍋。これがぶち込み料理の基本形。

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スパゲティ。

見た目は薄味そうだけど、味付けは負けてませんぜ!

油で表面が焦げるまで焼いたベーコン、トマトソースにコンソメ、ガーリック、コショウ。隠し味にしょうゆとスナック菓子を砕いたもので深ーい味付けになりました。

もちろん即カンバイ。

麺茹でからソース作り、炒めるまで大鍋ひとつでやってしまうところがキャンプ飯の醍醐味(?)

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朝方の冷気で身体の冷え切った朝飯は煮込みうどん。

山形風にサバの水煮缶づめを2缶ぶち込み出汁兼具材。

これにわさびのふりかけ、塩昆布、そしてネギを散らして出来上がり。

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最後の食事は、残った食材をすべて有効活用しました。(ここが腕のみせどころ?)

ハムと厚切りベーコン、そして魚肉ソーセジのコンソメ炒め。

こいつにつまみの残りカッシュナッツ、アーモンドも混ぜてバターで炒めます。

(ほかにもあまりものをいろいろぶち込んだけど忘れた)

そして主食はコンビニおにぎりを炭火であぶり、香ばしくしておいて作った魚卵おじや(おにぎりの中身がいくら、たらこ、シャケ)

海苔の風味が効いた旨いおじやになりました。

B案に焼きおにぎりのお茶漬けというのもあったけど、おじやの方がいろいろぶち込めていいということで…(おにぎりの具をめぐるおやじの争いを避けるためにもおじやがベスト!)

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【還暦のお祝いを】

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先月、還暦を迎えた僕のためにりえちゃんが贈ってくれた久保田。

萬壽、碧壽、紅壽。

涙が出るほどうれしかったです。

山道を、3歳の息子ヤマちゃんの手を引き、重たい酒瓶を担いで来てくれたんだと思うとね。

大切に大切に味わいながらいただきました。

各別の味でした。

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実は先月hiromiさんも還暦を迎えました。

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やがてにぎやかだったキャンプ場も静寂の闇に包まれます。

アラカン・チャボさんと3人で酌み交わしつつ、音楽談義に花を咲かせたのでした。

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 こんなしっとりした時間もまたかけがえのないキャンプのひととき。

酔うほどに歌が飛び出します。

歌うほどに話がからみあい…

それぞれに同じ時代を生きてきた3人が、来し方をかみしめつつ、この先の生き方や夢を語り合う。

「大人の時間」を満喫しました。

例年より冷えこんだ清津峡でしたが、充足感のたっぷり残る印象的なキャンプになりました。

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【アラカルト】

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清津の妖精・もえちゃんも中学2年生。すっかりシャイになり撮らせてくれませんでした。

もえちゃんが成人したら一緒に酒を酌み交わすのがひとつの夢です。

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柴ちゃんとブルースの練習。

「A」のブルースを延々と弾きます。

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ムネちゃんの友達ナカジ。

ギター教室をちょっと。

来週、御茶ノ水でギターをさっそく買うそうです。

ギタリスト向きの長くしなやかな指をしています。

また一人音楽好きが!

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清津Tシャツをデザインしたイイダさん(だったかな)もご家族で来ていました。

奥さんから「ブログを読んでますよ」と言われ恐縮してしまいました。

(右側の黄色いのが清津Tシャツ。ご夫妻の写真、撮り忘れました)

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2013.10.10

9度目の秋  「Live in 清津峡 2013」

これまでになくゆったりした気分で臨んだ「Live in 清津峡」。

台風の影響で直前まで開催が危ぶまれていましたが、中止になってもしょうがないやっていう気持ちがあったのも事実です。

そう思えたのは一昨年台風と大雨でキャンプ場への山道が崩壊し、中止せざるを得なかった。そんな経験からくる思いなのでしょうか。

中止になっても次にまたやればいい
「幻の第8回」で途切れた糸をふたたび結べたじゃないか
やれる時にやればいい
この地、清津でキャンプと音楽にひたる会
続けられるまで続ければそれでいい

→樅の木はたおれた  台風の傷跡生々しい清津峡   (2011年)

→切れた糸を再び結んだ「第8回 Live in 清津峡」の記憶 (2012年)

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心配された雨は降らず、すっきりと晴れわたる秋のキャンプ場。

ステージの上に張りめぐらしたブルーシートの屋根を取り外します。

青空天井が心地よし!

今年はレギュラー参加者が仕事がらみで来られませんでした。

清津の申し子・太郎ちゃん一派
take-z(たけちゃん)とみやこちゃんの「先輩&後輩」コンビ
早稲田大学OB・ホワイト・オークスの多くのメンバーたち
そして清津のキヨシロー・バンド

強烈な個性の常連たちが欠けるのは淋しいもんです。

でもそれをおぎなってあまりある、ほのぼのとしたいい感じの音楽会になりました。

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Hiromi

トップバッターのhiromiさん。
今年はキーボードで弾き語り。早朝に到着しいきなりの出演でした。
hiromiさん独特の雰囲気を充分に楽しませてもらいました。hiromiさんが登場するとみな顔がほころんできます。そういう世界をお持ちの方なんです。
電気のない清津峡。楽器はギターが主流になりますが、電池式キーボードが今回は大活躍でした。

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2番手はトッチーあらため「と土」。
繊細なギターときれいなハイトーンあいかわらず。でも今年はひと味ちがう感じです。歌にうねりが入っているような・・・。コードワークはジャズっぽいんだけど、なんとなくロックテイストも感じさせてくれました。

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今年のぺぐさんはご夫妻で出演。いつものアメリカーナなフィンガーピッキングを封印したペグさんは奥さんの歌に寄りそうような伴奏。ほのぼのとした雰囲気を醸し出します。今年のライブの雰囲気を決定づけた立役者の一人はぺぐさんの奥さんのおかげに間違いなし!

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さすらいのギタリストさん。ガットギターを抱きかかえ、肩の力が抜けきった歌は健在なり!この人が歌うとどことはなしに「スケベ」な香りがただようのはなぜでしょう。大人の男の哀愁を感じるのは僕だけではないでしょう。
さすらいさんの歌を「さわやかスケベ」と命名することにしました!

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見よ!この野生のおたけびを!
るびぃちゃん。こののびやかな顔、いいですね。
普段はブルースを歌うるびぃちゃん。ここでは中島みゆきさんの歌をカバーしてくれました。

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もうひとつ、のびやかな笑顔を。
3年ぶりに登場のしんちゃん。初出演の奥さんひいちゃん。
新婚アツアツデュエット。ひいちゃんの登場も新風を吹き込んでくれました。

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KYT3。ワンダー3?空気読めない3人組?
うんにゃ、3人の頭文字だそうです。
スタイルの違うギターの3人がからむとなかなか面白い演奏になりました。1曲だけの、この時だけのコラボレーション。

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早稲田大学・ホワイトオークスOB。今年も見せてくれました。笑わせてくれました。Live in 清津峡のすそ野が広がったのはまちがいなくホワイトオークスのおかげ。毎年何組も出演するこのチームですが、今年は1組。でも充二分に満喫させてくれました。踊りとうなり声(?)のコラボレーション。スカートの裾がひらひら舞う姿がかわいく、そばで唸る声との対照がなんともいえませんでした。

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LAZY & LOVERS。(しばちゃん、じゅんちゃん、さやかの「品川子供劇場」OB)
お、なんだ?今年はマジだぞ?聞けば来週ライブがあるそうです。予行演習も兼ねての熱演でした。普段はおちゃらけているしばちゃん。マジにギターを弾くと正確にきっちり刻みます。カッコいい。しばちゃんじゃないみたい(笑)

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つっぱしりパンク野郎のケンケン。
今年はじっくりバラードを歌います。ギターも抑えたピッキングでケンケンじゃないみたい。この1年あちこちで修行したんだろうなぁ。

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今年は総合司会も兼ねたつかさ。
僕のギターをものめずらしげに眺めていたあの中学生が......すっかり大人になりました。
まるで海綿のようにどんどん吸い込んでうまくなっていく。初々しくも頼もしく感じます。
これからのLive in 清津はホワイトオークスやつかさのような若者たちに少しずつ受け継がれていくんだろうな。そんなことを夢見てしまいます。

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そんなつかさをかわいがり、自分の技を伝授するトッチーとのコラボレーションは今年が2回目。

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久しぶりに登場。東京打撃団のつゆぽんとその仲間たち。すべて即興で太鼓とダンスと歌。インプロビゼーションの表現はやはりプロのワザ。舞台の袖で僕もケーナで参戦。カッコよく、力強く、しびれました。.

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ザ・オンリー・ワンのch@bozさん。
今年のテーマはアイドル特集。アイドルといっても幅が広く・・・。はいもちろん我々おっさん世代にとってのアイドルでした。それがこの方にかかるとやはり茶坊主・ワールド。THE オンリー・ワンなのです。

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Martin

ラスト・バッターはMartin古池。
いつもならこの前に清津のキヨシロー・バンドが登場し、興奮のるつぼに引きずり込む。僕の役割はヒートアップした熱をさまし、静かに音楽会の幕を引くことでした。その年の音楽会の総括や意味を歌とおしゃべりでつづってきました。
今年は終始ほのぼのとしたおだやかな音楽会。僕もほのぼのに便乗させてもらいました。

お約束の「ワンカップ大関」の歌から始め、昨年出演した長男の結婚式を肴に「秋桜」「マイ・ボーイ」。
そして人と人の縁の不思議を歌った「糸」が音楽会の最後の歌になりました。

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これまでこの音楽会を定着させ、より盛大なものにしたいと思い突っ走ってきました。
今年は走るのをやめ、力を抜き、流れに身をまかせるような心境で臨みました。
とっても心地よかった。
ホスト役として音楽会をうまくやれたという満足感とはまたちがった、もっと自然な感覚でした。

今、この場で、
友の歌を聴けるしあわせ。
歌えるしあわせ。
自然の懐に身をまかせるしあわせ。
ありのままでいられるしあわせ。

そんなことをすきとおった秋の大空に感謝したくなる9度目のLive in 清津峡でした。

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2013.10.08

第9回 Live in 清津峡 2013 前夜祭

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雨が上がったとはいえ、厚い雲におおわれキャンプ場は漆黒の闇。

ランプの灯りと懐中電灯を頼りに前夜祭が始まったのは9時過ぎでした。

雨対策に張ったブルーシートの天井が灯りを反射して幻想的な雰囲気を醸しだします。

例年、前夜祭を取りしきる太郎ちゃんが今回は参加できませんでした。

太郎ちゃんの命を受けて若きシャイニーボーイつかさが総合司会を務めます。

慣れぬ司会にとまどいながら一生懸命のつかさ。

初々しいつかさの進行を参加者たちはチャチャを入れながらも、あたたかくサポートします。

爆発的で圧倒的なパフォーマンスで会場を興奮のるつぼに投げ込む太郎ちゃん。

それとは対照的にほのぼのとした空気が流れます。

若い世代が育っていく

つかさを見ながらそんな感慨を覚えます。

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クジ引きで明日の出演順を決めていきます。

出演者は自己紹介を兼ねて手作りステージで1曲披露。

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ランプの灯りはこれ以上ない照明効果。

秋の虫の合唱や鹿の遠鳴きが秋の夜長を彩ります。

こんなひととき、いつまでもいつまでも続くといいな

余韻を残しつつ11時ごろ前夜祭は幕をおろします。

本祭は明日。

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2013.05.07

あそぶ 清津峡雑感

この春、清津峡はたいそうにぎわった。
いろんなグループがバンガローに泊まったり、テントを張ったり。
広いキャンプ場がたくさんの人で埋めつくされた。

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人の数だけ多彩な遊びに目が惹かれた。

一番の大所帯は品川子供劇場の若人たち。
先輩劇団員から受け継がれてきた遊び。
それはキャンプファイアーだったり、ドラム缶風呂だったりと多彩。

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親子連れのキャンパーはまだ冷たい川で釣りを楽しんでいる。
何時間もねばって、タイムアップ5分前にやっと釣り上げた虹鱒。
嬉しそうに、誇らしげに見せる小学生。

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ベテランキャンパーたちのグループは地べたに敷いたシートの上でひたすら眠る。
昼も夜も眠る。
自然の懐で眠ることが彼らの最大の遊びなのかもしれない。

清津峡の申し子と呼ばれるタロウちゃん。
今回は初めてキャンプをするという仕事仲間とそのお子さん連れてきた。
なにくれと面倒をみながらキャンプの楽しさを伝えている。
竹を割り、節をくりぬき、流しそうめん。

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清津のキヨシローはロードレーサー(忌野清志郎モデル)で走ってきた。
谷底のキャンプ場までそれをかつぎおろす。
例によって清志郎を歌う。「Live in 清津峡」の時よりずっとリラックスしている。

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いつもは飲んでは、はしゃぎ歌うたけちゃん。
今回はみやこちゃんと七輪の炭火番をしながらあれこれ焼く。
たこ焼きやら餅やら柴ちゃん差し入れのヒモノやらを。
そう、今シーズンから清津峡には七輪が常備されるようになったんだ。

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1棟だけ設置された薪ストーブ。
その炎を見つめる若者たち。

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竹で弓矢を作り的うちに興じる子供たち。

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そば打ち職人、むねちゃんはタケノコ掘りに余念がない。
ほとんどをイノシシに食われ、わずかに生き残ったタケノコ。
清津峡で採れた木の芽や山椒と和え、みごとな逸品に変わる。

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佐藤さんたち家族連れはおしゃべりに余念がない。

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いつものように大がかりなキャンプ料理を作り皆にふるまう柴ちゃん。
今回は前夜から煮こぼして下準備をしてきた手のこんだ牛すじカレー。

釜でご飯を炊くことに全神経を集中する人チャボさん。

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この地で飲むのを楽しみにいろんな銘柄の酒を担いでくるhirommiさん。
酒をペットボトルに入れ替え、酒のラベルを貼り付けて持ってくる。
それが肴に酒が進む。

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昨年からキャンプに目覚め、ものすごい勢いでキャンプに興じるぺぐさん一家。

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そしていつものように思い思いにギターやウクレレを奏で歌う面々。

今回僕は焚き火に燃えた。
山の中からタキギになる枯れ木を探し、引きずり運ぶ。
適当な大きさに折り薪を作る。
半日かけてそんな作業をくりかえし、燃やすのはわずか2時間程度。
この2時間にすべてをかけた。

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何もない清津峡。
だからこそあれこれ工夫していろんな楽しみを見つけだす。
それぞれの得意分野だったり、イメージしていたものを形にしようとすることだったり。
道具や電気や便利なものがあればなんてことない。
何もないから普段よりも時間も手間もかかる。
当然うまくいかなかったりする。

でもそれが楽しみでもあったりする。

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何もない空間に置かれた時、人は工夫して楽しみや遊びを見つけだし、作り出す。
思い思いの楽しみ方をするキャンパーたちに心のしなやかさを感じる。

日常生活では誰もが効率や合理性、便利さの追求の中に身を置いて暮らす現代人。
多かれ少なかれ誰もがそうだろう。
ここに来た時くらいはそんなものをかなぐり捨てたいと願うのだろう。
あえて便利さとは逆のことをやろうとする。
もっとも重い荷をかつぎ、山道を谷底まで下る。
それ自体がすでに便利さや効率とはあいいれない。
でもあえてそうすることで心のバランスを保とうとしているのかもしれない。

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清津峡に来ると時々子供の頃のことを思い出す。
戦争の傷跡から立ち直り、高度経済成長の入り口にようやっと立った頃だ。
東京タワー建てられ、東京オリンピックが開催され、夢の超特急が走り始めた時代だ。
ニュースは景気のいい話で賑わっていた。

田舎で暮らす子供達には遠い世界のできごとであり、まばゆい憧れだった。
裏を返すと何もなかった。
何もない子供達は工夫していろんな遊びを考え出した。
新聞紙を丸めた刀でチャンバラごっこだったり、かくれんぼや缶けり鬼だったり、月光仮面を真似て割り箸と輪ゴムで拳銃を作ったり。釘さしなんてのもあった。
雪融けの坂道にできた轍を流れる水。せき止めてダムを作ったりもした。
時折走ってくる自動車にせっかく作ったダムが決壊し、大急ぎで補修する。
そんなことを飽きもせず延々とくりかえしていた。

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清津峡で過ごすゆったりした時の流れ。
それは子供の頃の時の流れと同質のもののように思えるのは僕だけだろうか。
仕事にプライベートに忙しい日常が常態化し、時は怒涛のごとく流れていく。
『年をとると時間が早くなる』
そう年寄りに言われ続けてきた。
どうやらそれも本当のようだ。

だからこそ時には子供の頃のゆったり流れる時間に身を置きたいと切に願う昨今だ。

 

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