旅行・地域

2007.04.13

ローカル線の旅 黒部~魚津

ローカル線の旅
昨日の自転車と打って変わって今日はローカル鉄道の旅
富山地方鉄道

1時間に1〜2本しかない単線電車
どこもかしこも無人駅
サビレた待合室には何十年も前に作られた木のベンチ
子供のおもちゃのようなペラッペラの切符
ガラガラの電車に乗ってるのは爺ちゃん、婆ちゃんのみ
二両編成のワンマン運転の車内に流れる無機質なアナウンスだけが不釣り合いで、
他はカンペキに
風情あり!

でも仕事をする身にはちと不便
何しろ広範囲に点在するターゲット
10分の訪問のあと50分次の電車を待たねばならないのはいかにも不経済
古い駅舎でぼんやり時間を過ごすのもこれまた風情
とはいえそれじゃノルマはこなせない

で、考えた
単線をうまく使ってやろう
たとえば宇奈月温泉から魚津に向かって上っていくなら一駅で一時間
中間地点の黒部を起点に、上り下りの電車でスィングすればいい
それなら30分でケリがつけられる

我ながらやったね!という気分だったけど…

これだと体力勝負になる
駅をでて訪問先まで行き仕事を終えてまた駅に戻るまでを30分でやらねばならない
電車を一本逃すと再度作戦の練り直しになる

時刻表と地図と時計をにらみながらの大奮闘を現在進行中です

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高岡市…古い街並みに癒される

高岡市…古い街並みに癒される
午後は高岡市に移動
駅の観光協会でさっそく自転車を借りる
移動の電車の中でマーキングは済ませてある
さっそく訪問開始
富山市に較べると昔の面影やにおいが遙かに残っている

迷路のように入り組んだ路
江戸時代の城下町がタイムスリップしてきたような民家
爺ちゃん婆ちゃんがゆったりと歩いている
子供たちは路傍で遊んでいる
そんな細い路地裏を軽トラがのんびり走っていく
クラクションを鳴らして威嚇するわけでもない
爺ちゃん婆ちゃんや子供たちが道をあけるのを気長に待っている

そうだ
この街は生活のにおいがする

懐かしい気持ちになる
幼少の頃の函館の街がオーバーラップする

午後五時
タイムアップ
本日の訪問は終了

レンタルサイクルのおかげで自分に課した目標はほぼ達成
訪問件数30店舗
移動距離およそ50キロ

疲れました
明日の黒部市、魚津市は筋肉痛で動けないんじゃないか…

でも達成感130%
意気揚々と車中の人となりました

いざ黒部へ!

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2007.04.12

富山市…桜満開なれど風強し

富山市…桜満開なれど風強し
富山空港からバスでJR富山駅へ

なんとなく勘が働いて途中下車
訪問開始の九時にはまだしばらく時間がある
コンビニを探して富山県地図とマーカーを買う公園で地図を広げてリストを見ながら訪問先をマーキングしていった

おいおい
市街地だけでも10軒以上あるぜ…
後は郊外に点在してる
午前中だけじゃとても廻れない…

とにもかくにも効率的な道順を探して地図にマーキング
買ったばかりの地図は見るまに赤く染まっていった

それにしても桜がやけに綺麗だ
東京はすでに葉桜
なんだか得した気分だが、
これからのスケジュールを考えると気が重い…

一軒目の店舗の前で待機して
九時と同時に行動開始
一店舗あたり10分以内と決め、地図と首っ引きで歩き出す
3店舗目で
あきらめかけた

全部は無理だ…

その時だ!!
レンタルサイクルの張り紙を発見!!

さっそく借りた!
ここから快進撃が始まった
猛烈な勢いで市街地を踏破

そく郊外の店舗をめざした

ところが思わぬ伏兵が
海風が真っ正面から吹き付ける
漕いでもこいでも進まない時間と体力がどんどん失われていく
とにかくあと5キロは我慢しよう
海沿いの店舗さえクリアすれば追い風に変わるだろう

(続く)

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急な出張で富山県に

朝一番の飛行機で富山空港に飛ぶことになりました

着の身着のままで蒲田のカプセルホテル泊まり
羽田まで近くて便利なのです
というか自宅からでは一番飛行機に乗れないのです

富山市、高岡市、黒部市、魚津市にある、とある全国規模の大会社の事業所やフランチャイズ店を2日間で廻らなければならないのです
与えられたミッションは

可能な限り数多く回れ!
制限時間は9時〜17時の間

実は半端な数じゃないのです
手元にある材料は訪問予定店のリストだけ

富山に着くまではどこからどう手を着けて良いのやら五里霧中でした

土地勘はゼロ

富山と高岡の位置関係すら分からないんだから

越中富山、行商の旅は果たしていかなる運命にあいなるのでしょうか…?

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2006.10.13

【骨折り日記】 骨を折ったおかげです 広がる夢

埼玉の東側を流れる芝川沿いに広大な見沼たんぼが広がっています

手つかずの自然というわけじゃないけど
首都圏にあってこれほど広大なウォーキング・トレイルってのは
そうないんじゃないかな?

この見沼たんぼを全域歩いてみたい

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2006.09.05

清里 からまつ亭 骨太の蕎麦

清里 からまつ亭 骨太の蕎麦

ジミーさんの営む蕎麦さん
あの火のでるようなライブをやるブルースキングの手は…
同じように骨太の十割蕎麦を紡ぎだす
音にも蕎麦にもこだわり続けるジミー矢島の心意気が伝わる味
旨い!

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2006.01.30

筑波山 温泉ドライブ

ピーカンの空06012908

暖かげな日ざし

筑波山に向かって車を走らせました。

目的は筑波山中腹の温泉につかりながら、下界を眺める!

痛めた腰がようやっと回復してきたことだし…

温泉でもつかってのんびりしようか

というわけで…

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2005.10.09

今日は新潟の海に行きました

05100906いざ!
山形の盆地から新潟の海へ!
弟一家とばあちゃん、ご一行様10名。05100906
車を2台つらねて、行ってきました。

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2005.09.12

お知らせ 「第2回 Live In 清津峡」

「第2回 Live In 清津峡」 

DSCN1074

南丹沢 清津峡キャンプ場でコンサートをやります。

かけねなしの自然の懐に抱かれたコンサート。

(写真は去年の出演者、中村せんせい)

都会の喧騒や、あわただしさをひととき忘れて、

ゆったりとした時の流れに身をまかせてみませんか?

time    10月1日(土) 夜 ; 前夜祭

place   10月2日(日) 昼 ; Live In 清津峡

清津峡のご案内はこちらをクリックしてください。

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2005.08.17

今年の夏は一人旅 清津峡キャンプ

DSCN1605何年目の一人旅だろう・・・?

出がけに子供たちに声をかけたらあっさりふられてしまいました。
中学生のころは尻尾をふってついてきたのにね

一人旅とはいえ2泊分の食料とテント、それにライブ用の譜面をつめこんだザックは肩にズッシリ! しかもこれにギターケースを抱きかかえて山道を下るんだから結構きついんですよ。

ここ2~3年、わずか30分の山道がきつくなってきているのはなんとも情けないと思いながらやっとの思いでたどりつきました。

ここは電気もガスも電話も何もない、ランプの里(?)清津峡キャンプ場

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2005.07.12

辻仁成 「函館物語」

hakodatemonogatari 辻仁成の本を読むチャンスがこれまでありませんでした。

僕のふるさと函館をモチーフにした作品を書いてるってことは知っていました。
彼が函館潮見中学の5年後輩だということも知っていました。

でもなんとなく手をのばす気になれないでいました。

昨年、函館に住む母から小さなダンボール箱が送られてきました。
中をあけると古びた文庫本が10冊ばかりと1枚の走り書きが…。

「お父さんが死ぬ前、病院で読んでいた本です」

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2005.04.14

桜まいちる 土俵岳 お祭り山行

かさっ…
 ボキッ…
  もわ~

尾根道は杉枯れ葉のじゅうたん。
ふみしめるようにして歩くと、足元からスギの花粉がまとわりついてくる。

去年までは花粉のことなど考えもしなかった。
メディアから「異常発生」をさんざん刷り込まれ、今年はさすがに気になる。
杉の林にさしこむ陽の光を見る。まるで黄色い霧もやがかかっているようだ。

    これがみんな花粉かよ…?やべぇなぁ…
 
ひとりごとを言いながら、山道を登る。DSCN1369

DSCN1365 

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2005.04.11

土俵岳 お祭り山行 ミニライブ

毎年恒例 「あすなろ山の会」の春のお祭り山行にいってきました。

山梨県の秋川の笹尾根。土俵岳直下の日原峠。

もう何十年も続いています。

今日は疲れちゃったので詳しい話はまた後日・・・

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2005.03.16

嵐山おがわ温泉 花和楽の湯

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嵐山のおがわ温泉「花和楽の湯」という温泉に行ってきました。
花和楽と書いて「かわら」と読ませるそうです。
なんでも小川町の瓦工場跡地から湯が湧き出たためだそうです。

朝思い立ってドライブがてらの日帰り温泉。
10時ごろ車を出て外環~関越と乗り継いで1時間強で着いてしまいました。

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2004.10.12

山形 芋煮会

毎年この時期になると妻の実家、山形に行く。
子供たちが成人した今、我が家に残った全員が行動を共にする唯一の行事だ。

実家には妻の両親と弟一家が一緒に暮らしている。総勢7人の大家族だ。これに我が家の4人が加わると結構大変なもんだ。

11人集まって近くの川原で今年も恒例の芋煮会。山形県の風物詩の一つだ。この季節になると川原のあちこちで煙が上がる。

DSCN1020.JPG


大鍋にサトイモをそのまま(もちろん皮をむいて)、大根やこんにゃくと一緒に煮込む。
途中でしょうゆを少し入れて煮込む。
サトイモが柔らかくなった頃、牛肉を大胆に入れる。ネギもこれまた大胆に放り込み、ひと煮立ち。
しょうゆと砂糖で味を調える。
器に豪快に盛って、豪快にほおばる。

場所によってはサトイモが煮えたら一度湯を捨ててぬめりを取ったり、牛肉の変わりに豚肉を入れたりするそうだ。サトイモではなくジャガイモを味噌味にする芋煮にもあるとか。

とにかくうまい。
味付けはいたってシンプル。シンプルだからこそ野外に合うのだろう。

一度全く同じ作り方で家の中で芋煮をしたことがある。うまいにはうまいがなんか物足りない。芋煮は野外でやるに限るのだろう。野外のうまい空気と焚き火の香りが最高の調味料なるのだと思う。ジンギスカン鍋を料理屋で食っても物足りないのと同じなんだろう。

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2004.08.14

清津峡ミニライブ

DSCN0933.JPG

南丹沢に 清津峡 というキャンプ場がある。

アウトドアがブームとなりオートキャンプ場が圧倒的に主流となっているが「清津峡」は時の流れに逆らうかのようにブームとは無縁のキャンプ場だ。

まず車が入り込めない。
バス停から山道を15分ほど下っていくしかたどり着くすべがない。
当然荷物は肩に背負うえる分しか持ち込めない。

キャンプ場は森を切り開いた川沿いの台地にあり、
手作りのバンガローが点在しているだけのキャンプ場だ。

電気がない。だから夜はランプの灯りが頼り。

ガスもない。煮炊きはかまどで火をおこすかたき火ということになる。

当然自動販売機の類はない。飲み物は自分で持ち込むしかない。
(水は自然な湧き水が潤沢にある)

街の生活をそのままアウトドアに持ちこんだようなオートキャンプ場とは趣をだいぶ異にする。

でもそこには街の暮らしとは隔絶された、得がたい時間と空間がある。

僕が「清津峡」に通いだしてからもう20年以上になる。
毎年1度か2度だが欠かさず通っている。
60リットルのでかいザックにテントと食料をつめこむ。
ギターケースを抱えながらヨタヨタ山道を下るのが僕のスタイルだ。

ゆったりした時間を過ごし、夜のとばりがおりるころ
管理棟前のテーブルをステージにしてギターを弾き始める。
たきびの灯りとランプがスポットライトのアコースティックライブだ。
徐々にテーブルのまわりに人が集まり始める。
お客さんはその時来ていた人たち。
(時々鹿やムササビも参加する)
前宣伝は一切なし。
酒を酌み交わしながらのライブ。
構成も選曲もへったくれもない。
なりゆきまかせ、風まかせ。
時に飛び入りがあったり、一緒に歌うということもある。

佳境にはっいてくるとあっちのテント、こっちのバンガローからリクエストが飛び交う。
何しろ暗い。闇に向って歌うようなものだ。
でも闇の中からしっかり反応が返ってくる。

ライブは深夜まで続く。
体力が尽きる頃集まってくれた人も徐々に自分のねぐらへ戻り始め、
たき火の火が消えるようにライブも終わる。

こんな自然発生的なライブがもう10年以上続いている。

僕にとっては大切な年に一度の儀式。
自然の中で
見知らぬ人と
酒を酌み交わしながら
情けを酌み交わし、
歌う。

音楽のひとつの原点だと思う。

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2004.07.07

竹に短冊 七夕祭り

   竹に短冊 七夕祭り
   
   覆いはいやよ
   
   ろうそく1本ちょうだいな
   
   くれなきゃ かっちゃぐぞ

今日は七夕。
齢50を重ねるとやたら子供の頃のことが思い出される。

夕方、函館公園のすり鉢山に陽が落ちる頃
僕たちは噴水の前に三々五々と集まる。
手には提灯をぶら下げたり、自作の『カンテラ』を持って。
『カンテラ』というのは海苔やお菓子の缶にくぎを打ち付けろうそくを立て、木っ端の取っ手を取り付けたやつ。
中には浴衣に三尺をひきずってる子もいる。
(ついでに鼻水もひきずって)

薄暗くなりかけた街を僕たちは一軒一軒まわり玄関先で大声で歌う。

   タケ~ニタンザク タナバタマツリ

オオイハイヤヨォ

ロ~ソク イッポンチョーダイナ

ク~レナキャ カッチャグゾォ

意味などわかりもせず、まるで呪文のように歌う。
今にしてみると「オオイハイヤヨ」というのは
「大いに祝おう」だったり、「多いはいやよ」だったのかとも思う。
でも僕は長い間「覆いはいやよ」だと信じ込んできた。
居留守を使っちゃダメだよという意味だと思ってきた。
「カッチャグ」というのは引っかくという意味。

すると玄関をあけておばさんが出てきて僕たちにろうそくを配ってくれる。
ろうそくをもらうと僕たちは急いでビニール袋に入れて次の家の玄関先に・・・

  タケ~ニタンザク タナバタマツリ・・・

あきもせずに同じことを繰り返す。

こうして9時まで町内を練り歩くのだ。

ふだん夜遊び、火遊びを許されない小学生にとって
七夕の夜のこの“儀式”には、怪しげで特別の魅力があった。

ビニール袋一杯のろうそくがどのように使われたかはさっぱり覚えていない。長い間机の引出しに眠っていたようにも思うし、親にせびってお菓子とバグッた(交換する)ような気もする。

深夜の便所(トイレではない)でろうそくに火をともし怪しくゆれる炎を見つめながらそのまま眠ってしまったことがある。危うくぼやを起こしそうになりひどく叱られた。
当時の便所はどの家もボットン便所で、40ワットの裸電球だった。
それだけでも充分怪しげではあったが、カンテラの中で揺れるろうそくの炎は魔術的ですっかり魅せられていた。

年に一度の七夕のこの“儀式”は全国でも珍しく、函館周辺でしか行なわれていと聞く。

それも近年はろうそくの変わりにお菓子をもらうのが普通になったという。子供の火遊びを懸念してとのこと。
子供にほいと(物乞い)の真似をさせるのはどんなもんかという批判もあるらしい。
お菓子を用意するほうも結構大変だ。
そういう風潮を反映してか、この“儀式”を無視する家もかなり増えたそうだ。“儀式”に参加する家は玄関先に竹飾りを用意し、子供たちは竹飾りの家を目指してお菓子をもらい歩くのが今風の七夕さん?
驚いたことに子供たちに母親が同伴することもあると聞いた。

友達同士暗い夜道を提灯の灯りを頼りに、怪しい体験を共有する。
大人たちは「竹に短冊」を歌いながら訪問する子供たちにろうそくをあげつつ見守る。
江戸時代に御先祖様の魂の通り道を照らすことに始まり、100年以上にわたって伝えられてきたこんな風習はもう風化してしまったんだろうか。

「七夕」と聞くと反射的にあのシーンがよみがえり、
「タケェニ タンザク」が心をかすめる。
無条件で目頭が熱くなる体験をこれからの子供たちにも残してやりたいものだ・・・。

今晩『街角ライブ』で七夕特集をやろう。
もちろん、歌いマッス!

  竹に短冊 七夕祭り・・・・・・
  

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2004.01.27

こんにゃくえんま

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小石川柳町に「こんにゃくえんま」というお寺がある。
正式には源覚寺。
250年前に目を患ったばあさんがえんま様に祈願したところ、
えんま様は自分の右目を与えて治したそうだ。
ばあさんはいたく感激して、自分の大好物のこんにゃくを断って供えたという。
それが「こんにゃくえんま」の由来。
ちなみに本堂にあるえんま像には右目が割れて、黄濁しているそうだ。

夏目漱石が『こころ』や『吾輩は猫である』の中で「こんにゃくえんま」を登場させている。
    11月の寒い雨の降る日のことでした。
    私は外套を濡らして例の通り蒟蒻閻魔を抜けて
    細い坂道を上がって宅へ帰りました。
         『こころ』より

25年近く毎日この前を通りながら、そんなことちっとも知らなかった。

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