旅行・地域

2010.03.24

はつかり5号

「ほたるの里」ミニライブで、ばしさんがアンコールに『津軽海峡冬景色』を歌った

サビのくりかえし部分にシカケがあった

青森駅に近づく特急はつかり5号の車内放送をおりこんでいた

そのアイデアは秀逸だと思った
それ以上にばしさんの「語り口」がとても良かった

夜汽車の車内放送の香りをみごとに表現していた
夜汽車の持つなんともいえぬ切なさをかもしだしていた



  本日は、ご乗車 まことにありがとうございます

  まもなく 終点 青森に到着いたします
  1番線到着 お出口は左側でございます

  青森から、乗り換えのご案内 いたします
  奥羽線、津軽線方面
  本日運転は すべて 終了しております

  北海道方面 青函連絡船をご利用のお客様は
  0時30分 摩周丸 函館行きでございます
  青函連絡船をご利用のお客様は
  乗船名簿にお名前をご記入の上、
  改札 係員にお渡しください

  本日は特急はつかり5号を ご利用いただきまして
  まことに ありがとうございます

  まもなく終点 青森です



ばしさんの「語り」を聞きながら、35年前の自分を思い出していた

夢を見て、北海道を後に東京に出てきた自分だった
しかし思い通りにいかぬやりきれなさから、時折故郷を思うこともあった

バイトに精を出し金をため、何度か帰郷したこともある
ほとんどが鈍行列車を乗り継いでの貧乏旅だった
しかし一度だけ特急はつかり5号で帰ったことがある

その時の記憶が鮮明に蘇ってきたのだ

  特急はつかり5号
  16:00 上野発 0:15 青森着
  735.8キロ 8時間15分の夜行列車だった

  この後0時35分の青函連絡船に乗り継ぎ内地を後にする
  船が函館に到着するのは未明の4:25だった


朝焼けに煙る臥牛山(函館山)を眺めながら、デッキで一人ワンカップ大関を呑んだ
デッキを渡る風は強く、冷たかった
しかし、心は安堵感で充たされていた



はつかり5号

故郷を思い起こさせるひとつの象徴だった
東京と北海道を結ぶ生命線のようにすら感じていた


同郷のひとつ下のフォーク歌手・松山千春の歌にはつかり5号が登場するものがある


    帰りたい

  夕焼けに 赤く染まる 故郷の手紙
  握りしめ 駆け出せば 涙があふれてた
  帰りたい 今すぐにでも 荷物をまとめて
  大きな声で叫んだ 故郷へ届けと

  夢を見て 飛び出した 故郷は遠い
  やるせない せつなさは ぬぐえない涙
  帰りたい 今すぐにでも 荷物をまとめて
  大きな声で叫んだ 故郷へ届けと

  帰りたい 今すぐにでも 荷物をまとめて
  上野発  はつかり5号 見送れば夕焼け

           (詩・曲 松山千春)



今でもこの歌を口ずさむと望郷の念にかられる
それは北の大地に対する望郷であり、若き日への回帰なのかもしれない


  帰るんだ 帰るんだ
  まだ寒い 北国へ
  だけど そこには
  僕の愛した人がいる

     (松山千春)





はつかり5号は…
もう走っていない

青函連絡船は…
もう通っていない

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2009.11.23

泣きたくなるな こんな風景

見沼たんぼをサイクリング

田園風景

泣きたくなり

シャッターを切る

心の中に残っている景色

匂い

なんだろう…

泣きたくなる

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2007.04.13

ローカル線の旅 黒部~魚津

ローカル線の旅
昨日の自転車と打って変わって今日はローカル鉄道の旅
富山地方鉄道

1時間に1〜2本しかない単線電車
どこもかしこも無人駅
サビレた待合室には何十年も前に作られた木のベンチ
子供のおもちゃのようなペラッペラの切符
ガラガラの電車に乗ってるのは爺ちゃん、婆ちゃんのみ
二両編成のワンマン運転の車内に流れる無機質なアナウンスだけが不釣り合いで、
他はカンペキに
風情あり!

でも仕事をする身にはちと不便
何しろ広範囲に点在するターゲット
10分の訪問のあと50分次の電車を待たねばならないのはいかにも不経済
古い駅舎でぼんやり時間を過ごすのもこれまた風情
とはいえそれじゃノルマはこなせない

で、考えた
単線をうまく使ってやろう
たとえば宇奈月温泉から魚津に向かって上っていくなら一駅で一時間
中間地点の黒部を起点に、上り下りの電車でスィングすればいい
それなら30分でケリがつけられる

我ながらやったね!という気分だったけど…

これだと体力勝負になる
駅をでて訪問先まで行き仕事を終えてまた駅に戻るまでを30分でやらねばならない
電車を一本逃すと再度作戦の練り直しになる

時刻表と地図と時計をにらみながらの大奮闘を現在進行中です

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高岡市…古い街並みに癒される

高岡市…古い街並みに癒される
午後は高岡市に移動
駅の観光協会でさっそく自転車を借りる
移動の電車の中でマーキングは済ませてある
さっそく訪問開始
富山市に較べると昔の面影やにおいが遙かに残っている

迷路のように入り組んだ路
江戸時代の城下町がタイムスリップしてきたような民家
爺ちゃん婆ちゃんがゆったりと歩いている
子供たちは路傍で遊んでいる
そんな細い路地裏を軽トラがのんびり走っていく
クラクションを鳴らして威嚇するわけでもない
爺ちゃん婆ちゃんや子供たちが道をあけるのを気長に待っている

そうだ
この街は生活のにおいがする

懐かしい気持ちになる
幼少の頃の函館の街がオーバーラップする

午後五時
タイムアップ
本日の訪問は終了

レンタルサイクルのおかげで自分に課した目標はほぼ達成
訪問件数30店舗
移動距離およそ50キロ

疲れました
明日の黒部市、魚津市は筋肉痛で動けないんじゃないか…

でも達成感130%
意気揚々と車中の人となりました

いざ黒部へ!

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2007.04.12

富山市…桜満開なれど風強し

富山市…桜満開なれど風強し
富山空港からバスでJR富山駅へ

なんとなく勘が働いて途中下車
訪問開始の九時にはまだしばらく時間がある
コンビニを探して富山県地図とマーカーを買う公園で地図を広げてリストを見ながら訪問先をマーキングしていった

おいおい
市街地だけでも10軒以上あるぜ…
後は郊外に点在してる
午前中だけじゃとても廻れない…

とにもかくにも効率的な道順を探して地図にマーキング
買ったばかりの地図は見るまに赤く染まっていった

それにしても桜がやけに綺麗だ
東京はすでに葉桜
なんだか得した気分だが、
これからのスケジュールを考えると気が重い…

一軒目の店舗の前で待機して
九時と同時に行動開始
一店舗あたり10分以内と決め、地図と首っ引きで歩き出す
3店舗目で
あきらめかけた

全部は無理だ…

その時だ!!
レンタルサイクルの張り紙を発見!!

さっそく借りた!
ここから快進撃が始まった
猛烈な勢いで市街地を踏破

そく郊外の店舗をめざした

ところが思わぬ伏兵が
海風が真っ正面から吹き付ける
漕いでもこいでも進まない時間と体力がどんどん失われていく
とにかくあと5キロは我慢しよう
海沿いの店舗さえクリアすれば追い風に変わるだろう

(続く)

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急な出張で富山県に

朝一番の飛行機で富山空港に飛ぶことになりました

着の身着のままで蒲田のカプセルホテル泊まり
羽田まで近くて便利なのです
というか自宅からでは一番飛行機に乗れないのです

富山市、高岡市、黒部市、魚津市にある、とある全国規模の大会社の事業所やフランチャイズ店を2日間で廻らなければならないのです
与えられたミッションは

可能な限り数多く回れ!
制限時間は9時〜17時の間

実は半端な数じゃないのです
手元にある材料は訪問予定店のリストだけ

富山に着くまではどこからどう手を着けて良いのやら五里霧中でした

土地勘はゼロ

富山と高岡の位置関係すら分からないんだから

越中富山、行商の旅は果たしていかなる運命にあいなるのでしょうか…?

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2006.10.13

【骨折り日記】 骨を折ったおかげです 広がる夢

埼玉の東側を流れる芝川沿いに広大な見沼たんぼが広がっています

手つかずの自然というわけじゃないけど
首都圏にあってこれほど広大なウォーキング・トレイルってのは
そうないんじゃないかな?

この見沼たんぼを全域歩いてみたい

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2006.09.05

清里 からまつ亭 骨太の蕎麦

清里 からまつ亭 骨太の蕎麦

ジミーさんの営む蕎麦さん
あの火のでるようなライブをやるブルースキングの手は…
同じように骨太の十割蕎麦を紡ぎだす
音にも蕎麦にもこだわり続けるジミー矢島の心意気が伝わる味
旨い!

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2006.01.30

筑波山 温泉ドライブ

ピーカンの空06012908

暖かげな日ざし

筑波山に向かって車を走らせました。

目的は筑波山中腹の温泉につかりながら、下界を眺める!

痛めた腰がようやっと回復してきたことだし…

温泉でもつかってのんびりしようか

というわけで…

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2005.10.09

今日は新潟の海に行きました

05100906いざ!
山形の盆地から新潟の海へ!
弟一家とばあちゃん、ご一行様10名。05100906
車を2台つらねて、行ってきました。

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