認知症予防の音楽教室
選曲はテーマに沿ったものが5~6曲決められている。
歌は古い記憶を芋づる式につなげていくことができる。
(この時代は子供たちも、父さん母さんも、そしてじいちゃんばあちゃんもお茶の間で同じ歌を聞いていた「古き良き時代」だった)
「東京ブギウギ」って歌えますか朝ドラで笠置シズ子さんが取り上げられてるんで「東京ブギウギ」に合わせた体操を考えてきたんです歌詞も黒板に書いて皆さん歌いながら体操ができたらって
「東京ブギウギ」って歌えますか朝ドラで笠置シズ子さんが取り上げられてるんで「東京ブギウギ」に合わせた体操を考えてきたんです歌詞も黒板に書いて皆さん歌いながら体操ができたらって
今回も中身のとても濃いライブだった。
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いつものように英語曲を英語で歌うスタイル。
やぎたこにはこのスタイルがしっくりくる。
歌の説明が年々こなれてきていて、この説明トーク自体がひとつのショーになっていると感じた。
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今回1部ではボブ・デュランから始まり、ウッディ・ガスリーへとつながっていった。
面白かったのはウッディとの対比としてピーと・シーガーが登場するくだり。
一緒にユニオンで歌う活動をした二人だがその個性や歌へのアプローチは正反対。
インテリのピート・シーガーは歌を構築し真っ正面からメッセージを投げかけた。
対するウッディは感覚的なアプローチだった。
ウィットや皮肉に富んだものが多い。
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また彼はどこへでも出かけていき、人のいるところを自ら求めて歌った。そして瞬時のうちにオーディエンスの心を捉えてしまった。
ピートはそういうアプローチが苦手であったという。
やなぎさんはそんな二人の人間模様を考察して語る。
そんな話は実に面白く、ごく自然にそしてダイレクトに歌につながっていった。
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僕はお好み焼き屋さんや喫茶店など通常営業中の店内などで歌うのが主戦場だ。
ウッディ・ガスリーのそんな話に触発され、続けているところが大いにある。
ピートとの対比からの話は興味深かった。
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2部ではマイク・シーガーなどに加え、今回も「Old Black Choo Choo」を歌った。
貴子さんの歌の説明は原詩に忠実で、しかも深いリサーチを感じさせてもらい、興味深かった。
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実は僕も前回のライブでこの歌を日本語詞で歌った。
そのきっかけになったのは夏に北海道の炭鉱町をいくつも廻わったことだった。
廃墟となった炭住にたたずみ、石炭の積み出し港だった増毛の海を眺めた。
北海道の歴史の中で石炭産業と蒸気機関車はとても大きな役割を果たしている。
加えて僕自身高校生の頃、室蘭本線で学校に通った。
昭和45年~48年でまさに蒸気機関車からジーゼル機関車へ移行する過渡期だった。
(日本の国鉄で蒸気機関車の最後の営業運転は昭和50年、室蘭~岩見沢だった)
そんなことを折り込み、歌詞を加筆して歌った。
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そんなワケで今回のやぎたこライブは僕にとっては直球ど真ん中。ツボにはまったものだった。
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やぎたこのライブは聞き覚えのある歌が多く、しかもそれらがよく研究されているので聴き応えがある。
好きだな。
藤圭子CDボックス「艶・怨・演歌」をとうとう買っちまった。
彼女がデビューした頃、僕は高校生だった。
テレビの歌番組で初めて藤圭子を観た時なんとも言えぬ感情が沸き起こった。
ドスのきいた声で淡々と歌う藤圭子は暗い目をしていた。
その声は魅惑的だった。
そして触れてはならぬ何かを感じさせられた。
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当時の僕は社会派フォークにどっぷりつかっていた頃だ。
藤圭子の歌う演歌の世界とはかなり距離のあるところで歌っていた。
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年を重ね、唄のジャンルにこだわりがなくなっていった。
むしろジャンルという垣根を邪魔くさいと感じるようになった。
それまで距離を置いていた藤圭子の声が再び近寄ってきた。
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今回手に入れたCDボックスは5枚のCDで構成されている。
それぞれにテーマを設けた作りだ。
1.オリジナルを歌う
2.男の情を歌う
3.女心を歌う
4.人生・昭和を歌う
5.ふるさと・叙情を歌う
実に興味深い内容だ。
時間をかけてじっくり聴こうと思う。
https://www.youtube.com/watch?v=TsOsOtllArk&feature=youtu.be
甲州の友人、チャーリーさんが僕の「あすなろの歌」をPCで大編曲してくれました。
カントリーフレーバー満載の素晴らしい編曲。
本人歌唱よりずっといいわぃ。
照れくさくも、うれしいできごとでしたっ
‼️
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この歌は冬の歌で一番好きな歌のひとつ。
(もうひとつは「ペチカ」)
子供の頃ラジオから流れるこの歌に合わせて口ずさんでいたのを覚えている。
...恋に恋した中学時代、雪がしんしんと降るしきる函館元町の坂道を歌いながら歩いたこともあった。
恋に破れた室蘭時代も同じように吹雪の道を歩いてた。
父がガンの手術を受けてる時間、成功を祈りながら野幌原生林で雪に埋もれながら口ずさんでいた。
雪とは縁の薄い内地で暮らして久しい。
この歌を歌うことも絶えてなかった。
ここ数年やけに思い出す。
それも実感を伴って。
年を重ねるごとに自分に流れる北海道人の血が濃くなっていくような気がしてならない。
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このところたくさんたまった歌詞カードをEvernoteにpdfで取り込んできた。
やっと一段落したのでその数を見るとなんと「555」曲にもなっていた。
およそ20年間歌ってきた歌たちだ。
それ以前、高校生の頃からの歌詞カードは大学ノート数冊に収められている。
この時代のものを今歌うことはあまりない。ノートのまま保管しておくことにした。
20年のうち最初の7~8年はライブハウス「ぶどうの木」のレギュラー時代にあたる。
「自己表現」にこだわった時期だった。他のミュージシャンとの差別化を模索し優越感と劣等感の間を往き来していた時代だった。実験的な楽曲や自作曲が多い。
見方を変えるといくぶん(かなり?)独りよがりな歌が多い。
次の7~8年は「街角ライブ」や市場、お好み焼き屋さんで不特定多数の人に聴いてもらうにはどうすれば良いかを追求していた。
幅広くポピュラリティの高い歌が一気に増えた頃だった。
聴いてもらいたい一心からお客さんに歩み寄った選曲が増えている。
(歩みよりなのか迎合なのか自問自答の連続の日々だった)
次の4~5年、現在にいたるまでに作った歌詞カードは多くはない。
今本当に歌いたいと感じる歌だけが追加された。
今が一番心穏やかに素直な心持ちで歌えるようになっている気がする。
特に還暦を過ぎてから憑き物が落ちたような気すらする。
およそ45年歌ってきた中で一度は否定し拒絶した歌も少なくない。
通りすぎただけの歌も多い。
それらの歌たちを再び新しい位置付けで歌えるようになってきた。
それが嬉しい。
pdfにしたのは歌詞カードの紛失があったり、歌いたいときに歌いたい歌がすぐに見つからぬことが増えたためだ。
長年印刷マンとして紙扱いには慣れていた。100枚程度の歌詞カードの中から選び出すことは雑作もないことだった。
しかしながらここまで増えてくるとそれもままならず。。。
Evernoteのいいところは検索が簡単なところだ。
タグ付けをしておけば大雑把に絞り込める。複数のタグ付けがあればさらに細部まで絞り込める。
加えてテキスト(文字データ)の全文検索も出きる。
ライブの本番で使うことはないだろうけど、準備期間には活用できそうな気がする。
とはいえ、紙をめくりながら選曲するアナログチックなやり方をやめるわけではない。
紙をめくりながらわいてくるイマジネーションはとても大切だから。
ライブのテーマやイメージを決める初期段階では「紙をめくる」ことによって触発されていくことが多いのだ。
タブレットのEvernoteが活躍しそうなのは、テーマ、方向性、イメージが大まかに決まったあとの選曲と絞り混みの段階かもしれない。
来春1月か2月に予定している「おーるどたいむ de ライブ」の準備でいろいろ試してみようと思う。
(次回のゲストプレーヤーはぴっころさんにご快諾いただいた。楽しみである。)
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モンキーズ ⇒ https://youtu.be/nU615FaODCg
この曲を聴くと中学生の頃の大沼スキー場を思い出す。
当時毎年のようにこの歌が流れていた。
モンキーズは当時女子の間で大人気のアメリカン・バンドだった。
モンキーズ・ショーなんてTV番組まであった。
この歌を聴くと思春期の思い出がよみがえる。
ジョン・スチュアート ⇒ https://youtu.be/4aG0pG4W-NI
実はオリジナルはキングストン・トリオのジョン・スチュアート。
なんとなくカントリーっぽいアレンジがお気に入りだ。
忌野清志郎 ⇒ https://youtu.be/ZZ0JMoZ1Boc
そしてキヨシロー。
この歌も好きだ。泣けてくる。
でも「Daydream Blreaver」とは別のキヨシロウの歌として受け止めている。
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