オカリナ・アンサンブル かざぐるま

2009.08.20

風のコンサート 2009夏

今回の「風のコンサート」
従来以上に気合いが入っていた

「オカリナアンサンブル かざぐるま」から旅だって3年目
ようやっと自分の方向性が定まってきた

ここ数年、ソロの歌い手の道を模索していた
音楽スタイルも、演奏する場所も手探りの試行錯誤を続けてきた

だから年に一度「風のコンサート」に出演しても、精神的な余裕がなかった
自分の演奏に手一杯で「かざぐるま」とのコラボレーションにまで意識があまり向かなかった


今回2時間のコンサートの中で僕の出演時間は30分弱

2曲をソロで歌い、1曲を吉田政美君とのデュオ
オカリナ部隊との演奏は2曲で出演した

ソロで歌ったのはカントリーミュージック

  「I'll Hold You In My Heart」、「Crazy」

吉田政美君とのデュオでは「夏の終わりのハーモニー」

オカリナとのアンサンブルは「マダム・ヨッパライ」、「今日の日はさようなら」


今回特に力が入ったのは「夏の終わりのハーモニー」だった

以前二人のレパートリーだった歌だ
5年ぶりの再演になる
ところが思い通りのイメージに仕上がらない
5年の間にそれぞれの歌唱方法が変わっていたのだ
以前のイメージを描きながら今の歌い方で歌うのだから、そこにギャップが生まれる

5年前のイメージを捨てるところから始めた

  今の俺たちの「夏の終わりのハーモニー」に仕上げよう

これを合い言葉に稽古を積んだ

コンサート後のアンケートではこの歌の評価が高かった
「今の」自分たちのハーモニーにできたのではないかと思っている

オカリナ部隊とのコラボ「マダム・ヨッパライ」

かつて「かざぐるま」のテーマソングのようにしていた曲
何十何百となく弾き、身体にしみついている
カスタネットとギターのリズムが鍵だが、今回はピアノも絡んでの演奏
初めての試みだった

ピアノと合わせた練習は2回しかできなかったが、決めごとは明確だったのでイメージトレーニングに精を出した
本番ではしっかりと決めることができ、満足感の残る演奏になった

昼の部、夜の部合わせて150人ほどのお客様だった
半分以上は僕の知らない人だった

逆に行うと僕を知らないお客様が増えたことになる
(音響のおじさんと勘違いされた!)

そこに「かざぐるま」を離れてからのそれぞれの道のりと時間の経過を感じる

10年間ともに活動した仲間が、それぞれの道を歩く
年に一度だけ「風のコンサート」でジョイントする
お互いの1年間をそこでおもんばかりつつ、今の自分を見つめ直す

「風のコンサート」はそんなコンサートになっていきそうな予感がする

コンサートの結びに「かざぐるま」の代表、斉藤さんが語っていた言葉が印象に残っている


  私たちは足腰が立たなくなるまで
  「風のコンサート」を続けていきたいと思っています


10年後、20年後にも「マダム・ヨッパラいイ」を弾いている自分をイメージしていた


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2009.08.12

【お知らせ】 風のコンサート 2009夏

Kazekon_2009_2

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2009.07.22

「風のコンサート」に向けて 始動開始!

オカリナ・アンサンブル かざぐるまの「風のコンサート」が8月16日(日)にあります

「かざぐるま」に僕は10年間在籍していました
5年前、自分の目指す音楽に純化したくて脱退しました

年に一度の「風のコンサート」だけは出演して数曲歌うことになっています



かざぐるまで約10年コンビを組んできた吉田まさみ君と久しぶりの練習をしました

練習場所は埼玉県民福祉村の池のほとり 052

今回僕たちの課題曲は「夏の終わりのハーモニー」

5年前の二人のレパートリーです
当然一緒に歌うのは5年ぶり

5年のブランクは思っていたより大きかった!
この5年の間にまさみ君は声楽的な歌い方を進化させていました
僕もまた歌い方がかなりの変化しています


同じキー、同じアレンジで歌ってみました

どこか納得がいかない
二人して首をかしげました

今の歌唱法と5年前の歌唱法の間で揺れ動いていたのでした

話し合った結果、5年前の「夏の終わりのハーモニー」を忘れようということにしました

5年の時を経てそれぞれの足取りを反映させた、今の「夏の終わりのハーモニー」をめざすことにしました


ここから僕たちの独特の練習が始まります

納得のいく発声ができるまで、何度でも歌うのです
どうしても納得のいかない部分を徐々に絞り込んでいきます

1曲まるごとから16小節、8小節、4小節、と絞り込み最終的には1小節までいくことも

極端にいえば1音の発声まで絞り込み、何度でもくりかえし歌います
ある程度方向性が見えたところで、逆の道をたどり今度は膨らませていきます

最後は全曲通して何度も歌い練習終了

たった1曲の歌ために2時間もかけて練習するスタイル

こういう練習を何度かくりかえし精度を少しずつ上げていきます


実に効率が悪い練習方法です

でも僕は結構気にいってます
まるでカタツムリのような歩みです
時間をかけてゆっくりゆっくり積み重ねていく感覚
結構ハマリます

限られた時間の中でややもすると練習曲数をかせぎがちに
でも時にはこんな練習も悪くはないと思います

まだまだ、それぞれの歌い方をどう反映させるか模索中
ハーモニーになるにはほど遠い状態です

それでも
とにもかくにも

「風のコンサート」に向けて始動開始!

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2009.02.11

2.11 メモリアルデイ 「オカリナアンサンブル かざぐるま」と「へた親」

越谷市サンシティホールで行われたオカリナコンサート「風のおくりもの」に行ってきた

フルート・オカリナ奏者 山田恭弘氏とその門下生によって行われているコンサートで今年が3回目


第1回「風のおくりもの」には
オカリナアンサンブル かざぐるまの一員として僕も出演している

そして、それを最後に僕は10年在籍した「かざぐるま」を脱退した

自分の本来のスタイル=ソロ活動に立ち返るためだった

   解き放たれた僕は
   水を得た魚のように一人きりで全力疾走を続けた
   (もしかしたら糸の切れた凧だったかもしれないが…)



同じ日、旧友PA-LA-LA隊長が「へたくそ親父のギター弾き語り」という音楽コミュを立ち上げた

その話を聞いた僕は早速「へた親」に参加した

旧友を手助けしたいという思いもあった

なによりもそのコンセプトが気に入った

うまいへた関係なしに、
音楽が好きなものが好きな音楽を楽しみつくそうというコンセプト

いかにもPA-LA-LA隊長らしいと思った

これといった縛りも強制力もなく、ルーズでゆるやかなコミュというところが良かった

最初はわずか数人のコミュだった
それが2年の間に100人に手の届きそうなまでに成長している



僕のソロ活動はこの2年間「へた親」のメンバーの刺激を絶えず受けながら続けられてきた

もしも「かざぐるま」脱退後、徒手空拳のままソロ活動を続けたとしたら…
今のような広がりを持つことができただろうか

時々そう自問することがある

それこそ糸の切れた凧のように大空をさまよった末、空中分解していたんじゃないか
そう思うこともある


無論「へた親」と僕のソロ活動は別個のものだ
けれど「へた親」の活動を通して、僕は自分のライブの場やオーディエンスの層を広げることができた

その意味で「へた親」は僕にとって自分の音楽活動を支える大切な場となった




一方、「かざぐるま」での10年間
僕は人と音を合わせるということの楽しさと難しさを学んだ
この10年がなければ、独りよがりな音楽を続けていたかもしれない
人を活かすための演奏、人に活かされるための演奏
「かざぐるま」で僕はそんなことを学んだような気がする



コンサート「風のおくりもの」で演奏する「かざぐるま」は2年前のレベルをはるかに凌駕しつつあるように思う
なにより当時どうしてもたどり着けなかったバンドとしての「歌心」を表現できるようになりつつある

素直にうれしいと感じた






2月11日

この日は僕の音楽活動にとっては忘れられないメモリアルデイ






→「へたくそ親父のギター弾き語り」コミュトップページ

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2008.06.18

風のコンサート2008 1年半ぶりのジョイント

Img_1470 疲れたぁ・・・

朝から晩までコンサート会場の中央市民会館にこもりっぱなしでした

昼、夜2部制でそれぞれ1時間半強のステージでした


昨年の1月
10周年を迎えたのを期に「オカリナ・アンサンブル かざぐるま」から、「卒業」しました

以来、それぞれの道を歩いてきたわけですが
年に一度の「風のコンサート」には出演することになっています

ギター伴奏だった「かざぐるま」が今ではピアノ伴奏の「かざぐるま」

大きくスタイルが変わっているので、僕がからめるのはほんの一部ですが


それでもそれぞれの道のりを確かめるという意味で僕には楽しいコンサートになりました



コンサートは2部制でそれぞれステージが前半後半に分かれています

前半はピアノ伴奏による新生「かざぐるま」のステージ
僕はカメラマンをやりながら音響係を

後半の途中で出演しました Img_1552

歌ったのは3曲

①シルバーウィング(吉田まさみちゃんのカホンをバックに)
②テネシーワルツ (ソロ)
③時代(かざぐるまのオカリナとコラボレーションで初期かざぐるまスタイル)


お客様のほとんどの方はリピーターです
僕がかざぐるまを抜けたことを知らない方も多かったと思います

そんな方々に僕のこの1年半の活動を歌で表したいと思っていました
それがケジメだと思っていました

もちろん、わずか数曲で語りつくせるはずもありません
でも最も象徴的な歌を歌いたかった

となるとやはりトミ藤山さんとの出会い、
そしてトミさんを軸としたたくさんの音楽仲間との出会いになります

シルバーウィングやテネシーワルツを抜きに語れないと思いました


できの方は・・・

正直言うと力が入ってしまい、少々からまわり気味に
でも逆に言うと、「風のコンサート」で力が入った分、これからはその必要もなくなるわけで(もう説明する必要もない・・・)
お客様への報告会としては成功だったかもしれません

Img_1559 「時代」ではこんなメッセージをこめました

出会いや別れをくりかえし、それぞれの道を歩いてきた
これからもそうでしょう
でも、多分我々がジジ・ババになるまで音楽を続けるだろうし
年に一度「風のコンサート」で再会し、
互いの1年間を報告できるように
がんばって行きたい
それぞれ違う道を歩いていても
あんな時代もあったねと、笑って話せるようになっていきたい

11年めの「かざぐるま」の出発点に
バッチリはまった選曲になったと思います



オカリナとのコラボレーションは懐かしく楽しいものになるました
でもそれだけではなく、そんな未来を予感させてくれたのです

エンディングは「今日の日はさようなら」
新生かざぐるまにギターで加わりました Img_1574

アンコールは「ケセラセラ」「イエライシャン」
カホン、マラカスのパーカッション参加



昼夜あわせて150人以上のお客様に集まっていただきました
この場を借りてお礼申し上げます

毎回スタッフとして縁の下の力持ちをやってくださる方々
ありがとうございます

そして、かざぐるまのメンバー
また来年!

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2008.02.13

11年目の冬… オカリナコンサート「風のおくりもの」

「風のおくりもの」

今年で2回目のオカリナコンサート

出演は2グループ

  オカリナ・アンサンブル・かざぐるま

  そしてその師匠・山田恭弘と仲間たち


一年前のこのコンサートを最後に僕は「かざぐるま」から脱退しました
結成から10年目のことでした

自分のやりたい音楽に方向性を絞り込みたかったからです



11年目のかざぐるま
初めて観客の目線で、客観的に観ることができました

自分でも意外なほど純粋に、音に身をゆだねることができました
そして楽しませてもらいました

出演者サイドの視点で見ると、なかなかこうはいかない
ミスやアラが気になってしょうがないんですがね(笑)


逆にいうと
この一年でそれぞれの距離が離れてしまったってことだろうと思います

かざぐるまも僕も、それぞれの方向性を純化してきたってことです

それぞれに精進を重ねた一年だったってことなんでしょう


純化したかざぐるまの音に、僕の音が入るスペースは、もはやないな


そう実感できたことはよかったことかもしれません


一抹の寂しさとともに、かざぐるまにエールを送ろうと思います


そして、僕は自分のめざす音楽に邁進しよう
そう思った一日でした

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2007.10.10

街角ライブの記録 7 【2003年11月12日】

Martin Koike 風の便り vol.7

2003年11月12日(火)

行田市長野中学 「かざぐるま」コンサート

2003年11月1日(土)


早朝、越谷を出発し行田市立長野中学校に到着したのは生徒たちが登校し始める頃だった。校長先生が以前『オカリナ・アンサンブル かざぐるま』の演奏を聞いたことがあり、いたく感動されたという。我々の演奏を自校の生徒たちにも聞かせたいという申し入れがあり、今回のコンサートの運びとなった。

学校での演奏は何度も経験しているが、今回はいつもより緊張していた。理由はいくつかある。ひとつは今回のコンサートの申し入れを僕が以前PTA会長をしていた越谷南中学の当時の校長、Y先生を通してきたこと。加えて以前演奏した時の話しが良かったと校長先生から言われ妙なプレッシャーがかかってしまった。もう一つの理由は数年間一緒に活動してきた吉田政美が声楽を勉強するため今回のコンサートを最後に活動休止すること。いずれにしろへたな演奏はできないと思っていた。

長野中学校の生徒たちは僕の目にはきわめて純朴に映った。元気のいい挨拶と、その後の恥ずかしげな照れ笑いの対比がなんともいえず好ましく映った。この年頃の子供たちは第2反抗期にさしかかっているわけだからいろいろあって当然だ。でも印象ではいい感じで反抗期を過ごしているように見えた。(そういえばY校長先生は反抗期ではなく自立期と言っていた)

緊張感で張りつめた状態のうちに演奏が始まる。他のメンバーも吉田のファイナル・ステージということで緊張しているように見えた。1曲目の『海の見える街』が無事終わり、肩の力が抜けた。生徒たちも初めて目にするオカリナのアンサンブルに興味を持ったようだ。ノリがいい。一気に数曲駆け抜けた。そして僕の出番。「かざぐるま」コンサートでは間に歌のコーナーを設けるのがお約束のようになっている。歌と歌をつなぐ僕のMCは大きなポイントになっている。特に今回は校長先生から期待されているだけにMCの内容には気を使った。

吉田の『僕が僕であるために』。若者の巣立ちを話した。今日を最後に巣立っていく吉田に対する思いに、中学生の「第2自立期」の話しをからめた内容。生徒だけではなく一緒に参加していた保護者にも語りかけた。コンサートのトークというよりもPTA会長時代にタイムスリップしたようで不思議な感覚だった。

そして『さとうきび畑』『涙そうそう』。沖縄について、戦争について語った。学校というシチュエーションで戦争について語ることは勇気がいる。チョット間違えると「政治的」ということになる。ただ生徒たちのおじいさんの世代は間違いなく戦争の渦の中で生きていたのだ。その一つの象徴として『沖縄』を語ることは歴史を伝えるという点で義務だろうと思った。僕らの両親の世代が「戦争知らない子供たち」に伝えてきた歴史を、「戦争知らない子供たち」を知らない子供たちに伝えるべき歴史の片鱗を歌に、MCに託した。

コンサートが終了し吉田と握手を交わす。彼は「俺、泣きそう」と言ったきりしばらく姿を消す。技術的な問題点をいくつか露呈したものの(いつものことではあるが)、全体としてはひきしまった良いコンサートだったと思う。吉田政美を送り出すコンサートとしては最高の舞台を与えてもらったように思う。長野中学校の先生たちや子供たち、そして企画や準備に携わったPTAのみなさん、そして声をかけてくださったY先生に感謝、感謝…。

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2007.07.15

風のコンサート 10年の歴史とかざぐるまの今

風のコンサート

10年目を迎えた
オカリナアンサンブルかざぐるま

記念コンサートが無事終了しました

今年の2月かざぐるまはを抜けた僕ですが、サポートとして出演しました
同じように2年前にかざぐるまから旅立った吉田政美もサポート出演

コンサートを前にして吉田君と意思統一をしていたことがあります

かざぐるまから旅立ち、それぞれの道を歩いてきた成果を歌に凝縮しよう

声楽を志している吉田君
原点のソロシンガーに集中している僕

それぞれの「その後」を歌に凝縮することが育ててくれたお客さんに対する恩返しだ

そんな気持ちでコンサートに臨みました


コンサートは昼の部、夜の部の2ステージ
それぞれ前後半あわせて2時間
前半は今現在のかざぐるまのスタイル
ピアノの早乙女さんの伴奏、斉藤さん、堀さんのオカリナの3人編成でした

ピアノならではの構成でした

後半は10年間続けてきたギター伴奏とパーカッションの演奏スタイル

コンサートとしては中身の濃いものになったと思います

歌は吉田政美は「千の風になって」
声楽の修行を活かしたいい演奏になりました
声楽ふうの歌にハーモニーをかぶせました
これがおもしろい味になり、吉田君との今後の方向性にヒントになりました


僕は昼の部では「旅の途中」という歌をやりました
かざぐるまからの旅立ちと重ねたMCもいい感じに仕上がったかな?

夜の部はお客さんの年齢層を観て、急遽「テネシーワルツ」
トミ藤山さんに刺激されての選曲
自分では評価できないけど、吉田君はほめてくれたのでうまくいったんでしょう


今回の風のコンサート
サポートにまわることで、初めて納得いくものに仕上げられた気がします

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2007.07.11

【お知らせ】風のコンサート

オカリナアンサンブル・かざぐるまの
風のコンサートが次の日曜日に開催されます
7月15日(日)
昼の部      2時開場 2時半開演
                 (予約制)
夜の部      5時半開場 6時開演
                越谷市中央市民会館 3階ホール
入場料       499円
今年で十年目のかざぐるま
メモリアル・コンサートです
僕もサポートとして出演します

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2007.03.08

かざぐるまから脱退しました

先日行われたコンサート 風のおくりものを最後に、かざぐるまのメンバーとしての活動をやめます
一昨日、話し合いの結果、正式に決まったのでご報告いたします

これからはソロ活動中心にやっていきます

理由は…
自分の原点での音楽活動に純化するためです
五十歳前後からその思いが少しずつ強まり、押さえきれなくなったのです
自分の人生は
すでに秋の時代のまっただ中
残された人生を自分の本当にやりたいことに費やしたいのです

かざぐるまでの活動は今年で10年
それぞれ方向性の違うものどうしが、ぶつかりあいながらひとつひとつ積み上げてきました
それはスリリングな作業であると同時に、うまくバランスがとれたときは無上の喜びを感じさせてくれました
手作りの音楽を全員の力を持ちよって築き上げる
一人で百歩行くのではなく、百人で一歩ずつ歩くことの楽しさです

でもそれには膨大な時間がかかるのです
残念ながら本来やりたい音楽活動とは両立できない
そんな年齢にさしかかったのです

かざぐるまではいろんなことを経験し、考えさせてもらいました
ソロ活動だけでは決して得られないことです

でも…
そろそろソロに、自分の原点に、戻るべき時だと思います

さいわいメンバーの斉藤さんも堀さんも、快く追い出してくれました

かざぐるまの長男坊が家出した

そう言って送り出してくれました

今後はサポートとして、できる範囲でかざぐるまを手伝おうと思っています

コンサート 風のおくりもので歌った詩で報告とさせていただきます

さよなら 僕の懐かしい人
僕を育ててくれた人
今は僕も 僕であるために
古い上着を捨てる…
めぐる季節 流れる時
人生のそれぞれに
終わりがあり
始めがあり
そして別れがある…

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