つくろうカフェ
2025.11.30
羽生のMDライブラリーで毎月1度行われている「つくろうカフェ」。
ここで歌い始めて1年が過ぎた。
「つくろうカフェ」とはいわゆる認知症カフェのことだ。
認知症の方はもちろん、その予備軍ともいえる人々が集まって開催されている。
認知症についての理解を深めるミニ講座があったり、手遊びのコーナーがあったりする中で小1時間の歌コーナーをまかされている。
ミニコンサートを始めたころは手探り状態でいろいろ試したりしていたが、この半年くらいはだんだん勝手が分かってきた。
常連の参加者は皆60代後半~70代。
僕と同世代のご婦人方が多い。
まさに多少なりとも認知症を意識せざるを得ない世代。
我々世代が青春時代に胸を熱くした歌の数々がメイン。
一緒に唄ってもらう場面もあれば、じっくり聴いていただく場面もある。
あっという間の1時間だ。
今日は今度の日曜日に予定している「おーるどたいむ de ライブ 秋の陣」の予行演習。
我々世代は中学、高校時代にラジオの深夜放送に夢中になっていた。
深夜放送で流れて、またたく間に広がっていった歌の数々を歌った。
歌詞カードなどないのに皆さん良く覚えていらっしゃる。
いや歌詞は覚えていないけどメロディは覚えている。
歌いながら少しずつ忘れていた歌詞を思い出していくといった塩梅だ。
そしてそれを肴に話しがはずむ。
忘れかけていたことを思い出すという「作業」も認知症予防には良いそうだ。
もっともそんな効果など僕はあまり、ほとんど意識していない。
たまたまそこに居合わせた者同士が歌いながらおしゃべりをしながらほんの刹那、心を通わすことができればそれだけでもう充分。
楽しいひとときを過ごさせてもらった。
ここ数ヶ月、絵本の読み聞かせをする人も参加するようになった。
今日は絵本の朗読のバックでBGMを弾くことになった。
どんな内容の絵本なのかも分からないので、読み聞かせを聞きながら頭に浮かんだメロディを弾いた。
これがなかなかいい雰囲気になり、次回以降もやることになった。
さらに先月から津軽三味線を弾くグループのミニコンサートもやるようになっている。
今日は日本民謡めぐりということで津々浦々の民謡をメドレーで披露してくれた。
なかなか聴き応えのある演奏だった。
2025.09.30
つくろうカフェコンサートのこと
羽生のMDライブラリーで毎月開催されている認知症カフェ=「つくろうカフェ」。
ここで歌うようになって早くも1年以上になる。
認知症カフェは次男の細君が主導するNPO活動の一環。
高齢者の認知症予防と対応のための集まりだ。
毎回60~70歳代の総勢20人ほどの方々が集まる。(うちスタッフは3~4名)
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つくろうカフェの流れはこんな案配。
①10~15分の勉強会。認知症についての基礎知識を学ぶコーナー。
②コンサート(60分)
③絵本読み聞かせ(10分)。
④手遊びコーナー(30分)。絵手紙づくり、トランプ遊び等で指先と頭を使うコーナー。
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僕の役回りはコンサート。
タイトなスケジュールの中で60分ジャストでまとめ上げている。
コンサートの内容は毎回違うが、じっくり聴いてもらう部分とみんな一緒に口ずさんでもらう部分、そしてリクエスト(宿題)コーナー。
これらをあんばいよく配している。
これらを参加者とのおしゃべりでつないでいく。
歌に触発されて飛び出すおしゃべりは同年代の気安さかどんどん膨らみ脱線していく。
これがおもしろい。
おしゃべりの行きついた先をうまい具合に次の歌につなげるのが僕の役目。
会場のMDライブラリーの時間制約と絵本読み聞かせや手遊びタイムの時間を確保しなければならないのでキッチリ60分に納めることにしている。
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細かなタイムスケジュールなどなく、行き当りばったりのおしゃべりや歌に流れを作り60分で納めるというのはなかなか難しいものだ。
僕自身頭の中はたえずフル回転。
僕自身の認知症予防にはうってつけかも。
次男の細君は「認知症予防のため」という強い使命感でやっている。
だが僕にはあまりそういう意識はない。
むしろ60分のコンサートを参加者と一緒に楽しみ尽くせればそれでいいと思っている。
それが結果として認知症予防につながっていればいいんでないかぃ。
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月に一度、60分間だけのつながりだけど積み重ねながら一緒に歳を重ねて行ければいいな。
以下のリンクは第1回目の「つくろうカフェ」記録。
2024.12.28
認知症予防 つくろうカフェ音楽会
羽生のMDライブラリーで行われた音楽会は今回が3回目。
寒い一日でストーブを焚いた。
せっかくだから火(ストーブ)を囲んで輪になって歌うことにした。
高校生の頃教室のストーブを囲んでギターを弾き、みんなで歌ったことを思いだす。
これまでも半円(楕円)のようなセッティングしたが、今回初めてまん丸の輪を作ることができた。
参加者全員が火にあたりながら会話を交わしながらの等距離の音楽会。
僕が理想としている井戸端音楽会(お茶の間音楽会)のスタイルだ。
この音楽会の話しを聞きつけ足を運んでくださった方も何人かいらした。
会を重ねるにつれ参加人数も増え、今回は総勢15名ほどに。
(スタッフを含めると20名弱)
地道に声かけを続けているスタッフさんたちの努力のたまものだろう。
うれしかったのは歌の輪とは別に手仕事をしながら聴いてくださっていた方々からも高評価を得ることができたこと。
輪を作るとその中は和気あいあいでアットホームになる。
でも反面輪の外にいる人たちは疎外感を覚えてしまうこともあり得る。
それを避けるために、輪の外に向っても視線を投げかけ言葉をかけるようにした。
「認知症予防 つくろうカフェ」はこれまでも毎月第二金曜日に続けてきたそうだ。
様々な手作業や学習会などを通じて人と人の和をさぐってきたそうだ。
僕の音楽会はそういう活動の一環で特別企画として催された。
それが半年前だ。
おかげさまで好評を博し、先月・今月と開催された。
毎月やってぇ!
という参加者の皆さんからありがたーいお言葉を。
スタッフもついその気に?
Martinさんさえご都合がよろしければぜひ毎月
どうやら越谷から2時間近くかけて羽生までやってくるのは大変では?
そう遠慮していた様子。(なにせ主催者は次男の細君なんでね)
結局僕は毎月でもOK。
ただし別の音楽会と予定が重なる可能性もある。
その場合は事前に連絡をして音楽会はやれない。
そんな具合に折り合いがついた。
新しいレギュラー音楽会が誕生した。
楽しみがひとつ増えた。

2024.11.25
認知症カフェで歌う in 羽生
羽生のMDライブラリーで行われている「認知症カフェ」。
羽生市の後援を受けて毎月1回開催されているそうだ。
主催しているのは次男の細君。
ここで歌うのは今回が2回目。
前回は半年ほど前だった。
2回目とはいえ、来たこともない街に来て会ったこともない人に歌う。
ほとんどそんな状態だ。
前回は顔見せ的なステージだったんで、あらかじめプログラムを組んで臨んだ。
でも今回はここに集う方々とつながりを深めようと思っていた。
だから全くの白紙状態で、参加者と語らいながら歌い進めることにした。
決めていたのはオープニングの「なんとなく なんとなく」。
そしてエンディングの「上を向いて歩こう」だけ。
参加された方々の年齢層は60代半ばから70代半ば。
ほぼ同世代。
自然に交わされるおしゃべり。
そしてふんわりと浮かび上がってくる歌の数々。
おかげさまで飾りもなにもない「普段着の音楽会」となった。
主催の次男の細君も僕がやりたい音楽会の性質をよく理解してくれている。
セッティングを対面式ではなく、一つの輪になるように気を配ってくれた。
対面式の座席だとどうしても歌う人と聴く人という感じになりがち。
輪になるようにセッティングすることで、歌う人と聴く人が同じ位置関係になる。
だから参加者同士のおしゃべりや、一緒に歌えるという感じになる。(スペースの関係で完全な輪ではなく、楕円形に近いけど)
過去の経験から感じていることがある。
認知症予防にとって「話す」「聞く」「思い出す」「歌う」というのが大事なこと。
これらが一連の流れになると、脳が刺激され泥縄式に様々な記憶が呼び起こされる。
それぞれ個人の記憶が歌に結びついた時、それは「時代の記憶」になる。
そんな音楽会になったことがうれしい。
来月もまた認知症カフェで歌うことになっている。
さらにつながりを深めていければいいな。


2024.06.17
つくろうカフェ@羽生MD Libraryで歌う
次男夫婦の関わる羽生の草の根活動の企画の一環で「歌声喫茶」の依頼があった。
小一時間の歌謡ショーとみんなで歌おうコーナー、あわせて1時間半の音楽会。
参加される方は認知症予防の方や、現に認知症になっている人たちとのことだった。
年齢層は60~80代で、蓋を開けてみなければ何人集まれるかわからないとのことだった。
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雲をつかむような状況で悪いね
でもオヤジなら大丈夫っしょ
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と、お気楽に言ってのける次男。
たしかにこれまでもいろんなシチュエーションで、なんとか形にしてきているのを見てきた次男は軽く言ってのける。
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とはいえ実際にはそんなに簡単じゃない。
本番でちゃんとした形にできるように、事前準備に力を入れた。
参加する年齢層に対応できるようにベースになるプログラムを3通り準備した。
①80代の方が多い時は昭和20年代~30年代の歌謡曲をメインのプログラム。
②70代が多いときは昭和30年代~40年代の歌謡曲を中心に。
③60代が多い場合はグループサウンズやフォークソングなどを多めに。
これに加えて50曲ほど選りすぐった歌のリストも作った。これは参加者にお渡しして、リクエストを頂戴するためのもの。
それぞれのプログラムや選りすぐりリストは長年歌い込んできたものばかりだから演奏に不安はない。
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問題は参加者と場の空気をどうやって共有していくかという現場力。
いざ蓋を開けてみれば今回の参加者は60代後半~70代前半。
僕とは同世代。
プログラム②と③をごちゃまぜにして歌い始める。
場の空気はほんの5分ほどで一気に温まった。
やはり同世代だと話が早い。
若い頃の世相や思い出話を織り交ぜながら音楽会は進んでいく。
歌詞カードなどを配ったわけではない。でも皆さんよく覚えておいでで一緒に口ずさむ。
やがて会はリクエスト中心になってくる。
「選りすぐりリスト」をお配りしておいたのが功を奏した。
最後の「みんなで歌おうコーナー」も含めてあっというまの1時間半だった。
本当に認知症なの?と思うほどだった。
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やはり歌ってのは忘れられた記憶を掘り起こす力があるんだな。
言ってみれば歌はタイムマシン。
一瞬のうちに「あの頃」にワープし、一瞬のうちに「今」に舞い戻って来ることができる。
瞬時の時間移動を可能にするために何ができるか
これが演者であり、水先案内人の役どころ。
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今回は初めての場所、初めての方々だったので普段以上に「オープンマインド」を心がけた。
こちらが心を開き、本音で語りかけ、歌う。
参加者のリアクションを受けながら、相手の心にストレートに飛び込んでいく。
自我を捨てる。捨て身になることが大事。
ごく自然にそれができたので、初めての方々といいあんばいでやりとりをすることができた。
互いに好感を持ちあって交感することができた。
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この企画は12月にも行われるとのこと。
早くもオファーを受け、参加者からも数曲のリクエストと宿題を頂戴した。
次回も楽しみだ。





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