新しい試み@音Cafe OHANA
船橋の「音Cafe OHANA」さんで始まった「音楽サロン~我が青春の歌物語~」。
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ふく助さんのご縁から頂戴したオファー。
昨夜その第1回目を開催。
OHANAのオーナー・木村さんの描くコンセプトをお店のお客さま方が音楽を通して胸熱くなり、リズムうきうき心わくわくするような集まりという風に解釈した。
はっきりとしたコンセプトというわけではないが、心の中に音楽サロンのそこはかとしたイメージがうずまいているように感じられた。
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それが集まりのタイトルにこめられている。
「音楽サロン~青春の歌物語」
歌に投影されたそれぞれの物語を歌い、語り合えるような音楽会にしたいということだろうと思う。
その趣旨に大いに共感を覚える。
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僕は会の水先案内人を務めさせていただく。
ギターと歌とおしゃべりでリードしながら集まりの空気を膨らませていく役割だ。
そしてベースやおしゃべりでふく助さんがそれをサポート。
どんな感じの集まりになるのかはフタを開けてみなければ分からない状態、関係者皆がちょっと不安を感じながらの幕開けとなった。
初回に集まった方々とのやりとりの中から「音楽サロン」の基礎が形作られていく。どんなお客さまが来てくださるか分からぬ中でのドキドキするスタートとなった。
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さいわいにもお店のご常連が3人。偶然来てくださった方がお2人、合計5名の方がお見えになられた。
会の形を作る初回としてはちょうどいい人数。こじんまりとしている分やりとりが散漫にならなくていい。
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最初15分くらいは進行する側もお客さまも腹の探り合い(?)。
お客さま側はどんな歌会のなるのか分からず鵜の目鷹の目。
進行サイドはお客さまがどんな時代を過ごしてきたのか、またその時代を彩った歌や好みを探るのに「見えないアンテナ」を張り巡らす。
ふく助さんがそつのない気配りトークでお客さまの緊張をほぐしていく。そこで引き出された小さな情報を膨らませて選曲につなげていく。
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そんなやりとりを進めるうちにお一人のお客さまがピアノを弾き始める。もうひとかたは持参されたギルドのギターを弾き始める。
徐々に場が暖まっていく。
この温度が上がっていく過程はなかなか楽しい。
これまで一歩引いて鵜の目鷹の目だった方々との距離感がジリッジリッと縮まっていく。
案の定、ドラムを叩かれるという方のお尻がむずむずしてきているのが見て取れる。
我慢できなくなったとみえトラムセットのもとへ。
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ここから一気にヒートアップする音楽会。
途中少々休憩を挟んでエンディングまでなだれ込む。
結果的にフォークソング中心のラインナップとなったが、ドラムやピアノがからむことで熱っぽい演奏となった。
初回はいい結果で進めることができた「音楽サロン 我が青春の歌ものたがり」。
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大事なのは次回2回目だと思う。
今日とは違うお客さまがいらっしゃることもあるだろう。
参加人数も変わる(増える)かもしれない。
自ら演奏される方ばかりとは限らない。
そんな時にどんな組み立てができるかで音楽会のバリエーションを増やせるかが決まる。
今回と違った緊張感で臨むことになるだろう。
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次回は6月22日(月)18:00~20:00。
(毎月第4月曜日)
ご興味おありの方はぜひとも遊びにいらしてくだいな。
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