楽龍時

2024.12.28

SOMPOケア配信ライブ Martin古池の歌謡ショー@楽龍時

今回はいつもと趣を変え、囲炉裏端からの配信。
この構想はかなり以前から誠オーナーと温めてきたもの。
昭和の歌謡流行歌を中心に歌う僕の歌謡ショーにぴったりじゃないかとの誠さんの発案。
ようやっと念願がかなった囲炉裏端配信ライブとあいなった。
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囲炉裏端ということを考慮して急遽冬の演歌調の歌に選曲を変えて臨んだ。
①なんとなくなんとなく(オープニング)
②舟唄
③北酒場
④雪国
⑤津軽海峡冬景色
⑥函館の女
⑦酔歌
⑧与作
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ここからエンディングに向けて洋楽カバーコーナー
⑨雪が降る
⑩サン・トワ・マミー
⑪愛の賛歌
⑫終着駅
⑬上を向いて歩こう
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適度におしゃべりをはさみながら、60分ジャストで歌いきることができた。
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以前は配信ライブはオーディエンスの顔が見えず、反応がつかみにくいため難しさを感じていた。
最近はようやっと慣れてきた。
見えにくい反応に四苦八苦するのではなく、自分で思いのままにステージをコントロールした方が良いと思うようになっている。
意識はカメラの向こうのじいちゃん・ばあちゃんにダイレクトに歌いかけることを強く意識している。
慣れないうちはカメラに気をとられて気持ちにブレーキがかかっていたようだ。(それが配信ライブを難しいものにしていたようだ)
星さんご一家や、タンク☆ポップのお二人も観戦に来てくださった。
スタッフのナオちゃんはじめ皆さんからノリのいい応援パワーを頂戴することもでき、思いっきりステージを進行することができた。

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2024.11.01

SOMPOケア 配信ライブ Martin古池の歌謡ショー@楽龍時

慣れてきたとはいえ配信ライブは緊張する。
オーディエンスの表情が見えない、直接のやりとりができない。
配信を聴いてくれている施設の様子はモニターに小さく映されるのだが小さくて僕からはほとんど見ることができない。
オーディエンスの表情を見て、やりとりをくりかえしながら進めるのが僕のライブスタイル。
なかなか厳しいものがある。
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最近はあらかじめプログラムを組み、こちらから一方的に歌いかける「ショー形式」に切り替えている。
モニターを見ているスタッフさんからは施設での反応は悪くないと聞いている。
しばらくは「歌謡ショー」形式を続けてみようと思う。
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今日のプログラムは次の通り。
第一部は頂戴していたリクエスト(宿題)を軸に組み立てる。
①港町十三番地~東京キッド
②東京ブギウギ
③銀座カンカン娘
④兄弟船~ソーラン節
第二部は童謡・唱歌からふるさとシリーズ
①赤とんぼ~夕焼け小焼け~あの町この町
②里の秋
③リンゴ村から
④ふるさと
そして第三部は洋楽の日本語バージョンシリーズ
①愛の賛歌
②テネシーワルツ
③ヴァケイション
④ダイアナ
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[その他の記録メモ]
★本日頂戴したリクエストは「公園の手品師」(フランク永井)。
銀杏の老木を手品師に見立てたワルツ。
知ってはいたがうろ覚え。その場で歌いきる自信が無かったので宿題にさせていただいた。
★初めてガットギターで演奏する。
やさしい音色と豊かな音量が歌謡ショーには似合っているのではないかと思ってのこと。
結果は?まあまあかな。
次回もガットでやってみようかと思っている。
★マイクのセッティングを変更する。
これまでは生音を基本にしてやや離れたところからコンデンサーマイクで配信用に音を拾っていた。
聞こえにくく、配信にはこのスタイルは適さないとのこと。
ダイナミックマイクを歌とギターそれぞれにセットして音を拾った。
なんとなくがんじがらめにされているようでやりにくかった。
でもまあこれに慣れるしかない。
1人、ギター、テキストの画像のようです

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2024.08.27

配信ライブの難しさと面白さ

SOMPOケア配信ライブを始めてもう1年以上になる。
ようやっとここ最近になって自分流配信ライブのやり方が定まってきた。
なんのことはない。
対面式のいつものライブと同じでいいんだ。
この結論にようやっと1年がかりでたどり着いたわけだ。
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最初の頃は見えない聴視者さんに向って語り、歌うことはまるで雲をつかむような感じだった。
加えて集音マイクが口元すぐ近くにあり、身動きがとれない感覚に陥っていた。なにしろ生音演奏を信条としてきた僕からするとまるで点滴の管でつながれている気分でなんともあずましくなかった。
そしてなにより聴視者の顔が見えない恐怖感ったらなかった。
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長年「リアクションのライブ」というスタイルでやってきた。お客様の表情を読み取り、やりとりを重ねながら進めていくやり方。聴視者の表情が読み取れないというのは致命的だった。
聴視者とのやりとりがほとんどできない中で、リクエストが数少ない聴視者とのつながりだった。
1曲でも多くリクエストを頂戴するために呼びかけ、60分枠の多くの時間を割いたりもした。
それでもリクエストは3~4曲。多くても5~6曲だった。全然来なかったこともあった。
顔にこそ出さぬが内心では焦りが生まれた。
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リクエストに対するこだわり(リアクションに対するこだわり)が薄れてきたのは今年に入ってからだと思う。
今、自分が歌いたい歌をたとえ一方的ではあっても歌うことの方がより自然に感じられたからだ。
配信ライブの名称も「歌声喫茶」から「歌謡ショー」に変更してもらった。「歌声喫茶」ではリクエストを元にみんなで歌うというイメージが先行し、自分自身もそれに縛られてしまうと感じたからだ。
一方的にではあるができるだけ生き生きと歌えるようにすればいいのではないか。そう考えるようになった。
楽龍時の誠オーナー始め、スタッフの皆さんのご努力もある。
集音方法をエアーマイクに変えるなど僕がより自然に歌えるようにと骨を折ってくださったことも大きかった。
たとえ一方的な歌いかけでも、今現在自分が歌いたい歌の方が生々しく歌えるに決まってる。
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ただし選曲やプログラムはかなりこだわっている。
聴視者=グループホームのご老人たちが思春期~青春期に胸を熱くしたであろう歌の中から、僕自身もまた大好きな歌を選ぶ。
そんなフィルターを通すことが選曲で一番大切だと思っている。
10年以上も続けている函館の特養「旭が丘の家」での「歌謡ショー」が大きな経験として活かされている。
リアクションライブを捨てた以上、演奏の下準備と練習には相当に神経を使うようになった。
それぞれの歌の背景や時代考証したり、歌に込められた作者の思いに自分なりに思いを馳せる。さらには自分なりに解釈を加えていく。
この点では喫茶店JUNEで長年やっていた歌声音楽会の「歌の深掘りコーナー」での経験が役立った。
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今回の「SOMPOケア配信歌謡ショー」ではさらに一歩突っ込んでみた。
まず選曲で僕自身の思春期時代に好きだった歌、つまりグループホームのご老人たちが大人になりたての頃の歌を中心に選曲・プログラムした。
さらにこれまでは「座り」で歌っていたが、今回は「立ち」で臨んだ。
全般にリズミカルな選曲が多くなり。
立つことによってよりリズムに乗った演奏ができた。
もっといえば、より自由になれた感じがする。
スクリーンに映し出される各ホームのご老人たちが手拍子を取ったり身体を揺らしたりしているのが見てとれる。表情までは分からなかったが、良い反応だったのは間違いない。
良い感触だった「歌謡ショー」。
たぶん、このやり方が当面スタンダードになるのではないかな。
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配信ライブの難しさと1年間闘ってきたが、ようやっと素直に面白さを感じられるほどになってきた。

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にぎやかなり 井戸端歌声音楽会

節目の「第20回 井戸端音楽会」をにぎにやかに終えることができた。
もともとこの音楽会はふく助さんに楽龍時を紹介してもらったのがきっかけで始まった。
ベースを始めて間もないふく助さんが楽龍時のオーナーでプロ・ベーシストの重廣誠さんに師事していた。
吉川のそれも楽龍時近隣の方々と歌う喜びを分かち合いたい。
このスタンスで誠さんと意気投合したのがことの始まり。
近隣の方々は農家の方が多く、24時間365日の作業の合間を縫って足を運ぶというのもなかなか難しいのが実際のところだ。
それでも10年のスパンでじっくりと続けていこうと話し合っている。
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でも一方で楽龍時ファンの方や、僕と親しくしている方々が足を運んでくださるようになってきた。
ありがたいことだ。
今回の音楽会が第20回ということを知ってか、知らぬでかたくさんの方々に集まっていただけた。
おもしろかったのは年齢幅の広さだ。
上は昭和19年生まれの御年80歳。
下は昭和50年代生まれの40代。
コアな年齢層は60代の方々。
この60代の方々がいたおかげで選曲がスムーズにいった。
なにしろこのお年頃の方々は(比較的)若い層の歌も(比較的)年配層の歌も知っている。
(とはいえ、ここは80歳の大先輩をリスペクトした選曲を多めにした)
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昭和19年頃ヒットした歌を皮切りに、昭和29年、昭和39年、昭和49年、昭和59年と年毎に輪切りにして進めていく。これがなかなかおもしろかった。
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演奏陣は今回ギター弾きが多かった。
それぞれ得意とするプレイが違う。
みんながみんなジャカジャカストロークばかりでは、まとまりがつかなくなる恐れもある。
楽譜通りキッチリ演奏するのが得意な方にはリズムキープをお願いし、楽譜にとらわれず感性でのソロ弾きを得意とする方にはイントロや間奏などをお願いした。
また普段はウクレレを得意とするがカホンもたたかれる方には基本のリズムをたたいていただいた。
そしてやはり全体をぐっとひきしめてくれたのはコントラバスを弾く誠さん。
こうしてしっかりした伴奏の上にのっかって皆さん楽しげに歌う。
むろん、その場で初めて音を合せるんだから「あれっ?」てとこもあるけど、それはそれで笑いを誘いいい雰囲気。
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節目の「第20回 井戸端音楽会」こうしてにぎにぎしく、楽しく終えることができた。
参加してくださった皆様に感謝。
そして、楽龍時の誠さん、さやか店長に感謝。
これからも「井戸端音楽会」を小さく小さく、でも息長ぁく続けていきたいと思う。

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2024.05.31

今回も楽しく歌わせてもらったSOMPOケア配信ライブMartin古池の歌謡ショー@楽龍時

2024_05_16martin
苦手意識を持っていた配信ライブ。
それが最近はすっかり楽しくなっている。
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苦手と思うのは目の前に人の顔が見えないため。
カメラの向こうに自分の歌がどう伝わっているのかわからない不安。
なんとなくヌカにクギのような心もとなさ。
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最近は画面越しにグループホームの方々の反応や温度、息づかいを感じれるようになってきた。
それが楽しくなってきた理由なんだろうな。
喜んでもらっているなぁってのがビンビン伝わってくる。
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「歌謡ショー」と銘打っている以上、入念に準備をしてプログラムも組んで臨んでいる。
でもプログラム通りに進んだためしはほとんどない。
今日は三分の一はリクエストやそこから派生した歌。
それがまた面白い。
Face to faceを信条にしているが、新たな可能性を感じさせてくれる配信ライブとなった。
2024_05_16martin2

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開店休業だった 井戸端音楽会@楽龍時

昨日の「井戸端音楽会@楽龍時」はお客様0人という結果だった。
途中誰か来てくれるかもしれないという淡い期待で待っていた。
ひとりでもいればマンツーマンライブとして音楽会は成立する。
でも残念ながら淡い願いだった。
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ライブ・音楽会というものは「水物」。
運やお客様によって左右されるもの。
だからこんなことも当然ありうることだ。(運に恵まれたか、過去あまり経験はなかったけれどね)
残念ではあるけれど、ショックはない。
むしろ「井戸端音楽会」の今後のあり方についていろいろ考える機会となった。
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僕がイメージし、これまでやってきた「井戸端音楽会」は参加者同士のおしゃべりと歌で進めていく歌声音楽会だ。
一方通行のライブとは違う、伝統的な歌声喫茶ともちょっと違う音楽会を目指している。
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ベースになっているのは若い頃に工場現場で経験してきた終業後の宴会だ。
現場にパレットを敷き車座になる。
車座の中心には一升瓶がドンと置かれ、思い思いに茶碗酒を呑む。
酒酌み交わし、酔いも回り、口もなめらかになるにつれ誰からともなく飛び出す歌。
演歌であり、民謡であり、流行歌であり。
歌に合せ、小皿をたたいてやんややんやのチャンチキおけさだ。
そんな車座宴会を音楽会で再現したいというのが願いだ。
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「井戸端音楽会」という名称はそこに由来している。
井戸端で世間話をするようにしゃべり歌う。(「車座音楽会という名称でもいいかも)
「歌」や「音楽」は特別なものではなく、日々の暮らしにさりげなく横たわるものであって欲しい。
そのためには音楽と暮らしの間にある「見えない敷居」を極力低くしたい。
これが僕の思っている「井戸端音楽会」のイメージだ。
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そしてこの試みは各所でやっている歌声音楽会では定着している。
楽龍時で音楽会を始めてからまだ1年半くらいだろうか。
これまでの実感としては定着するにはほど遠いかなという印象。
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毎回、集客は運頼みでしのいできたのが現状。
他の歌声音楽会との違いを考えてみると、まだ核になる人の存在がないことのように思う。
どの音楽会も「水物」であることに変わりはないが、何人かの核になる人達がいる。
その人たちがいて、さらにその時々でいろんな人たちが足を運んでくれて成立している。
「井戸端音楽会@楽龍時」では残念ながらまだまだそこには至っていない。
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一朝一夕に核を作ることはできないもの。それは自明の理。
それには主催の楽龍時さんとの打ち合わせや意志一致も必要だろう。
例えば僕の抱いている「井戸端音楽会」のイメージを見直す必要があるのか
また、「井戸端音楽会」を地元・吉川市に深く根ざしたものにするのか、あるいは一般的に広く呼びかけるものにするのか。
それによっては呼びかけの手法なども変わってくることだろう。
ここまで流れにまかせてやってきた「井戸端音楽会@楽龍時」。そろそろ細部までつめていく時期がきているような気がする。

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2024.04.19

ありがたかった 歌謡ショー@楽龍時

4月のSOMPOケア配信ライブ Martin古池の歌謡ショーは4月18日。
70歳の誕生日にぶつかった。
古希の誕生日だからといって特別に意識することも無く、いつも通りにカメラの向こうのご老人たちに歌いかけた。(なにしろカメラの向こうはとうの昔に古希なんぞは乗り越えた人生の大先達ばかり)
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用意したプログラムは次の通り。
①大先達たちが青春時代を過ごしたと思われる昭和20年代の唄を数曲。
(東京ブギウギ、銀座カンカン娘、東京キッド)
②春めいた季節の唄を数曲。
(港が見える丘、北国の春、十九の春)
③前回頂戴した宿題、「花と蝶」にからませた唄を数曲。
(花と蝶、恍惚のブルース、月光仮面は誰でしょう)
 森進一さんと同時期に登場した青江三奈さん。共にハスキーボイスで世を席巻した。
 どちらも作詞をしたのは川内康範先生。そして月光仮面もまた川内康範が原作で作詞をした忘れられぬ名曲。
④アラカルト~エンディングの数曲。
(高原列車は行く、ギターを持った渡り鳥、テネシーワルツ、上を向いて歩こう)
これにリクエスト曲を加えてジャスト60分のプログラムだった。
リクエスト曲が多いときはアラカルトを飛ばす作戦。(今回頂戴したリクエストは「アメリカ橋」と「青い山脈」)
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ショー半ばで動きがあった。
後ろの方でガサガサとなにやら準備をしていたのは気づいていた。
黄色い台紙にカラフルな文字を切り抜き、貼り付けたヤツをカメラの前にかざしながら入場するナオちゃん。
突然の「ハッピー・バースデイ」の唄を歌い出す会場の皆さん。
クーミンからは立派な花束。
うれしいやら、照れくさいやら。
50年以上も歌ってきて、ライブで誕生日を祝ってもらうのは初めてのことだ。
ディスプレイに映し出される各グループホームのご老人たちもにこにこ顔のよう。
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思いもよらぬ誕生日イベント。時間が押してきた。
エンディングの「上を向いて歩こう」を通常テンポで歌えば途中で時間切れになる。
そこでスローテンポの「テネシーワルツ」を歌い終えるやいなや、間髪入れず超アップテンポで「上を向いて歩こう」になだれ込む。
すかさずカホンを入れてくれるクーミン、じっとしていられず誠さんがウッドベースで参加。カズーで参戦するヒトミちゃん。手拍子のナオちゃん、りかちゃん。
大変な盛り上がりになる。
リフレーンを何度かくりかえし、ジャスト60分でショーを終えることができた。
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70歳の節目・一里塚に記憶に残るショーをさせていただいた。
カメラを担当してくれたカマタさんや店長Sayakaさんはじめとしたスタッフの皆さん。
にこにこ見守ってくれたヒトミちゃんのお母さん。
初めて来てくださり最後までお付き合いしてくださったりかちゃん。
皆さんに心から感謝いたします。
すべてのリアクション:
吉田 嘉秀、富安 秀行、他41人

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2024.02.18

SOMPOケア配信ライブ Martin古池の歌謡ショー


全国に点在するグループホームに向けての配信ライブ。

お客さんが目の前にいない配信ライブ。
ちょっと苦手意識がありました。
でも回数を重ねるにつれ、それも払拭されてきました。
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特に「リクエストにお応えする」という配信スタイルから、「歌謡ショー」の形に変えてからは自由にのびのびと歌えるようになっています。

「歌謡ショー」のスタイルはこちらから能動的に歌いかけます。
画面越しに各グループホームの反応を確かめながら進められる。
その分自分のペースに持ち込みやすくなりました。
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ただ難しい点もあります。
各グループホームのご老人たちがどんな歌をお聴きになりたいのか想像力を膨らませながら準備をしなければなりません。
これはこれまでの経験に頼るしかありません。
1曲毎に時代考証をしたり、その歌が世に流れていた時ご老人たちがどう過ごされていたのか。
妄想を膨らませていくことが選曲とトークの準備になります。
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さらに難しいのは想像がずれたりはずれた時、配信中にどう修正していくのか。
現場での対応が一番難しいかもしれません。
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今回の「歌謡ショー」ではまさにこの点が問われることになりました。
あらかじめ準備していたプログラムはありました。
順調に歌い進めて来ましたが配信の半ば過ぎに、あるホームからリクエストが入りました。
すると次から次へとリクエストが届き始め、番組後半はさながらリクエストコーナーに。

リクエスト曲を見ると、前半で歌った唄に触発されて出てきたものもあります。(そうでないものもあるけれどね)

そこでプログラムを棄て、リクエストにお応えすることにしました。腹をくくった感じです。
(実はプログアムの後半は盛り上がりを期待した選曲だったんですが、別の機会に歌うことにしました)
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終わってみると「歌謡ショー」と「リクエスト」の案配がいい感じでバランスがとれていたように思います。

(言い方は変だけど)前半の「歌謡ショー」で餌をまき、後半リクエストにつなげていくというのがいいのかもしれません。
前半は一方通行、でも後半に向けて徐々に相互通行になっていくという状態。
Face to faceではない配信ライブの中でも、相互通行ができるようになっていければいいなと思います。
2024_02_15sompomartin

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2024.01.31

SOMPOケア配信ライブ Martin古池の歌謡ショー

今年最初の歌謡ショー。
今回は前回頂戴していたリクエスト曲、「おーい中村君!」を軸に組み立てた。
子供の頃、ラジオからよく流れていたので知ってはいた。
でも「知っている」と「歌える」とは全く別もの。
きちんと歌うため宿題にさせていただいた。
昭和33年、若原一郎さんが歌ってヒットしたこの歌。
昭和30年代はじめの雰囲気がとてもよく感じられる。
この頃は戦後の混乱期を脱しつつあり、来る高度成長時代を予感させるような時代。
いわば「狭間の時代」だったように思える。
庶民生活のちょっとした希望と明るさを感じる。
そんな時代の歌を東京と田舎という切り口で組んだ。
①銀座カンカン娘(高峰秀子・笠置シズ子)
②下町の太陽(倍賞千恵子)
③達者でな(三橋美智也)
④おーい中村君(若原一郎)
⑤若いお巡りさん(曽根史郎)
⑥田舎のバスはおんぼろ車(中村メイコ)
⑦東京のバスガール(初代コロムビア・ローズ)
⑧舟唄(八代亜紀)
⑨雨の慕情(八代亜紀)
⑩雪が降る(サルバトーレ・アダモ)
⑪雪の降る町を(立川澄人)
⑫雪国(吉幾三)
⑬高原列車は行く(岡本敦郎)
他に番外編として「そして神戸」(クールファイブ)。
今回初めて兵庫県のホームさんが参加してくれたので急遽挟んだ。
昨年末に亡くなった中村メイコさんと八代亜紀さんへの追悼も込めた。
田舎のバスと東京のバス、そして九州のバスガールだった八代亜紀さんという具合に話もつながった。
雨から雪へという話の転換もいい具合。
最後は暖かい春を待つ心で「高原列車は行く」を歌い、ショーを締めくくった。
今回はトークも歌も起承転結にのっかり、スムーズにつなげることができた。
気持ちいい!
応援に来てくれた五右衛門バンドのお二人やスタッフの皆さんも場をもり立ててくれた。
次回は2月15日(木)15:00~16:00。
さてどんなストーリー、どんな選曲にしようか。
あれこれ思いをはせるのもまた楽しいものだ。
2024_01_18sompo

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2023.03.20

第6回 歌声喫茶@楽龍時

今回は女性陣の参加が多く、にぎやかな音楽会になりました。
皆さん初めての参加だったので音楽会が始まる前は少々戸惑いもあったようです。
でも1曲、2曲と歌い進めるうちに緊張(?)ほぐれ、おしゃべりもなめらかに。
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こういう歌声音楽会をやるたびに思うことがあります。
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  「これから音楽会を始めます」
  「さあみなさん、最初はこの歌から始めましょう」
というような形式張った進行はどうもなじめません。
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音楽会を円滑に進めるには一定の決めごとがあった方が良いのかもしれません。
でもなんとなく堅苦しく感じられ、緊張してしまいます。
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おしゃべりの延長上に歌があるってのが僕にはあっている。
世間話や昔話をしているうちに気がついたら歌になっていく。
その歌がまた次のおしゃべりにつながり、次の歌につながっていく。
「おしゃべりと歌の連鎖」ってのが理想です。
そういうのを「井戸端音楽会」というような呼び方をしています。
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楽龍時には正真正銘の囲炉裏もあり、文字通りの井戸端音楽会。
初めてお会いする方々との一期一会のひととき。
これがご縁でまた足を運んでくださることを願いながら、ゆったりと時は流れました。
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次回は4月30日(日)13:00~15:00開催の予定です。
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(写真はオーナー・誠さんから頂戴しました)
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