ライブ

2024.06.17

Shimoオープンマイク

久しぶりのオープンマイク出演だった。
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ソロライブとはひと味ちがった緊張感を楽しむことができた。
まずなにより20分という枠の中で起承転結を織り込んだ選曲をする難しさ。
僕のスタイル=「おしゃべりを軸にしたステージ進行」をするには時間が限られている難しさ。
そしてオーディエンスの多くが耳の肥えたミュージシャンであること。
他の出演者の皆さんがPA装置を通した音作りをされる中で、ナマ声・生ギターを埋没させぬパフォーマンスもまた必要。
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何から何まで普段の自分のスタイルとは違った条件下で歌うオープンマイクは難しく、緊張もし、そして楽しい。
そして他の出演者の演奏を聴くのもまたいい。
それぞれの方の音楽の好みやアプローチの仕方などを垣間見ることのできる楽しみはまた刺激にもなる。
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今回も僕はトップバッターを仰せつかった。
生音演奏が埋没せぬようにとの主催・Shimoさんが配慮してくれてのことだろう。
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選曲は以下の4曲。
①「いつも君がいた」
  起:若き日の故郷での恋物語への想い。
②「テネシー・ムーン」
  承:故郷捨てて旅に出た。夢を追いかけすべてを棄てたつもりではいたけれど、想い出すのは君のことばかり。
③「I'll Hold You In My Heart」
  転:遠く離れた君を星空を見上げ、夢の中で抱きしめる。
④「Take Me Home Country Roads」(故郷に帰りたい)
  結:おんぼろ車のカーラジオから流れるディスクジョッキーの故郷なまり。自分のいるべきところは生まれ育ったあの北の大地。帰りたい、でも帰れないと揺れる望郷の念。
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先日やった「おーるどたいむ de ライブ 春の陣」と同じテーマだったが、その中でも起承転結のあるコアになる歌で組んだ。
ストーリーがオーディエンスに伝わるのがベストではある。
でもそれは簡単なことではない。トークをギリギリまで抑え、歌だけでつなぐのだからなおのことだ。
それでも自分の中では歌う必然性は整理されている。
僕の場合、この「必然性」というのがとても大切なんだ。
ストーリーを組み、イメージを膨らませ、そして歌い込む。
準備を入念にやって本番に臨んだ。
本番では心を開き、捨て身になり、流れにまかせる。
さてさてその結果はオーディエンスにどのように届いただろうか。
10人の画像のようです

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つくろうカフェ@羽生MD Libraryで歌う

次男夫婦の関わる羽生の草の根活動の企画の一環で「歌声喫茶」の依頼があった。
小一時間の歌謡ショーとみんなで歌おうコーナー、あわせて1時間半の音楽会。
参加される方は認知症予防の方や、現に認知症になっている人たちとのことだった。
年齢層は60~80代で、蓋を開けてみなければ何人集まれるかわからないとのことだった。
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  雲をつかむような状況で悪いね
  でもオヤジなら大丈夫っしょ
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と、お気楽に言ってのける次男。
たしかにこれまでもいろんなシチュエーションで、なんとか形にしてきているのを見てきた次男は軽く言ってのける。
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とはいえ実際にはそんなに簡単じゃない。
本番でちゃんとした形にできるように、事前準備に力を入れた。
参加する年齢層に対応できるようにベースになるプログラムを3通り準備した。
①80代の方が多い時は昭和20年代~30年代の歌謡曲をメインのプログラム。
②70代が多いときは昭和30年代~40年代の歌謡曲を中心に。
③60代が多い場合はグループサウンズやフォークソングなどを多めに。
これに加えて50曲ほど選りすぐった歌のリストも作った。これは参加者にお渡しして、リクエストを頂戴するためのもの。
それぞれのプログラムや選りすぐりリストは長年歌い込んできたものばかりだから演奏に不安はない。
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問題は参加者と場の空気をどうやって共有していくかという現場力。
いざ蓋を開けてみれば今回の参加者は60代後半~70代前半。
僕とは同世代。
プログラム②と③をごちゃまぜにして歌い始める。
場の空気はほんの5分ほどで一気に温まった。
やはり同世代だと話が早い。
若い頃の世相や思い出話を織り交ぜながら音楽会は進んでいく。
歌詞カードなどを配ったわけではない。でも皆さんよく覚えておいでで一緒に口ずさむ。
やがて会はリクエスト中心になってくる。
「選りすぐりリスト」をお配りしておいたのが功を奏した。
最後の「みんなで歌おうコーナー」も含めてあっというまの1時間半だった。
本当に認知症なの?と思うほどだった。
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やはり歌ってのは忘れられた記憶を掘り起こす力があるんだな。
言ってみれば歌はタイムマシン。
一瞬のうちに「あの頃」にワープし、一瞬のうちに「今」に舞い戻って来ることができる。
瞬時の時間移動を可能にするために何ができるか
これが演者であり、水先案内人の役どころ。
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今回は初めての場所、初めての方々だったので普段以上に「オープンマインド」を心がけた。
こちらが心を開き、本音で語りかけ、歌う。
参加者のリアクションを受けながら、相手の心にストレートに飛び込んでいく。
自我を捨てる。捨て身になることが大事。
ごく自然にそれができたので、初めての方々といいあんばいでやりとりをすることができた。
互いに好感を持ちあって交感することができた。
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この企画は12月にも行われるとのこと。
早くもオファーを受け、参加者からも数曲のリクエストと宿題を頂戴した。
次回も楽しみだ。
2件以上
すべてのリアクション:
吉田 嘉秀、蒲田 祐子、他31人

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2024.01.31

Ohanaライブ~我が青春の歌物語

地元からは離れた船橋の街でやったOhanaライブ。
どんな方が聴きに来られるのかまったく分からず、ちょっと不安でちょっと楽しみ。
来られた方々のほとんどが初対面。しかもご自身で演奏される方々ばかり。
僕の日常的な演奏活動ではお客さんにミュージシャンはそう多くない。ほとんどが市井の方々で、そんなお客さんと世間話をくりひろげながら歌うというスタイル。いわば井戸端ライブ。
いつもとは客層が違うんで、ちょっと緊張感をもってライブをスタート。
①耳の肥えたミュージシャンの方々にも納得していただける内容にできるか。(弾き語り技術面の課題)
②ミュージシャンの方々との間でも井戸端的なステージを展開できるか。(ステージ進行面の課題)
これがスタート時点で密かに自分に科した課題だった。
演奏開始直後は会場全体にもちょっと緊張感が漂っていたようだ。
こちらを凝視するオーディエンスの視線は痛いほどだった。
それでもステージが進むにつれその視線はやわらかいものに変わっていくのを感じる。
それにつれてこちらの口もどんどんなめらかになっていく。
相方のふく助さんも適度な突っ込みを入れてくれる。
場になごやかな空気が流れ始める。
客席からもいいあんばいでチャチャが飛び出す。
気がつけば、あっという間に1時間が過ぎ去る。
いい感じのおもしろいライブになった。
今回は「我が青春の歌物語」がサブテーマ。
若い頃から歌ってきた冬の歌を中心のステージだった。
 恋人たちのペイブメント
 雪
 雪化粧
 さようなら
 津軽海峡冬景色~函館物語
 外は白い雪の夜
 根雪
 雪が降る日に
 浪漫鉄道
 旅人のうた
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2部はお客様によるオープン・ステージ。
5組の方々がそれぞれ個性的な演奏を聴かせてくれた。
各30分ステージだったのでそれぞれの特徴などをじっくり聴かせてもらえた。
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[追記]
初めてお会いする手塚さんが事前に僕のことを「予習」していてくださったとのこと。
その中で富安秀行(ハゲちゃん)さんと僕が「音もだち」であることを知ったそうだ。
手塚さんはハゲちゃんの大学の音楽クラブの後輩で、そのことから親近感を持ってくれたご様子。
うれしくまたありがたいことだ。
2024_01_04ohana

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2023.12.31

若者たちと歌う

若者といっても小学生~中学生~高校生と幅広い。
知的障害のある子供たちをサポートをするNPO法人の南越谷事業所での音楽会だ。
昨日はご老人向けの配信ライブ。
そして今日は若者たちとコンサート。
切り替えはけっこう大変。
それでも今回が3回目のコンサートになるので、互いに勝手がわかり合うようになっている。
若い衆向けのコンサートとはいえ、今時の音楽はやらない。(というかほとんど知らない)
なので自分が彼らの年頃の時に聴いていた歌や自作の歌をやることにしている。
それでも彼らは目を見開いてしっかり聴いてくれるのがうれしい。
今回は全曲アップテンポでそろえた。
こざかしいアレンジは一切抜きにして、ストレートなストロークでリズム感を強調。
これがはまった、彼らは後打ちの手拍子やタンバリンなどで一斉にリズムに乗ってくれる。
これがまたしっかりしたリズムを刻んでくれるんだ。
やはり今時の若者たちはリズム感がいい。
若者たちのリズムに乗っけてもらって僕もぐんぐん突っ込んだ演奏に。
外は寒気のためかなり冷えこんでいるが、室内は熱気と歓喜の渦だった。
圧巻はラストの「Take me home Country Road」~「ハエ・ハエ・ハエ」。
テンポをぐんぐん上げていった。子供たちのリズムが崩れるかなと思っていたが、とんでもない。
かなりのハイテンポでもしっかりついてくる。そればかりかこちらをガンガン煽ってくる。
すっかりおなじみになった「ハエ・ハエ・ハエ」もリフレーンにもしっかり応えてくれる。そしてがっつり煽ってくる。
こちらも調子に乗りリフレーンを何度もくりかえしテンポアップをはかっていく。
おもしろかったぁ!
この子たちの多くは音楽に興味が深く、何人かはギターやドラムなどの楽器に挑戦している。
事業所のスタッフ全員が楽器を演奏するのでその影響を受けているのだろう。
そんなこともあり新たな提案を受けた。
次回のコンサートでは課題曲を決めて子供たちとセッション・アワーをもうけようというものだ。
子供たちのやりたい今時の歌を1曲。
僕が彼らの年頃の時に歌っていた歌を1曲。
「世代間青春の歌の共演」という提案。
10代の若者たちと70歳にならんとするジジイのそれぞれの青春時代の歌を共演するというもくろみ。
なんだかとってもおもしろそうだ。
加えて同じNPO 法人の別の事業所からもコンサートの依頼があるとのこと。
こちらは障害が少し強い子らが多いので同じようなリアクションになるかどうかは不明とのこと。
でもスタッフは「音楽で子供たちのこころを豊かにしたい」と乗り気だそうだ。
喜んで引き受けさせてもらうことにした。
長年積み重ねてきた音楽が誰かのお役に立てるなら僕としてもうれしい限りだ。
そのスタッフさんとも旧知の仲なので、意見交換しながら形にしていこうと思う。

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2023.11.01

静のライブと動のライブ

中学生を中心とした障害を持つ子供たちとの音楽会。
「中学生と歌おう会」
便宜上、勝手にそう呼ばしてもらっている。
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今回は宮川さんにハンマーダルシマーで協力を得る。内容のある良いライブになった。
(内容ある=教育的という意味では全くないんだけどね)
子供たちになじみのないハンマーダルシマーを紹介し、その音色を聴いてもらえたこと。
アイリッシュ3曲のメドレーという、これまたなじみのない音楽を聴いてもらえたこと。
(「Finnish Polka」は知らないけど映画「タイタニック」を知ってる子が何人かいたのはうれしい驚き)
Polkaのテンポはノリがいい、
子供たちから裏拍の手拍子が自然に湧き上がる。
これがライブ全体のリズム感を生みだした。
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アイリッシュメドレーであたたまった空気の中で歌のコーナーへ。
今回も子供たちにはほとんどなじみのない歌ばかり。
・なんとなくなんとなく (スパイダース)
・パフ 日本語バージョン (PPM)
・ともだち (坂本九)
・上を向いて歩こう (坂本九)
・いい日旅立ち (谷村新司)
・切手のないおくりもの (財津和夫)
・東京ブギウギ (笠置シズ子)
・さらばシベリア鉄道 (大滝詠一)
・ハエ・ハエ・ハエ (ヒューマン・ズー)
このまま大人向けの音楽会でやってもいい内容だ。
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実は「中学生と歌おう会」の話を頂戴したとき時に決めていたことがある。
 子供たちに無理に合わせることをしない
 子供に媚びず、僕の世代がなじんできた歌で時間を共有する
ということだ。
こちらが素直に心を開いてストレートに子供たちの懐に飛び込んでいければ道は開ける。
素直に心を開くと言うことは自分の中に残っている子供の心をそのまま出すと言うこと。
70年近く生きて形作られてきた「大人のフィルター」を通さないことが大事だと思った。
それが自然にできればたとえ子供たちの知らない歌であっても、なんらかの化学変化を生み出すことができるだろう。
そうなれば最後には時間と空間を共有し、共感を生み出せるはずだ。
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むろん全体の組み立てや多少の仕掛けや工夫も必要。
今回の場合は前半は歌に含まれる「言葉」を浮き彫りにすることを意識した。
同時にややアップテンポにしリズム感を損なわないようにアレンジ。
その上で滑舌よく語りかけ、投げかけるように歌う。
後半はリズム感やノリを前面に押し出した演奏。
最後の「ハエ・ハエ・ハエ」で僕も子供たちも一緒に爆発できるように運ぶ。
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作戦は上手くはまった。
ライブ全体が熱のあるものになり、そして最後には大爆発となった。
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「中学生と歌おう会」を終え、その一部始終をふりかえりながら思ったことがある。
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「静のライブ」と「動のライブ」があるとしたら、ここ数年の僕のライブは「静のライブ」が多かった。
同年代や人生の先輩方とのライブや音楽会が圧倒的に多かったためだろう。
何十年も生きてきた人たちと時を共有し、共感し合うためには「言葉」を意識することは欠かせない。
「言葉」=歌詞・トークは主に頭に対して働きかけられる。
反面心と身体にダイレクトに働きかけるものはメロディであったりリズムであったりする。
両者がからみあってライブを形作っていくのだとするならば、ここ数年僕は「言葉」重視のバランスが多かったように思う。
「静のライブ」だ。
人生経験の浅い中学生たちは「言葉」の前にまずは身体で感じることが先だ。
人生経験が浅いと言うことはその分物事を新鮮にピュアな心で感じとれるということだ。
そのピュアな心にダイレクトにリンクするために「煽るライブ」に舵を切った。
長いこと忘れていた「煽るライブ」。
僕は歌やトークで子供たちを煽る。
子供たちはそのリアクションで煽り返してくる。
それに対し僕もまた煽り返す。
そんなことをくりかえしながらライブのテンションがぐんぐん上がっていく。
そして最後にマックスに到達し「ハエ・ハエ・ハエ」で爆発する。
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忘れかけていた「煽るライブ」=「動のライブ」を中学生たちに思い出させてもらえた。
これもまたライブの醍醐味なんだろうな。

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2022.10.14

【お知らせ】 第7回 味亭オープンマイク



明日、10月15日(土)はShi-mo音楽教室主宰の「味亭オープンマイク」に出演させていただきます。
前回(第6回)は自分の音楽会と重なったため出演できなかったので、およそ1年ぶりになります。
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Shi-mo音楽教室の塾頭・下坂さんは長年通っている楽器店で僕の担当をしてくれていました。
長年のお付き合いの中で僕の音楽スタイルや好きな音(嫌いな音)を熟知する方です。
楽器はもちろん、弦やピックなどの小物にいたるまでふたりで試行錯誤してきたいわば相棒のような御仁です。
楽器店から独立しご自身の音楽教室を立ち上げ、その一環として「味亭オープンマイク」を開いています。
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毎回出演を楽しみにしてきました。
というのも「オープンマイク」という形は僕の普段のライブとは対極にあるからです。
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僕のライブスタイルは生音演奏でおよそ2時間の長旅を演出していくものです。
ライブごとに大きなテーマを設定し、小さなストーリーを歌とおしゃべりで積み重ねていくスタイル。
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オープンマイクの特徴は次のようです。
  ①たくさんの人達と競演することができること
  ②演奏時間が20分と短いこと
  ③マイクやラインなどPA装置を使ったステージになること
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①「ひとり旅」のステージはけっこう淋しいものです。独りよがりなステージにしてしまう危険性をたえずはらんでいます。
いろんな人のステージを観させてもらうことは刺激を頂戴できると共に、自分のステージを相対化し客観的に見られるチャンス。
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②20分の中に小さなストーリーを凝縮させるために事前に充分な準備が必要。テーマやストーリーの設定、起承転結(または序破急)などの考慮、そして冗長さの排除。
この「冗長さの排除」というのが難しい。テーマ設定や起承転結の考慮は2時間ライブに共通するものです。でも普段のライブではおしゃべりや道草はライブの大切なアクセントになります。
20分という短い枠の中ではそれがむしろジャマになる。
それらを排して必要最低限のトークと歌でイキイキとした20分を演出する。とても、とても勉強になります。
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③PA装置を使わない僕の基本スタイルでは次のことが大切になります。
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 ・滑舌よく声をしっかり出す
 ・ギターをしっかり鳴らす
 ・強弱(メリハリ)のある歌唱、それと呼応するギターの弾き方
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生音演奏ではフォルテシモとピアニシモはある程度思ったようにコントロールできます。
ギターの奏法もそれに呼応させることができます。
ところが同じ唱法、同じ奏法でPAを介すと勝手が違ってしまいます。
フォルテシモはやかましいと感じるし、ピアニシモはなんだかスカスカに感じてしまいます。
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PAを介する時の唱法や奏法は生音演奏とは違ってくるように思います。
それを試し、確かめるいい機会なのかなと思っています。
(ちなみに自分の出した音が別の場所=スピーカーから聞こえてくることに違和感=気持ち悪さ?を感じてしまいます。感覚の問題なので、これは慣れるしかないのかもしれません)
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「オープンマイク」についてちょっとマジメに考察してみました。
普段の演奏とは対極にある「味亭オープンマイク」。
僕にとってはとても勉強になる、楽しみな音楽会です。
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  10月15日(土) 12:00 開場 : 13:00 開演
  入場料 無料(ご飲食をお願いいたします)

  ■Martin古池出演は13:20~13:40の予定です

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2022.07.03

北海道 唄の市(2)に参加して

ありまじろうさんの企画する「北海道 唄の市」に参加させてもらいました。
場所はありまさんのホームグランド「中野じみへん」。
2022_06_23
2022_06_23
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首都圏に暮らす北海道人をはじめ、北海道に縁ある方々、総勢9名による音楽会です。
それぞれの参加者が15分の枠の中で、それぞれの北海道を歌に託します。
一口に北海道と云っても「でっかいどう」。
知らぬ街の知らぬ暮らしの中から育まれてきた歌をたくさん聴くことができました。
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ボクが生まれた函館は「渡島地方」と呼ばれています。
内地の人達が海を渡ってたどり着いた島=蝦夷地→北海道がその由縁だとか。
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今回選んだ歌は①ギターを持った渡り鳥、②函館物語、③故郷に帰りたいの3曲。
①ギターを持った渡り鳥は昭和34年に公開された映画の主題歌です。主演の小林旭がギター1本かついで函館に流れ着き、土地の親分さんの娘(浅丘ルリ子)と恋仲になります。でもトラブルにまきこまれた小林旭は青函連絡船で函館を後にします。連絡船を見送る浅丘ルリ子がめんこかった。
ボクも北海道に帰るたびにギターを背負って帰ってきました。
そんなわけでオープニングの1曲に。
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②函館物語は中学の同級生が作った歌です。
函館に暮らす女性が函館を旅たっていく恋人を待ちつづけるという内容の歌。
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③故郷に帰りたいはウェスト・バージニアを舞台にしたジョン・デンバーの名曲。
ウェスト・バージニアの炭鉱の町を北海道の炭鉱町に見立てて詩を書きました。
しゃべって歌っての15分でしたが(ちょっとオーバーしたかも)
ありがたいことに「アンコール」を頂戴し「元町(MOTOMACHI)」を最後の歌に。
小松崎健さんが函館の元町をイメージして書いた曲です。
メロディに乗せ、ボクは慣れ親しんだ元町の風景を織り込みました。
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さて、ボクにとっての北海道をみなさんどのように聞いてくれたかな。
久しぶりの再会や、あらたな出会いに恵まれた楽しい音楽会となりました。
2022_06_23-zibunn
(自分の写真がなかったんで参加メンバーの方のところから拝借しました)

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2021.12.21

気持ちよく歌わせてもらった「元町」

2021_12_185
おーるどタイムでの「魅惑のみわけんライブ」で1曲だけの飛び入り参加。
「元町(MOTOMACHI)」を歌いました。
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この歌は函館のFMいるかの番組主題歌として小松崎健さんが書いたものだそうです。
(健さん作詞の「元町ファンタジー」はありまじろうさんがよく歌っています)
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僕が初めて「元町(MOTOMACHI)」を聴いたのは数年前のおーるどタイムでの健さんライブ。
メロディを聴きながらその場で歌詞の原型が浮かんできました。
子供のころ毎日のように遊びまわっていた元町の風景を浮かぶままに歌詞にしました。
(元町にある白百合幼稚園に通っていたこともあるしね)
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函館を離れて何十年。
今でも思い浮かべるのは故郷の元町の景色です。
「いつかは帰る街、いつかは帰るふるさと」
そんな願いを込めた「元町(MOTOMACHI)」です。
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健さんはおーるどタイムでライブをやるたびに、律儀に声をかけてくれ一緒に演奏してくれます。
田中麻里さんのハープを加えての演奏や、miwaちゃんがハーモニーをつけてくれたり。
ありがたいことです。
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miwaちゃんとは今回で2回目。
前半を僕のキーでフルに歌い、miwaちゃんがハーモニーをつけてくれます。
そこから転調してオリジナルキーの「元町ファンタジー」をmiwaちゃんが歌います。
寄り添うように控えめハーモニーのmiwaちゃんの歌声。
ゾクッとするほど快感でした。
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ソロシンガーの僕はいつも一人完結。
ハーモニーをつけてもらえるだけで感激もの。
しかもmiwaちゃんのハスキーボイス。
彼女はいろんな声を持っています。
張るときは突き抜けるような破壊的な迫力で、
ウィスパーボイスではちょっとハスキーな声で。
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「元町(MOTOMACHI)」はノスタルジックな望郷の念を醸し出したいので、僕はかなり抑えめに歌います。
さらに抑制の効いたウィスパーボイスが絡みついてくれる。
たまりませんなぁ。
リリカルな健さんのハンマーダルシマーと相まって、ぜいたくな1曲を歌わせてもらいました。
ありがとう!

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魅惑のみわけんライブ

2021_12_18-7
今回も2日間にわたり「みわけんライブ」を堪能させてもらいました。
ひとつはホームグラウンドのおーるどタイムで。
もうひとつは初めて行く小平・ジミーズパラダイスで。
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聴く側の立場にあってもホームとアウェイとでは微妙な違いがあるものです。
おーるどタイムでは「仲間として迎える」というリラックス感が強い。
ジミーズパラダイスでは純粋に聴衆の立場で聴かせてもらうという感覚が強くなる。
(ちょっとかしこまり、緊張しながら謹聴させてもらいました)
どちらも魅力的な楽しいライブでした。
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半年前の「みわけんライブ」から、ユニットとしての成熟度がぐっと増しているのに驚かされました。
今年は6回も「みわけん」としてツアーをやってきたそうです。その結晶なのかもしれません。
今年の「集大成」にふさわしい、ここちのいいライブでした。
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ジミーズパラダイスではアイリッシュハープの田中麻里さんが加わっての豪華なライブでした。
楽器の数が増えると厚みが増しリッチな演奏になる反面、演奏するのが難しくなります。
音数が増える結果音がかぶったり、耳に障ったりというリスクがあるわけで。
そこはやはり達者な三人。
リハーサルの中で調整していく様子は勉強になりました。
ハンマーダルシマー・健さんの鉄弦の深みのある音の間隙を縫って響く麻里さんのやわらかなハープの音色。
horio miwaちゃんのシンプルなギター低音の響きと、その上にのっかるゆったりしたボーカル。
心地よかった。
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ジミーズパラダイスでは最後列に立って聴いていました。
音に合わせてゆらゆら体を揺らしながら。
スローテンポな歌だけではなく、アップテンポの歌もゆったりゆらゆらローリング。
そこで気が付いたのですが、アップテンポのリズミカルな曲でもゆったりしたうねりがある。
この「ゆったりしたうねり」が心地よさにつながっているんじゃないかな。
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そこでさらに気がついたのはmiwaちゃんの歌が変わってきていること。
力が微妙に抜けてきていると感じたのです。
むろん突き抜けるような彼女独特の歌い方はそのままで、そこからふっと脱力しているような気がしたのです。
健さんは必要な音だけを必要な強さでそっと支えている。
おーるどタイムでの演奏でもそれは感じていたことです。
ここに間隙を縫う麻里さんの優しいハープが加わることで、より際立ったように思います。
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気持ちのいい、いい塩梅のひと時を過ごさせてもらいました。
みわけんのお二人、そして麻里さんありがとう。
2021_12_19-12
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2021.09.04

【私の履歴書】を15年ぶりに改訂、追補しました

15年前というと新越谷駅前で「街角ライブ」をやっていた頃。
それ以降に「朝市コンサート」「お好み焼きの三貴ライブ」「喫茶店JUNEライブ」そして「おーるどタイム de ライブ」、加えて老人施設や幼稚園での絵本コンサートと様々な形の演奏を展開してきました。
.
15年より前が「いかにあるべきか」を試行錯誤する季節だったとすれば、
それ以降は自分なりのスタイルの全面展開を試みる攻めの季節でした。
.
そして、昨年から始まった「コロナの季節」。
.
.
(以下引用)
2020年4月 世にコロナウィルスが蔓延し始める。
レギュラーライブはもちろんのこと他の音楽活動も
大幅に規制をせざるを得なくなる。
.
67歳 現在は
「三密」を回避し、毎週土曜の午後、川沿いの公園で
「青空ナマ歌ライブ」を中心に活動している。
.
.
思えば
公園や駅前広場で歌い始めた17歳の頃のスタイルに
50年を経て再び三度立ち返っています。
この先、世がどのようにうつろうかは判らないことです。
でもその時々できる形で
しぶとく、しぶとく歌い続けていきたいと思う昨今です。
.
.
【私の履歴書】→http://martinkoike.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_8a56.html

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