ハックルベリー・カントリー・ライブ

2012.03.27

【記録】 「ハックルベリー・ライブ」 ナッシュビルチューニングに挑戦

今回のハックルベリー・ライブは若い女性シンガーが二人出演。
いつもより華やかな雰囲気につつまれていました。

お二人の集客力もなかなかたいしたもんで、若者がたくさん集まりいつにもまして熱気あふれる店内です。
おじさん二人は少々気圧され気味(汗)

1番手 みやとさん。
平成生まれ、広島出身のシンガー。
バックパッカーを携えオリジナル曲を披露してくれます。
伸びのある、落ちついた歌声が魅力的。


2番手 はにーさん。
こちらは京都からリトルマーチンを抱え、夜行バスでやってきました。
関西系のノリは路上ライブで鍛えられたんでしょう。
お客の関心をたえず喚起し続けるステージングは見事でした。
彼女もオリジナルを歌います。
とても不思議で魅力的な世界でした。


3番手 るびんさん
若者パワーが炸裂直後のステージ。
「おーい、なんとかおじさんパワーを見せつけてよー!」
なんてのはまったくの杞憂。
いつも通り盤石のるびんワールドは健在なりでした。
初お披露目のガットギター。成りは小さいけどよく鳴ります。
いいギターだなと思いました。


4番手 Martin古池
初めてナッシュビルチューニングに挑戦しました。
チューニングは一般的なものと同じ。でも音の高さが違います。
3弦と4弦が通常よりオクターブ高いのです。弦も専用のものを使います。
明るくきらびやかな感じの音。
ただカーターファミリーピッキングのようなメロディを弾きながらリズムをつける弾き方は苦手かも。
音がオクターブ飛んでしまうのです。
そこで今回は歌いなれたものを、アレンジに変えてやってみました。

  Jambalaya
  Martin古池のテーマ (予定外でしたがるびんさんに促されやっちゃいました)
  Love Sick Blues
  Take Me Home Country Road
  Crazy
  I'll Hold You In My Heart
  Tennessee Waltz


いつもとは違った感じに少々戸惑いもありました。
でもナッシュビル・チューニングもいいもんだなとも思いました。
12弦ギター同様、ワンポイントで使うと変化がでて面白いかと思います。
あるいは他のギターと合奏すると華やいでいいかも。


いつもとは違った雰囲気のハックルベリー・ライブでしたが楽しく、おいしいひとときでした。


P.S
今回のために仕込んでいた「Please Help Me I'm Fallin'」ができなかったのが残念。
次の機会までとっておくことにします。

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2012.01.31

「ハックルベリー・ライブ」 カントリー・ミュージック事始め

今年最初のハックルベリー・カントリー・ライブは「カントリーミュージック事始め」をテーマに選曲した。

「ハックルベリー」というお店は店主がカントリー好きで、店のつくりもBGMで流れる音楽も西部劇を意識したものになっている。
しかし店主はカントリー好きだがお客さんは必ずしもそうではないというのが実情のようだ。
とはいえ西部劇の雰囲気の中に浸りながらステーキをつつき、バーボンをかたむけるというコンセプトが成り立っている。

そこでここでやるライブはカントリーミュージックをメインにして組み立ててきた。

僕自身のコンセプトは

場末のフォークシンガーが
自分の音楽の原点であるカントリー・ブルーグラスに挑む

というものだ。

自分の根っこにある音楽にもう一度ちゃんと向き合いたい
今ではすっかり影の薄くなったこの音楽の魅力に触れてもらいたい

そんな思いで続けてきた。

そう考えるにいたる大きな要因はカントリー歌手・トミ藤山さんとの出会いがあった。
トミ藤山さんは日本カントリー音楽の黎明期を支え、現在もなお現役として歌っておられる。

トミさんの歌と音楽に対する姿勢に強くうたれるものがあり、以来及ばずながらその後を追いかけてきた。

若いころムードで聴いていたカントリー音楽ともう一度向き合うことがトミ藤山の音楽人生を貫く姿勢に触れることだと考えたのだ。
そのためには日常のフォークライブとは違うカントリー音楽に特化したライブをやるべきだと思った。
それが「ハックルベリー・ライブ」につながった。

試行錯誤をくり返しながら2年が過ぎ、ようやっと自分のスタイルの一端が見え始めた。

年初のライブに「カントリーミュージック事始め」というテーマにしたのは、
ようやっと見え始めた方向性をこの1年追求すべしという思いからだ。

選曲は次のとおり。

1. Martin古池のテーマ (インスト)
2. ジャンバラヤ (ハンク・ウィリアムス)
3. Lovesick Blues (ハンク・ウィリアムス)
4. ケンタッキーの青い月 (ビル・モンロー)
5. I’m Thinking Tonight Of My Blue Eyes (カーター・ファミリー)
6. Will The Circle Be Unbroken (カーター・ファミリー)
7. Goodmorning Sunshine (トミ藤山)
8. A Fool Such As I (ハンク・スノウ) →アンコール

ハンク・ウィリアムス、ビル・モンロー、カーター・ファミリーを取り上げたのはそれぞれのフィールド、それぞれの時代で先鞭をつけた人たちだからだ。
ほかにも取り上げたい人はたくさんいるが30分の枠の中ではかなわなかった。

トミ藤山さんも取り上げた。
日本カントリーの事始めを飾るお一人である。
そればかりか僕に今なお多大な影響を与え続けてくれる偉大な音楽家であるからだ。

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実はトミ藤山さんご本人が初めてハックルベリー・ライブを観に来てくださった。

光栄であることはもちろんだが、大いに緊張した。

この道一筋で歩んでこられた方の前でひよっこの自分が演奏するのだ。
しかもトミさんの書かれた歌をやる。
身のほど知らずもいいところだ。

しかし意を決していた。
このステージをちゃんとやりきることが次の一歩につながると。
今自分にできるすべてを出し切るつもりで準備段階から臨んできた。

ライブは描いていたイメージに近い形でやることができた。
初めてのお客さんたちもちゃんと聴いてくれたし、やりとりも成立させられた。
納得のいく、次につながるステージにできたと思う。
(反省点も多々あるが、次への肥やしになるように修正したい)

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この日のライブは共演のるびんさんはいつものように実力の高さを表すステージで聴き惚れさせてくれた。

飛び入りで出演してくれた熱しさんは正確でダイナミックなフィンガーピッキングで魅了させてくれた。

そしてトミ藤山さんの存在感あふれるステージに圧倒された。

緊張感あふれる「ハックルベリー・ライブ」は同時に楽しく、充実感たっぷりのうちに幕を閉じた。

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2011.02.07

楽しき哉 「ハックルベリー・ライブ」

2ヶ月ごとに出演している「ハックルベリー・ミュージシャン・ナイト」というライブ
これまではるびんさん、エイぼん、カワハラ君と4人で2時間のライブを作ってきた

今回からお店側の新しい試みの一環として5人によるライブアワーとなった

すっかり仲良くなったカワハラ君は今回は出演せず、りきまるさん、安藤ゆきおさんと初めてご一緒した

(お店としてはこれからも出演者5~6人でブッキングするそうだ)


一番手、りきまるさんは30代の好青年
敬愛する高田渡さんのカバーソングやオリジナル曲を聞かせてくれた
泥臭い渡さんの歌をちょっと洒落たコードづかいで演奏し、新鮮だった
特に印象的だったのは阪神大震災の復興のときにアコースティックで歌われたという歌
これは力強く、印象的なインパクトを与えてくれた


二番手は安藤ゆきおさん
僕と同じ道産子シンガー
長年札幌で歌いながら苦労されてきた方
8年前に上京して地道に活動されているそうだ
物静かで繊細なステージを展開された
こういうしっとりしたステージも魅力的だと感じた

三番手のるびんさん
2ヶ月ぶりの再会だ
暮れに手術をされたが、「うそでしょ?」と思うほどの熱演だった
あいかわらずの豊かな音量・音圧(歌もギターも)
あいかわらずの安定感
あいかわらずの表現力
さすがだなぁ
本当に病み上がりなの?
此度もまた刺激を受ける

そして四番手でMartin古池登場
フォークシンガーがカントリー・ブルーグラスに挑戦するという試みも定着してきた
2ヶ月間ゆっくり準備をして臨むライブスタイルは今の僕にはとても貴重なものだ
今回の選曲は次のとおり

  Martin古池のテーマ  (オープニング・インスト)
  Grand Father's Clock (おじいさんの古時計)
  Fool Such As I    
  The End Of The World (この世の果てまで)
  Lonly Togather
  Georgia On My Mind (我が心のジョージア)
  Wild Wood Flower  (エンディング・インスト)
  
今回特にめざしたのは次の二つだった
①「The End Of The World」:日本語訳詩を歌になじませること
②「Georgia On Mind」   :スローテンポをキープしつつ、きっちり歌いきること

ともに本番を重ねる中でたたかれ鍛えられていくものだと思う
今回は②のジョージアは間奏で安藤ゆきおさんがステキなギターリフを付けてくれ、助けられた
(「Lonly Together」ではるびんさんのシェーカーに助けられた)


ラストバッターはエイぼん+Martin古池
先週やった「喫茶店JUNEライブ」での選曲を中心に、新曲『五番街のマリー』を入れた

  恋のハレルヤ
  この空を飛べたら
  片っぽ耳飾り
  五番街のマリー
  曼需紗華

カントリーから昭和歌謡へステージがガラリと変わるのは面白い
一応僕も衣装を変えて気持ちを切り替える
(といってもジャケットを羽織、ハットをかぶるだけだが)


何度も練習を重ね、ライブで歌ってきた歌をエイぼんは表情豊かに歌う

今回初めてやった『五番街のマリー』は練習で一度合わせたのみだった
練習のときから二人のフィーリングがぴったりとフィットしており不安はなかった

「JUNEライブ」で初演した『片っぽ耳飾り』はベビー・テイラーという小型のギターに持ち替えて伴奏した
ギター伴奏がなじむのにはもう少し練習と本番をこなさなければならないなと反省

それにしてもエイぼんとのかけあいもずいぶん板についてきた
脱線しっぱなしのステージだったが、いい雰囲気をかもし出せたように思う

コラボレーションをしはじめてから早1年半
だんだん成熟してきたのを実感する


ライブを終えて帰る電車の中で生あくびが絶えなかった
ライブを終えた安堵感
集中からときはなたれた解放感
準備を含めて1ヶ月もの間、意識と集中を徐々に高め続けることができた充足感
(「JUNEライブ」「ハックルベリーライブ」と2週連続ライブに意識を集中してきた)

心地よい疲労感に身をまかせることができた


次回の「ハックルベリー・ミュージシャン・ナイト」出演は

  4月20日(日) 18:00~

どんな出会いが待っていることだろう
楽しみだ

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2010.12.16

ハックルベリーライブ (2) フォークシンガーの流儀でカントリーライブに挑戦

ハックルベリー・ライブは4人でおよそ30分ずつ、合計2時間のステージをやっている。
通常営業中のライブなのでお客さんは食事をしながら音楽を楽しむというスタイルになる。

対バン形式なのでそれぞれの出演者が思い思いにそれぞれのやり方でライブを展開している。
なのにどこか統一感や連帯感のある4人一塊のライブになりつつある。
アットホームな雰囲気でライブができているということは前の記事にも書いたとおりだ。


ハックルベリーでのライブで、僕はカントリーやブルーグラスの歌を演奏することにしている。
お店が西部劇に出てくる酒場の雰囲気であり、マスターもカントリー音楽を好んで流している。
にもかかわらずカントリーミュージックを演奏する人はほとんどいないとのこと。

マスターのそんな話を聞き、カントリー音楽に挑戦することにした。


僕は決してカントリーシンガーではない。
むしろフォークシンガーというべきだろう。
でも長年やってきた演奏スタイルの根っこにはカントリーやブルーグラスの影響が色濃く反映されている。

何よりもカントリーやブルーブラスが大好きだ。

だからこんなコンセプトでこれまでハックルベリーライブをやってきた。


  フォークシンガーが挑戦する
  カントリーミュージックのステージ


すでに4回のステージをやった。


単にカントリーソングを歌うというのでは自分のライブにはならないと思う。
フォークシンガーとして自分のルーツ音楽=カントリーに挑戦する
そうである以上、フォークシンガーとして自分の流儀を貫くべきだろうと思う。

「自分の流儀」とは?

それはステージにテーマを設け、そのテーマに沿ったストーリーを組む。
ストーリーを歌やトークで表現していく。
テーマは聴いてくれる人に共感・共鳴をもたらすものでありたい。


そこでいくつかの課題を自分に課した。

1.多少ゆるくてもライブテーマを設ける
2.可能な範囲で日本語歌詞もまじえてで歌う
3.それぞれの歌の背景にあるものをも伝えたい
4.できる限り原曲のもつ雰囲気を壊さない


自分にとってはかなり高いハードルであり、制約である

でもこういう課題を設けることで他でやる自分のライブとの差別化をはかりたかった
また自分のルーツ音楽でもあるカントリーミュージックとちゃんと向き合いたいと思った


くわえて敬愛しかつ(勝手に)師と仰ぐカントリー歌手・トミ藤山さんのライブスタイル。
トミさんが7年にわたって続けた「ラジオ深夜便・エンジョイ・カントリー」に大きな刺激を受けた。

2ヵ月ごとの「ラジオ深夜便」の生出演にあわせ、トミさんは構想を練り充分な準備をして臨まれた。
毎回テーマを設け、選曲し、歌によっては日本語歌詞をつけた。
カントリーミュージックをもっと広めたいという使命感をもって続けられたそうだ。


僕も「自分なりの流儀」でトミさんのたどった道をなぞりたいと思った。


ここまで4回試みてきた。
正直、自分のイメージにはまだまだほど遠い。
ほど遠いけれど、少しずつ前進しているような気もする。


  There is Firsttime for everythings.


最初の1歩からすでに4歩も進んだ。
たとえ牛の歩みでも、一歩一歩進みたい。

次の日記では今回のハックルベリー・ライブの様子の再現を試みてみたい。

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ハックルベリーライブ (1) アットホームな雰囲気で

今回も心地よいライブになりました

すっかりおなじみになった4人の出演者が、四者四様、それぞれのステージを展開

なのになんとはなしに連帯感があり、なんとはなしに統一感がある

前にも書きましたが、4人でひとつのライブを一緒に作っているような気持ちにさせてもらえます

誰かが演奏しているときは他の出演者もさりげなく絡んでいきます
手拍子だったり、マラカスだったり、ギターリフだったり、コーラスだったり・・・

普通だったらやっちゃいけないようなことも、
お互いに許しあえちゃうみたいな暗黙の了解が出来上がっています

そればかりか、そうやって雰囲気を盛り上げることで他のお客さんに自然に波及していく

他のお客さんは出演者の友人やファンであったり、地元の食事客だったり・・・


  アットホーム


ということばがよく似合うライブになってきました


同時にうまい組み合わせが定着してきたと思います

トップバッターのるびんさん
彼のような実力者をトップに持ってくるのはもったいない、申し訳ない。
そう思うわけです
でもるびんさんはやはり見事なトップバッターです

場の空気を一気に音楽の世界にひきづりこんでしまうのです

ご自分の世界にアリ地獄のようにズルズルと引き込んでいく様は、まさに「るびんワールド」


二番手のMartin古池は、るびんさんが切り開いた音楽世界をなだらかに馴らしていく役割のように思います
お客さんと演奏者の距離感をいいあんばいに保っていく


そして三番手のエイぼんの華のあるボーカルで場の空気を持ち上げていく
エイぼんが歌いだすと場があでやかになります
伴奏していて、それがよく分かります


ラストバッターのカワハラマサキで「いい感じ」がピークに
カワハラ君にもまた華があります
若さということだけでは片付けられない魅力があります
勢いと気配りの効いたステージングで「いい感じ」のうちにライブはフィナーレ


多分それぞれ意識することなく、自分のステージを一生懸命やっているだけだと思います

なのに自然にそういう役割分担ができ、4人のステージが合わさってひとつのライブに仕上がっていく・・・

お店のブッキング担当・ミモレットさんの慧眼なのだなとあらためて思うしだいです

次回の「ハックルベリー・ライブ」は2月の予定です
日程が決まったら、またお知らせいたします


【今回のMartin古池のプログラム】

Take Me Home Country Road (故郷に帰りたい)
My Crinch Mountain Home (母のふるさと)
School House On The Hill (丘の上の校舎)
I Went To Your Wedding (涙のワルツ)
Blue Christmas
Back To The Cross (十字架に帰ろう)   with るびん

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2010.11.15

楽しかった「カワハラヒロキ・ライブ」

若手シンガー、カワハラヒロキ君から
CDリリース記念ライブの前座出演を頼まれたのは先月のハックルベリーライブだった

僕もるびんさんも

 え?おじさんでもいいの?

と、言いつつ、ふたつ返事でのった

それまで2回一緒にライブをやってきた
その若さあふれるステージに好感をもっていたし、なにより彼の歌声が僕は好きだった


前座=サポートといっても、るびんさんも僕も本気で彼に挑もうとしていた
あたりまえのことではあるが、おじさん二人は本気で演奏して彼につなぐつもりだった
それが前座に抜擢してくれたことに対する返礼だと思っていた


トップバッターはるびんさん
いつものように1曲ごとにドラマを感じさせてくれる好演だった
るびんさんの歌を聴いていつも思う


「歌は3分間のドラマ」ってのはこのことだなぁと

いくつものドラマの世界に浸らせてもらう


その後を受けて二番手はMartin古池

僕はいくつかの歌を組み合わせてテーマを作ったり、ステージをストーリーじたてにするのが好き

オープニングとエンディングは若手シンガーに対するエールのつもりで選んだ

中4曲のテーマを「秋 女の年代別失恋ソング」にした


1:歩きつづける時

2:追伸 (10代後半の初々しい恋)

3:わかってください (20代前半?のっぴきならない恋)

4:ひとり (20代後半 執着と諦めと未練)

5:ミルク32 (30代 いろいろあったけど、私たちこれからもこのまま?)

6:少年 (虹を=夢を追いかけるのは子供だけでしょうか?僕は夢を守るためにもう一度闘います)


そしてメインイベンター、カワハラヒロキ登場

オリジナルを中心に駆けぬけた1時間

アップテンポの歌とスローバラードを適度に配した選曲
勢いにのったトーク
若者らしい率直さ
見え隠れする謙虚さ
そして何より魅力的な歌声

イイな、好きだなぁ


あっという間の1時間だった

カワハラファンだけでなくお店のお客さんも来てくれたし、CDも売れたようだし
いいライブになったと思う

心から楽しめるライブでなによりだった


ライブ終了後はいつものようにビタビタステーキをつつきながら、気持ちよい談笑タイム
出演者に加えて、足を運んでくれたhiromiさん、ゴリさん、エイぼんらと楽しい時間を過ごさせてもらった


みなさん、いい時間をどうもありがとう!

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2010.11.10

「カワハラヒロキ・ライブ at ハックルベリー」にサポート出演します

瑞江のハックルベリーで若手シンガー・カワハラヒロキ君がライブをやります

New CD発売記念ライブです


カワハラ君とは2ヶ月に一度、ハックルベリーでるびんさん、エイぼんらと一緒にライブをやっています
いわゆる「タイバン」ってヤツです

「タイバン」形式でありながら不思議な親密感にあふれるライブです
それぞれ別々のステージをやっていながら、4人で一緒に2時間のライブを作っている感じすらするライブです

そのカワハラ君から「New CD発売記念ライブ」の前座を頼まれました

一緒に前座で出演するるびんさんと共に、二つ返事で出演させてもらうことにしました

カワハラ君のステージ
るびんさんも、エイぼんも僕も好きです

一生懸命さ、前向きさが伝わってきて、実に感じいいんです
少なくとも僕にはすでに(?)ないものを感じさせてもらえる
なにがいいとはうまくいえないけれど、魅力を感じるステージなんです


そんなカワハラ君のライブをおじさん二人が前座でサポートしてあげたい
当日はエイぼんも応援に駆けつけてくれるはずです


サポートといっても一生懸命歌うことしかできませんが、できる限りのことをしてあげたいなって思います


お近くの方、お時間に都合のつく方
「カワハラヒロキ・ライブ」にぜひ足をお運びくださいませ

     11月14日(日) 
        るびん      18:00~18:30
        Martin古池   18:30~19:00
        カワハラヒロキ 19:00~

     ハックルベリー  
        都営新宿線 瑞江 南口 徒歩5分

     入場無料 (1オーダーをお願いいたします)


カワハラヒロキのホームページ
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2010.10.18

「ハックルベリーライブ」 エイぼんデビュー!

3回目の「ハックルベリー・ライブ」
エイぼんが初出演をはたした
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これは意味あることだと思う
.
「ハックルベリー」のある瑞江はエイぼんの地元
地元のお客さんがライブに来てくださる可能性がぐっと広がる
実際エイぼんの地元友達がたくさん来てくださった
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やはりなんといっても地元に根ざしたライブというのは大切なわけで
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エイぼんのこれまでのライブ(「JUNEライブ」やだし巻き玉子のライブ)は地元から遠く離れていた
だから友人に声をかけにくい
そんな思いを抱えていたそうだ
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今回初出演をはたしたことで、彼女にとってよりどころになるライブになりそうだ
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ライブも3回目を数え、その形ができつつある
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るびんさん、カワハラヒロキ君、エイぼん、Martin古池
この個性、スタイルが違う4人が心を合わせ、協力し合ってライブを作っていく
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それぞれの友人や音楽仲間が遊びに来てくれる
加えて地元エイぼんの参加で地元の人に聴いてもらえる可能性が広る
.
今後の「ハックルベリーライブ」の展開がますます楽しみだ
わくわくする
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ライブは実力派るびんさんがトップバッター
ひそかに(?)練習を重ねたという新曲をまじえ、ヨーロッパ系の音楽を中心に聴かせてくれた
やはりるびんさんの実力はすごい
力強く正確なフィンガーピッキング
まるで地鳴りでもするかのような深く強い歌
たっぷり堪能させてもらった
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2番手はMartin古池
るびんさんがヨーロッパ系ならこちらはアメリカ系
カントリーミュージックのライブ
僕は「ハックルベリー」ではカントリー・ライブにすると決めている
それもできる限り日本語歌詞をつけての演奏を試みている
今回はカントリーミュージック事始めというテーマで選曲した
1930年代のカーター・ファミリーやジミー・ロジャース
1940~50年代、カントリーミュージックの大御所ハンク・ウィリアムス
さらに有名なカントリーソングをはさみつつ、カントリーミュージックの歴史を簡単に語る
そんな大それた目論み(!)を企てようと思った
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    1.Martin古池のテーマ (ブルーグラス風・ボーイズ風ナンバー)
  2.The End Of The World=この世の果てまで(スキータ・デービス)
  3.Mansion On The Hill (ハンク・ウィリアムス)
  4.Keep On The Sunyside Of Life=陽気にいこう(カーター・ファミリー)
  5.Georgia On My Mind (レイ・チャールズ)
  6.Miss The Mississippi And You=旅の途中で(ジミー・ロジャース)
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が、
25分のステージでカントリーの歴史を語るなど無謀もいいところであって・・・
結果的に初期カントリーソングの中で自分が好きな歌を選んだ形だった
試みたことがひとつある
「The End Of The World」の和訳に挑んだのだ
若いころにもこの歌の訳詩を試みたことがあった
トミ藤山さんにも素敵な日本語バージョンがある
でも若き日の訳詩はあまりに稚拙で直訳に過ぎ、気恥ずかしい
とても歌えたもんじゃない
.
そこで今回は今の感覚で音楽的にも無理のない意訳に挑戦した
つまりは言葉をどんどんそぎ落とし、フレーズを組み替えてみたのだ
はたしてデキはいかに・・・?
(何かのライブで聴いてみてくだされ)
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いよいよエイぼん登場
僕はギター伴奏とハーモニー役で共演
来週に迫った「喫茶店JUNE Night Live」でやる歌の中から5曲選んだ
少ない回数ながら集中的に練習を積んできた歌ばかりだ
エイぼんお目当てのお客さん見守る中、堂々の歌いっぷりはさすがだった
歌のうまさもさることながら、エイぼんのステージには華がある
あらためてそう感じたしだいだ
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トリは若手のカワハラ君(前回はトップバッターだった)
今回は全曲オリジナルだった
初CDをリリースしたとのことで、気持ち的にもノッテいるようだった
スピーディなステージ運び、演奏中の周囲への目配り・気配り
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小気味よいステージだった
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この感じよさはオジサン・オバサンの心をわしづかみにしちゃうよね
(僕も彼の声が大好きなのである)
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かくして「ハックルベリー・ライブ」は楽しく幕をおろした
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何よりも足を運んでくださったお客さんが我々をノセてくれた
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足を運んでくださったたくさんの仲間たち、そして地元の皆さんに
ありがとう!
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楽しんでいただけたでしょうか!
(楽しかったですよね!!)
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次回は12月12日(日) 18:00~20:00
また4人で力を合わせていいライブにしたいと思います
みなさま、ぜひ足をお運びくださいませ
(ちょっと気が早すぎか)

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2010.08.23

フォークライブの手法でカントリーライブ! ハックルベリーライブ

演奏する側にまわった時も、聴く側にまわった時も、アフターライブも
楽しいの一語につきる「ミュージシャン・ライブ」でした


今回の出演者は次の3人

  若手のカワハラ ヒロキ君
  おじさん、るびんさん
  同じくおじさんのMartin古池




カワハラ君の演奏は若さにあふれ、はつらつとしています
ギターも歌もうまい
しかもおごったところがない
自分の夢に向かってまっすぐ、一生懸命ってのが
演奏からびんびん伝わってきます

居合わせたおじさん、おばさんの心は・・・
すっかりわしづかみにされちゃいました

歌声は玉置浩二の影響か、繊細かつ深さを感じさせるものでした

われわれおじさんには出したくても、もう出せない声
うらやましかったなぁ





るびんさんはおなじみの歌を中心の選曲でした

この方はやはりすごいと思います
同じ歌を何度も何度も歌いこみ、毎回精度を上げてこられる
特に最後に歌った「朝日楼」には怨念のようなものすら感じました

ひとつひとつの歌を大切にされているということがよく伝わります
「るびんワールド」、堪能させていただきました

そしてこれがるびんさんの30年間というブランクの埋め方なのかもしれない
そう感じました

核になる歌を定める
その精度を高める
その中で歌うという行為、ギターを弾くという行為自体の質を高めようとしているのかなって気がしました
(違ってたらごめんなさい)

いずれにしろるびんさんの姿勢にはいつも頭が下がるばかりです
実力あるるびんさんをしてこの真摯さ
いつも刺激を受けます





一所懸命の若者、真摯に再生を目指すおじさん
二人の後を受けて、3番手登場のMartin古池

二人の好演、熱演の後だけに半端なステージはできない

そう腹をくくって臨ませてもらいました


ハックルベリー・ライブはカントリーでと決めています
今回はその第2回目


 場末のフォークシンガーがカントリーライブに挑戦すればこうなる


そんなことを意識したプログラムにしました


1.ワイルド・ウッド・フラワー (オープニングテーマ)
2.故郷に帰りたい(Take Me Home Country Road)
3.シャナンドー
4.永遠の絆(Will The Circle Be Unbroken)
5.涙のワルツ(I Went To Your Wedding)
6.I'll Hold You In My Heart
7.楽しい時はいつでも過ぎてゆくもの (エンディングテーマ)



お題は「故郷と御縁」

あまりカントリーミュージックに結びつかないところが狙い
(ほとんどこじつけの世界であります、はいあせあせ

試みたのはワンコーラスだけでも日本語の訳詞をまじえることでした
それが難しい歌はトークで補う
(実際はトークを日本語訳詞で補うという形になっちゃいましたけど・・・)


以下ライブの流れをたどってみたいと思います



故郷に向かって車を走らせていたんだ
カーラジオのDJが故郷なまりで語りかける
懐かしいブルーリッジマウンテン、麓を流れるシャナンドー川
ああ、オレはもっと早く故郷に帰ってくるべきだった
(Country Road)

百年以上も前、このシャナンドーを追われた12000人ものインディアンたちがいたそうだ
1300キロ
ミズーリ川までの厳寒の冬道を「死の行進」だった
(8000人が死んでしまったという)

インディアンたちが生きて再びシャナンドーの流れを見ることはなかった
(シャナンドー)


今はお盆の時期
アメリカにお盆があろうはずもない
でも親子の絆に洋の東西なし
白人とインディアンの間にもね

家族の絆はこの世とあの世とでも永遠に結ばれている
人はそれを「縁」と呼ぶのかもしれない
(Will The Circle Be Unbroken)


この世には…
結ばれる「縁」と結ばれぬ「縁」がある

元彼の結婚式
花嫁は私ではない、かわいいあの娘
彼女はあなたと私が踊りに行った夜、
私があなたに紹介した娘
気がついたらあなたの心はあの娘のもとに…
  →パティ・ページ「テネシーワルツ」と結びつけて

あなたのご両親は泣いています
私もまた泣いています
涙のわけはあなたを失ってしまったこと
でもご両親には親子の「縁」があるからいいじゃない
私にはその「縁」すらない
(涙のワルツ)


でもいいの
私はあなたを心の中で、夢の中で愛し続けるの
星空見つめ、あなたは遠く離れていても…逢いたい
(なんだか中島みゆき姉さんの世界になってきたなぁ…)
(I'll Hold You In My Heart⇒アップテンポで)



生粋のカントリーミュージシャンには怒られそうな「カントリーライブ」ですね

でも一フォークシンガーの音楽の源流に横たわるカントリーミュージック
今の自分の視点からちゃんと向き合い挑戦したい
それがハックルベリーでのカントリーライブです

どうかお許しください



そして聴いてくださった方々にどのように伝わったか…



「ハックルベリー」でのライブは今後も続けることができるようになりました(たぶん…)

これからも自分なりの解釈やアプローチでカントリーをはじめ、ブルーグラス、オールドタイムミュージックなどの僕の源流に挑戦していきたいと思っています


忌憚のないご意見をぜひお寄せくださいな








【P.S】

アフターライブも最高に楽しかった!

オープンマイク(実はマイク使わぬアンプラグド)

はじけるカワハラ君

彼の歌う玉置ナンバーにギターで合いの手を入れさせてもらいった
これがまた最高に気持ちよかった

じっとしていられなくなったるびんさんも再び気合の入った歌を!

すっかり鼻笛が板にいついたゴリさんもところかまわず(笑)絡む!

僕は僕でカントリーやブルーグラスナンバーを!


そして!
オーデションを兼ねてエイぼんが歌う

次回からえいボンもハックルベリーライブに出演することになりました!
えいボンにとっては地元に足がかりができることになります



るびんさん、えいボン、Martin古池
おじさん、おばさんライブの今後の展開
楽しみでワクワクしています

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2010.08.17

ハックルベリー・カントリー・ライブ

瑞江にあるカントリー風レストラン「ハックルベリー」

2ヶ月に一度のペースでライブが始まりました

音楽仲間のるびんさんとMartin古池、それぞれ25分のミニステージです

ハックルベリーでの僕のライブはカントリー色の強いものにしようと思っています
(7月にやった第1回目は100%カントリーライブでした)


お店の志向性はカントリー・ブルーグラス系
なのに演奏者がいない(!)とのこと

  ならば僕オレがやろう!

そう思ったしだいです




僕はカントリーシンガーでは決してありません

でも自分の音楽の軌跡を考える時、カントリー・ミュージックやブルーグラス・ミュージックの影響を抜きには語れないのです

これらの音楽が僕の底流で脈打っているのです

フォークシンガーのMartin古池が自分のフィルターを通してカントリー・ミュージックに挑む

ハックルベリーでのライブをそんなものにしていければいいなって思います

題して

  「I Love Country ~私に流れるカントリー・ミュージック」



今考えているスタンスは

1.日本語意訳詞に挑戦する
2.でも原曲の雰囲気をできるだけ残す
3.それぞれの曲の背景に流れるものも伝えたい
4.可能ならばステージテーマを設けたい

と、欲張っております


わずか25分のステージです
1回のライブでできることは限られています
でも、これを2ヶ月ペースで続けられれば意味が出てくる

そんな風に考えています


皆様のお越しをお待ち申し上げます

また、カントリーライブのやり方や選曲でアイデアがございましたらぜひお寄せください



ハックルベリー
http://www.gourmet-marktwain.com/

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