無国籍堂ライブ 仕切りなおし
前回、ちょっとしたトラブルがありツライ思いを残した無国籍堂ライブでした
今回は仕切りなおして、新たな気持ちで臨みました
1部は日本人4人に対し、ドイツ人を中心に外国人が6人くらいいたでしょうか
彼らは日本に来てまだ1ヶ月程度と言うこともあり、どう伝えたらいいのかとまいどいながらのスタートでした
なにしろ、僕のライブは季節感が大きなポイント
梅雨とか、ほおずき市とかをテーマにしても分かってもらえるはずもなく…
何曲か歌ったところで、あきらめました
音楽は世界共通
言葉の意味が分からなくても
何とかなるさ
てなアンバイで・・・
自然、ターゲットは日本人に…
1部に来てくれた日本人は
カメリアさんが初めて来てくれました
カメリアさんは昨年のLive in 清津峡でご一緒したインストギタリスト
千葉在住ということで足を運んでくれました
そして歌うたいのちさこちゃんとお友達の宇都さん
ちさこちゃんは体調を崩している中、足を運んでくれました
申し訳ないというか、感謝
宇都さんは今回2回目の松山千春フリーク
そしてもう一方、前回のライブ、喧騒の中で最後まで聴いてくれた地元の方
2部が始まるころ、大井町で「S&G三昧」オフ会を終えて足を伸ばしてくれた音楽仲間たちがやってきました
この段階でライブスペースと、三々五々で集まった店の常連さんたちのスペースがはっきりと分かれました
常連さんたちの中には前回の喧騒の張本人も…
ここからが、今回の無国籍堂ライブの中身が問われることになります
自然、力が入ります
ただ、自分に言い聞かせたのは
冷静に、ひたすら冷静に
いつもどおりのライブをやるだけ
そう言い聞かせたってことは、やはり冷静になりきれない自分がいたからだと思いますがね…
やっぱり神経過敏になっていたようです
常連さんスペースでライブとは関係のない歓声が上がるたびピキッ!
張本人君がライブスペースの方に来るたびにピリッ!
正直言って、何をどう演奏したか記憶に残っていないほどピリピリしていたようです
途中でカメリアさんにお願いしてインストを2曲ばかり演奏していただきました
ボクサー
マイソング
やはりカメリアさんの演奏は魅力があります
何をどう演奏したか、どれくらい時間が経過したかも分からぬままライブは進んでいきます
とにかく努めて1曲1曲を大切に歌うように心がけました
記憶に残っているのは時間切れで先に帰るちさこちゃんのために
マイ・ラグジュアリー・ナイト
を歌ったこと
しっとりとしたラブソングです
オリジナルのしばたはつみさんは思いを爆発させるように歌い上げます
作者の来生たかおさんは淡々と歌います
そのどちらも好きです
でも僕はあえて、押さえに抑えて歌いました
すべてのパワーと思いを圧縮して心と身体の中に封じ込め、
じっくりと歌い上げることができたと思います
今回ちさこちゃんの顔を見た瞬間、この歌を歌うことを決めていました
いろんな思いがあります
前回のあのライブの顛末を我がことのように悔しがってくれたことに対する感謝
体調を崩しているにもかかわらず、今回のライブを見届けることが自分の義務であるかのように足を運んでくれたこと
そして、彼女にいつかこの歌をレパートリーにしてほしいという願い
(彼女の個性にあった歌だと思います。そして必ず歌いこなせると思います)
うれしかったのは、この歌を歌い始めると常連さんグループのおしゃべりが止まったこと
おっ!?
そんな顔をしてこちらを見てそのまま聞き入ってくれました
歌が終わると今日はじめての演奏に対する拍手でした
この瞬間、心の中から追い出せずにいた引っ掛かりを解消できたように思います
この歌を選んでよかった
これで次回もまた演奏することができる
結局、この歌が本日ラストソングになりました
(……なったような気がする)
結果的に
今日、歌ってきたすべての歌がこのラブソングに集約されたような気すらしています
カメリアさん
素敵なインストをありがとうございました
ちさこちゃんと宇都さん
あなたたちの存在が今回も救ってくれました
ありがとう
初めて足を運んでくれれたseptemberさん
ありがとうございます
東武線の我が同志たち、あるあすさん、すめちゃん
いつも応援ありがとう
そしてスペシャルサンクス
ご自宅とはまったくの逆方向であるにもかかわらず、足を運んでくれたぺぐさん
頭が下がる思いです
ありがとうございます
あの場に居合わせた、すべてのお客様
ありがとうございます
来月、またやります
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