ライブ at JUNE

2020.10.05

雑感 「喫茶店JUNE たそがれ歌声音楽会」を終えて

 

先月は真夏の猛暑残る中での音楽会でした。打って変わって今回は涼しい秋風の中の音楽会。季節は月替わりで移ろっていく。「たそがれ歌声音楽会」のたびに実感させられます。

今回は秋の歌を中心に進めました。
「里の秋」「旅愁」といった童謡・唱歌から始まり、「学生街の喫茶店」や「風」「白いブランコ」など秋を感じさせるフォークソングへ。
一転して「リンゴ村から」「夕焼けとんび」などの昭和30年代始めの流行歌へ。
かと思えば「ともしび」などの歌声喫茶でよく歌われたロシア民謡が飛び出します。

そして1曲歌うごとに歌にまつわる思い出やエピソードをおしゃべり。おしゃべりに触発され、いろんな歌に寄り道。

こんな脈絡のない流れにも関わらず(いやむしろ脈絡がないからこそか?)途切れることなく音楽会は続きます。
今回も予定の2時間を1時間近くもオーバー。
いつものことながらあっという間の3時間でした。

「たそがれ歌声音楽会」がいいのは「ジャンル」なんていう野暮なものに一切縛られないことかもしれません。

参加される方々はみな昭和20年代生まれの「戦後派」です。(僕はそのしんがりの29年生まれ)。生きてきた時代を瞬時のうちに共有することができます。

敗戦後の貧乏な時代に幼少期を過ごし、右肩上がりの高度経済成長期に青春時代を走り抜け、バブルがはじけたころに子育てに追われていた。やがて子供を巣立たせ、親を見送り。。。

唄ってのはそんな日常の暮らしの同伴者だったんだろうなと思います。

お茶の間に流れるラジオ(後にはテレビ)の三橋美智也や春日八郎。。。
親や近所のおっちゃんの鼻歌。
胸焦がしたグループサウンズやフォークソング。
街に流れるちょっとおしゃれな洋楽。

そんなものがごっちゃになって体の中にしみこんでいる。
そこにはジャンルもへったくれもないわけで。
個々人の「好きな歌」や「懐かしき思い出」が原動力の音楽会とでもいうのでしょうか。

体にしみ込んだ歌やそれにまつわるものを引き出すきっかけ作り。これが「水先案内人」としての僕の役割です。
ちょっと水を向けるだけで出てくる出てくる、どんどん出てくる。僕はそれに背中を押されながら歌い進めます。

「ライブ」と言われるものと「歌声音楽会」の違いはそこら辺にあるのかなという気がします。
能動的にステージを作っていくのが「ライブ」の面白さだとすれば、背中を押されて受動的に作っていくのが「歌声音楽会」の楽しさ。どっちもアリだなと思います。

今回感じたもう一つのこと。
それは昭和20年代生まれのお客様皆が年金暮らしだということです。(僕も昨年から年金暮らしに)
仕事をして給与を得られる身の上ならば行動範囲も広くしていられるし、好きなライブなどにも足しげく通うこともできるでしょう。
でも年金暮らしとなるとそうもいかない。自由に使える時間はあったとしても、自由に使えるお金はけっして多くはありません。日々の暮らしを切り詰めながら暮らしていかざるを得ないのがほとんどの年金生活者。
そんな方々が月に一度の「歌声音楽会」を心待ちにしてくださっている。僕の歌を聴きながら、大いに飲み、大いに食べ、一緒に歌いおしゃべりに花を咲かせる。
日々爪に火を点すように暮らしながら、「歌声音楽会」で大いにはじけていただいている。
ありがたいことだと思います。
それを思うとあだや手は抜けぬと思います。
水先案内人として最大限のパフォーマンスで楽しくしていただかなければと心底思います。

コロナのことがあって以来ライブの数は半減しています。
一方で年代別の「歌声音楽会」の比重は増えています。
今はそれぞれの「歌声音楽会」を充実させていくことに力を入れています。
そこで得たものは将来やると思われる「井戸端・老々ライブ」につながっていくのかなとぼんやり考えています。
(遠い将来か、遠くない将来か。それは不明ですが)

【追記1】
今回のマスターの「深読みコーナー」では井上陽水がテーマでした。時代や世相を絡めながら井上陽水についてマスターが語る。
それを受けて僕が歌う。
今回は「傘がない」「紙飛行機」「夢の中へ」を歌いました。
次回11月1日(日)はさだまさしを予定しています。

【追記2】
常連のおひとりが亡くなられました。
音楽会のおしまいは追悼の意を込めて、彼の好きだった「悲しい酒」でしんみりと幕を下ろしました。

| | コメント (0)

2020.09.29

「喫茶店JUNE たそがれ歌声音楽会」 開催時間変更のお知らせ

 

10月4日(日)に予定している
「喫茶店JUNE たそがれ歌声音楽会」の時間を変更いたします。

従来17:00~19:00の開催でしたが、
今月から冬時間として

16:00~18:00 とさせていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

| | コメント (0)

2020.09.07

【記録】 喫茶店JUNE たそがれ歌声音楽会 2020年9月

このところ「日曜昼下がりライブ」よりも「たそがれ歌声音楽会」を開催する頻度が増えている。

「昼下がりライブ」は通常営業の喫茶店で弾き語るライブ。
様々なお客さまの邪魔にならぬよう、かといって聴きに来てくれたお客さまにはご満足いただけるようにしなければならない。
両者の狭間で歌うスリルがおもしろいライブだ。
これまで多くの場合、お客さまとのかけあいがうまくいき最終的には自分のペースに持ち込むことができた。

順調にやってきた「昼下がりライブ」だが、ここ数年気がついたことがある。
お客さまは「昭和の懐かしい歌を聴きたい」だけではなく、実は「ご自身でも歌いたい」ということだ。

ならば「昭和の香りただよう喫茶店で、昭和を彷彿させる歌の数々」という基本コンセプトはそのままに、「歌声音楽会」にしてみようと始めたのが「たそがれ歌声音楽会」。

「たそがれ」というのは演者である僕もお客さまも人生の黄昏の時を迎えているということ、そして音楽会の時間帯も黄昏時ということでそうした。

コロナによる自粛期間を含めておよそ1年、試行錯誤をしながら続けてきた。
少しずつ形になってきた。
面白みも増してきた。
そしてお客さまも定着してきた。

音楽会の進行はお客さまのリクエストにお応えするのが基本。
とはいえその中に今自分が歌いたいテーマや歌を潜り込ませるのがミソ。
「小さなスナック」(パープル・シャドウズ)のリクエストを頂戴していた。併せて「B級グループサウンズ」を何曲かすべり込ませるのが今回の目論見。

1部の最後にこいつを持ってきた。
やはり知名度の点でイマイチだったようだ。お客さまによっては少々戸惑いのご様子。
このままでは1部を〆られないと思い、急遽同じパープル・シャドウズの「別れても好きな人」を。皆さんロス・インディオスでおなじみの歌。
なんとか無事に〆ることができた。

「ポピュラリティ」
歌声音楽会ではやはりこれが大きな要素になることをあらためて思い知った。

2部はマスターによるトークで始める。
今回は「かぐや姫」について。マスターのトークと関連付けて「加茂の流れに」と「赤ちょうちん」を歌う。

快調な滑り出し。
童謡・唱歌、オールデイズ、フォークソング、そして歌謡曲とジャンルを問わぬ多彩なリクエストであっという間に終盤へ。

今回は常連の皆様に加え、「テネシームーン普及協会」のミッチー若嶋さんご夫妻が来てくださった。ミッチーさんはバリバリのカントリーシンガーだ。
最後はカントリーソングをやろうと決めていた。
おなじみの「カントリー・ロード」~「テネシー・ワルツ」とつなげる。

そしてエンディングは「テネシー・ムーン」。
テンポをぐっと落とす。息をため込むように抑えた歌唱。あえてカントリー色を薄くする。そして最後にヨーデルを2コーラスつける。ここで一気にカントリー風味に。
去年から試みてきた歌い方だ。
お客さまにはじっくり聴いていただけたようだ。
ミッチーさんからもお褒めいただけた。

うまいこと歌声音楽会をまとめることができ、ほっと一安心。
あっという間の2時間半だった。

次回の「たそがれ歌声音楽会」は10月4日(日)。
来月からは冬時間で開始を1時間早め、16:00からの予定。

| | コメント (0)

2020.09.06

B級(?)GS特集  喫茶店JUNE たそがれ歌声音楽会

 

今夜5時からは「喫茶店JUNEたそがれ歌声音楽会」。
常連のTさんからリクエストを頂戴している。
パープル・シャドウズの「小さなスナック」がそれ。
シンプルな歌だけどギター1本でそれらしく(しかも参加者が歌いやすく)アレンジするのは結構難しいものだ。


いろいろひねくり回しているうちに忘れていたグループサウンズの歌をいろいろ思い出した。
それもどちらかというと爆発的なヒットには届かなかった歌ばかり。

「サハリンの灯は消えず」(ザ・ジェノバ)
「遠い渚」(シャープ・ホークス)
「愛のリメンバー」(寺内タケシとバニーズ)
etc...etc...
ついでに「別れても好きな人」(パープル・シャドウズ)
(この歌、後にロス・インディオスでヒットしたけど、もともとはパープル・シャドウズが歌ったものだ)

タイガースやテンプターズなどのヒット曲に対して、これらの歌はいわばB級といったところか。
売れた歌がA級でそうでないのがB級といってしまうのもナンだが、僕は好きだった。

この辺の歌はめったに歌うチャンスもないので、今回の「たそがれ歌声音楽会」では「B級G.S」を特集してみようかと思っている。
思春期の頃に戻ってね。

そうそうマスターとのコラボ内容が決まった。
マスターが「かぐや姫」についていろいろ語る。
かぐや姫の歌を2曲ばかり所望された。(超有名どころ)
マスターとのコラボは今回が2回目だ。
テーマを決めてマスターが語る。語りの内容に合わせて僕は歌う。
同年代のマスターの視点は興味深く、共感できる。
おもしろい試みだ。
.
.
「喫茶店JUNE たそがれ歌声音楽会」
9月6日(日)17:00~19:00
喫茶店JUNE(ティー・ルーム ジュン)
 東武スカイツリーライン 獨協大学前(旧松原団地駅)
 東口 徒歩3分
参加費 1000円(1ドリンク付き)

| | コメント (0)

2020.08.03

【喫茶店JUNE たそがれ歌声音楽会】

June_20200803000401

広い店内にお一人様、1テーブル。手の消毒。検温と記録。マスク着用。充分な距離。頻繁な換気。
約10名のこじんまりとした歌声音楽会。
これが喫茶店JUNEの新しいライブの形として定着していくと思われる。

そんな厳重な警戒モードの音楽会だったが、中身はとても濃かった。
梅雨が明けたこともあり、夏の歌大特集ではじまり、やがてリクエストアワーへ。
熱気に満ちた音楽会だった。

マスターの提案で今回新しい試みをした。
歌の深掘りコーナーだ。
今朝にマスターから4曲のリクエストを頂戴した。
 ①いちご白書をもう一度(バンバン)
 ②青春時代(トップギャラン)
 ③サボテンの花(チューリップ)
 ④恋(松山千春)
あまりにもポピュラーすぎてめったに歌わぬ唄たちだったので、本番前に急遽準備をして備えた。

マスターは1曲ごとにその歌の背景を語る。
世界情勢であったり、日本での出来事であったり、フォークソングからニューミュージックの流れとその衰退についてであったり。
マスターの語りからぼくの歌につなげていく。

「歌は世につれ、世は歌につれ」
その昔一世を風靡した玉置宏の「ロッテ歌のアルバム」の喫茶店JUNE版とでもいおうか。
ひとつの歌を深掘りすることで、ひとつの時代に思いを馳せる。そのことが歌への理解や思いを深める。

僕も長年やって来た「私を通り抜けた歌たちシリーズ」に相通じるところがあり、おもしろかった。
マスターの語りと僕の歌がいいあんばいで連動する。
脈絡のない4つの歌が時代の流れの中でつながっていく。
お客さまもじっくり聴いてくださり、一緒に口ずさむ。

歌声音楽会に変化と刺激をもたらす興味深い試みとなった。

気がつくと終演時間をはるかに超えていた。
あっという間の2時間半だった。

次回の「たそがれ歌声音楽会」は9月の第1日曜。
17:00スタートに開催することとなった。

「歌の深掘りコーナー」もやることに。
今度はもう少し早く準備をしてコンパクトでかつさらに濃密なものにできればと思う。

| | コメント (0)

2020.07.06

「歌声井戸端音楽会」をふたつ。

コロナの影響でこの数ヶ月ライブやコンサートができない状況が続いている。

「やりたくてもやれない」という外的要因が実情。

でも気持ちだけは後ろ向きにさせたくないので自らの意思で「自粛」を決めてきた。

  「自粛はすれども萎縮はするな」

そんな思いで活動再開に向けての準備だけは進めてきた。

準備というのは演奏するための体作りと、ひとつひとつの歌に対する理解を深めイメージをふくらませるようなことだ。

.

そんな中で土曜、日曜と「歌声音楽会」をふたつ開催することができた。

「さんすまいる歌声音楽会」と「喫茶店JUNE たそがれ歌声音楽会」だ。

いずれも隔月で開催してきた歌声音楽会。

.

「さんすまいる歌声音楽会」はデイサービスで人生の先輩方と一緒に歌っている。

前回4月は中止したので参加者の方々と再会するのは5ヶ月ぶりだ。

皆さんお待ちかねという空気がビンビン伝わってくる。

今回は初めて参加される方がお二方いらっしゃったので、その方々が音楽会にすんなり入り込めるように気を配る。

選曲は昭和30年代~40年代前半の歌謡曲が多くなる。

おひとかたは1曲ごとにコメントを入れてくださる。

  「いい歌だわねぇ」

と満面の笑み。

もうおひとかたはマスクの上から覗いた目に絶えずスマイル。

常連の皆様もまた久しぶりの音楽会にうれしそう。いつものごとく昔ばなしに花が咲く。

デイサービスや特養での定期的な音楽会はいつも人生のあれこれを感じさせてもらえる。

歌をきっかけにそれぞれの人生の歩みが見えかくれする。

新しく来られる方もいれば、前回お元気そうだった方の姿が見えないこともある。

風邪を召されたか、体調がおもわしくないか、それとも・・・。

5ヶ月のブランクにいろいろ思わされる音楽会だった。

.

翌日の「喫茶店JUNE たそがれ歌声音楽会」も常連の多くは人生の先輩方。

選曲は昭和40年代の歌が多くなる。

今回は事前にお題をふたつ頂戴していた。

ひとつは雨の歌。そしてもうひとつはロカビリーやオールデイズだ。

デイサービスの皆さんより若干お若いだけだがそれでも選曲は微妙に変わる。

(これが特養での「歌謡ショー」となると、自分の親の世代がお客さま。さらに変わり昭和20年~30年代の歌が中心となる)

お題=テーマに沿って歌い進めるが、時折(いや頻繁にだ)脱線や道草・寄り道をくり返す。

まるで井戸端会議のようなおしゃべりはとどまるところを知らない。そしてこれがまたおもしろい。

水先案内人の役割はこの道草談義や突然のリクエストを多いに盛り上げること。そしてそこから再びお題に自然に導いていくことだ。

JUNEさんのお客さまはみなそのへんの塩梅を心得ていらして、水を向ける僕にごくごく自然に乗っかってくださる。

今回も雨の歌やロカビリーを軸にシャンソンからグループサウンズ、演歌にいたるまで多彩な音楽会になった。

あっという間に2時間(いやこれにアディショナルタイムがさらに30分か)は過ぎ去った。

次回は新たなお題を頂戴した。永六輔と中村八大コンビの名曲を歌いたいとのことだった。

.

今月は月末に「みんなで歌おう・弾こうフォークソング@おーるどたいむ」が予定されている。

こちらは同年代の方々との歌声井戸端音楽会。

昭和40年代~50年代のフォークソング、グループサウンズ、流行歌などがメインになる。

7月の音楽会はこの3本だけだ。

残念ながら自分で企画する通常の「わがままライブ」はできない。

でも世の中がコロナ、コロナでせちがらい昨今。

お客さまと一緒に歌い、語りあう「井戸端音楽会」こそがいいのかなとも思ったりする。

 

 

| | コメント (0)

2020.05.18

【喫茶店JUNE ウィスパーライブ】

2020_05_17-june11

コロナ下の10人限定ライブ、万全の対策の上開催させていただきました。
2か月近い長ぁいライブ自粛期間を経、満を持してのライブ。
嬉しさと緊張あいなかば。
ありがたいことにご常連の皆さんに加えタンクポップのおふたり、ふく助さんに足を運んでいただけました。
ありがたや。

ウィスパーライブと銘打ったこともありシャウトや歌い上げる選曲は極力避けての選曲でした。
でもそれが良かったみたい。
お客様とおしゃべりをしながらライブはゆったり進んでゆき、いい感じの「井戸端ライブ」になりました。

歌えなかったこの2か月の間季節はめぐり春も終わり、夏日の陽ざしも。
1部は春にまつわる花の歌を昭和歌謡からいくつかと、日本語詞の洋楽を数曲歌いました。

外出自粛を求めらている昨今。ましてや旅行などもってのほか。せめて歌で汽車旅、バス旅、飛行機の旅を和洋とりまぜた2部。

それにしても喫茶店JUNEには昭和の歌謡曲がよく似合います。
昭和のかおり漂う喫茶店。
歌い手もお客さんも昭和の尻尾をひきずりながら生きている人ばかり。
たっぷり2時間。
歌いに歌ったり、しゃべりにしゃべったり。
濃密で楽しくて涙が出そうなライブになりました。

足を運んでくださった皆様、JUNEさんに心から感謝いたします。

次回は6月7日(日)。
「ウィスパーライブ」にするか「たそがれ歌声音楽会」にするかはこれから調整いたします。

 

ライブ動画(お化けの歌~高原列車は行くよ~東京のバスガール)

https://youtu.be/bc6fCmQDbA0

| | コメント (1)

2020.04.03

【お知らせ】「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」は中止させていただきます

4月5日(日)に予定していた「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」は中止とさせていただきます。

コロナの感染状況が厳しさを増しています。
経路がはっきりしない感染も増えています。
お店とも相談の上、4月の昼下がりライブは大事をとって中止とさせていただきます。

来月以降の開催については状況をみながら判断していきたいと思います。

June4

| | コメント (0)

2020.03.08

濃密なり「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」

「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」終了しました。

常連さんはじめ、松本さんも足を運んでくださいました。感謝です。加えて初めての方々も最後までおつきあいくださり、おおいに感謝!

2020_03_08june-2

.

今回もこじんまりとしたライブでしたが、それはいつものこと。むしろこじんまりな分だけ濃密なひとときとなりました。

.
「濃密なひととき」とは、僕の場合お客様とおしゃべりしながら共にライブを作っていけることだと思っています。

投げたボールを受け取っていただき、それを返してもらえるかどうかが生命線。
僕が投げるボールは直球のみ。返されるボールがくせ玉であればあるほど面白い。僕はそのくせ玉に触発されて次の一歩を進むことができます。
そんなキャッチボールの積み重ねが「濃密なひととき」になり、楽しいライブとなります。

その意味で今回も直球とくせ玉返球の応酬があり楽しかった!

.

今回の切り口はいつもとちょいと変えて、JUNEさんでは初めて歌う「ギターを持った渡り鳥」から。
函館を舞台にした昭和38年頃の小林旭の映画主題歌です。
常連さんは虚を突かれたご様子。

.

引き続き歌うは「函館物語」。

石川啄木の短歌「東海の小島の磯の白砂に・・・」「函館の青柳町こそ悲しけれ・・・」の二句をバースにして歌います。

.

そして函館と横浜の類似性について少々語ります。

両市とも同じ町の名を持ち、共に港を背景に桜が見える街。
ここから「港の見える丘」につなぎます。

.

ここまで来るとお客さんもおしゃべり満開。
次から次へとライブは進んでいきます。
ここから先は行き当たりばったりの成り行きまかせ。
いやぁ、面白い!

.

短い休憩を挟んで一気に最終コーナーに突き進みます。

.

本日の最終コーナーはカントリーソングやポップスなどの洋楽中心にしました。
「煙が目にしみる」「オンリー・ユー」「マイ・ウェイ」などめったに歌わぬものまで飛び出しました。
実はライブが始まる前、フィリピン出身の方と「Smoke Gets in your eyes(煙が目にしみる)」をチョットだけ一緒に歌ったのでした。

それに触発されて最終コーナーは洋楽を歌う気になったのでした。
彼女は急な所要ができ、ライブが始まる直前にお帰りになりました。

でもライブは準備をしている時にもうすでに始まっているワケで。

その意味で彼女にはおおいに感謝です。

常連Sさんの飛び入りがあったりしながら、気がつくと今回もまた30分オーバーとなりました。

.
集中をとぎらすことなく2時間半を歌いきることができました。
いや、あれだけチャチャやおしゃべりが入ると自然と歌わさる!

.

次回は4月の第一日曜日(4月5日)15:00~17:00の予定です。

尚、今月の「喫茶店JUNEたそがれ歌声音楽会」はおやすみさせていただきます。

| | コメント (0)

2020.02.14

【喫茶店JUNE たそがれ歌声音楽会】

今回が3回目のたそがれ歌声音楽会。
あらためて歌声音楽会の難しさを感じた。

.

ひとつには参加される方の年代層の乖離がある。
皆さん、熟年世代。
一口に熟年世代といっても60代後半の方もいれば70代後半の方もいる。
10年の違いでも社会体験は大きく違う。
戦中派もいれば戦後生まれ(団塊の世代)もいる。
育った生活環境も違うし、聴きおぼえた歌にも違いがある。

昔の歌謡曲の強さは広い世代に聞かれ、口ずさまれてきた点にある。だからあらかたの歌は皆さん知っている。
とはいえ、やはり10年の違いは大きい。
胸熱くなる唄はそれぞれに違う。

.

 

「たそがれ歌声音楽会」は昭和の喫茶店で昭和の人間が昭和の唄を共に歌いながら胸熱くするというのが基本的なコンセプト。

.
JUNEさんに集うみなさまは一様に優しい方々。
他の世代にも気を配りながら、和気あいあいと音楽会は進行している。

でも水先案内人として、僕はもう少しやり方を工夫する必要があると感じた。

.

思えば僕がやっている「歌声音楽会」は参加者の世代がほぼ同一である。
おーるどたいむでやっている「みんなで歌おう・弾こうフォークソング」では50代後半~60代。
さんすまいる歌声音楽会は70代後半~80代。
函館の特養・旭が丘の家歌謡ショーでは80代後半~90代。
近い世代の方々で構成されているから選曲の幅も比較的狭く設定できる。

.
年齢層にやや幅のある「たそがれ歌声音楽会」の場合、その分選曲に難しさがある。

現在「たそがれ歌声音楽会」用の唄本には180曲を載せている。
この先まだまだ増えていくだろう。
収められているのは主に戦後~昭和40年代の歌謡曲だ。
カバーできる曲数が増えていくことはいいが、反面今歌いたい唄を見つけ出すのは難しくなる。
唄を見つけるための羅針盤=目次の工夫はいうまでもない。

.
でももっと積極的な工夫を何か考えなきゃならないと思っている。
唄の幅が広がれば広がるほど、また歌数が増えれば増えるほど「水先案内人」としてもう少し積極的な関わり方をしなければなるまい。
どんなことができるのか、次回の「たそがれ歌声音楽会」までの宿題となった。

.

それにしてもひとつひとつの唄にまつわるそれぞれの方の思い出話をしながら歌いすすめるこの音楽会。
実に面白く、そして大いに勉強させられる。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

「唄の駅」 『街角ライヴ』 あすなろ山の会 おすすめ記事 おーるどタイム おーるどタイム de ライブ さんすまいるコンサート すみれコンサート へたくそ親父のギター弾き語り ウェブログ・ココログ関連 オカリナ・アンサンブル かざぐるま グルメ・クッキング サッカー スポーツ デスペラード・ライブ トミ藤山 ニュース ハックルベリー・カントリー・ライブ ババ猫ミーちゃんの糖尿生活 パソコン・インターネット モスライブ ライブ ライブ at JUNE ライブ・イン・ぶうけ ライブ・コンサート暦 三貴ライブ 僕を通り過ぎた歌たち 函館 函館帰省日記 2005秋 函館帰省日記 2006春 函館帰省日記 2007春 函館帰省日記 2008冬 函館帰省日記 2010 冬 函館日記 函館日記2014 夏 函館日記 2011秋 函館日記 2012初冬 函館日記 2012夏 函館日記 2014夏 函館日記 2014年冬 函館日記 2015 夏 北海道 北海道 音楽旅日記 2009 印刷 室蘭 寿コンサート 小さな旅 心に引っかかる言葉 文化・芸術 旅行・地域 日記・コラム・つぶやき 旭丘の家コンサート 映画・テレビ 書籍・雑誌 朝市コンサート 札幌日記 2005秋 札幌日記 2008 秋 森の音楽祭 清津峡 無国籍堂ライブ 絵本コンサート 自転車 見沼たんぼ 音楽 音楽雑感 骨折り日記