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2025.11.30

ルーチェマイク録りライブ その1 セッテイング

中谷さんが企画されているオープンマイク形式のライブに参加させていただいた。
このライブの肝はギターの音をコンデンサーマイクで拾って演奏するというものだ。
最近のライブ等ではラインを通して音を拡声するやり方が一般的。ラインで入力された音を電気的に音質変換させることも多い。
そんな流れに対して中谷さんはラインを使用せず、ギターの出音(空気振動)をコンデンサーマイクで拾い、生音をより自然に近い形で出すことをめざされた。
いわば「生音回帰」。
僕はその試みに共感し出演させてもらうことにした。
中谷さんのセッティングはギターのサウンドホールから約40~50センチのところにコンデンサーマイクを立てている。
つまりその距離での空気振動を拾っている。
ボーカルマイクもコンデンサーマイクで拾う。
ギターとボーカルの音量バランスをPA装置(ミキサー)で中谷さんが調整するというやり方だった。
出演者のボーカル、ギターに合わせて、曲ごとに細かく音量バランスをとる。
なかなか大変なことではあるが、中谷さんは長年の音楽経験の中で培われた耳でいい塩梅に調整してくれた。
出演者それぞれの演奏がより自然に近い音で再現され、気持ちの良い空間となった。
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僕は日常の演奏での基本スタンスは肉声と生音ギターがメイン。
誇張されない自然な音は演ずる側にも聴く側にも最も心地よいと思うからだ。
演奏する場所の反響やお客様の人数に合わせて歌い方やギターの弾き方を微調整するというのが自分のスタイル。
時々参加させてもらうオープンマイクでもこのスタイルでやってきた。
また広い場所や大人数、他の人とのコラボレーションライブではコンデンサーマイクを1本立て、ギターとボーカルを同時に拾うやり方でやってきた。
この場合マイク位置を低めに設定し、約1メートル先の音を拾う。ギターとボーカルが上手く重なりあう距離が1メートルくらいと感じる。
今回は「皆同じ条件で演奏する」という中谷さんの意向で「中谷セッティング」で演奏した。
当初、ボーカルのマイク録りはメリハリを効かせるのが難しいかなと思っていた。
僕は抑えて歌う部分と声を張る部分の(ピアニシモとフォルテシモ)の差が大きい。目の前にマイクがあると気持ちにブレーキがかかり歌が平板になってしまいそうな気がしていた。
でも中谷さんのPAワークに助けられ、思うほど気持ちにブレーキがかからず歌うことができた。
スピーカーから流れる自分の音もより自然なものに感じられた。
普段はやらない形での演奏をさせてもらった。
多くのことを感じさせてもらい、多くを学ばせてもらった。
声をかけてくれた中谷さんに感謝だ。
今週の金曜日にティー・ルーム・ジュンでRomantic Nobuさんとツーマンかけあいライブをやる。
マイクセッティングでおおいに参考にさせてもらえそうだ。

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