3年前の青空演奏の歌い納めの記録
今日は今年の音楽活動の歌い納めだった。
最後は「青空演奏」。
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3年前(2021年)に始めた青空演奏。
その年の総決算の文章を今年の青空演奏最終日にあたって読み返してみた。
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【2021年のしめくくり】
風もなく穏やかに歌い始めた年内最後の「青空ナマ歌ライブ」。
とはいえ師走の寒空。
今日も芝生広場は人出がほとんどなく、閑散としていました。
予定していたクリスマスソングはやめて、この1年出会った歌の数々の総決算をすることにしました。
今年はたくさんの歌と出会うことができました。
それも、これまで自分で歌うとは思いもしなかったような歌ばかり。
「歌声音楽会」や「青空ナマ歌ライブ」でのお客様のリクエストにお応えしてきたその結果です。
勉強させていただいた1年でした。
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前半はいわば年末の棚卸しと総決算。
これら歌たちが来年につながっていくことを願いながらひとつひとつ丁寧に歌います。
もし来年それらを歌う機会があれば、自分なりの解釈を加え、自分なりのアレンジ、歌いまわしに落とし込んでいきたいものです。(今年は歌を覚え、ちゃんと歌えることが主眼だったのでそこまで追い込むことはできませんでした)
そうこうするうちにベースを抱えてふく助さん登場。
その時歌っていた「永六輔&中村八大選集」にベースで絡んでいただきます。
急なむちゃぶりでしたが、「黄昏のビギン」「夢で逢いましょう」「遠くへ行きたい」そして「帰ろかな」などにベースがからみます。
ギターだけでは得られない音の輪郭がここちいい!
やがて、広場の反対側で歌っていた菅原さんが合流。
HEDWAYギター2本とベースによるトリオ演奏です。
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こちらに杖を突きながら歩み寄ってくる人影が。
時々散歩がてらに聴いてくださり、声をかけてくださる方でした。
先週、女房がリクエストをしたそうで
なんと「ずっと一緒さ」(山下達郎)をリクエストしてくださったご婦人のご亭主でした。
すぐ横に腰を下ろされ、おしゃべりをしながらも3人の演奏に耳を傾けてくださいます。
ご夫婦とも京都ご出身の元呉服屋さんだそうです。
京都の地名や織物がふんだんに登場する「女ひとり」を歌います。
たいそう喜んでいただけたご様子で、1番歌うごとに地名や織物の解説を入れてくださいます。
ならではの「女ひとり」となりました。
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本日の最終コーナーはナターシャセブンの歌で〆ました。
「旅」(ワンカップ大関の歌)、お酒の歌(お酒の銘柄がたくさん登場する歌です)。
クリスマスなので「十字架に帰ろう」。
そして定番の「私を待つ人がいる」「陽気にいこう」等々。
最後は京都を歌った「街」。
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2021年は「コロナの時代」でした。
歌うたいとして突き付けられたこと、考えさせられたこと、そして苦しさを感じたこと。多々ありました
でも失くしたものもあれば、得たものもありました。
「コロナの時代」であるがゆえに「青空ナマ歌ライブ」を始めることにもなったわけで。
捨てる神ありゃ拾う神あり?
悲喜こもごもの2021年を、友と気持ちを合わせて歌うことができる幸せ。
終わりよければすべてよし。
善きことにも悪しきことにもすべてに感謝しつつ、今年の演奏を終了させていただきます


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