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2024.11.07

おーるどたいむ de ライブ 秋の陣 その1 青空演奏の再現をめざして

ピロSugawara(ピロちゃん)とジョイントしての「秋の陣」。
おかげさまで満員のお客様に囲まれて、アットホームなライブになった。
ピロちゃんと僕とは毎週土曜の昼下がり、一緒に青空演奏をやってきたお仲間。
今回は青空演奏隊がおーるどタイムに大集結。
と言っても、お客様として来てくれた山田さん含めて3人だけどね。
でも青空演奏隊としてライブができたことがなによりうれしい。
青空演奏はそれぞれが演りたいものを、思いつくままに無節操に歌える自由がある。
基本的には人様に聞いてもらうことよりも、自分たちが楽しむという性格が強い。
いわば内向きの演奏だ。
演奏を耳にして、聴いてくださる方が現れた時に初めて外向きの演奏に切り替わる。
そんなゆる~い感じが売りの(?)青空演奏。
そんな青空演奏隊がおーるどタイムでお客様を前にして演奏し、聴いていただく。
100%の外向き演奏。
それが実現したことがなによりうれしいことだ。
内向きのゆる~い青空演奏の良さが完全外向きのライブでどこまで再現できるか。
これが「秋の陣」全体を通してのテーマだと思っていた。
①まず意識を「内から外へ」切り替えること。
②ライブ本番に照準を合わせてしっかり準備をすること。
③本番ではお客様と歌や演奏を肴にキャッチボールを交わせるか。(これこそが青空演奏の青空演奏たるところ)
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1部はピロちゃんによるソロステージ。
さすがに最初は緊張している様子だった。
  気楽いこうよ 俺たちは♫
そう歌いながらも、緊張感がにじみ出る。
(そのアンバランスが良かったけど)
でも徐々に場の空気になじんできたようで、いつものピロちゃんに。
お客様からも暖かい視線が送られ、ピロちゃんのトークに応えてくれる。
そして演奏(歌とウクレレ伴奏)は完璧に外に向っていた。
ピロちゃんらしさ全開のいいステージだった。
極めつけは青空演奏で知り合ったパトリックさんとのコラボ。
ライブに来てくれたパトリックさんを巻き込み歌った「美しき狼たち」。
達者な日本語と粘りのあるパトリックさんの声がピロちゃんの力の抜けたウクレレにマッチする。
聴きながらなんだか涙が出てきたよ。
前記の①~③について、ピロちゃんと特段打ち合わせをしたわけではない。
でも毎週顔つき合せて3年以上も一緒に演ってきた仲。
以心伝心で共有できていたように思う。
返すがえすもいいステージだった。
ピロちゃんのステージの最後は僕とのコラボで「通り過ぎる街」~「想い出の渚」。
深い満足感を覚えながら演奏した。
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2部、僕のステージテーマは「日本フォークソングの夜明け」
これについてはまたあらためてしたためることにします。
すべてのリアクション:
吉田 嘉秀、蒲田 祐子、他45人

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