しりとりと連想でつなぐフォークの歌声音楽会
先月に引き続き今回も1時間毎の3クール。
長年前半・後半と2部制だったけど、3部制にしたことで1クールごとに違った選曲、違った切り口になった。
変化にとみ、新鮮な気持ちの状態で3時間歌うことができる。
これは大きな発見だった。
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第1クールはフォークソングに特化して、しりとりと連想を積み重ねて選曲していく。
これがとてもおもしろかった。
例えば本日の口開けは「もしもピアノが弾けたなら」。
西田敏行さんへの追悼としてしっとりと歌う。
歌が終わり何気なく言った。
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「さぁて、ピアノの後はどうしようかね」
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すかさず帰ってきた反応は
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「そりゃ、ピアノときたら次はギターでしょう」
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で『白いギター』を歌う。
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「白の後は黒でしょう」
「いや、黒は暗いから赤がいいよ」
「紅白でめでたくね」
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そんな会話が重ねられ「赤い花 白い花」へ。
こんな調子でしりとり風にえんえんと連想を積み重ねて歌いつないだ。
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第2クールは「Oさんコーナー」と称して、参加者で最高齢(80歳超)のOさんのお好きな歌謡曲や童謡・唱歌、合唱曲などを中心に。
参加者のほとんどが60代~70代前半。
80代のOさんと若干のズレが生じる。
そこで先月から最長老のOさんをリスペクトするコーナーを設けたんだ。
これが大当たり。
これまで時々知らない歌でちょっとさみしい想いをしてきたOさんも心置きなく歌える。
さらに古い歌謡曲などとフォークソングやグループサウンズなどの歌と棲み分けができるようになった。
「Oさんコーナー」も第1クール同様、連想ゲームのような展開。
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そして第3クール。
こちらはなんでもありのアラカルト。
従来の「フォークの歌声音楽会」の進め方に。
「連想とこじつけ」でおしゃべりを展開し、そこから次の歌を探る。
これまで水先案内人としての僕の役割だった。
それが今では水先案内人だけではなく参加者みんなが「連想とこじつけ」のリクエストになっている。
長年続けるうちに音楽会のスタイルとしてみごとに定着したわけだ。(まる8年も続いてるんだからりっぱなもんだ!)
「みんなで作る音楽会」に育ったことがなによりうれしい。
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今回は久しぶりに参加してくれたタッキーさんのフルートや、マスターのフィドル。そして河辺さんのピアノが随所随所にいろどりを添えてくれた。
あっという間の3時間。
うれしく、楽しいひとときとなった。
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次回は11月17日(日)。
時間は通常通り14:00~17:00。
今から楽しみでしょうがない。
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