ダジャレとこじつけとおしゃべりと
今日の「フォークの歌声音楽会@おーるどタイム」は(も?)皆さん舌好調だった。
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この音楽会が始まったのは2016年。9年前のことだ。
最初の頃はおしゃべりと歌とをシームレスにつなげていくという発想を理解してもらうことは難しかった。
参加者も水先案内人もまだ気心知りあえるところまではいっていなかった。おたがい少々遠慮がちにそれぞれの出方をさぐりながらの音楽会だった。
そもそも井戸端会議のような音楽会なんて発想が分かりにくかった。それが現実だった。
水先案内人の役割は多少強引にでも進行してくことだった。そうせざるを得なかった。
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今日は参加者の皆さん、自由におしゃべりを重ねていた。
おしゃべりはごく自然に次の歌へとつながっていった。
その様子を見ながらなんだかとてもうれしくなった。
水先案内人の存在感が薄れてきているのはいいことだ。
それは参加者が自発的に音楽会に関わり、楽しんでいる証左だからね。
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水先案内人としての僕の役割はちょっとした交通整理程度で充分。
マーチンさんのダジャレとこじつけには
すっかりならされたよ
そんな言葉が飛び出した。僕にとってはなによりうれしいこと。
みんなが同じ発想で音楽会を形作っているなと感じさせてもらえた。
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足かけ9年の「フォークの歌声音楽会」が将来的に「老々音楽会」へとつながっていく予感を感じさせてもらえた。
今参加者の多くは60代~70代。(最長老は御年81歳だけどね)
「高齢者」と呼ばれるお年頃だ。
5年後、10年後にはどうなっているか分からない世代だ。
ちょっとでも元気のあるうちは毎月顔を合せ、おしゃべりに興じ、気持ちをそろえて歌う。
それをくりかえし、一緒に年を重ねていく。
よぼよぼのジジババになってもみんなで歌えるといいな。
それが現実のものになれば、なんて素敵だろう。
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