« ライブの日 朝のならわし | トップページ | おーるどたいむ de ライブ 夏の陣 Martin古池の巻 »

2024.08.27

おーるどたいむ de ライブ 夏の陣 らんぶりんまっくの巻

らんぶりんまっくさんをゲストプレイヤーにお招きして開催した「夏の陣」。
古いフォークソングやブルーグラス、カントリーソングを独自に解釈し、日本語で歌うまっくさんのステージ。
実はこの濃さを「おーるどたいむ de ライブ」に集うお客様に体感してもらいたかったんだ。
ほとんどのお客様は音楽好きだが、自ら演奏するという経験のない方々ばかり。
これまでの人生の歩みの中で心に残っている歌はポピュラーなフォークソングだったり、歌謡曲のような流行歌がお好きな方々。
.
僕のステージはそういう方々に楽しんでいただけるような内容で長年やってきた。
まっくさんにはそこにコアな歌をぶつけて欲しいという思いがあった。
まっくさんが達者な弾き手であることはお客様には周知の事実。
毎回僕の歌のサポートをしてくれているからね。
でも「歌唄い・らんぶりんまっく」を皆さんにぜひとも聴いて欲しいと思っていたんだ。
.
見事なステージだった。
バラッド形式の長い、重たいテーマの物語ソングを食い入るように見つめ、耳をそばだてているのが伝わってくる。
歌うまっくさん、聴き入るお客さん。
その双方を見つめながら、なんだかぐっときていた。
.
僕もかつては自作を含めたコアな歌を歌っていた。
「ぶどうの木」というライブハウスで専属で歌っていた頃だ。
(もう30年も昔の話だけど)
「ぶどうの木」が店をたたんで以降、路上で歌ったりお好み焼き屋さんや市場、喫茶店などで歌ってきた。
そこではコアなフォークソングばかりではやっていけないという現実があった。
リクエストにお応えしながら、お客様に喜んでもらえるように配慮しなければならなかった。
そんなことを20年もやってきた。
その結果今のように「節操なしで、なんでもあり」の歌唄いになった。
これが今の僕のスタイルで、それはお客様と一緒に築いてきたものだ。
.
一方まっくさんはご自身のスタイルにとことんこだわり、それを深めてきた方だ。
それを「市井」の方々にぶつけてもらい、どんな「化学変化」が起きるのか。
楽しみだった。
.
まっくさんは面目躍如の見事なステージを展開してくれた。
そしてお客様はみな深く受け止めているようだった。
中身の濃い、いいライブだった。
1人、ギターの画像のようです

| |

« ライブの日 朝のならわし | トップページ | おーるどたいむ de ライブ 夏の陣 Martin古池の巻 »

おーるどタイム de ライブ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ライブの日 朝のならわし | トップページ | おーるどたいむ de ライブ 夏の陣 Martin古池の巻 »