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2024.06.17

Shimoオープンマイク

久しぶりのオープンマイク出演だった。
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ソロライブとはひと味ちがった緊張感を楽しむことができた。
まずなにより20分という枠の中で起承転結を織り込んだ選曲をする難しさ。
僕のスタイル=「おしゃべりを軸にしたステージ進行」をするには時間が限られている難しさ。
そしてオーディエンスの多くが耳の肥えたミュージシャンであること。
他の出演者の皆さんがPA装置を通した音作りをされる中で、ナマ声・生ギターを埋没させぬパフォーマンスもまた必要。
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何から何まで普段の自分のスタイルとは違った条件下で歌うオープンマイクは難しく、緊張もし、そして楽しい。
そして他の出演者の演奏を聴くのもまたいい。
それぞれの方の音楽の好みやアプローチの仕方などを垣間見ることのできる楽しみはまた刺激にもなる。
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今回も僕はトップバッターを仰せつかった。
生音演奏が埋没せぬようにとの主催・Shimoさんが配慮してくれてのことだろう。
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選曲は以下の4曲。
①「いつも君がいた」
  起:若き日の故郷での恋物語への想い。
②「テネシー・ムーン」
  承:故郷捨てて旅に出た。夢を追いかけすべてを棄てたつもりではいたけれど、想い出すのは君のことばかり。
③「I'll Hold You In My Heart」
  転:遠く離れた君を星空を見上げ、夢の中で抱きしめる。
④「Take Me Home Country Roads」(故郷に帰りたい)
  結:おんぼろ車のカーラジオから流れるディスクジョッキーの故郷なまり。自分のいるべきところは生まれ育ったあの北の大地。帰りたい、でも帰れないと揺れる望郷の念。
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先日やった「おーるどたいむ de ライブ 春の陣」と同じテーマだったが、その中でも起承転結のあるコアになる歌で組んだ。
ストーリーがオーディエンスに伝わるのがベストではある。
でもそれは簡単なことではない。トークをギリギリまで抑え、歌だけでつなぐのだからなおのことだ。
それでも自分の中では歌う必然性は整理されている。
僕の場合、この「必然性」というのがとても大切なんだ。
ストーリーを組み、イメージを膨らませ、そして歌い込む。
準備を入念にやって本番に臨んだ。
本番では心を開き、捨て身になり、流れにまかせる。
さてさてその結果はオーディエンスにどのように届いただろうか。
10人の画像のようです

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