歌声喫茶@JUNE
午前中の好天気がウソのような大雨の「歌声喫茶@JUNE」。
そんな中でもたくさんの方が足を運んでくれた。
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音楽会の名称を「たそがれ音楽会」から「歌声喫茶」に変更して半年になる。
「たそがれ音楽会」の名称ではどんな音楽会か伝わらないので、より一般的な「歌声喫茶」にしようというマスターの提案からだった。
その成果が少しずつ表れてきたか最近新しい参加者が徐々に増えてきている。
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ただ「歌声喫茶」と語るのはちょっと気が引けるところがあったのも事実。
「ともしび」などで長年続けられている伝統的な「歌声喫茶」とJUNEさんでやってきた音楽会はちょっとありようが違うからだ。
長年伝統的な歌声喫茶をやってきた方々に対して「歌声喫茶」の名を使うことにちょっと申し訳ない気分が僕にはある。
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JUNEさんでやってきた音楽会は「みんなで歌う」という点では同じだけれど、重きを置いているのはむしろ参加者同士のおしゃべり。
そのおしゃべりから選曲していく行き当りばったりで道草だらけの唄旅が醍醐味と思っている。
とはいえ「歌声喫茶@JUNE」の名称で再スタートしたんだから、自分流の進め方の精度を高めていくことが課題と思っている。
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今回の「歌声喫茶@JUNE」ではスピード感を高めることに重点を置いた。
1曲歌う毎におしゃべりが生まれ、そこから次の唄が決まる。
唄が決まったら、歌集のページを探しおもむろに歌い始める。
1曲毎にこの過程をふむわけだから、歌い始めるまでに多少の時間は必要になる。
もたもたしてると音楽会全体のノリが悪くなる。
そこでいつも以上に歌い始めるまでの間をつめることに気を配った。
おしゃべりには充分に時間をかけるが、曲決めの判断を早くした。
さらに参加者が歌集の該当ページを探しだすためのアナウンスを強める。その上でアナウンスをしながらキーやテンポの設定を瞬時に決める。
結果として間延びすることなく流れるようなノリのいい進行につながったように思う。
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大きな助けとなったのは「常連」の方々の存在。
間延びしそうになった時はおしゃべりでつないでくれる。
該当ページを探す手助けもしてくれる。
ありがたかった。
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歌声音楽会のノリを良くし、充実度を高めるにはメリハリが大事。
おしゃべりと歌にはゆったりと時間をかける。
でも曲決めと演奏を始めるまでの時間はスピードアップして短縮をはかる。
これによって全体にだらっと流れることなく進めることができた。
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そしてあらためて感じた。
いくつかやっている他の歌声音楽会でも水先案内人としての判断やスピードを高めることは大切。
そのことでさらにメリハリのきいたノリの良い音楽会にしていける。
今週の日曜日に予定している「井戸端音楽会@楽龍時」でもそんな意識でやろうと思う。
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