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2024.02.18

春近し! 唄の棚卸し そしてミニ歌謡ショー

いつもより早く始めた「青空演奏」。
前半は冬じまいの棚卸し。
今シーズン一度も歌わなかった唄は思いのほか多かった。
逆に言うと数こそ少ないけれど、その分1曲1曲は歌い込んだということか。
多分、「歌謡ショー」や「歌声音楽会」などでは季節にとらわれないリクエストが多かったためかもしれない。
今シーズン日の目を見ることのなかった唄を大切に歌い納め、歌蔵に収めた。
来シーズン、また会おうとつぶやきながら。
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その流れで春の唄を蔵から出してくりかえし歌い込む。
今春歌うことが多くなりそうなものを優先的に。
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そうこうしていると文代さんがプサルタリーを担いで登場。
おしゃべりをしていると、時々来てくださる御年88歳というハイカラばあちゃんがやってきた。
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  なにか1曲聴かせてちょうだいな
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とのことで先ほど蔵出ししたばかりの「港が見える丘」を歌ってさしあげる。
ハイカラばあちゃんは隣に腰を下ろし、じっくり聞く態勢に。
ばあちゃんの昔話をうかがう。
その話に触発された唄を次から次へと歌う。
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  そんな古い唄をよく知ってるのね
  懐かしくて、いろいろ思い出して
  涙が出そう
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そう言いながら耳を傾けてくれる。
1曲毎に小さな拍手をし、「どうもありがとうございます」をくりかえすハイカラばあちゃん。
品の良さを感じさせてくれる。
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なんでも下町生まれだが、嫁いで越谷にやってきたとのこと。
20年前に亡くなられたご主人の一族は皆お医者さんで、越谷で開業しているそう。
なにげない身の上話もまた次の唄につながっていく。
こちらも大いに楽しませていただいた。
(そして勉強させていただいたミニ歌謡ショーとなった)
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ハイカラばあちゃんが帰ったあと文代さんのプサルタリーと「東京ブギウギ」を合せた。
テンポをぐっと落としてやったが、なんかいい感じ。
強めのツーフィンガーで弾いてみたが、いつもとは違った感じになる。新鮮な発見だった。
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終盤はいつものようにピロちゃん(ギター)、絵描きさん(ウクレレ)、文代さん(プサルタリー)とフォークソングを中心に合奏。
僕は新兵器の電子笛でからんでいった。
ピロちゃんも笛に合いそうな選曲をしてくれる。
みんなで音を合せ重ねていくこのひとときがとても楽しい。
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急に雲が広がり、冷たい風が吹いてきた。
身体が冷え切っていたので30分ほど早めにお開きとした。

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