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2024.02.29

2024年03月 ライブ・音楽会予定

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3月10日(日) Martin古池の 井戸端音楽会
時 間  13:00~15:00
場 所  民家ライブハウス・楽龍時
お客様とのおしゃべりやリクエストをもとに作っていく、井戸端会議のような音楽会です。
一般に「歌声喫茶」というと歌が中心の音楽会。
井戸端音楽会はみんなで歌うことはもちろんのこと、歌にまつわる背景話や参加者それぞれの思い出話など一緒におしゃべりをしようというものです。
楽器持参での参加も大歓迎です。
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3月12日(火) 喫茶店JUNE 歌声喫茶 

時 間  16:30~18:30
場 所  喫茶店JUNE(tea room ジュン)
料 金  ¥1000 (1ドリンク付き)
水先案内人 Martin古池

★昭和の香り漂う喫茶店で昭和を思いおこす歌の数々を参加者みんなで歌います。
歌とおしゃべりあふれる黄昏時をご一緒しませんか。


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3月21日(木) SOMPOケア 配信ライブ
時 間  15:00~16:00
場 所  民家ライブハウス・楽龍時
★日本各地のSOMPO関連グループホームをオンラインでつなぐ歌声音楽会
 見学・応援大歓迎!(お気に召したらの投げ銭ライブ)
  毎月第3木曜日開催
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3月24日(日 フォークの歌声音楽会@おーるどたいむ
時 間  14:00~17:00
場 所  場 所  Live cafe おーるどタイム
      https://oldtimemk.exblog.jp/
出 演  Martin古池
参加費  ご注文をお願いいたします。

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3月07日(木) ギター・ワークショップ@JUNE
3月26日(火)→仮
時 間  16:00~18:30
場 所  喫茶店JUNE(tea room ジュン)
料 金  ¥1000 +オーダー
水先案内人 Martin古池
★3月26日は仮予定です。変更があった場合あらためてお知らせいたします。

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3月 毎週土曜日 青空演奏

★ 3月16日は北海道帰省のため、3月30日は式場クリニック演奏会のためお休みになります。

時 間  12:30~16:00
場 所  越谷中央市民会館前の川沿い芝生広場

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3月17日(火) ドレミでスッキリ教室
 
★認知症予防のための体操と音楽教室
 音楽と脳トレ担当をさせてもらいます
 (草加市民文化センター)
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3月30日(土) 式場クリニック演奏会
 
★草加市松原の式場クリニックさんで患者さんに向けて音楽ショー。
 五右衛門バンドと一緒に演奏します。
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4月07日(日 ゆかいな音もダチ!ライブ@おーるどたいむ
時 間  15:00~
場 所  場 所  Live cafe おーるどタイム
      https://oldtimemk.exblog.jp/
出 演  歌うしあわせ行商人: 富安秀行
     クラリネット職人: 山本太郎
     ウクレレ弾き歌い: りか
     らんぶりんまっく 
     街角の歌芸人:Martin古池
参加費  3000円+オーダー
★ギター1本抱えて日本各地を旅して歩く「歌うしあわせ行商人」、富安秀行と、
 地元越谷あたりに根を張る「街角の歌芸人」Martin古池のジョイントライブ。
 多彩なミュージシャンたちも大集合してのゆかいなライブです。
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2024.02.18

「たそがれ音楽会」あらため「歌声喫茶」第1回目

長年「たそがれ音楽会」の名称でやってきた喫茶店JUNEでの音楽会。
マスターの提案で今回から「歌声喫茶@JUNE」と改めた。
改称の理由は一般的な名前にしてより広く呼びかけたいとのマスターの思いからだ。
「たそがれ音楽会」の名称ではどんな音楽会かが伝わらない。
結果口コミだよりとなり、常連さん中心の音楽会になっている。
間口をもっと広げたいということだ。
「歌声喫茶」の名称ならばお店のお客さんにも説明しやすい。
コミュニティ新聞などにも広告を出しやすいとのことだった。
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今回は名称改め、その第1回目。
新聞広告を出すのはこれからとのことで、実際に来られた参加者は10名ほどの常連さん。
それでもこれまでとはちょっと変わったことがある。
音楽会はこれまで貸し切り状態だったが、今回は通常営業も兼ねていた。
参加者以外にも4名ほどのお客さんがいて、それぞれにおしゃべりやパソコン作業をしていた。
参加者と一般客の共存の中で音楽会は進んだ。
通常営業中の音楽会という点では、「たそがれ音楽会」の前身「日曜昼下がりライブ」と同じ。
「音楽会参加者」と一般客の同居・共存だ。
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最初は一般客の邪魔にあまりならないように気配りをしたり、演奏席の背後にいる一般客の語らいが気になったりして戸惑いもあった。
その状況の中でも音楽会は生き生きしたものに仕上げる必要がある。
共存と両立はなかなか難しい。
でも共存もまた間口を広げていくことにつながっていくものだ。
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時間の経過とともに徐々になじんでいく。
音楽会がいい感じに盛り上がっていく。
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僕が目指してきた音楽会は参加者みんなで歌うだけではない。
水先案内人と参加者の「やり取り」、参加者同士の「やり取り」こそが大切だと思っている。
歌とおしゃべりがシームレスにつながって行く井戸端会議のような音楽会が目指すところだ。
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「歌声喫茶」改称第1回目を終えてあらためて思った。
この先もこの井戸端会議のようなスタイルは崩してはならない。
シームレスなやり取りと歌こそが楽しさの生命線。
水先案内人は単なる先唱者・伴奏者であってはならない。
参加者からおしゃべりを引き出し、歌につなげていく。
歌からさらに次のおしゃべりを引き出していく。
2時間の「歌の旅路」のガイドを務めていくのが水先案内人の役割。
それは名称が変わっても、条件が変わっても変わらず続けていくべきもの。
あらためてそう思った。

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SOMPOケア配信ライブ Martin古池の歌謡ショー


全国に点在するグループホームに向けての配信ライブ。

お客さんが目の前にいない配信ライブ。
ちょっと苦手意識がありました。
でも回数を重ねるにつれ、それも払拭されてきました。
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特に「リクエストにお応えする」という配信スタイルから、「歌謡ショー」の形に変えてからは自由にのびのびと歌えるようになっています。

「歌謡ショー」のスタイルはこちらから能動的に歌いかけます。
画面越しに各グループホームの反応を確かめながら進められる。
その分自分のペースに持ち込みやすくなりました。
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ただ難しい点もあります。
各グループホームのご老人たちがどんな歌をお聴きになりたいのか想像力を膨らませながら準備をしなければなりません。
これはこれまでの経験に頼るしかありません。
1曲毎に時代考証をしたり、その歌が世に流れていた時ご老人たちがどう過ごされていたのか。
妄想を膨らませていくことが選曲とトークの準備になります。
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さらに難しいのは想像がずれたりはずれた時、配信中にどう修正していくのか。
現場での対応が一番難しいかもしれません。
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今回の「歌謡ショー」ではまさにこの点が問われることになりました。
あらかじめ準備していたプログラムはありました。
順調に歌い進めて来ましたが配信の半ば過ぎに、あるホームからリクエストが入りました。
すると次から次へとリクエストが届き始め、番組後半はさながらリクエストコーナーに。

リクエスト曲を見ると、前半で歌った唄に触発されて出てきたものもあります。(そうでないものもあるけれどね)

そこでプログラムを棄て、リクエストにお応えすることにしました。腹をくくった感じです。
(実はプログアムの後半は盛り上がりを期待した選曲だったんですが、別の機会に歌うことにしました)
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終わってみると「歌謡ショー」と「リクエスト」の案配がいい感じでバランスがとれていたように思います。

(言い方は変だけど)前半の「歌謡ショー」で餌をまき、後半リクエストにつなげていくというのがいいのかもしれません。
前半は一方通行、でも後半に向けて徐々に相互通行になっていくという状態。
Face to faceではない配信ライブの中でも、相互通行ができるようになっていければいいなと思います。
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春近し! 唄の棚卸し そしてミニ歌謡ショー

いつもより早く始めた「青空演奏」。
前半は冬じまいの棚卸し。
今シーズン一度も歌わなかった唄は思いのほか多かった。
逆に言うと数こそ少ないけれど、その分1曲1曲は歌い込んだということか。
多分、「歌謡ショー」や「歌声音楽会」などでは季節にとらわれないリクエストが多かったためかもしれない。
今シーズン日の目を見ることのなかった唄を大切に歌い納め、歌蔵に収めた。
来シーズン、また会おうとつぶやきながら。
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その流れで春の唄を蔵から出してくりかえし歌い込む。
今春歌うことが多くなりそうなものを優先的に。
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そうこうしていると文代さんがプサルタリーを担いで登場。
おしゃべりをしていると、時々来てくださる御年88歳というハイカラばあちゃんがやってきた。
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  なにか1曲聴かせてちょうだいな
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とのことで先ほど蔵出ししたばかりの「港が見える丘」を歌ってさしあげる。
ハイカラばあちゃんは隣に腰を下ろし、じっくり聞く態勢に。
ばあちゃんの昔話をうかがう。
その話に触発された唄を次から次へと歌う。
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  そんな古い唄をよく知ってるのね
  懐かしくて、いろいろ思い出して
  涙が出そう
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そう言いながら耳を傾けてくれる。
1曲毎に小さな拍手をし、「どうもありがとうございます」をくりかえすハイカラばあちゃん。
品の良さを感じさせてくれる。
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なんでも下町生まれだが、嫁いで越谷にやってきたとのこと。
20年前に亡くなられたご主人の一族は皆お医者さんで、越谷で開業しているそう。
なにげない身の上話もまた次の唄につながっていく。
こちらも大いに楽しませていただいた。
(そして勉強させていただいたミニ歌謡ショーとなった)
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ハイカラばあちゃんが帰ったあと文代さんのプサルタリーと「東京ブギウギ」を合せた。
テンポをぐっと落としてやったが、なんかいい感じ。
強めのツーフィンガーで弾いてみたが、いつもとは違った感じになる。新鮮な発見だった。
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終盤はいつものようにピロちゃん(ギター)、絵描きさん(ウクレレ)、文代さん(プサルタリー)とフォークソングを中心に合奏。
僕は新兵器の電子笛でからんでいった。
ピロちゃんも笛に合いそうな選曲をしてくれる。
みんなで音を合せ重ねていくこのひとときがとても楽しい。
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急に雲が広がり、冷たい風が吹いてきた。
身体が冷え切っていたので30分ほど早めにお開きとした。

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2024.02.15

さんすまいる音楽会

いつものデイサービス。
2ヶ月ぶりの訪問。
いつにもましてご老人たちはにこにこ顔。
みなさん、口のまわりもなめらか。
まるで油紙に火のよう。
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いい感じで始まる音楽会。
あまりになめらかなすべりだし。
内心いぶかしい思いもあったが、流れに乗って一気に進める。
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「津軽海峡冬景色」~「函館の女」~「与作」~「夕焼けとんび」~「銀座カンカン娘」。
リクエストを頂戴しながら快調に飛ばす。
特に意識したわけではないが函館がらみの歌が続く。
北島三郎も三橋美智也も高峰秀子もみんな函館出身。
函館がらみの流れとなると僕もまた口がなめらか。
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  三橋美智也が出たなら春日八郎も聴きたいな
  「別れの一本杉」やってくれぇ
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と、こわもて風のじいさん。
ついでに「赤いランプの終列車」。
再び三橋美智也に戻って「哀愁列車」。
そしたら「お富さん」のリクエスト。
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  三橋はええなぁ
  春日八郎もええなぁ
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と、くだんのじいさん。
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負けじとちょっとおきゃんなばあさん。
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  こおちゃんが聴きたいね
  「ろくでなし」がいいな
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「ろくでなし」から続けて「サン・トワ・マミー」へ。
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こんな案配で流れるように過ぎ去った歌とおしゃべりの1時間。
中味の濃~いひとときだった。
最後に歌う「上を向いて歩こう」はいつも以上の大合唱となった。
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  ああ、楽しかったぁ
  さあ、明日は年金の日だ
  楽しみ、楽しみ!
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と、元気印のばあさん。
そうか、今日皆さんが妙にウキウキしてたのはそのせいか。
さんすまいる音楽会は偶数月に開催。
年金支給日も偶数月の15日。
二つの楽しみが連日続くんでみなさんご機嫌うるわしかったんだ。
そう得心した本日の「さんすまいる音楽会」だった。

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春めいてきた青空演奏

例年に比べて今期の青空越冬演奏はさほど寒くない。
まあ冬には違いないから寒いには寒い。
でも身体の芯まで冷えるとか手足がかじかんでしまうことも少ない
暖冬!
この調子でいけばこのまま春に向かいそうな気配だ。
(三寒四温、紆余曲折はあろうけどね)
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今回も仲間たちと風もなく、おだやかな陽射しの中でまったりと演奏することができた。
小田原からバイクにアヌエヌエ・ギターをくくりつけてやってきたしんちゃん。
ウクレレの上達著しい絵描きさん。
三線のレパートリーが少しずつ増えつつある瑞恵さん。
ベースを弾く姿が似合ってきた(?)ふく助さん。
そしてオリジナルメンバーのピロちゃんと僕。
みんなでワイワイガヤガヤと小春日和(?)と音を重ねた。
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オーディエンスにも恵まれた。
いつもの常連おばさんがお孫さん(4年生)を連れてきてくれる。
「ハエ・ハエ・ハエ」~「蚊の唄」~「お化け屋敷の唄」~「カントリー・ロード」とたたみかけるように歌う。
目を白黒させながらじっと聞いてくれる女の子。
目を細めて孫娘を見守るおばあちゃん。
いい雰囲気。
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蕎麦屋のEizoさんも出前の合間に顔を出してくれる。
そして喫茶店JUNEでの古くからの常連、高下さんも陽気に誘われて足を運んでくれた。
お散歩途上の方々も足を止めて聴いてくれる。
演奏する我々に背を向けて川を眺めながら、耳だけはこちらに向いているというような方も。
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これから気候がよくなるとこんなシーンも増えていくことだろう。
青空演奏の楽しさを充分に満喫することができた。
4人、アコーディオン、ギター、バイオリンの画像のようです

5人、スキート射撃をしている人の画像のようです4人、アコーディオン、バイオリン、ギターの画像のようです


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朝市コンサートの記憶・記録

2016年2月13日の「朝市コンサート」の記録だ。
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「朝市コンサート」は毎月2回、越谷市場でやっていた早朝のコンサート。
買い物に来られるお客さんに2時間ほど歌いかけていた。
2005年から2020年までまる15年間続けてきた大切な「レギュラーライブ」だった。
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残念ながらコロナ以降中断し、この先も再開する見通しは立っていない。
でも僕は「朝市コンサート」で紆余曲折を繰り返し、失敗を重ね、そして様々なことを学んできた。
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再掲載するのは10年を経過したころの「朝市コンサート」の記録。
ようやっと市場での自分のスタンスが確立したころだった。
このころ感じていたことは今につながっており、これからも自分の指針の一つになるように思う。
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[うれしかったこと その1]
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コンサートの終盤、専太郎さんの『夢』を初めて人様の前で歌う。
まだ手探り状態で臨んだ。
それなりに歌いこんではいたけれど、まだまだ借り物状態。
でも本番の緊張感の中で、稽古では決して入らぬスイッチがカチャッと入ることが多い。
結果、歌は化ける。
本番の化学変化が起きる!
一気に歌が化けた。
稽古では手の届かなかったかゆいとこに、すんなりといっちゃった。
厳密にいうと歌自体が化けたんでなく、歌と自分の微妙な距離感が一気に詰まったというべきなのかもしれない。
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コンサート終了後、いつも辛口の漬物屋のかぁちゃんがわざわざ店から飛び出してきた。
  いい歌だね!
  あんたはこういう歌をもっと歌いなさいよ
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[うれしかったこと その2]
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いつものようにラストソングは『テネシーワルツ』。
市場ではもう150回以上は歌ってる勘定だ。
ちょっと一呼吸おき、ゆったりとしたギターソロから始めるおなじみのパターン。
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すぐ先を歩いていたじいさんの足がぴたりと止まる。
うつむき加減に耳をすましている。
歌い終える。
ギターの余韻が消えるころ、突然の拍手。
僕に近寄ってこられてこうおっしゃる。
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  一番好きな歌だ
  あんたはお若いから知らないかもしれんが
  トミー藤山さんというカントリー歌手の歌う
  『テネシーワルツ』が好きでな
  あんたの歌うのを聴いていて
  トミーさんを思い出した
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知らぬはずがない。
何を隠そう、僕の歌う『テネシーワルツ』はトミさんがお手本なんだから。
トミさんの歌とは比べられないけどね。
なにしろとてつもない実力、経験に裏打ちされ、世界を相手に歌ってるトミ藤山さん。
こちらはしがない場末の歌うたい。
それでもなんだかとてもうれしかったのです。
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[うれしかったこと その3]
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力が抜けきっていたこと。
最初から最後までムダな力がほとんど入らずに歌い通せたことがとてもうれしい。
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市場でのコンサートは「風物詩」になることが目標。
喧騒と雑踏の中で歌ってる姿が、市場の風景の一コマでありたい。
特別な景色ではなく、ごく自然にそこにあって当たり前というのが目標。
市場の中でその空気と共存し、溶け込んでいるってのが望ましい。
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それには気負いがあってはいけないと思ってきた。
人間だからどうしても「欲」がでる。
聴いてもらいたいとか、うまく演奏したいとかね。
でもそういう気持ちが残っているうちは「風物詩」にはなりえないと思う。
つまりは自然ではないってことだ。
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ここ数年、「欲」や「力み」はずいぶん減ってきたと思う。
それでも2時間歌っているうちには、必ず数回は「欲」や「我」が見え隠れしてきた。
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今日は何の引っかかりもなく、す~っと歌い始め、思いのままに好きな歌だけを淡々と歌い続けることができた。
時折いただく拍手や会釈や朝のご挨拶にも舞い上がることなく、笑顔でお返ししながら淡々と歌い続けた。
ギターの音もさらっと流れてすーっと消えていく。
唄も淡々と虚心坦懐で歌うことができた。
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そんな状態だったから『夢』も自然な気持ちで歌え、「化学変化」につながったような気がする。
漬物屋のかあちゃんが反応してくれたことや見知らぬ爺さんに拍手をいただけたことは、終始自然にできたことへのご褒美かな。
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稽古では「欲の塊」になる。またそうでなければいけない。
でも本番では脱力し「無」で歌う。
そんな境地に早くなりたいものだ。
1人、ギター、アコーディオン、テキストの画像のようです

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2024.02.05

おーるどたいむ de ライブ 冬の陣をふりかえる







  楽しかった!
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この一語につきるライブだった(毎回そう感じていることだけど)

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初めてご一緒する「やまだこ」さんのステージにはすっかり魅了された。
ブルーグラスをベースにしながら日本語で歌うというスタイルのやまだこ。
その日本語歌詞はありがちな日常のあれこれを笑い飛ばすという爽快なものだった。
なによりもいいなと思ったのは余計なトークは一切挟まず、スピーディに唄と唄でつないでいく疾走感。
まったくもって潔い。
なんとなく関西的な香りのするステージに魅了された。
満席のお客様もみなそのスピード感に目を丸くしながらも、大笑いだった。
いいステージだった。
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やまだこが「動のステージ」だと感じた僕は「静のステージ」をことさら意識した。
たまたま今回の選曲がじっくりと歌うものが多かったので、あえて当初のイメージよりもややテンポを落としたり、ギター伴奏の音数を減らしたりして「静のステージ」を演出した。
(ギターの音数を1小節につきひとつ減らすだけで印象は変わるものだ)
そういう雰囲気に特化したので、結果としていつものライブよりもトークはやや短めになった。
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今回のステージを作る上で意識してきたことがある。
全編でベースを弾くふく助さん、後半の数曲で加わってくれるらんぶりんまっくさん。
3人でより精度の高いものに仕上げていくことだった。
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3人で演奏するようになって1年になる。
これまでもいい感じで演奏してきたけれど、やはりその場で仕上げるセッション感覚だった印象はぬぐえない。

今回はさらにもうひとつその上を狙いたかった。
遠路やってくるまっくさんとはライブ当日しか音合わせができないので、事前に新曲のデモ音源を送っておいた。
力量のあるまっくさんだから当日のリハで合せ込んではくれる。
でもそれをより容易にするためには迎える立場の、そして土台になる僕とふく助さんコンビネーションをしっかりしたものにしておかなければならない。
今まで以上に細部にこだわった準備を重ねてきた。
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その甲斐あってか本番では(流れにまかせつつも)いい感じに仕上げることができたように思う。
お客様の反応も上々だったかな(と、勝手に思っている)。
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ライブを終えてあらためて思ったことがある。
ひとつのライブをやる上で大切なのはチームワークだということ。

共に演奏するものが同じ方向を向き、同じ意識で臨む。
それだけではなく「対バン」の方とも心を合せて作っていく。
出演者全員がライブ全体を一緒に作っていくことの大切さをあらためて感じる。

その意味で今回のライブは演者の一体感は申し分なかった。
そこで生み出される空気は聴く側にも伝搬し、会場全体にほんわかした一体感が生まれる。
さらにいえば「おーるどタイム」という店のもつ暖かさがほんわかした空気をさらにつつみこんでくれる。

演者と聴衆とお店とが一緒につくる、三位一体のいいライブになった。

みなさんありがとう!











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2024.02.01

2024年02月 ライブ・音楽会予定


2024_02_20240201102001

2月2日(金) おー能登半島地震災害義援金チャリティライブ@楽龍時
2024_02_02
2月4日(日) おーるどたいむ de ライブ 冬の陣 2024
時 間  15:00~
場 所  場 所  Live cafe おーるどタイム
      https://oldtimemk.exblog.jp/
出 演  1部 やまだこ
     2部 Martin古池 with ふく助
木戸銭  ¥1500 別途ご注文をお願いいたします。
2024_02_04-de-2024

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2月11日(日) Martin古池の 井戸端音楽会
時 間  13:00~15:00
場 所  民家ライブハウス・楽龍時
お客様とのおしゃべりやリクエストをもとに作っていく、井戸端会議のような音楽会です。
一般に「歌声喫茶」というと歌が中心の音楽会。
井戸端音楽会はみんなで歌うことはもちろんのこと、歌にまつわる背景話や参加者それぞれの思い出話など一緒におしゃべりをしようというものです。
楽器持参での参加も大歓迎です。
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2月13日(火) 喫茶店JUNE 歌声喫茶 

時 間  16:30~18:30
場 所  喫茶店JUNE(tea room ジュン)
料 金  ¥1000 (1ドリンク付き)
水先案内人 Martin古池

★昭和の香り漂う喫茶店で昭和を思いおこす歌の数々を参加者みんなで歌います。
歌とおしゃべりあふれる黄昏時をご一緒しませんか。


2024_02_13june
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2月14日(水) さんすまいる音楽会
時 間  13:30~14:30
場 所  デイサービス・さんすまいる
地元、越谷は蒲生のデイサービス・さんすまいるで長年やっている歌声音楽会。
じいちゃん、ばあちゃんたちと世間話に花が咲き、気がついたら歌っていた。
歌とおしゃべりがシームレスにつながっている音楽会です。
見学をご希望の方はご連絡をお願いいたします。(martinkoike@gmail.com)
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2月15日(木) SOMPOケア 配信ライブ
時 間  15:00~16:00
場 所  民家ライブハウス・楽龍時
★日本各地のSOMPO関連グループホームをオンラインでつなぐ歌声音楽会
 見学・応援大歓迎!(お気に召したらの投げ銭ライブ)
  毎月第3木曜日開催
2023_12_21sompomartin_20231227114101
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2月22日(木) 北海道 唄の市 vol.5
時 間  19:00~
場 所  東中野 cafe じみへん
参加費  ¥1000+2オーダー
2024_02_22vol5
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2月25日(日 フォークの歌声音楽会@おーるどたいむ
時 間  14:00~17:00
場 所  場 所  Live cafe おーるどタイム
      https://oldtimemk.exblog.jp/
出 演  Martin古池
参加費  ご注文をお願いいたします。

2024_02_25
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2月06日(火) ギター・ワークショップ@JUNE
2月28日(水)→仮
時 間  16:00~18:30
場 所  喫茶店JUNE(tea room ジュン)
料 金  ¥1000 +オーダー
水先案内人 Martin古池
★2月28日は仮予定です。変更があった場合あらためてお知らせいたします。

2024_02_06june
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2月 毎週土曜日 青空演奏

時 間  12:30~16:00
場 所  越谷中央市民会館前の川沿い芝生広場

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2月06日、20日、27日(火) ドレミでスッキリ教室
 
★認知症予防のための体操と音楽教室
 音楽と脳トレ担当をさせてもらいます
 (草加市民文化センター)

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