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2023.12.17

3つの音楽会

この2日間で3つの音楽会をやった。
 ①さんすまいる音楽会
 ②たそがれ音楽会
 ③フォークの歌声音楽会
それぞれ音楽会の性質や参加者が異なる音楽会だ。
交わされるおしゃべりや歌は微妙に重なり、微妙に異なる。
水先案内人の立ち位置も十把一絡げというわけにはいかない。
そしてそこがおもしろいところだ。
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さんすまいる音楽会は地元のデイサービスで隔月で10年以上続けてきた。
デイサービスなので参加者の介護認定度の変化に伴って少しずつ顔ぶれは変わっている。(最初からのメンバーは今では二人しか残っていない)
それでも交わされるおしゃべりや歌われる歌に変わりはない。
昔はやった歌謡曲が中心だ。
ここでは昭和30年代あたりの歌もいまだに流行歌なのだ。
今回は初めてベースのふく助さんにお手伝いしていただいた。
アコースティック・ベースをアンプにつなげればもっとふくよかで厚みのある音になったんだろう。
でもあえて生音で弾いてもらった。
さほど大きくはない室内で参加者との距離も数メートル程度。
なによりもご高齢の方々の歌声は大きくない。それぞれの方の歌声を阻害する音量は不要との判断からだ。
僕自身ギターや声量もここでは6~7割程度に控えて演奏している。
いつもとは違うベース付きの演奏は気持ちよかった。
ベースとギターの区別もつかないご老人たちもなんの違和感もなく、いつものように楽しげに語り、突っ込みを入れ、歌ってくれた。
「いつものように」「楽しく」というのがキーワードのさんすまいる音楽会。
1時間はあっという間に過ぎ去った。
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その足で喫茶店JUNEでの「たそがれ音楽会」に向かう。
これまた毎月10数年続けてきた音楽会。
参加者年齢層の幅は広くなり、60代~80代。
同年代から人生の大先輩といった顔ぶれが一堂に会する。
おしゃべりの幅も広がるし、リクエストされる歌もまた多岐にわたっている。
難しいのは70~80代の古くからの参加者と60代の参加者のリクエストをバランス良くリードしていかなければならないところ。
どちらかに偏ってはいけない。かといって機械的な切り分け方をしてもつまらない。
各年代それぞれの時代を肯定しつつ、融合させていくところに面白さと難しさがある。
ここではふく助さんのベースはアンプにつないでもらい、存分に弾いてもらった。
参加人数はいつもよりやや少なめ。こぢんまりながらもおしゃべりが飛び交い、中身の濃い音楽会となった。
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翌日はおーるどタイムで「フォークの歌声音楽会」。
こちらは同年代が主力。
しかも多くの参加者がいろんな楽器を奏でる「フォーク世代」中心の歌声音楽会だ。
今回もギターのほかにキーボード、プサルタリー、パーカッションと多彩な楽器が登場した。
なによりもももっちさんが遠路マンドリンを抱えてやってきてくれたのがうれしかった。
今回はマンドリンをフィーチャーした歌をたくさん取り上げ、リリカルな音色が歌声に華を添えてくれた。
多彩な楽器のアンサンブルは気持ちの良いものだ。
3時間という長丁場ながら、長いとは感じぬ楽しい音楽会となった。
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コロナ以降僕の音楽現場はこういった「歌声音楽会」が多くなっている。
ライブのようなショー的な演奏会も楽しいが、参加者全員で作っていく「歌声音楽会」のようなスタイルがいい。
僕にはこちらの方がより似合っているように感じられる。
みっしりと中身の詰まった2日間、3つの音楽会となった。

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