楽しきかな 歌い納め・青空越冬隊
暖かくおだやかな青空演奏。
今年のしめくくりを気持ちよく歌い納めることができた。
前半の2時間はふく助さんとライブの準備に精を出した。
正月明けそうそう船橋の「音Cafe Ohana」でやるライブの練習だ。
我々の練習は一風変わっている。
演奏や歌の練習の合間に「議論」が挟まる。へたすりゃ歌ってる時間より議論してる時間の方が長いこともある。
主に歌の背景や、ストーリーについて。そしてその歌に対してどんな思い入れがあるかなどを語り合う。
音を重ねる練習は技術的な点での成熟度は上がるかもしれない。
けれども「一緒にライブを作る」という視点ではひとつひとつの歌に対する「共通理解」が同じくらい大切なことだと思う。
ライブまで一緒に練習できる機会が少ないのでなおのことだ。
技術的な練習は個人練習でまかなうことができるが、同じ気持ち同じ方向を向くためにはface to faceは欠かせないことだ。
そういう視点で考えると青空演奏の場を借りた今回の練習は実りあるものだった。
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甥っ子・直道君がふらりと遊びに来てくれた。弟の末っ子で天真爛漫な性格がいい。めったに会うことはないのだが妙にウマの合う甥っ子だ。(学生時代、二人ともサッカーのゴールキーパーをやっていたことが親近感を高めているのかもしれない)
2年ぶりに青空演奏に来てくれ、とてもうれしかった。
そして直道君に僕と弟の歴史や関係を語りながら、今回のライブの選曲のバックボーンをからませていった。
なにげないおしゃべりだ。でもそれが今回の選曲の背景にあるものを具体的に示すことにつながったかなと思う。
彼の出現で練習アワーがなごやかで中身のあるものになったと思う。
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後半戦は菅原さんたちと合流しての忘年演奏。
「青空越冬演奏隊」のそろい踏みだ。
三線の山田嬢、ウクレレの絵描きさんらと歌におしゃべりにとおおいにに盛り上がる。
菅原さんは忘年演奏に気合いたっぷり。ワンカップ大関を数本、お燗して持参。
ふく助さんもおつまみをしこたま持参。
こうなるとやる歌は決まってる。
「旅」(ワンカップ大関のCMソング)、そして「お酒の歌」。
ともにナターシャセブンの歌。
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楽しいときはいつでも過ぎてゆくもの。
この1年間、毎週この場で積み重ねてきた。
暑い日、寒い日、風の強い日。
それなりに苦労をしても続けてくることができたうれしさ・ありがたさ。
満足感・充足感に満たされたひとときはあっという間だった。
来年もまた楽しく、頑張って続けていきたいものだ。
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