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2023.11.01

こじんまりと、そしてまったりと

今回の「フォークの歌声音楽会@おーるどタイム」もいろんな楽器が集まった。
ギターあり、キーボードあり、ハンマーダルシマーあり、そして時々パーカッションあり。(今回はフィドルの出番はなかった)
年齢層も80代、70代、60代とやや高めながら幅広い。
これがこの音楽会のいつもの常態。
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僕はこの「常態」の音楽会がとても気に入っている。
軽く飲みながら、きままにおしゃべりを交わし、思い思いにそれぞれのお好きな歌を、みんなで奏でる。
水先案内人の役割は出されたリクエスト曲を元に自然なおしゃべりを引き出し、そのおしゃべりから次の歌に結びつけ形にしていくこと。
時に少々無茶なこじつけで次の歌に結びつけることもある。でもほとんどはちょっと水を向けると自然にできあがっていく。
参加者同士の信頼感があるからこそ生まれる自然さなのだと思う。
そしてこの信頼感は長年この音楽会を続けてきたからこそ生まれてきたんだろうと思う。
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アットホームな関係ができているから、逆に水先案内人としては久しぶりの方や初めての方に「疎外感」を感じさせないように気を配る。
(玲子ママのほんわりとしたキャラクターがおおいに力を発揮している)
こうして生まれる参加者同士の自然な会話こそが「フォークの歌声音楽会」を成立させている原動力なのだと感じる。
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今回は三部構成の音楽会になった。(通常は1時間半ごとの二部構成)
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一部は昨今亡くなった谷村新司さんともんたよしのりさんの追悼コーナー。
アリス時代も含めて谷村さんの歌を次から次へと歌い継ぐ。(「チャンピオン」のギターストロークは快感だった)
締めは「ダンシング・オールナイト」。
キーボードの河辺さんがここでなぜかBGMに「ブルーシャトー」を弾き始めた。
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そこで二部はグループサウンズ特集をやることになり、いったん休憩。
二部は参加者の多くがグループサウンズ世代だった。
一方で最長老80代の大浦さんには少々なじみの薄い分野。
そこでポピュラーな歌が中心になるように水を向ける。(グループサウンズには少々マニアックだが名曲がたくさんある)
大浦さんも一緒に口ずさめているかを観ながらの進行。
河辺さんのキーボード、宮川さんのハンマーダルシマー、そしてチノネさんのパーカッションが要所要所でいい味を出してくれた。
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三部は最長老・大浦さんのリクエスト、「勇気あるもの」(吉永小百合とトニーズ)からスタートさせた。
流れは昭和の流行歌に傾く。
昭和30年代~40年代の流行歌のオンパレード。(この時代はなじみの深い名曲の宝庫)
「熱き心に」(小林旭)はおおいに盛り上がった。
この歌を作曲したのは大滝詠一。
ここで例によってのこじつけ・へりくつ。「さらばシベリア鉄道」を強引に選曲し、ラストソングにした。
僕自身は3時間の音楽会の中でこの歌だけは100パーセント本気モードで歌った。
通常歌声音楽会では参加者が歌いやすいことを第一義に考えている。
だから歌もギターもでしゃばらず、控えめにして全体のバランスを取るようにしている。
「さらばシベリア鉄道」はふしまわしが難しい。
ある程度強引にリードしなければ腰砕けになってしまうと判断した。(そしてなによりもこの歌が大好きだからね)
「熱き心に」~「さらばシベリア鉄道」と会場の空気は沸騰した。
その熱を冷ますようにエンディングテーマの「街」を静かにゆっくり歌い、音楽会は幕をおろした。
今回もバラエティに富んだ歌の数々、濃密な音楽会になった。
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次回は11月26日(日)14:00~17:00。
年内最後の「フォークの歌声音楽会」は12月16日(土)14:00~17:00。
もしご都合のつく方がいらっしゃったら、ぜひ予定帳に書き込んでくださいな。

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