ちょっとした井戸端音楽会になった青空生演奏
あやしげな雲と遠くから聞こえる雷鳴。
雨が降り出すまでは演奏しようと思いつつ、結局雨は降らず無事最後まで貫徹することができました。
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前半3時間はひとりで「雨の歌特集」を。
フォークソングをはじめ歌謡曲や唱歌まで幅広く歌いました。
(今週木曜日の「喫茶店JUNE たそがれ歌声音楽会」は雨の歌特集なのでその準備を兼ねて)
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後半はいつもならSugawaraさんとのセッションアワー。
が、よんどころのない事情でSugawaraさんは早じまい。
ひとり旅とあいなりました。
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いつも聴きに来てくれる85歳のおじいさん。
雨を予想して早くにやってきました。
おしゃべりをしながらぼちぼちと歌います。
昭和12年のお生まれとのこと。
ということは終戦を迎えた頃は小学2年生くらい。
その頃の思い出話をうかがいながら、戦後の歌謡曲を何曲か歌います。
(高原列車は行く、赤いランプの終列車、哀愁列車など)
いつもはナターシャセブンやフォークソングを聴いていただいてきました。
今回はご自身が幼少期から青春時代までの歌が続きます。
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おじいさん絶好調!
足でリズムを刻みながら、一緒に口ずさみます。
そして思い出話に花が咲きます。
そこにやってきた別のご高齢のおじさん。
「あら懐かしや」とばかりにリクエストの嵐。
これまたお話好きの方で昔話や、歌のうんちく花盛り。
三橋美智也、春日八郎をはじめ昭和20年代後半~30年代前半を彩った流行歌の数々を歌います。
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そんなやりとりを通りすがりのご老人たちが足をとめて耳を傾けます。
さながら野外デイサービスでした。
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長年特養やデイサービスで歌ってきた経験がここで活かされました。
(まさかこの場で三橋美智也や春日八郎を歌うことになろうとは思ってもいませんでした)
時間も5時をまわったので最後の歌は「テネシーワルツ」。
江利チエミバージョンで歌ってお開きに。
あんたさんの歌は言葉がしっかり伝わってくるね
情景が浮かんできますヮ
最高の褒め言葉を頂戴して、本日の青空生演奏を終えました。
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