「おーるどタイム de ライブ 春の陣2022 道産子編」を終えて
ありまじろうさんをお迎えしての「おーるどタイム de ライブ 道産子編」をやっと開催することができた。
最初に企画したのは2年前のことだ。
「コロナの世」となり何度か中止・延期をくりかえし、念願をやっと叶えることができた。
.
ありまさんも僕も共に北海道産。つまり道産子だ。
それぞれの出身地や歩いてきた道のりは違うけれど、幼少期から思春期・青春期を北海道の空気の中で育まれてきたことでは同じだ。
「それぞれの北海道、それぞれの今」を感じてもらえるライブにしたかった。
サポートにはらんぶりんまっくさんをお招きした。
まっくさんのお母上も北海道出身なので、文字通りの「道産子編」だ。
.
1部はありまじろうコーナー。
ありまさんの奏でる歌の世界は独特だ。
現代詩のような「シュール」な世界をシンプルなメロディにのせ、訥々と弾き語る。
時々クスッとしたり、時々ドキッとしたり。
気がつくと飾り気のない「ありまワールド」に引きこまれており、そこから抜け出せない自分がいることに気がつく。
サポートギター(マンドリンも)のらんぶりんまっくさんも秀逸だった。
「ありまワールド」の雰囲気をこわさぬよう饒舌さを避け、絶妙に引き立ていく演奏だった。
僕は「風景 ー Hours After」と「元町ファンタジー」などでからませてもらった。
ありまさんと知り合ったのは3年前のラッキー・フェス(札幌)。
その後断片的に演奏を聴かせてもらっていたが、60分の長尺で聴いたのは初めて。
すっかり「ありま菌」をうえつけられ、増殖していきそうな気配だ。
.
.
2部はMartin古池コーナー。
寡黙なありまさんとはうってかわっておしゃべり満載のステージとなった。
始める前の予定ではおしゃべりは要所要所におさえ、歌数を多く入れようと思っているんだが・・・
お客さまから突っ込みが入るとついつい反応してしまう。(この突っ込みがまた多いんだ!)
道草を食っちゃしゃべり軌道修正してやっと歌い、そしてまた道草を・・・
道草だらけの井戸端ライブ。
忘れていたことも含め、お客さまからはいろいろ引き出していただいた。
歌ったのは(しゃべったのは)次の通り。
*さくら:ミツダイの名曲
*人生の扉:玲子ママのハンマーダルシマーと一緒に。
*港が見える丘
*元町(MOTOMACHI)
*僕の星まで:with らんぶりんまっく
*日暮れの想い出:with らんぶりんまっく
*夢:with らんぶりんまっく
*サハリンの火は消えず
*故郷に帰りたい(Take Me Home Country Roads):with らんぶりんまっく
*風景:with ありまじろう・らんぶりんまっく
*街:エンディングソング。全員で
*さよならが云えない:勝手にアンコール。全員で(マスターのフィドルフューチャーして)
.
2年ごしでやっと実現した「道産子編」。
ありまさんやまっくさんには心から感謝。
いつもあたたかく背中を押してくれるおーるどタイムのマスターやママに大感謝。
そしてなにより足を運んでくださったお客さま方にも大感謝。
お客さま突っ込みやおしゃべりがなければ、キャッチボールがなければ僕のライブは成立しない。
そのことを今回もまた強く感じさせていただきました。
.
次回「夏の陣」は8月に開催したいと思います。
最近のコメント