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2022.03.02

飛鳥山タルホピクニック

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王子の「飛鳥山タルホピクニック」なるものに参加してきました。
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あがた森魚さんが主宰し毎月行われている催しだそうです。
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あがたさんは僕にとっては函館市立潮見中学校の大先輩です。
これまで函館の「赤帽子屋」さんや「こだるま食堂」で何度かニアミスしていましたがご縁がありませんでした。
それが最近ご縁があり、「飛鳥山タルホピクニック」に誘われての参加でした。
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不思議な、興味深い催しでした。
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  あがたさんを先頭に20人ほどの人たちが
  楽器を奏でながら、ただただ歩く。
  ひたすらねり歩く。
  時間にして2時間、歩数にして10000歩。
  飛鳥山公園や王子駅周辺をねり歩く。
  シンプルな循環コードのメロディをひたすら奏でながら。
  ギターがある、アコーディオンがある、
  マンドリンがあり、ジャンベやミニカホンがある。
  てんでんばらばら不規則に進む隊列を
  公園に遊ぶ家族連れが興味深げに眺める。
  愛想をふりまくような、ふりまかぬような一団。
  もくもくと奏でる音に身をまかせ
  歩きつづける一団。
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最初はリズムとコード進行をそろえることに集中していました。
でも30分も弾き歩くうちに、無意識のうちに一団の音にシンクロしていきます。
そしてだんだんトランス状態に。
「没我」とでもいうんでしょうか。
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なんとも不思議な体験でした。
あがたさんがどんな意図でこの「飛鳥山タルホピクニック」を続けているのかは解りません。
でも、「音楽とはなんぞや?」「音を楽しむとはなんぞや?」ということを考える時、ひとつのヒントになりそうだなと感じました。
(「なんぞや?」という言葉を久しぶりに使いました。中学時代に生徒たちは「なんぞや?」を連発しながら議論をしていました。潮見中学にはそんな校風があったように思います)
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