鍛冶屋と糸紡ぎライブ@おーるどタイム
ハンマーダルシマーの小松崎健さん、そしてプサルタリウムのサリー・ランさんによるライブでした。
中世の音楽や民族音楽などをふたつの楽器で奏でていく。
緊張感あふれるなんとも心地のいいライブでした。
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それぞれがソロ楽器。
僕は片方がソロをとる時、相手がコードによるバッキングをとるというのに耳が慣れてしまっています。
でもバッキングではなく旋律と旋律が絡み合い、そこに生まれる陰影や余韻そして緊張感が気持ちいい。
目をつぶり、耳を凝らして聴きました。
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マイクで集音せずに、楽器自身から出る音の膨らみを感じるというのがより緊張感を高めています。
会場となったおーるどタイムが音のまわり方に一役買ってるようにも感じました。
やはりおーるどタイムはアコースティックな生音が似合っています。
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中世の音楽はほとんど知らない僕ですが、なぜか懐かしい感じがしました。
僕の音楽原体験のひとつはカトリック元町教会で聴きなじんだ(そして歌った)グレゴリアン聖歌。
それを思い出させてくれたからだと思います。
そういえば高校生の頃、ひと夏を過ごしたトラピスト修道院の修道士たちの歌う無伴奏グレゴリアン。
あの旋律に心がふるえたことがありました。
ハンマーダルシマーとプサリタリウムの折り重なる(織り重なる)旋律にやはり心がふるえました。
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良い体験をさせてもらいました。
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