« 2021年12月 | トップページ | 2022年2月 »

2022.01.30

2022年02月 ライブ・音楽会予定

2022_20220130101601

2月04日(金) さんすまいる歌声音楽会

時 間  13:30~14:30
場 所  デイサービス・さんすまいる
      東武スカイツリーライン 蒲生駅 西口徒歩1分

★地元のご老人たちとくりひろげる井戸端音楽会です

.

.

2月18日(金) 喫茶店JUNE たそがれ歌声音楽会 

時 間  16:00~18:00
場 所  喫茶店JUNE(tea room ジュン)
料 金  ¥1000 (1ドリンク付き)
水先案内人 Martin古池

.

★昭和の香り漂う喫茶店。
 昭和を彷彿とさせる歌の数々を参加された方々と歌います。
 歌と切っても切り離せないのがおしゃべり。
 ひとつの歌から様々なおしゃべりが飛び出す井戸端音楽会です。

.

 今月の特集コーナーは「テーマを決めないことがテーマ」と題して歌います。
 お客さまとのおしゃべりからインスパイアされた歌をつなげ、泥縄式にふくらませていく。
 歌声音楽会の本来の形をじっくり2時間。
 目的も到達点もない歌の旅。
 当初よりめざしてきた歌声音楽会の本来のあり方にあらためて取り組みます。

.

.

2月13日(日) みんなで歌おう・弾こうフォークソング@おーるどタイム

時 間  14:00~17:00
場 所  Live cafe おーるどタイム
      https://oldtimemk.exblog.jp/
水先案内人 Martin古池
お問い合わせはおーるどタイムまで。
  Tel:048-971-1812  
  Mail:oldtimemk@yahoo.co.jp
.
.
毎週土曜の昼下がり 【土曜昼下がり 青空ライブ】
お天気が良ければ
毎週土曜日の午後12:30頃から16:00頃まで、
越谷・中央市民会館前の川沿い広場で歌います。
.
.

2月10日(木) 喫茶店JUNE ギター・ウクレレ・ワークショップ 

毎月2回のギターワークショップ。(2回目の日程は調整中)
.
まったくの初心者の方
大昔にFコードで挫折した方もいれば、
ワンランク上の洒落た弾き語りを目指す方も。
.
それぞれの方にちょうどいいあんばいの個人レッスンを積み重ねることができればいいなと思います。
.
ギターやウクレレとたわむれながら音を楽しめる日々をすごす。
そんなことのお手伝いができればいいなと思っています。
.
2月の2回目は日時調整中のため、あらためてご連絡いたします。
ご興味おありの方はご一緒しませんか。
見学のみでもOKですよ。
.
ティールームJUNE
  水先案内人 Martin古池
  会費 ¥1000(ご注文もお願いいたします)

  お問い合わせはティールームJUNEまで。
   ☎048-936-4211
.
.
02月27日(日) 味亭ライブ 出演
時 間  13:00~17:00
場 所  韓国料理 味亭
      東武スカイツリーライン 春日部駅
★草加・越谷・春日部近辺で活動するミュージシャンたちとの競演です。
 詳細は後日

| | | コメント (0)

私を待つ人がいる 「青空ライブ」1月も無事終えることができました



今日の「青空ライブ」も楽しく(そして厳しく)終了いたしました。
.

前半は広場に人影がほとんどなく、「公開練習」状態でした。
まだいくらか陽射しが残り、この季節にしてはあたたか。

今度の金曜日に予定しているデイサービスでの「さんすまいる歌声音楽会」の練習に精を出します。
いろいろリクエストを頂戴していて、春日八郎や越路吹雪の歌を中心に歌います。
これに加えて最近「たそがれ歌声音楽会」でやった歌から「誰よりも君を愛す」「小樽運河」etc.etc...
デイサービスでも転用して歌える歌を中心におさらいをしました。
.

後半、菅原さんと合流し新曲のあわせから始まります。
特に今二人のお気に入りはDave Clark Fiveの「Because」。
シンプルなメロディながらコード進行の美しい歌です。
なんとか仕上げていきたいものです。
.

今日はこのまま「公開練習」で終わっちゃうかなぁと思い始めた頃、先週も来てくれた方が奥様を伴って顔を出してくれました。

ここでスイッチがライブモードに切り替わります。
この半年菅原さんとやってきて仕上がってきた歌を次々に歌います。
(そのほとんどが二人の共通項のナターシャ・セブン)
このご夫婦、1曲ごとに満面の笑みで拍手をくださいます。
その笑顔に触発され、我々の演奏もまたふくらんでいきます。
楽しいひとときに。
.

お二人が帰られ、「青空ライブ」も終盤に。
グッと冷え込んできて、指がかじかんできます。
そろそろ撤収の頃合いかな。
そう思っているところにいつものおじいさんが顔を出してくれました。
これは半端にはやめられないと、気合いを入れ直して歌います。

おじいさん、いつものようにゆったりとステップをきざみ、歌詞をかみしめるように聴いてくれます。
.

今日の「青空ライブ」も終盤に来ていい感じになり、その余韻をかみしめながら終了しました。

夕方グッと冷えてなかなか厳しい「青空ライブ」でしたが、なんとか1月を乗り切ることができました。
あとひと月、2月を乗り越えれば春の兆しも見えてくるでしょう。
.

  なにも好きこのんで真冬の寒いときに、
  外で歌うことないでしょう
.

家人にはそんな風に言われます。
.

でも毎回、足を運んでくださる方々がいる。
「私を待つ人がいる」以上は続けなきゃね。

それは必ず次につながるものだと信じたいしね。
(「次」がなにかはわからないけどね)
.

  土曜の昼下がり、あの広場に行くと
  必ずへんなおっさんが二人歌っている
.

そんな風に認知され、「広場の風物詩」になれるようにしつこく続けていきたいものです。
.

次回は2月5日(土)、12時半頃からまた歌います。



| | | コメント (0)

2022.01.22

青空ライブ

お天気は良く、風もおだやかな午後でした。
でもけっこう冷えこんだ昼下がり。
前半は広い広場に人っ子ひとりいない状況だったので、
先日の「おーるどタイム de ライブ」や昨日の「たそがれ歌声音楽会」の復習に精を出しました。
.
不特定の方に聴いていただく「街角ライブ」は道行く行く人がいなければまったく成立しません。
冬場になってからはそんな時間帯が圧倒的に多くなるのはいた仕方のないこと。
.
でもそんな時にこそ姿勢をただして歌い続けられるかが問われます。
そう自分に言いきかせながら歌い続けます。
.
聴く人もない中で歌い続けることは虚しく、無意味なことともいえます。
それでもそこでちゃらんぽらんにやっていると、ずっとちゃらんぽらんのままで終わっちゃいます。
(練習にすらならない)
たとえそんな状況でも姿勢を正し、外に向かい発信し続けることができるか。
そこが大事なんだと思いたい。
.
ありがたいことに通りかかる散歩の方から、時折お声をかけていただいたり、会釈をしていただいたりもします。
歌っている背後で聴いてくれる方も。
ほんの短い、いっときのそんな反応がとてもありがたく思えます。
それは心を外に開いて歌っているからこそだと思いたいのです。
.
.
そうこうするうちに菅原さんと合流。
いつものセッションタイムが始まります。
.
先週あたりから新曲に挑戦したり、二人でひとつの歌を仕上げるというセッションになりつつあります。
それまではお互いの志向を確かめながら共通項を探るというようなセッションでした。
せっかく毎週ご一緒するのだから、ひとつの形として仕上げていきたい。
そんな思いがお互いに芽生え始めたんだと思います。
密度の高い、楽しいセッションタイムでした。
.
演奏も終盤を迎える頃、いつも聴きに来てくださるご老人が遠くから杖をつきつき歩いてきます。
なんでも今日が土曜日であることに気がつかなかったとか。
こりゃ、このまま終わるわけに行かないな。
菅原さんとは阿吽の呼吸で追加して歌い続けます。
.
ふと背後で誰かが聴いている気配を感じます。
さりげなく後ろを向くと目が合いました。
ニコッと笑いかけるとその方もまた笑いながら話しかけてくださいます。
.
今日もまた終盤に来て新しい出会いが生まれる「青空ライブ」となりました。
時間も4時半をまわり、かなり冷え込んできましたが
あたたかい気持ちで終えることができました。
(終わりよければすべてよし!)

| | | コメント (0)

【記録】喫茶店JUNE たそがれ歌声音楽会

今年初の「たそがれ歌声音楽会」は蔓延防止等重点措置発令の日でした。
音楽会場の喫茶店JUNでは従前の感染防止対策に加え、お酒の提供ができない状況。
「ちょっと淋しいけれど、まあしょうがない」とみなさん割り切っての音楽会でした。
長引く「コロナの時代」にみなさんすっかり慣れたようです。
.
今回はマンドリンのももっちさんが参加してくれました。
ほとんどの歌にマンドリンのサポート。
気持ちよかった!
.
1部はいつものようにお客さまのリクエストにひとつひとつお応えしての演奏。
あっちのお客さまから、こっちのお客さまからとリクエストが途切れません。
何曲かは2部に持ち越しということに。
.
2部は恒例の「宿題コーナー」です。
今月はムードコーラスの特集。
皮切りはマスターじゅんさんのトークから。
ムード歌謡とムードコーラースの「定義づけ」。
世の中の流れに沿って変化してきたムード歌謡について語ります。
歌の方もその定義づけにそう形で年代順に進めることにしました。
.
1曲目の「誰よりも君を愛す」は昭和34年、まだ「戦後」が少し残っている頃の歌です。
吉田正のジャズ音階を感じさせるメロディ、情念の人・川内康範が同名の自作小説をもとにした歌詞。
これにハワイアン調のマヒナスターズの演奏と松尾和子の情念たっぷりの歌。
ムードコーラスのはしりとなった名曲です。
(この歌の良さを感じるようになるまで僕は60年もかかりました)
.
続いて昭和40年代初めの頃の歌。
「ラブ・ユー東京」「たそがれの銀座」
(共にロス・プリモス)
世の中は高度成長期のまっただ中。
オリンピックも開催され、戦後は過去のものとなった「昭和元禄」の頃です。
夜の銀座にくりだす社用族が増え、銀座の街で生まれては消えていく恋の花。
.
「小樽のひとよ」(昭和41年)は旅芸人が地方クラブで出会った女性との悲恋をモチーフにした歌です。(実際には小樽ではなく釧路のクラブだったそうです)
昭和40年頃には「夜の銀座文化」は東京だけではなく地方でも花開いていたということなんでしょうね。
.
昭和40年代も後半になると、ムードコーラスの曲調もライトなものに変わっていきます。
歌の内容は別れ歌がほとんどなのですが、軽いタッチ(あるいは長調)のメロディラインのためか「情念」をあまり感じさせません。
それがまたいい。
.
「別れても好きな人」~「宗右衛門町ブルース」~「ふりむかないで」~「中の島ブルース」。
.
「中の島ブルース」はクールファイブで大ヒットとなっていますが、実は元歌は秋葉豊とアローナイツ。
アローナイツは北海道・歌志内炭鉱のアマチュア社内バンドだったそうです。
その後札幌のクラブで歌うようになったとか。
なので「中の島ブルース」は当初札幌の中の島が舞台。
後に全国区にするため大阪、長崎の中の島公園を付け加えられたそうです。
.
昭和50年代に入りムードコーラスも少々様変わりしていきます。
スナックなどでカラオケが導入され、またディスコなどのダンスシーンも増えていったせいでしょうか。
素人にも歌いやすい、踊りやすいといった楽曲に変わっていったように思います。
「足手まとい」~「星降る街角」
.
以上9曲のムードコーラス選集を1時間にわたって、トークをたっぷり挟みながら歌いました。
.
2022_01_211
ももっちさんのマンドリンが気持ちよく響きました。
共通の譜面をもとに、キーだけ決めてそれぞれに準備をしてきました。
現場で音合わせなしのぶっつけ合奏でしたが、いいあんばいに仕上がりました。
特に最後にやった「星降る街角」でリフをガットギターとマンドリンのユニゾンで。
決まった時の快感!気持ちよかった!
.
.
次回は2月18日(金)16:00~18:00。
宿題コーナーはお休みして、全編リクエストとおしゃべりでやることになりました。
強いていえば「テーマを決めず行き当たりばったりに歌う」というのがテーマ。
これもまた楽しみです。

| | | コメント (0)

2022.01.16

青空ライブ 1.15の巻



青空が広がりさほど寒くはない一日でした。けれど北の風がめっぽう強く少々難儀。
予想通りひとっこ一人いない広大な芝生広場。
.

「公開練習」状態のスタートでした。
1月21日(金)に予定している「たそがれ歌声音楽会」の宿題でムードコーラス特集です。
「ムード歌謡コーラス」っていうのは自分の中にはこれまでなかった「音楽ジャンル」。
少しでも数多く歌いこんで体にしみこませたいと思ってのことでした。
同じフレーズを何度も弾きこみ、歌いこみます。
.
そんなことを1時間も続けるうちに散歩の人がぽつりぽつり通りかかります。
こんな風の強い日に散歩をするのはたいがいは高齢者。
散歩を日課にしているような方です。
つまりは若いころムード歌謡にも親しんでいた世代でもあります。
散歩の足を止め、しばし聴いてくれます。
こちらも練習モードから本番モードに自動的に切り替わります。
場合によっては練習曲以外の歌にも飛び火します。
.

そんなことをくりかえすうちに、広場の反対側で演奏していた菅原さんが合流してくれます。
セッションタイムの始まりです。

今日は菅原さんが何曲か新曲を披露してくれました。
昔聴いていたけどふと思い出し、あらためてやってみようと思った歌とのこと。
知っている歌もあったけど、まったく初めての歌もあります。
そんな歌はメロディとコード進行を予測してギターで合わせていきます。
手探りのセッションです。これが面白い。
.

やがて、時々聴きに来てくださる方が登場します。
おひとりは菅原さんとの出会いからウクレレに再挑戦しようとされている方。
お忙しかったそうで久しぶりの再会です。
この間の近況などうかがいつつ、おしゃべりをまじえながら歌います。
.

歌はナターシャセブンのものを。
ナターシャセブンは二人に共通の嗜好。
この半年毎週のように音を合わせてきました。
毎回アレンジが違っているのですが、お互い自然に合わせこめるほど習熟してきました。
.

やがて入れ替わるように別のご老人がやってきました。
京都出身で御年85歳の方です。
杖を突いてはいるけどお元気な方。
先週も来てくださいましたが、ちょっと遅かった。
すでに歌い終え、撤収した後でした。
.

今日は早めに来てくださったので、たっぷり聴いていただけました。
そしてたっぷりおしゃべりをすることができました。

歌はかわらずナターシャセブン集。
.
この方は隣に腰を下ろし足でステップを踏みながら、一言一句歌詞をかみしめるように聴いてくださいます。
そしてリフレーン部分は小声で一緒に歌ってくれます。
おそらくナターシャセブンの歌は知らないと思われます。
それでも歌えてしまうところがナターシャセブンの歌のすごいところ。
その様子を見て、普段よりもリフレーンを多くしたアレンジに。
阿吽の呼吸で菅原さんもあわせてくれます。
.

  身近なところで生の音楽に触れさせてもらえる
  ありがたいもんだね
  うれしいもんだね
.

とご老人。
.

そんな会話を交わしながら高校生のころ読んだ本の一節を思い出します。
高石友也さんの「フォークは世界を変える」という本です。
.

  プロの音楽家が山の頂上だとすれば、
  アマチュア音楽家は山の裾野。
  広い裾野がなければ頂上もまたない。
.

こんな内容の一節でしたが、妙に心に残る言葉でした。
.

自分が広い裾野のどの辺にいるのかはわかりません。
でも裾野をうろうろしながらライフワークとして歌い続けてきました。
そしてこれからもそれは続くことでしょう。
それはおそらくこのご老人のような市井の人たちと生の音楽を媒介にして時と空間を共にし、一時心を通わせるためなのかもしれません。
何かを伝えるためではなく、通じ合うために。
.

「刹那の瞬間芸能」という言葉が浮かびます。
僕にとって歌う行為はすぐに消えてしまうものだけれど、「刹那」を共にできるということが大切なんじゃないのかな。
長年「街角の歌芸人」を名乗ってきましたが、たぶんそんなことを求めてのネーミングだったようにいまさらながらに感じます。
.

「青空ライブ」の最後は、京都出身のご老人のために「街」~「さよならが云えない」でしめくくりました。
(菅原さんのナイスな選曲でした)
.

風が強く少々冷えた昼下がりでしたが温か気持ちで終えることができました。

| | | コメント (0)

2022.01.10

おーるどタイム de ライブ 冬の陣 2022

2022_01_09-de-2022-1
1年以上お休みしていた「おーるどタイム de ライブ」を開催させていただきました。
.
「コロナの時代」にあってどんな形でライブが開催できるのか考えた上でのことでした。
Live cafe おーるどタイムも換気機能のある強力なエアコンを2台新設、ステージと客席の間にアクリル板を設置、さらにライブ中も常時窓を少し開け換気に努めるという対応をとってくださいました。
密を避けるため客席同士の間隔を開けるなどの上、少人数でこじんまりとした形でやらせていただきました。
当分の間はこういう形でのライブが続くかと思いますが、それもやむを得ないことだと思います。
ライブを再開(再会)することができた喜びと有難さは、様々なやりづらさをはるかに上回っていました。
.
1部ではこの1年、「コロナの時代」を僕はどう生きてきたかという近況報告を兼ねた構成にしました。
「コロナ路で 失くしたものと 得たものと」
というテーマです。
.
「コロナの時代」になり、それまで毎週のようにやっていたライブや音楽会のほとんどができない状況になりました。
生活はライブ・音楽会を軸にしてきましたが、それが根こそぎ崩れてしまったわけです。
.
そんな状況で「密にならないライブ」として川沿いの芝生ライブ(青空ライブ)を始めたのは夏前のことでした。
毎週土曜日、雨の日以外は欠かさず3~4時間ほどの野外演奏を続けてきました。
決して盛況とは言えないけれど、毎回なにかしらの新しい出会いがありました。
いろんな歌をリクエストされ、知らない歌であれば翌週までには覚えて歌えるようにする毎日が続いています。
新たな音楽友達もでき、毎週最後に1時間ほど一緒に演奏するようにもなりました。
あらたな出会いのきっかけとなっている「青空ライブ」は今では欠かせない大切なものになっています。
「青空ライブ」で歌うようになった歌を3曲。
「なんとなくなんとなく」(オープニング曲)
「めぐりあい」
「ずっと一緒さ」
.
一方で途切れることなく毎月続けることのできた「喫茶店JUNE たそがれ歌声音楽会」。
毎月宿題を頂戴し、一つのテーマや一人の歌手(グループ)に焦点を当てて深く掘り下げて歌ってきました。
参加者の多くは人生の先輩方。
当然頂戴する宿題も昭和の香りがプンプンする歌謡曲などが中心。
知ってはいてもこれまでライブなどで歌ったことのない歌ばかりでした。
毎月10曲ばかり準備してきたので、単純計算でも120曲位の新曲に挑戦してきました。
その中から厳選した歌を数曲歌いました。
「恋をするなら」(ベンチャーズ風アレンジで)
「夢であいましょう」
そして昭和を彷彿とさせる乗り物、蒸気機関車・青函連絡船を舞台にした歌。
「リンゴ村から」
「哀愁列車」
「さよなら列車」
「津軽海峡冬景色」(青森までの「はつかり5号」の車内放送を交えて)
 ~短調「函館の女」のメドレー
1部の最後はちあきなおみの名曲
「紅い花」
.
2022_01_09-de-2022-5
2部は一転してカントリーソングを中心に進めました。
らんぶりんまっくさんのギター・マンドリン・ワイゼンボーンでサポート。
百人力でした。
.
おととし急逝したチャコちゃんの好きだった「テネシー・ムーン」。
チャコちゃんは僕と同じ年、しかも同じ日に生まれた気の置けない友でした。
今日のライブに来てくださった方の多くとも共通の友人ということもあり2部はしんみりとスタート。
まっくさんのマンドリンが心地よく絡みます。(ワイゼンボーンの切なくやるせない音色でも聴いてみたかったかな)
.
テネシー・ムーンに引き続き
テネシー・ワルツ
ここからは現在病気のため長くリハビリ療養をされているトミ藤山さんをカバーしての進行にしました。
おーるどタイムでトミさんとのライブをやるという計画をいつか必ず実現させたいという願いを込めて。
Georgia On My Mind
Crazy
I’ll Hold You In MY Heart
Silver Wings
Lonly Together
そしてライブは最終コーナーに入ります。
故郷に帰りたい(Take Me Home Country Roads)
ウェスト・バージニアが舞台になっている望郷ソングです。
ウェスト・バージニアは炭鉱がたくさんある土地でもあります。
故郷・北海道もまた同様に炭鉱がたくさんありました。
一昨年の夏、札幌のラッキーフェスに参加後、廃坑になった炭鉱の町々を巡る旅に出ました。
その時の印象と重ね合わせた歌詞で歌いました。
.
引き続き歌ったのは生まれ育った函館の元町をテーマにした小松崎健さんの
「元町(MOTOMACHI)」
子供の頃僕はこの街で毎日のように遊んでいました。
その時の印象を織り込んだ自作の歌詞で歌います。
そして小松崎健さんのオリジナル歌詞
「元町ファンタジー」
お客様でみえていたありまじろうさんに歌っていただきました。
ありまさんは若い頃に健さんと一緒に活動をしていた方です。
歌っているうちに昔をいろいろ思い出したようで感極まり大粒の涙が。
それに誘われるようにこちらまでぐっときます。
会場にもそれが伝搬し、暖かくもしんみりした空気が流れます。
2022_01_09-de-20227-2
.
そして本日最後のプログラムは
「僕の星まで」
いとこの故・古池エンタ幸助が元町から函館山を見上げながら作った歌。
今日、サポートに徹してくれているまっくさんとはこの歌を何度も演奏しています。
阿吽の呼吸で歌うことができました。
.
エンディングはおーるどタイムではすっかり恒例の
「街」
玲子ママのハンマーダルシマーも加わりしっとりと。
忘れられぬ故郷があり、故郷はいつも心の中に生きています。
でも同時に長年根をおろして暮らしてきたこの街もまた大切な場所。
そんな思いを込め、いつにもましてしっとりと歌うよう心がけました。
.
そしていつものごとく“勝手にアンコール”。
マスターのフィドルを加えて
「さよならが云えない」
で、幕を閉じました。
.
長く続いている「コロナの時代」。
僕も、お客様も、お店も心待ちにしていた今回の「再開! おーるどタイム de ライブ 冬の陣」。
再開は再会。
次にこのライブで再会するのは
4月17日(日)。
延期になっていたありまじろうさんとの「道産子編」をお届けしたいと思います。

| | | コメント (0)

【お知らせ】 ギター・ワークショップ@JUNE

2022_01_12
年内初のギター・ワークショップは明後日、1月12日(水)です。
.
初心者の方も、
昔ギターに触れはしたけれど「Fコード」で挫折した方も、
すでに弾き語りを楽しんでおられる方も
.
それぞれの方にフィットしたマンツーマンのワークショップです。
.
水先案内人として、ギターと戯れながら音楽により親しむためのお手伝いができればと思っています。
.
見学の方も大歓迎です。
.
.
*****************************
  時間  1月12日(水)17:00~18:00頃
  場所  ティールームJUNE
  水先案内人 Martin古池
  参加費 ¥1000(別途オーダーをお願いいたします)
*****************************
June_20220110102301

| | | コメント (0)

2022.01.02

1月のライブ予定

1月9日(日) 再開! おーるどタイム de ライブ 2022年冬の陣」

時 間  15:00~17:00頃
場 所  Live cafe おーるどタイム
      https://oldtimemk.exblog.jp/
出演   Martin古池
木戸銭  ¥1000 (+1オーダー願います)
お問い合わせはおーるどタイムまで。
  Tel:048-971-1812  
  Mail:oldtimemk@yahoo.co.jp
1年半、中断していた「おーるどたいむ de ライブ」。
やっと再開することとなりました。
1年半の思いの丈を歌とおしゃべりにのせて!
「コロナ路で 失くしたものと 得たものと」
2022_01_09-de-2022_20220102073501
.

月21日(金) 喫茶店JUNE たそがれ歌声音楽会 

時 間  16:00~18:00
場 所  喫茶店JUNE(tea room ジュン)
料 金  ¥1000 (1ドリンク付き)
水先案内人 Martin古池

★昭和の香り漂う喫茶店。
 昭和を彷彿とさせる歌の数々を参加された方々と歌います。
 歌と切っても切り離せないのがおしゃべり。
 ひとつの歌から様々なおしゃべりが飛び出す井戸端音楽会です。


 今月の特集コーナーは「ムード・コーラス選集」と題して歌います。
  マスターが語り、マーチンが歌う。
 すっかり恒例となったコーナーです。

.

月23日(日) みんなで歌おう・弾こうフォークソング@おーるどタイム

時 間  14:00~17:00
場 所  Live cafe おーるどタイム
      https://oldtimemk.exblog.jp/
水先案内人 Martin古池
お問い合わせはおーるどタイムまで。
  Tel:048-971-1812  
  Mail:oldtimemk@yahoo.co.jp
.
【土曜昼下がり 青空ライブ】
お天気が良ければ
毎週土曜日の午後12:30頃から15:30頃まで、
越谷・中央市民会館前の川沿い広場で歌います。

.
月12日(水) 喫茶店JUNE ギター・ウクレレ・ワークショップ 
毎月2回のギターワークショップ。(2回目の日程は調整中)

.
まったくの初心者の方
大昔にFコードで挫折した方もいれば、
ワンランク上の洒落た弾き語りを目指す方も。
.

それぞれの方にちょうどいいあんばいの個人レッスンを積み重ねることができればいいなと思います。
.

ギターやウクレレとたわむれながら音を楽しめる日々をすごす。
そんなことのお手伝いができればいいなと思っています。
.
12月2回目は日時調整中のため、あらためてご連絡いたします。
ご興味おありの方はご一緒しませんか。
見学のみでもOKですよ。

ティールームJUNE
  水先案内人 Martin古池
  会費 ¥1000(ご注文もお願いいたします)

  お問い合わせはティールームJUNEまで。
   ☎048-936-4211

| | | コメント (0)

2022.01.01

飛翔

2022



2022年が幕を開けました。
旧年中は皆様には大変お世話になりました。
ありがとうございます。
.
「コロナの時代」の真っただ中にあり、従来のように奔放に暮らすにはいささか厳しい1年でもありました。
そんな中にあり再び飛び上がるためにじっと身をかがめ、爪を研いでいたような気がします。
.
今年はなんとか「飛翔」の年にしたいものです。
(研ぎすぎて爪がなくなる前にね)
最初は低空飛行が続くかもしれないけれど、飛ぶことが大事。
いずれぐっと天高く舞い上がりたい!
.
加えて僕にとって今年は特別な意味のある年です。
この4月に68歳になります。
30年前に父が亡くなった時、彼は68歳でした。
その年に追いつくことになります。
健康で68歳を迎えることが目標でした。
年なりにあちこちガタは来ていますが、今のところ元気で日々を送ることができています。
.
いわば人生の一里塚になる2022年。
「飛翔」の年にしていきたい。
.
本年もご指導とご鞭撻を賜りますようにお願い申し上げます。
喪中につき、これをもって新年のご挨拶に変えさえていただきます。
.
.
写真は今年の秋函館に帰省した際に写した「大森浜の夜明け」です。
海鳥が朝陽の中を飛翔していくように感じられ、シャッターを切った1枚です

| | | コメント (0)

« 2021年12月 | トップページ | 2022年2月 »