【暑かった! 青空ナマ歌ライブ】
夏本番。
炎天下の中央市民会館前の広場。
さすがに人の気配はまばらです。
広場の向こう側ではSugawaraさんがギターを弾いています。
後で合流することにして、軽く挨拶を交わしいつもの場所へ。
いつもの場所は午後から建物の影になるのでさいわい直射日光は避けることができます。
川風が気持ちいい!
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まずは来週の「喫茶店JUNE たそがれ歌声音楽会」の練習から始めます。
練習とはいえ、本番同様に歌います。
しばらく歌っているとふらりと近づいてくる男性が。
年の頃50過ぎくらいかな?
目で挨拶を交わすと話しかけてくれます。
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いいですねぇ
かなり遠くから聞こえてますよ
お邪魔でなければ聴いてていいですか
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もちろん望むところです。
オーディエンスができたことで練習からライブに切り替わります。
練習もライブもやることに変わりはないけれど、意識が自分から人に向かいます。内から外へ。
無理なく自然にスムーズに切り替え、移行できるかどうかが「街角ライブ」のポイント。
どうやらうまく切り替えることができた模様。
ちょっと離れて遠慮がちに聴いていた男性との距離が徐々に詰まり始め、やがて彼は隣に腰を下ろします。
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生演奏はいいですね
歌詞のひとつひとつが迫ってくる
涙が出てきちまう
すみません、すみません
お邪魔しちゃなんなんで、
2~3曲聴いて帰ります
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よく見るとこの男性、目が少しうるんでます。
軽い会話を交わしながらお好みの歌を引き出します。
どの歌も琴線に触れた様子と見え、結局最後までみっしり聴いてくれました。
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日も少々陰り、過ごしやすい気温に。
散歩する人の数も増え始め、時折拍手も頂戴します。
満面の笑みには満面の笑みでお応えします。
最後の歌はリクエストされた「翼をください」でしめました。
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見計らったかのようなタイミングでご自分の演奏を終えたSugawaraさんがやってきました。
彼とは同年代ということもあり、なにかと重なるところの多い方です。
音楽だけではなく、散歩や自転車、ランニング、山やキャンプの話と尽きません。
しばしおしゃべりに花が咲きます。
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今日もいい出逢いに恵まれた「青空ナマ歌ライブ」となりました。
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