暑かったぁ! 熱かったぁ! 青空ナマ歌ライブ
予定より20分遅れで歌い始めました。
(予定はあって無きがごとしですが)
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今回は以前「街角ライブ」で歌っていたけど、今はほとんど歌わなくなった歌を中心に進めるつもりでした。
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が、準備をしていると前々回来てくださったお二人がひょっこり現れ隣にシートを広げて腰を下ろします。
おふたりとおしゃべりをするうちにリクエストをもらい、急遽GS(グループサウンズ)特集をやることにあいなりました。
方針転換は・・・まあ良くある話。
GSは中学生の頃夢中になって聴いていたし、覚え立ての下手なギターでコピー(というより猿まね)してたのでネタは尽きません。
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歌っているうちに吸い寄せられるように寡黙そうなおじさんがやってきてやや離れたところに腰を下ろします。
黙って聴き入っているように見えますが、何も語らず固まっています。
年格好から見てGS世代間違いなし。
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僕もこちらからは声をかけずに歌い進めます。
隣に腰を下ろしたお二人は一緒に口ずさんでいます。
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1時間ほど歌って休憩タイム。
寡黙なおじさんも腰を上げ、帰り支度。
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「聴いてくださってありがとうございます」
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ここで初めて声をかけてみました。
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「どうもありがとう。懐かしかったです」
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おじさんも初めて口を開いてくれました。おずおずとね。
この「おずおず」とした距離感が好き。
もしかしたらこの先「青空ナマ歌ライブ」にまた来てくれ、その時は少し距離を縮めてくれるかもしれない。
なんとなくそんなことを期待しちゃいます。
たとえ再び相まみえることがなかったとしても、この短いやりとりにいろんな思いが凝縮されているような気がします。
「袖振り合うも多生の縁」てなもんです。
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短い休憩を終え、お二人から今度はフォークソングのリクエスト。
僕よりもちょっと若いお二人のお好みは・・・
いるか、かぐや姫、松山千春、中島みゆき、玉置浩二etc...
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私の青春の唄です
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と、うれしそうに奥さん。
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そうこうするうちに用事を終えた音楽友だち、宮川さんが顔を出してくれます。
芝生の上にちょこんと腰を下ろして聴いてくれる姿がなんとなく微笑ましい。(まるで女子中学生みたいって言ったら怒られそう)
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この場をお借りしての「青空ナマ歌ライブ」も少しずつ定着してきた感じ。
じっくり聴いてくださる方も、少人数とはいえ毎回現れます。
楽しみにしてくださり、再び足を運んでくださる方もいらっしゃいます。
ひとりでもふたりでもそんな方がいらっしゃって初めてライブは成立するわけで。
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今日は来てくださったお二方は来週の「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」にもお友達を誘って来てくださるそうです。
ありがたいもんです。うれしいもんです。
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最初は中断中のレギュラーライブの再開時に向けた準備として始めた「青空ナマ歌ライブ」でした。
でも、それを超えた大切な演奏機会に成長していきそうな予感がします。
(写真は宮川さんに撮っていただきました)
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