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2021.07.27

2021年08月 ライブ・音楽会予定

20218

08月01日(日) 喫茶店JUNE たそがれ歌声音楽会 

時 間  16:00~18:00
場 所  喫茶店JUNE(tea room ジュン)
料 金  ¥1000 (1ドリンク付き)
水先案内人 Martin古池

★昭和の香り漂う喫茶店。
 昭和を彷彿とさせる歌の数々を参加された方々と歌います。
 歌と切っても切り離せないのがおしゃべり。
 ひとつの歌から様々なおしゃべりが飛び出す井戸端音楽会です。


 今月の特集コーナーは吉幾三を歌います。
 北国(津軽)に軸足を置いて歌う吉幾三の歌には共感を覚えます。
 マスターが語り、マーチンが歌う。
 すっかり恒例となったコーナーです。

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08月20日(金) さんすまいる歌声音楽会 

時 間  13:30~14:30
場 所  デイサービス さんすまいる
      東武スカイツリーライン 蒲生駅 西口 徒歩2分
      HP→https://sansumairu-corp.hp.gogo.jp/pc/free4.html

★蒲生のデイサービスで人生の先達の皆様とともに歌い、ともに語る「井戸端音楽会」。
 Martin古池が水先案内人を務めさせていただきます。

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【青空ナマ歌ライブ】
お天気が良ければ
毎週土曜日の午後、2時頃から5時頃まで、
越谷・中央市民会館前の川沿い広場で歌います。

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2021.07.26

【暑かった! 青空ナマ歌ライブ】

夏本番。
炎天下の中央市民会館前の広場。
さすがに人の気配はまばらです。
広場の向こう側ではSugawaraさんがギターを弾いています。
後で合流することにして、軽く挨拶を交わしいつもの場所へ。
いつもの場所は午後から建物の影になるのでさいわい直射日光は避けることができます。
川風が気持ちいい!
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まずは来週の「喫茶店JUNE たそがれ歌声音楽会」の練習から始めます。
練習とはいえ、本番同様に歌います。
しばらく歌っているとふらりと近づいてくる男性が。
年の頃50過ぎくらいかな?
目で挨拶を交わすと話しかけてくれます。
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  いいですねぇ
  かなり遠くから聞こえてますよ
  お邪魔でなければ聴いてていいですか
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もちろん望むところです。
オーディエンスができたことで練習からライブに切り替わります。
練習もライブもやることに変わりはないけれど、意識が自分から人に向かいます。内から外へ。
無理なく自然にスムーズに切り替え、移行できるかどうかが「街角ライブ」のポイント。
どうやらうまく切り替えることができた模様。
ちょっと離れて遠慮がちに聴いていた男性との距離が徐々に詰まり始め、やがて彼は隣に腰を下ろします。
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  生演奏はいいですね
  歌詞のひとつひとつが迫ってくる
  涙が出てきちまう
  すみません、すみません
  お邪魔しちゃなんなんで、
  2~3曲聴いて帰ります
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よく見るとこの男性、目が少しうるんでます。
軽い会話を交わしながらお好みの歌を引き出します。
どの歌も琴線に触れた様子と見え、結局最後までみっしり聴いてくれました。
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日も少々陰り、過ごしやすい気温に。
散歩する人の数も増え始め、時折拍手も頂戴します。
満面の笑みには満面の笑みでお応えします。
最後の歌はリクエストされた「翼をください」でしめました。
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見計らったかのようなタイミングでご自分の演奏を終えたSugawaraさんがやってきました。
彼とは同年代ということもあり、なにかと重なるところの多い方です。
音楽だけではなく、散歩や自転車、ランニング、山やキャンプの話と尽きません。
しばしおしゃべりに花が咲きます。
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今日もいい出逢いに恵まれた「青空ナマ歌ライブ」となりました。

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2021.07.20

本日 コロナワクチン 2回目接種日


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午後からが接種予定。
明日、あさってはのんびり安静を要するかもしれない。
そう思い、早朝ロードバイクで少々追い込んだ。
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川沿いの路傍。
お天道様に向かって花開く向日葵。
花びらがまるで太陽のコロナみたい。
コロナに向かいて迎え撃つ向日葵。

オレもコロナを迎え撃つつもりで注射を打とう。
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にしても、高齢者枠でのワクチン接種。
まあ67才は高齢者に違いないんだけど、なんとなく違和感。
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考えてもみれば最近まわりには超高齢者の人口密度がとても高い。
デイサービスや喫茶店JUNEでの歌声音楽会の参加者の多くは後期高齢者だからね。
彼らと一緒にいると僕なんぞまだケツの青い「おにいちゃん」。
自分が高齢者に属しているなんて気分にはとうていなれませぇん。
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だいたい自分が高齢者かどうかを決めるのは自分自身であって、社会じゃない。
そう思いたいんだけどね。

喫茶店JUNEに集まる「後期高齢者」の皆さんだって、自分のことを年寄りだなんてちっとも思っちゃいない。

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  年をとったら 家の中で
  落ち着いていろよと 誰かが言うよ
  ところが おいらは 落ち着きもなく
  流行らぬ歌を 今日も歌ってる
  生きてゆくのさ 夏草のように
  しぶとく大地に 根をはりながら
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      「夏草のように」by 影法師

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2021.07.19

のびのびと歌えた「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」

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一般客も同席する営業中ライブは2年ぶり。
客席の空気を読みながらいいあんばいで演れるかどうか。
久しぶりの通常営業中ライブだったのでちょっと不安はありました。
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先日の「青空ナマ歌ライブ」を聴いてくださった方たちがお友達を伴ってきてくださったり、
JUNEライブの長年の常連さんたちも来てくださったり、
さらにおーるどタイムの音楽友だち藤田さんがひょっこり顔を出してくれたり。
おかげさまで歌いやすい空気を醸し出してもらえました。
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一方で3組4名の方がたまたま居合わせたお客様。
(そのうちおひとかた、Aさんは以前の「日曜昼下がりライブ」で2度ほど聴いてくださっていたとのことでした)
このようなお客様と時間・空間を共にしながら歌い進めるのが通常営業中ライブの難しであり、面白さ。
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ありがたいことにそういうお客様方もそれぞれのテーブルでご自分の時間を過ごしつつも、歌をしっかり聴いてくださいました。
ライブの開始当初はいつものようにそんなお客様の邪魔にならないよう、おしつけがましくならないように歌います。
共存可能と思えたあたりから、徐々にボルテージも上がっていきます。
歌だけではなく、おしゃべりの方も少しずついい調子に。
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1部は過去10年の「日曜昼下がりライブ」でくりかえし演ってきた歌を中心に。
言い方を変えれば常連さんたちのお眼鏡にかない、きびしーいチェックをくぐり抜けてきた「昭和の歌」ばかりです。
なにしろ
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  そんな歌は知らない!
  誰もが知ってるような歌をもっとやってよ
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という「審査」が毎回入るワケです。
そこをくぐり抜けてきた歌ばかりだから、ポピュラリティ満載です。
(とはいえ、こちらとしてもなじみはなくとも「いい歌」を随所に潜り込ませてきました。狐とタヌキの化かし合い?)
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2部はお客様からのリクエストを中心に歌い進めます。
中には何年、何十年と歌っていなかったものも出てきます。
古い記憶と、長年の貯金を切り崩しながら「形」にしていきます。
これがまたスリルがあり、面白く、そして勉強になります。
もちろん中には知らない歌も、とうてい歌えそうにないものもあります。
そう言う歌は宿題にさせてもらい、次回につなげていきます。
(ちゃんと仕上げとくから、次もまた来てねぇとの含みを残しつつ)
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あっという間の2時間でした。
ライブ開始前は久しぶりの昼下がりライブだったので不安と緊張もありました。
でもいざ蓋を開けてみると歌もおしゃべりも舌好調!
どのお客様も最初から最後までみっしりお付き合いくださり感謝です。
のびのびと気持ち良ぉく歌わせてもらった「日曜昼下がりライブ」でした。
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「たそがれ歌声音楽会」との2本立てで「昼下がりライブ」を続けていきたいと思っています。
残念ながら8月はすでにジュンさんのイベント予定が埋まっていました。
8月1日(日)の「たそがれ歌声音楽会」のみの開催となります。
「日曜昼下がりライブ」は9月までお預けかな?
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(写真は藤田さんが撮ってくださったものを頂戴しました)

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2021.07.11

「海峡」

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8月の「喫茶店JUNE たそがれ歌声音楽会」で「吉幾三 選集」を宿題として頂戴しました。
先週からぼちぼち(早々と?)準備を始めています。
予定している5~6曲の歌詞カードはできあがりました。
なにしろ吉幾三の歌は歌ったことがないので、覚えるところから始めなきゃなりません。
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今日から歌詞の内容を読み込んで、それぞれの歌の世界をイメージしていく段階。
まずは「海峡」を取り上げて、イメージをふくらませています。
津軽海峡と青函連絡船が舞台の歌だけにイメージしやすいし、気合いも入ろういうもんです。
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青函連絡船は青森と函館をおよそ4時間でつないでいました。
強く複雑な海流のため古くから航海が困難な海峡でした。
特に昭和29年の洞爺丸台風で洞爺丸が沈没し、たくさんの死者を出しています。
以降青函トンネルを掘り汽車で内地とつなぐ構想が本格化しました。
青函トンネルは昭和63年におよそ35年もかかって開通しました。
それと共に青函連絡船の役割は終了したわけです。
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「海峡」は青函連絡船がまだ航行している時代の歌です。
青函連絡船航行終了の前年、昭和62年に書かれた歌。
北海道人や青森人にとって青函トンネル開通はエポックメイキングなできごとだったと思います。
「ひとつの時代が終わった」という感覚だと思います。
少なくとも当時の僕にはそう感じられました。
「海峡」は現代より前の時代=北海道と内地が津軽海峡で隔てられていた時代の失恋ソング。(「内地」という言葉がまだ生きていた時代ともいえそうです)
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逆に言うと「内地」の人にとって北海道は容易には行き来のできぬ北の果てという印象があったのではないでしょうか。(未開の地=蝦夷地とまではいわないまでもね)
演歌に限らず失恋ソングでは傷心を抱えて北へ向かうという設定のなんと多いことか。
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「海峡」の主人公「わたし」はおそらく東京で暮らし、東京で恋をし、東京で恋に破れたものと思われます。(どこから東京に流れていったかは不明ですが)
青森より南の地の人(津軽海峡を見たことのない人)であることは確かです。
でも仙台や福島や宇都宮ではなく日本の中央=東京と考えるのが自然。
「恋に破れて南に行くか、北に行くか。それは北でしょう」
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1番は「わたし」が東京からの列車を降り、青森の連絡船の桟橋から津軽海峡(陸奥湾)を眺めていたのでしょう。
これから航行する津軽海峡は横なぐり雨。前途の多難さを予感させます。
今ならまだ引き返せる。でももう遅い。やり直すことはできるはずもない。
あきらめつつも、未練にゆれる女心の1番。
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2番はすでに津軽海峡の上。
別れた人のことを忘れようと覚悟を決めて写真をこなごなにちぎり海峡に棄ててしまった。
でも、心の中ではあきらめきれない思いが。
その思いを封印するために写真を棄てたというのに。
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3番。
連絡線は荒れた外海から逃れ函館湾に。
ゆっくり航行する船のデッキからは函館の街が雨にかすんで見えます。
ここにいたってもいまだ心はゆれる。
もしもほんとうにやり直せるなら、帰りの船にも乗れるけど・・・
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「海峡」は4時間の連絡船の旅。
青森の桟橋~津軽海峡~函館湾と舞台を移しつつ揺れ動く心を歌っています。
強い風と波にゆられながら心もまた千々にゆれていく。
あきらめと未練の狭間でゆれていく。
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1番から3番まで最後の歌詞はみな「もう遅い もう遅い 涙の海峡」でくくられています。
でもあきらめの度合いはだんだん強くなっていくように思えます。
青森の桟橋ではまだ後ろ髪が強く引かれていたけれど、函館に着く頃にはもう望みのない未練としてあきらめざるをえない。
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連絡船にゆられる4時間。
心のドラマが生まれるには充分な時間とロケーションがあります。
僕自身、幾度も連絡船にゆられながら、いろんな思いを整理してきました。
北海道を棄て、内地で、東京で生きる覚悟だったり。
3年間通いながら大学を中退した。そのことを両親に伝える覚悟だったり。
その先の自分の生き方をどうするかだったり。
僕もまた津軽海峡の波にゆられながら4時間かけて心をゆらしました。そうして少しずつ覚悟を決めてきたこともありました。
(覚悟というよりも、自分に言い聞かせるといった方が正確ですが)
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話があらぬ方に来てしまいました。
でも最後に主人公「わたし」に僕は言いたい。
函館も悪いとこでないよ。
北海道の地で幸せ見つけて暮らしてください。

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暑かったぁ! 熱かったぁ! 青空ナマ歌ライブ

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いつも演奏する広場は芝刈りの真っ最中。
予定より20分遅れで歌い始めました。
(予定はあって無きがごとしですが)
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今回は以前「街角ライブ」で歌っていたけど、今はほとんど歌わなくなった歌を中心に進めるつもりでした。
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が、準備をしていると前々回来てくださったお二人がひょっこり現れ隣にシートを広げて腰を下ろします。
おふたりとおしゃべりをするうちにリクエストをもらい、急遽GS(グループサウンズ)特集をやることにあいなりました。
方針転換は・・・まあ良くある話。
GSは中学生の頃夢中になって聴いていたし、覚え立ての下手なギターでコピー(というより猿まね)してたのでネタは尽きません。
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歌っているうちに吸い寄せられるように寡黙そうなおじさんがやってきてやや離れたところに腰を下ろします。
黙って聴き入っているように見えますが、何も語らず固まっています。
年格好から見てGS世代間違いなし。
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僕もこちらからは声をかけずに歌い進めます。
隣に腰を下ろしたお二人は一緒に口ずさんでいます。
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1時間ほど歌って休憩タイム。
寡黙なおじさんも腰を上げ、帰り支度。
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 「聴いてくださってありがとうございます」
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ここで初めて声をかけてみました。
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 「どうもありがとう。懐かしかったです」
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おじさんも初めて口を開いてくれました。おずおずとね。
この「おずおず」とした距離感が好き。
もしかしたらこの先「青空ナマ歌ライブ」にまた来てくれ、その時は少し距離を縮めてくれるかもしれない。
なんとなくそんなことを期待しちゃいます。
たとえ再び相まみえることがなかったとしても、この短いやりとりにいろんな思いが凝縮されているような気がします。
「袖振り合うも多生の縁」てなもんです。
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短い休憩を終え、お二人から今度はフォークソングのリクエスト。
僕よりもちょっと若いお二人のお好みは・・・
いるか、かぐや姫、松山千春、中島みゆき、玉置浩二etc...
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  私の青春の唄です
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と、うれしそうに奥さん。
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そうこうするうちに用事を終えた音楽友だち、宮川さんが顔を出してくれます。
芝生の上にちょこんと腰を下ろして聴いてくれる姿がなんとなく微笑ましい。(まるで女子中学生みたいって言ったら怒られそう😁
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この場をお借りしての「青空ナマ歌ライブ」も少しずつ定着してきた感じ。
じっくり聴いてくださる方も、少人数とはいえ毎回現れます。
楽しみにしてくださり、再び足を運んでくださる方もいらっしゃいます。
ひとりでもふたりでもそんな方がいらっしゃって初めてライブは成立するわけで。
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今日は来てくださったお二方は来週の「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」にもお友達を誘って来てくださるそうです。
ありがたいもんです。うれしいもんです。
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最初は中断中のレギュラーライブの再開時に向けた準備として始めた「青空ナマ歌ライブ」でした。
でも、それを超えた大切な演奏機会に成長していきそうな予感がします。
(写真は宮川さんに撮っていただきました)

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2021.07.07

今宵はたなばたさん

今年もあいにくの曇り空。
織り姫さんと彦星さんは雲の向こうで逢瀬を楽しんでるんだろうね。
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函館に古くから伝わる風習
「ろうそくもらい」
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七夕の夕暮れ時、子供たちは浴衣に三尺をしめ、
手に手にちょうちんや手製のカンテラを提げて練り歩く。
徐々に暗くなりあたりは闇の世界に変わっていく。
ろうそくの明かりがぼんやりと浮かび上がる。
子供たちは一軒ごとに玄関先で代々歌い継がれてきた歌を口にする
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  たけぇにたんざく
  たなばたまつり
  おおいはいやよ(大いに祝おう)
  ろうそく一本ちょうだいな
  くれなきゃかっちゃぐぞ!
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家の中からオバサンが出てきてろうそくを配ってくれる。
子供の一団は次の家の玄関先に立ち、同じことをくりかえす。
認められた数少ない「夜遊び」に、子供たちはわくわくドキドキする。
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「たなばたさん」の妖しげなこの体験、
いくつになっても消えることなく心に残っている。
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最近は事情が大分変わり、ろうそくではなくお菓子が配られるようになった。
保護者同伴があたりまえになり子供たちだけの「妖しげな体験」という感じではない。
60年前の子供としては少々淋しいのが正直な気持ち。
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でも、たなばたさんのこの風習が今でも大切に残されていることはうれしい。
そしてこの先もずっと残していって欲しいと願うばかりだ。
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2004年に投稿した函館の七夕さんの思い出

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2021.07.06

【「日曜昼下がりライブ」を再開します】

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この2年、喫茶店JUNEさんでの演奏は参加者と一緒に歌う「たそがれ歌声音楽会」に切り替わっていました。
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一昨日の「たそがれ歌声音楽会」でお客様からのご要望が出ました。
「昼下がりライブ」もまたやってよ
 あんたの歌聴きながらのんびり飲見たいからさ
マスターと相談の上、急遽再開する運びとなりました。
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通常営業中の喫茶店の中で、お茶を飲みながらくつろぐお客様に歌うライブ。
「昭和を彷彿させる歌」が基本ですが、僕のわがまま選曲で歌います。
大雑把なテーマをもとに組み立てます。
そしてお客様の様子を見ながら、随時軌道修正していく。
そんなスタイルで10年間やってきました。
なかなかスリリングですが、面白いライブです。
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  7月18日(日)14:00~16:00
  ティールームJUNE
   東武スカイツリーライン
   獨協大学前(旧・松原団地)東口 徒歩3分
  通常営業の中での生歌演奏につき参加費無料です。
  ご注文をお願いいたします。
  歌い手 Martin古池

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2021.07.05

記録:喫茶店JUNE たそがれ歌声音楽会 第2部

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  今回はいつもとはちょっと違った視点で話します
  三橋美智也、春日八郎は村田英雄、三波春夫と合わせて
  四天王とよばれていました。
  それ以前の歌手たちと四天王の違いはどこにあるか
  四天王以前の歌はラジオを通して耳で聴きました
  ラジオ歌謡です
  四天王時代になると世にテレビが登場し
  目で見ることができるようになります
  四天王の次は橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦ら御三家時代
  この時代になるとテレビは一般家庭にも普及します
  いわば三橋美智也や春日八郎らは
  耳で聴く音楽と目でも見られる音楽の分岐点にあった
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マスター・じゅんさん
今回はいつにも増して熱く語ります。
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第2部は先月宿題として頂戴した三橋美智也・春日八郎の特集。
熱のこもったマスターに刺激され、僕の歌もまた熱を帯びます。
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年代順に歌うのではそっけないので、関連づけられそうな歌を(多少強引に)結びつけながら歌います。
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例えば蒸気機関車が登場する歌。
「赤いランプの終列車」~「哀愁列車」~「夕焼けとんび」。
引き続き故郷と都会がテーマになっている歌。
「夕焼けとんび」~「リンゴ村から」~「別れの一本杉」~「ご機嫌さんよ達者かね」~「星屑の街」。
古い風習・文化や歴史を感じさせる
「おんな船頭唄」~「お富さん」~「ロザリオの島」~「古城」。
このほかに「達者でナ」、「山の吊橋」、「長崎の女」。
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歌の解釈(私見)や背景、エピソードも随所に挟みながら全14曲、90分の長丁場になりました。
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実は今回の宿題、準備にはかなり苦戦をしました。
子供の頃から耳になじんだ歌ばかりです。
でも実際に歌うのはなんと難しいことか。
発声にしても、歌いまわしにしても、コブシのまわし方にしても、自分には無い歌い方です。
春日八郎は声楽をルーツにした歌唱法。
三橋美智也のルーツは民謡。
それぞれの発声・歌いまわし・コブシまわしが無きゃ、なんともしまらない。ぜんぜん感じが出ません。
手も足も出ないと感じました。
とにかく聴き込み、真似るしかない
この1ヶ月、朝から晩までエンドレスでふたりの歌を流しっぱなしで体にしみこませようとしました。
そしてひたすら真似して歌っていました。
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そんなことをくりかえすうちに、遠い記憶がよみがえります。
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高校3年の学校祭、ファイアーストームの前で「北海盆唄」を歌うことになったんです。
ツテを頼り、豊浦の漁師町に住む三橋美智也のお弟子さんのもとへ教えを請いに行きました。
先生に促されるまま、自己流の「北海盆唄」を披露しました。
するとこの先生「ダメだこりゃ」って顔をしながら僕に1枚のEPレコードをくれました。
三橋美智也歌う「北海盆唄」でした。
あんたサ
このレコードけてやっがら(あげるから)
何百遍でも聴けっ
して、三橋先生の真似しれっ
まんずそっからだわ
結局たいして聞き込みもせずに学校祭では自己流「北海盆唄」を歌いました。
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今回耳にたこができるほど三橋美智也、そして春日八郎の歌を聴きました。
豊浦の民謡先生に出された宿題を50年も経ってから、今ようやっとトライした思いでした。
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でも所詮は付け焼き刃。
音楽会での歌のデキはカンペキとはいきませんでした。
それでも雰囲気を出すくらいにはなったかな。
(みなさん大喜びしてくれたしね)
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今回の「たそがれ歌声音楽会」とその準備でトライしたことを土台にして、もっと仕上げていきたいなと思います。
普段のライブでは歌うことのない三橋美智也や春日八郎です。
でもデイサービスでの歌声音楽会や、
今はコロナのため中断している函館の特養・旭が丘の家での「歌謡ショー」では歌う機会もあることでしょう。
特に三橋美智也は函館に縁のある歌手。(お隣の上磯町出身)
特養のご老人たちにもなじみが深いワケで。。。
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今回の「喫茶店JUNE たそがれ歌声音楽会」もおおいに勉強させてもらいました。
勉強の成果も少しは出て、楽しい音楽会になりました。
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次回は8月1日(日)16:00~18:00。
宿題は「吉幾三特集」となりました。

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記録:喫茶店JUNE たそがれ歌声音楽会 第1部編


2021_07_04june2
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あいにくの雨模様で、皆さん足を運んでくれるかちょっと不安でした。
でもそれはまったくの杞憂でした。
いつもの方々が嬉々とした面持ちで、三々五々と到着。
ありがたいものです。うれしいものです。
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雨の歌から始めます。
 『雨』(三好英二)~『雨の慕情』(八代亜紀)
しっとりと始まり、「雨 雨 雨 雨 もっと降れ~」と陽気に大合唱。振り付けつきの大合唱がなんとも面白い。
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座がご陽気な雰囲気になり、リクエストも「明日があるさ」。
ちょっとブルーグラス風にGランを効かせたアレンジで歌い飛ばします。
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長年の常連のT さんがぽつりとひと言。
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  テレビでさぁ
  七夕で子供たちがお菓子もらうってぇ風習をやってたよ
  あれは函館だろ?
  マーチンさんの故郷の
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渡りに船とばかりに函館地方に古くから伝わる「ろうそくもらい」の歌を披露します。
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  竹に短冊たなばた祭り
  大いに祝おう
  ろうそく一本ちょうだいな
  くれなきゃ かっちゃぐぞ(ひっかくの意味)
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ちょうちんやカンテラを手に持つ子供たち。
一軒一軒この歌をまるで呪文のように歌いながらまわります。
今は明るい時間帯に、保護者同伴でお菓子をもらうようですが、昔は子供たちだけが徒党を組んで練り歩き、暗闇の中でろうそくをもらう。
数少ない「夜遊び」に子供たちはわくわく、ドキドキしていました。
空には銀河がまたたいていた(ような気がします)。

  『銀河のロマンス』~『青葉城恋唄』~『少年時代』
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物静かなEさんから『さとうきび畑』のリクエスト。

  夏だからね

と、ひと言。
参加者の中には子供の頃に東京大空襲を経験し、終戦を迎えた方も何人か。
フルバージョンで歌います。
皆さん静かに静かに、でもしっかりと口ずさみます。
口には出さぬが、誰もが鎮魂の想いを秘めて歌っていたような気がします。
お店はしっとりとした空気つつまれます。
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  明るい歌をやろうよ
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Tさんの提案を受けて『真赤な太陽』を。
そして1部の最後は『帰ってきたヨッパライ』~『あの素晴らしい愛をもう一度』。
ちょっと驚いたのは皆さんこの歌を一緒に歌えるということでした。
この歌は僕たち「戦争知らない子供たち」世代の歌です。
「さとうきび畑」にしても「あの素晴らしい愛~」にしても、上の世代の方々の心にも響いている!
いい歌は世代を超えるという証なのかな。
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全11曲、60分。
中身の濃い、充実した第1部となりました。
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(第2部に続く)

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2021.07.04

12年目が始まる! 「喫茶店JUNE たそがれ歌声音楽会」

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あいにくの雨模様ですが、
本日16:00~18:00、ティールームJUNEさんで
毎月恒例の「たそがれ歌声音楽会」をやります。
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  昭和の香りただよう喫茶店で、昭和を彷彿とさせる音楽会
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「日曜昼下がりライブ」時代も含め、こんなコンセプトで毎月歌い始めて今月で12年目になります。
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「段取り八分で仕事は二分」といいますが、
毎回毎回準備に追われ、あくせくしながらやってきました。
でも気がつくとあっという間。
おかげさまでこの喫茶店ライブはすっかり定着することができました。
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喫茶店が「昭和」なら、水先案内人の僕も、参加される皆さんも骨の髄まで昭和なおじさん、おばさんたち。
平成~令和。
どんなに時代が移ろうと、どんなに世界が変わろうと
昭和を引きずり、背負い込みながら今を生きるおじさん、おばさんたち。
そんな方々とひとときを分かち合いながら、共に歌う「たそがれ歌声音楽会」。
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1部は皆さんからのリクエストやおしゃべりを元に、思いつくままに歌い進める本編。
今日は雨なんで、雨の唄あたりに水を向けてスタートを切ろうかと思います。1部終了の到達時点でどんな風になっていることやら、楽しみです。
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2部は前回宿題として頂戴した「三橋美智也・春日八郎選集」。
昭和28年~昭和30年代前半、僕にしてみると子供時代にラジオから流れていた耳になじんだ歌たち。
(耳になじんではいても、歌うとなると口になじみがたい唄ばかりですが😅
マスター・じゅんさんが語り、Martin古池が歌うコーナーです。
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  7月4日(日)16:00~18:00
  ティールームJUNE(喫茶店JUNE)
   東武スカイツリーライン 獨協大学前(旧・松原団地)東口 徒歩3分
    地図:https://r.gnavi.co.jp/p0jfesdk0000/map/

  水先案内人 Martin古池
  参加費   ¥1000(1ドリンク付き)

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青空ナマ歌ライブ 

2021_07_022
雨上がりのちょっと肌寒い昼下がり。
「青空」とはいかないが、中央市民会館前のいつもの広場。
2021_07_021
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ギターや太鼓などの鳴り物で盛り上がるグループがセッションを繰り広げている。
小学生軍団は元気良く縦横に走り回っている。
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彼らとかぶらぬよう、邪魔をしないよう広場の片隅に陣取る。
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準備をしているとお友達の松本さんがひょっこり現れた。
コロナ以来お会いするのは久しぶりだ。
それ以前は市場のコンサートなどにちょくちょく顔を出してくれていた。
やはりご時世はいかんともしがたい。
それでもこうして足を運んでくれるのがありがたい。
たがいの近況報告を交わす。
あまり時間がないとのことなので、ぼちぼちと歌い始める。
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松本さんが帰った後は明日の「喫茶店JUNE たそがれ歌声音楽会」の予行演習。
三橋美智也と春日八郎に絞って歌い込む。
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しばらく歌っているうちに小学生たちが何人か近寄ってくる。
おじさん、歌、うまいですね
なんか歌ってください
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君たちが歌うようなのは、歌えないけどね
と答えつつ、「夕焼けとんび」「赤いランプの終列車」を歌う。
「君たちはとんびのことも蒸気機関車のことも知らないんだろうなぁ」
内心、そんなことを思いながらね。
ありがとうございました!
そう言い残して、仲間たちの元へ走り去った。
うん、なかなか礼儀正しい。
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やはり昭和30年代はじめの頃の歌だ。
反応するのは散歩中のご年配の方々。
足を止め、何曲か聴いてくれる。ちょっと遠巻きにしながら。
そしてにっと笑い、小さく拍手をしながら去って行く。
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言葉を交わすわけでもない。
しばし耳を傾けてくれ、去って行く。
この間の微妙な心の動きを感じながら歌う。
こういうのって好きだな。
熱烈な拍手や、歓声をもらえるのもうれしいし、ありがたいけど
こういう静かな反応もいいなぁ。
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5時半近くなり、風も出てきた。
体も冷えてきたので、本日はお開きとした。
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(写真は松本さんに撮っていただいたものです)

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