【元町(MOTOMCHI)】
元町(MOTOMCHI
長い坂をくだりながら 見おろす港
白い船が光ってる 潮風の中
長い坂をのぼりながら 見上げる山
杜の緑空に映える 流れゆく雲
ふたり歩いた坂道 夢をえがいた日々
遠い思い出の彼方 いつかは帰る街
長い坂を横切りながら 目をやる教会
鐘の音が響いている いにしえの街
ふたり歩いた坂道 夢をえがいた日々
遠い思い出の彼方 いつかは帰るふるさと
作曲:小松崎健 作詞:Martin古池
健さんのラジオ番組「アイアムダルシマン」で初めて聴いて触発されました。
なにしろメロディが美しい。
聴きながら函館の元町の景色が浮かび上がってきました。
FMいるかが開局した頃の番組「じろじろ大学」の歌として健さんが書き下ろした曲だそうです。
FMいるかは地方FM局の先駆けとなった函館のFM局です。
1992年の開局なのでかれこれ30年近く経つ放送局。
9月に「運河の紅かもめ」のライブでリクエストをして演奏してもらいました。
不思議なことに聴きながら歌詞の断片が浮かび上がり、数日後には仕上がりました。
函館の元町、大三坂あたりから眺める函館港や函館山、そしてカトリック元町教会の昔の景色をそのまま書き連ねました。
(まだ桟橋があり青函連絡船が往来していた子供の頃です)
生家のあった青柳町から元町教会の敷地にある白百合幼稚園まで弟と通った道であり、小学生になってからは幼なじみたちと遊びまわった町、それが元町でした。
健さんに尋ねると実はすでに「元町ファンタジー」という歌詞があり、ありまじろうさんの奥様が歌っているとのことでした。
(ありまさんご自身も歌っていらっしゃるとのこと)
作曲の健さんにローカル(ご当地)ソングとして歌う許可を得、先日の「おーるどたいむ de ライブ 秋の陣」で初めて歌いました。
ハンマーダルシマーとニャンダルのバッキングつきです。
(函館ご当地ソングのレパートリーは「函館物語」に続いてこれで2つ目)
一昨日の健さんのライブでも、健さんのハンマーダルシマー、田中真理さんのハープ伴奏で歌わせてもらいました。(なんて贅沢な!)
しかもなんとありまじろうさんがいらしていてキンチョーでした。
(ありまさんからは「元町ファンタジーならぬ、元町エレジー」としゃれた表現をいただいてしまいました)
まだ歌いまわしがこなれていないけれど、大切に歌っていければいいなと思っています。
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