楽しきかな! おーるどたいむ de ライブ 秋の陣 2020
今回の「おーるどたいむ de ライブ」は藤田ケンゾウエモン宴会部長のプロデュースでBGMのお二人をお招きしました。
BGMとは初めての共演。
でもFBにアップされた演奏動画を拝見させていただいていたのである程度演奏される音楽の感じはわかっていました。オールドタイム音楽やブルーグラスを基礎にされていて、親近感を持っていました。
でも!
やはり動画とライブはまったくベツモノ。
いやそのステージが楽しい、楽しい。
バンジョーマンドリンのまるい音をギターの安定したバッキングがしっかり支えています。古いマーチンOOOはよく鳴っているし、タッチも素晴らしい。
ブルーグラス調のメロディにコミカルな歌詞がのっかり、思わずクスッとしてしまいます。
直美さんの歌は元気印そのもので一歩引いたところからチャーリーさんがコーラスで支えていく。
チャーリーさんの語りがまた面白い。
淡々訥々と語るのですが、そこはかとなくおかしみがある。
そこに直美さんが合いの手を入れていく。
さながら夫婦漫才のようでした。
やはり長年やってこられたベテランバンド。
息の合った楽しいステージでした。
BGMのステージ最後は「おばあちゃんの腕時計」。
僕とBGMがつながるきっかけとなった歌です。
それを取り持ってくれたのが藤田ケンゾウエモンさん。
4人で一緒に演奏しました。
https://youtu.be/vgSm87zwomo
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2部はMartin古池の出番。
今回のテーマは「離郷・望郷」。
先日同じテーマで若い人たちの中でライブをやりました。
違うのはお客さまがみな同年代。サハリンとか満蒙開拓団とかについて多くを語らずとも通じる点でやりやすかったかな。(もっとも他のことをたっぷりしゃべっちまった(^^ゞ)
今回は親しくさせてもらっている好きなミュージシャンたちの曲をテーマに絡めて歌わせてもらいました。
「日暮れの思い出」
アメリカの古い歌にらんぶりんまっくさんが歌詞をつけた歌です。日本では昭和の始めに「谷間の灯」として東海林太郎さんが歌っています。やぎたこのお二人もカバーしています。
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「Moon Bow」
富安秀行さんの歌う名曲。
遠く故郷にいる人への虹の架橋ならぬ「月の架け橋」。
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「元町(MOTOMACHI)」
ハンマーダルシマー奏者・小松崎健さんの曲に、無理を言って歌詞をつけさせてもらいました。
函館の元町をテーマにした曲で、幼い頃の僕の遊び場だった町です。その頃の記憶は生々しく、坂道から眺める景色を織り込みました。
怜子ママのハンマーダルシマー、宮川さんのニャンダルの応援を得ての演奏でした。
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ついでに「カントリーロード」(故郷へ帰りたい)
ジョン・デンバーの名曲。ジブリやラグビーでも日本語詞で歌われています。
僕は原詩からイメージをふくらませた望郷ソングにしました。
こちらは藤田さんにもベースで参加してもらいました。
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「サハリンの灯は消えず」を序章に「離郷の歌」など故郷を離れる歌。
故郷棄てて旅に出て、今この街に流れ着き根をおろしている。
でも思い出すのは生まれ育ったあの町、あの人。
そんなタッチでお届けした最後の歌は「旅愁」。
ふけゆく秋の夜 旅の空の
「旅の空」に人生の旅路を重ね、静かに静かに歌い始めます。
やがてお客さまも一緒に歌い始めます。何度もくり返すうちにちょっとしたうねりになリ・・・。
ああ、いいライブになったなぁ
そう思いながら幕を下ろしました。
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