カトリック元町教会の鐘声
函館・元町シリーズ第2弾
函館の風物詩となっている教会の鐘の音。
カトリック元町教会では毎日3回(朝、昼、夕)打ち鳴らされています。
日曜日の朝にはこれに隣接するハリストス正教会(ガンガン寺)の鐘が加わります。やはり隣接する東本願寺の鐘の音も深く哀しく魅力的。
元町界隈は普段はひっそりと静謐であるのですが、教会やお寺の鐘の音が鳴り出すとなんともにぎやかな町に変貌。
僕が好きなのは鐘声(しょうせい)が終わった後の静寂の時です。この刹那の静かさはなんとも言えません。
カトリック教会がこの地に立てられたのは江戸時代の末期、開国5年後の1859年。
何度か焼失し今の聖堂は大正13年に建てられたそうです。
中学生の頃、鐘つきのお手伝いをしていたことがあります。
鐘楼から垂れ下がった太い縄にぶら下がり、弾みをつけて引っ張るわけですが、これがなかなか手ごわい。「アンジェラスの鐘」の旋律にするには熟練が必要なんでしょうね。
(今はタイマー付きの機械仕掛けだとか・・・)
久しぶりに元町の鐘声の中に身を置いてみたいものです。
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