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2020.08.10

ライブ勘  さんすまいる歌声音楽会

昨日デイサービス「さんすまいる」で歌声音楽会を開催することができた。
この音楽会は2014年から隔月で続けてきたので40回以上もやっている勘定になる。
参加されるご老人たちともすっかり打ち解けあっており、阿吽の呼吸で音楽会を進めてきた。

だのに今まで感じたことのない不安が。
不安は前日から頭をもたげ始めた。歌い出す直前まで落ち着かない気分が続いていた。
唄を歌うこと自体には不安はない。
でも参加者ひとりひとりの発する「信号」を敏感に受け止めることができるか。
即座に対応することができるのか。
それを何らかの形にすることができるのか。
これが不安の正体だった。

ご多分に漏れず、コロナ禍の故に予定されていたライブは半分以上がいまだ「自粛」状態。
毎週ライブを重ねることが長年の生活パターンだった。
ひとつのライブはもちろん本番。
本番でありながら前週のライブのおさらいだったり、次のライブの準備だったりもした。
それを積み重ねながら「歌の精度」を高めるだけではなく、お客さまとキャッチボールをくり返す感覚を磨いてきた。
これを「ライブ勘」というのだと思う。

4ヶ月にわたるライブ自粛期間の影響で「ライブの連鎖」はズタズタになってしまった。
結果「ライブ勘」に自信がもてなくなり、漠とした不安にとらわれてしまったのだろう。

おかげさまで「さんすまいる歌声音楽会」は「不安感」も杞憂に終わり大いににぎわった。
歌い始めると同時にスイッチがバチンと入り、
普段にもまして頻繁で濃密なキャッチボールになった。
僕以上にご老人たちが生歌音楽会に飢えていたご様子。
つまりはご老人たちの熱気に煽られ、僕はすっかりノセていただいた。

2週間後に「おーるどたいむ de ライブ」を予定している。
それまでは1本もライブがない。
今までなら市場やお好み焼き屋さんでライブがあり、そこで歌や「ライブ勘」をたたき上げることができた。
それができない以上、本番で如何に早くライブに入り込めるかが鍵になるだろう。

「ライブの連鎖」がとぎれてしまった「コロナ時代のライブ」の試金石になりそうだ。

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