中止させていただきます
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「みんなで歌おう・弾こうフォークソング @おーるどたいむ」
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コロナの状況と諸般の事情を鑑み、開催の是非についてお店と相談・検討いたしました。
残念ですが今月は開催を見合わさせていただきます。
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来月(4月)の開催については、あらためて検討の上ご連絡させていただきます。
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「みんなで歌おう・弾こうフォークソング @おーるどたいむ」
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コロナの状況と諸般の事情を鑑み、開催の是非についてお店と相談・検討いたしました。
残念ですが今月は開催を見合わさせていただきます。
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来月(4月)の開催については、あらためて検討の上ご連絡させていただきます。
楽しみにしていた富安秀行さんとのライブ。
夢のような時間はあっという間に過ぎ去りました。
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それにしても、富安さんの軽妙洒脱なステージはさすがに百戦錬磨のプロのワザ。
素晴らしい!
歌とおしゃべりをシームレスでつなげていくステージ運びは真似ようにもそうそうできるものではありません。
押して、引いて、また押してというのがごくごく自然。
うらやましい!
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僕のステージはあいかわらず「道産子気質」丸出しの直球勝負。
それが長年しみついた自分のスタイルだから変えようもありません。
でも富安さんのステージにはおおいに刺激を頂戴しました。
遠路やってきてくれたらんぶりんまっくさん。そしてチャコちゃんや怜子さんのサポートも得ながらの僕のステージ。
気持ちよくやらせていただきました。
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富安さん。
ありがとうございました。
またおーるどたいむに来て歌ってくださいな。
いつにもまして閑散たる越谷市場です。
冷たい雨のためか、コロナのためか。
それでもお馴染みの顔ぶれが買い出しに精を出しています。
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今日はフラットピックを用いた奏法を封印しました。というのは最近ピックと弦のアタック音が耳に障るようになっているからです。
ギターの役割は歌を活かすためのわき役。あまり自己主張してもね。
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喫茶店JUNEのような場所で演奏する時はピックを使ってもやわらかなタッチで弾くことができます。それはこじんまりとした場所のため音が逃げずに回って返ってくるからです。
ところがだだっ広い市場だと音が広い空間に吸われ逃げでしまうからです。どうしてもピッキングが強くなってしまいます。要らぬ力が入ってしまうんでしょうね。
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でも指の腹を使ったフィンガーピッキングでは音量が足りなくなります。
そこでライン使用の封印を解きました。(普段は生音演奏にこだわり、ラインを使わないことを旨としているのです)
基本は1本立てたコンデンサーマイクでボーカルとギター音を拾います。ラインからの入力は補助的に音量補正として使いました。
指弾きにすることで、普段の市場とはひと味違った演奏ができ、うれしかった。
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今日は選曲もいつもとは大きく変えました。
普段市場ではポピュラリティのある歌が中心となります。それは客層に合わせてのことです。
お客様本位の選曲。
今回は完全に自分本位のわがまま選曲。
先月の「おーるどたいむライブ」でやった歌や来週の富安さんとの「音もダチライブ」でやろうと思っている歌等々。
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8時から9時半までの90分、一本勝負。
気持ちよく歌うことができた本日の「朝市コンサート」でした。
「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」終了しました。
常連さんはじめ、松本さんも足を運んでくださいました。感謝です。加えて初めての方々も最後までおつきあいくださり、おおいに感謝!
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今回もこじんまりとしたライブでしたが、それはいつものこと。むしろこじんまりな分だけ濃密なひとときとなりました。
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「濃密なひととき」とは、僕の場合お客様とおしゃべりしながら共にライブを作っていけることだと思っています。
投げたボールを受け取っていただき、それを返してもらえるかどうかが生命線。
僕が投げるボールは直球のみ。返されるボールがくせ玉であればあるほど面白い。僕はそのくせ玉に触発されて次の一歩を進むことができます。
そんなキャッチボールの積み重ねが「濃密なひととき」になり、楽しいライブとなります。
その意味で今回も直球とくせ玉返球の応酬があり楽しかった!
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今回の切り口はいつもとちょいと変えて、JUNEさんでは初めて歌う「ギターを持った渡り鳥」から。
函館を舞台にした昭和38年頃の小林旭の映画主題歌です。
常連さんは虚を突かれたご様子。
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引き続き歌うは「函館物語」。
石川啄木の短歌「東海の小島の磯の白砂に・・・」「函館の青柳町こそ悲しけれ・・・」の二句をバースにして歌います。
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そして函館と横浜の類似性について少々語ります。
両市とも同じ町の名を持ち、共に港を背景に桜が見える街。
ここから「港の見える丘」につなぎます。
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ここまで来るとお客さんもおしゃべり満開。
次から次へとライブは進んでいきます。
ここから先は行き当たりばったりの成り行きまかせ。
いやぁ、面白い!
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短い休憩を挟んで一気に最終コーナーに突き進みます。
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本日の最終コーナーはカントリーソングやポップスなどの洋楽中心にしました。
「煙が目にしみる」「オンリー・ユー」「マイ・ウェイ」などめったに歌わぬものまで飛び出しました。
実はライブが始まる前、フィリピン出身の方と「Smoke Gets in your eyes(煙が目にしみる)」をチョットだけ一緒に歌ったのでした。
それに触発されて最終コーナーは洋楽を歌う気になったのでした。
彼女は急な所要ができ、ライブが始まる直前にお帰りになりました。
でもライブは準備をしている時にもうすでに始まっているワケで。
その意味で彼女にはおおいに感謝です。
常連Sさんの飛び入りがあったりしながら、気がつくと今回もまた30分オーバーとなりました。
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集中をとぎらすことなく2時間半を歌いきることができました。
いや、あれだけチャチャやおしゃべりが入ると自然と歌わさる!
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次回は4月の第一日曜日(4月5日)15:00~17:00の予定です。
尚、今月の「喫茶店JUNEたそがれ歌声音楽会」はおやすみさせていただきます。
小松崎健さん(ハンマーダルシマー)と浜田隆史さん(ラグタイムギター)の「運河のかもめ」にビオラの三好紅さんを加えた「運河の紅かもめ」。
アルバム「Corvus(コルウス)」をひっさげての「おーるどたいむ」ライブでした。
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ビオラによって「運河のかもめ」が補強されたと云うよりも、むしろまったく別物のユニットに生まれ変わったという印象でした。
紅(はな)さんのビオラは時にハンマーダルシマーの打音やギターつま弾きの接触音を背後から柔らかく包み込み、時に前面に躍り出て旋律の主軸になり。。。
いやぁ、心地よかったなぁ。
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でも、ずっと聴きながら思ったんです。
「運河のかもめ」との比較でビオラの音に耳が印象に強く残ったワケですが、実は心地よさの秘密はそれだけじゃないってことを。
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それぞれの楽器のバランスがとてもいいのです。
ビオラがダルシマーやギターの音を包み込むと同時に、ギターやダルシマーはビオラの音をしっかり支えている!
このバランスのすてきさが心地よさになってるんだなと思いました。
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そしてこのバランスを生音で作り出しているところがすごい。
音響装置(PA)を使えば人為的にバランスをとることもできるんでしょうがね。
「運河の紅かもめ」の編成では特にギターの音は目立たなくなりがちです。
ところが浜田さんの出す音はソロの時はしっかり出てきます。
反面伴奏の時はビオラの厚みやダルシマーの打撃音にうずもれることなく、かといって邪魔をせずに支えている。
(この点、おおいに勉強になりました。僕はノーマイクの弾き語り。歌声とギター音量のバランスをとることにいつも腐心しているもんで)
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僕はステージから一番遠いところで聴かせてもらいました。
それはノーマイクの演奏が最後尾にどのように響くかということを確かめたかったためです。
ステージから7~8メートルくらいの位置はそれぞれの楽器の音がほどよくブレンドされいいあんばいでした。もちろん音量もバッチリ。
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心地いい時間があっという間に過ぎてしまった「運河の紅かもめ」のステージ。
ライブ後の「ぐずぐず」に楽しい語らい(宴会か?)。
濃密なひとときを過ごさせていただきました。
ミツダイというフォーク・デュオの「さくら」という唄が好きで、春になると毎年歌わせてもらっています。
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「さくら」は卒業する子供たちがいつの日かまた校庭の桜の木の下で集まりたいねという願いのこもった唄です。
出会いと別れをくり返していくのが人の世の常。
別れの時は人生の分岐点。
その分岐点にはかなく揺れる桜はともに過ごした日々を思い起こさせてくれます。
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さくら さくら その花びらが
みんなの心をつないでくれる
さくら さくら はかなく揺れる
いつまでも忘れないで
僕はここにいるよ
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この歌を歌う時いつも思い出すのは三郷にあった瑞沼小学校でのコンサート。
16年前廃校になることが決まり、卒業式を前にして行われたコンサートでした。
全学年150名の生徒たちが全員集まっても体育館はがらんとしていたのを思い出します。
でも子供たちは目を輝かせながら演奏に聴き入ってくれました。
唄の途中に教えてもらった瑞沼小学校の校歌を挟んで歌ったりしながら1時間程のコンサートはとても温かかでした。
春の風に揺られながらひらひらと舞い散る花びらが印象に残っています。
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「少子高齢化」という言葉が実感されたコンサートでもありました。
僕の卒業した函館市立青柳小学校も谷地頭小学校と統合されました。
潮見中学校も統廃合の末青柳中学校に。
函館市立東高校は道立北高校と統合され函館高校に。
転校した室蘭東高校も清水が丘高校と統合され東翔高校に変わりました。
歌い慣れた校歌は今ではもう歌われることもなくなったと聞きます。
瑞沼小学校の統廃合も児童数減少の結果でしょう。
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単に人口バランスが崩れて「高齢化社会」になったというだけではありません。
児童数の絶対的減少と高齢者数の絶対的増大の結果であることを考えるとなんとも言えない気分になります。
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あの日卒業した最後の卒業生も今ではもう28歳くらいかな。
いい若者に育ってることでしょう。
おーい、みんな。達者でやってるかーぃ!
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今年は暖冬の影響で桜の開花もかなり早い模様。
もうそろそろ「さくら」を歌いたいなあ。
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「さくら」 ダウンロード - e38195e3818fe3828920efbc88e3839fe38384e38380e382a4efbc89.docx
本当はNTセレンディピティ&Hearts & Flowerのライブだったんですが、コロナの影響で中止になりました。
かわりにHearts & Flowerホスト役のプチジャム会に。
ジャンル不問のプチジャム会。
ブルーグラス系の方々を中心にダルシマーや笛の会の方々も参加し多士済々の楽しいジャム会でした。
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僕はどうやら「おーるどたいむ」ではフォークの人として認識されているようです。
でも必ずしもそうではないワケで、歌謡曲もやればカントリーもやる。
ときにはブルースもやるワケで。
云っちゃえばは節操なしの唄歌い。
今日は節操なく歌おうと思っていました。
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とはいえ司会の藤田さんから「テネシームーン」のヨーデル付きを歌うようにとの指令が出たので、急遽その線で組み立てました。
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こんなストーリー。
おいらはギターを持った渡り鳥。
そんな俺にも生まれ故郷はある。そこには俺の愛した人もいる。
俺が故郷を捨てて旅に出たとき、俺は愛する人も捨ててきた。
長い間旅を重ねてきたけれど、遠い地から思うことは故郷に住むあの娘のこと。
星空を見上げてはあの娘のことを思い、あの娘も同じ月を眺めていることを願う。
できることならば、いまさらながら故郷に帰りたい。
ラジオから聞こえるディスクジョッキーの田舎訛りに望郷の念が誘われる。
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そしてこんな選曲にしました。
①ギターを持った渡り鳥(ウェスタン調で)
②テネシームーン
③シルバー・ウィング
④I'll Hold You In My Heart
⑤Take Me Home Country Roads
カントリーフレーバー漂うステージにしました。
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うれしかったのはテネシームーンを歌い始めたらブルーグラッサーの方々が楽器を持って乱入してくれたこと。
ベースの藤田さん。フィドルの菅沼さん。ギターの竹田さん。マンドリンの清水さん。そしてコーラスのチャコちゃん。
思いがけず厚みのある演奏になり感激!
他の曲もそのまま残ってバッキングをしてもらえました。
ジャム会ならではのことですね。
最後のカントリーロード(故郷に帰りたい)ではサビ部分を参加者の皆様も一緒に歌ってくださり、さながらカントリー版の歌声音楽会に。
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楽しく、うれしく演らせていただきました。
みなさん、ありがとうございます!
写真は倉田さんが撮ってくだっさたものを拝借いたしました。
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