「おーるどたいむ de ライブ 2020冬の陣」
新型コロナウィルスの流行でお運びがどうかなと思っていました。が、お馴染み様を中心ににぎやかに開催することができました。
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今回は1部いつものように「季節の歌シリーズ」。
長年歌ってきた冬の唄を中心に構成しました。
毎年少しずつアレンジを変えて30年以上も大切に歌ってきた歌の数々。
ギター伴奏の音数がどんどん少なくなり、よりシンプルになってきています。
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今回も僕の若き日を知る「ライブハウス ぶどうの木」の春子ママが来てくださいました。
昔よりもしっとりとして、情感が出てきわね
情景が目に浮かぶゎ
と、お褒めの言葉にほっと一安心。
30~40代のころと65歳の今とでは同じ歌でも見えるものは変わっているわけで、
多少なりともそれは歌に反映されているものととらえさせていただきました。
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2部は新曲を中心に構成しました。
以前からリクエストを頂戴しながらなかなか手が付けられなかった歌。
そしてここ最近出会った歌を軸に展開しました。
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個人的なことでいうと
ちょうどこの日はイトコのエンタの5回目の命日。
子供のころ函館山の麓で兄弟のように育ってきたエンタ。
僕にギター弾き語りの道を示唆してくれた兄貴分でした。
加えて母が亡くなりまもなく1年。
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2部のストーリーはそんなことをテーマに反映させました。
なので追悼的な色彩の強い歌を中心にした内容です。
そんな内容を新曲を中心にゆるいストーリーでつないでいきます。
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最も気を配ったのは個人的なことをいかに客観的に位置付けて一般化するかということでした。
なにしろお客様はエンタのことも僕の母のことも知らないわけです。
僕という媒介を通して間接的に触れるのみです。
一方で誰しも大切な人との別れがあります。
僕の個人的なストーリーを通して、そこに普遍的なテーマとして感じてもらえるかどうかがとても大切。
その意味で何年も前からおーるどたいむの玲子ママから頂戴していたリクエスト、「人生の扉」は大きな意味を持っていたと思います。
人生の扉を一つずつ開けながら年を重ねていく中には当然「さらば愛しきもの」(「感謝」)が想定されているわけですから。
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加藤和彦・きたやまおさむの「感謝」~竹内まりあの「人生の扉」の流れに2部のテーマを凝縮させました。
この2曲には玲子ママにティーン・ホイッスルとハンマーダルシマーでサポートをしていただけたのもありがたかったです。
最期に来月、3月22日(日)にやる富安秀行さんとのジョイント・ライブのご案内コーナーを設けました。
日本全国・津々浦々を行脚する「歌う幸せ行商人」・富安ハゲさん。
地元、越谷・草加に根を下ろし歌う「街角の歌芸人」・Martin古池。
立ち位置は違えど、歌を通して「音も達」との関りを大切にする二人によるジョイントライブ。
ぜひとも「おーるどたいむ」に集う方々にもぜひ聴いていただきたくて。
富安ハゲさんの名曲「Moonbow」を歌わせていただきました。
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エンディングは「この街で」~「街」。
そして「勝手にアンコール」は「さよならが云えない」。
いつものように椋野マスターのフィドルと玲子ママのハンマーダルシマーでサポートしていただきながらにぎやかに終えることができました。
いつも足を運んでいただき一緒に歌っていただく皆様。
初めて来てくださった方々のあったかい視線。
ありがたかったです。
やりたい放題のわがままライブを受け止めてくださるおーるどたいむのマスター、ママさん。
ありがとうございます。
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次回「春の陣」は5月ごろにできればいいなと思っています。
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《ライブ記録》
1部
・ビターを持った渡り鳥
・函館物語
・雪
・恋人たちのペイブメント
・雪化粧
・外は白い雪の夜
・さようなら
・根雪
・冬の終わり
・大空と大地の中で
2部
・ケンとメリー~愛は風のように
・君に捧げるラブソング
・僕の星まで
・母のお墓
・感謝(~悲しくてやりきれない)
・人生の扉
・夢
・Moonbow
・この街で
・街
・さよならが云えない
★使用ギター Martin ドレッドノート オールマホガニー
★音響 : 生声+生ギターをステージの反響を利用
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