底冷えの「朝市コンサート」
風はのれんをばたばたなかせ
丼につかまりながらすする拉麺。
疲れたんで油揚の肉詰めを追加。
寒かった今日の「朝市コンサート」。
久しぶりに底冷え。
足元から冷気が上がってくるは、ストロークをくりかえす指先はかじかむは。
気管支の不調の「後遺症」はいまだ残っている。
突如として気管支の中で暴れ、声がかすれる。
ごまかしながら歌い続けたけど、気持ちいいもんではない。
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前半は知名度の高い昭和の流行歌を中心に進める。
歌いなれたはずの歌だがどうも本調子ではない。
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後半に入り、新曲のオンパレード。
23日の「おーるどたいむライブ」でやる予定のものだ。
このうち何曲かは初めて人様の前で歌う歌。
この間自宅にこもり徹底的に歌い込んだ歌達だ。
でも、練習と人様の前で歌うのとではまったく別物。
声の出し方とギターのバランスにちょっと戸惑った。
でもまあ、なんとかいいあんばいに納めることができた。
この先ライブ本番まで3~4回は人様の前で歌うチャンスがある。
歌を鍛えなきゃね。
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ライブを終え撤収しているときお客様に声をかけていただいた。
70がらみのおじさんとその娘。
娘さんは40過ぎくらいかな。
おじさんは杖をつき、娘の肩を借りてそろそろと歩いている。
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寒いのにいつもご苦労さんだね
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これだけの一言が嬉しい。
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このおじさん、10年ほど前は元気に市場を闊歩していた。
姿が見えなくなったなと思っていたら、1年ほどたって突然杖をついて登場した。娘の肩を借りて。
毎回のように買い出しに来ている。
もちろん荷物は娘さんが持っている。
もう何年もそれが続いている。
カタツムリのような歩みだが、
市場の活気に触れることはおじさんにとって大切なリハビリなんだろうな。
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そんなことを思いながら、本日の「朝市コンサート」は終了。
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