藤圭子 CDボックス「艶・怨・演歌」
藤圭子CDボックス「艶・怨・演歌」をとうとう買っちまった。
彼女がデビューした頃、僕は高校生だった。
テレビの歌番組で初めて藤圭子を観た時なんとも言えぬ感情が沸き起こった。
ドスのきいた声で淡々と歌う藤圭子は暗い目をしていた。
その声は魅惑的だった。
そして触れてはならぬ何かを感じさせられた。
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当時の僕は社会派フォークにどっぷりつかっていた頃だ。
藤圭子の歌う演歌の世界とはかなり距離のあるところで歌っていた。
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年を重ね、唄のジャンルにこだわりがなくなっていった。
むしろジャンルという垣根を邪魔くさいと感じるようになった。
それまで距離を置いていた藤圭子の声が再び近寄ってきた。
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今回手に入れたCDボックスは5枚のCDで構成されている。
それぞれにテーマを設けた作りだ。
1.オリジナルを歌う
2.男の情を歌う
3.女心を歌う
4.人生・昭和を歌う
5.ふるさと・叙情を歌う
実に興味深い内容だ。
時間をかけてじっくり聴こうと思う。
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