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2020.01.14

チラシで見る「おーるどたいむ de ライブ」の歩み

「おーるどたいむ de ライブ」の歩みをチラシを通してふりかえってみた。
このライブは季節ごとに「Live cafe おーるどたいむ」でさせてもらっている。
2012年の冬を皮切りに年3~4回ペースで歌っている。
半期~四半期ごとの近況報告的なライブとして定着してきた。

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2012年冬から2018年夏までは毎回ゲストプレイヤーをお招きし「with my friends」としてやってきた。
毎回ゲストプレイヤーのみなさまからは刺激を頂戴し、楽しいライブをさせていただいた。

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ところが日程調整をするのがだんだん難しくなってきた。
そのため最近は「独演会」スタイルでやらせてもらっている。

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日程調整が難しくなったのは僕の仕事の関係が大きい。
翌年に定年退職を迎えることになり、それまでの仕事の総括や引き継ぎを意識せざるを得ない状況になったからだ。
仕事にパワーを注ぎ込んでいた。
多忙な毎日のなかで「with my friends」ライブを企画する余裕がすっかり失くなってしまった。
またこの時期母が人生の最後の刻を迎えており、頻繁に函館帰省をしていた。
いつどうなるか分からぬ状況で中長期の予定を組みにくくなったことも大きい。

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その辺の事情はライブチラシにも反映されている。
2018年冬の陣から2019年夏の陣まで同じデザインを使い回している。

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独演会になってからは自分の演奏だけに集中することができるようになった。
独りで2時間のライブを企画するため、内容の自由度が高まった。
またテーマなどを掘り下げて準備できるようになった。

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例えば前回(2019年秋の陣)で「白川以北一山百文」という山形の影法師の歌を歌った。
明治維新の刻、旧幕府軍は戊辰戦争~箱館戦争で新政府軍に負けた。
以降白川以北の地を見下げた言葉として使われるようになったことをモチーフとした歌だ。
この1曲を歌うために戊辰戦争や箱館戦争関係の書物を数冊読み漁った。
むろんライブの本番ではそこで得たことのほとんどは登場することがない。
それでも自分の中ではしっかり整理できている点が大きい。
他の歌でもそれぞれにイメージを深めて臨めるようになった。
独演会スタイルのいいところだ。

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昨年7月から人生浪人暮らしを送っている。
以前よりも腰を入れてライブの準備をすることが可能な環境にある。
今しばらくは「独演会」スタイルを続けてみようと思っている。

 

 

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