めでたさも ちうくらいなり おらが春
めでたさも ちうくらいなり おらが春
(小林一茶)
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「ちうくらいなり」とは「いい加減・いい塩梅・適当」くらいの意味合いとのこと。
浮き世の流れとは距離をおき、我は我なりとの心境を一茶は「ちうくらいなり」と表したとの解釈がある。
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今年僕ははどこにも属さないひとり旅。
去年は職業人としての最後の年だったり、母の最期の時が近づいていることもあった。
内心では相当に気合いの入った正月だった。
それに比べるとなんて力が抜けた正月なんだろう。
まさに「ちうくらいなり」だ。
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これまで仕事と音楽活動を両立させんと全力で走ってきた。
いわば二足のわらじだ。
これからは音楽活動をライフワークとし、充実させていきたい。
音楽はすこぶるメンタルなものだ。
「ちうくらいなり」くらいの心持ちでいることがいいような気がする。
いい塩梅で我は我なりの1年を過ごしたいものだ。
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今年もまたよろしくお願いいたします。
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