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2019.12.24

トミ藤山 ライブ@はっぽん

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久しぶりのトミさんはやはりすごかった。
なにがすごいかって、ステージにかける熱量だ。
鬼気迫る執念がほとばしってくる。
しかもそれをオーディエンスに感じさせない気遣い。

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今回僕はステージ袖に位置する「かぶりつき」の席。
まさに目と鼻の先で凝視、勉強させていただいた。

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技術的なことでいえば、ピッキングの確かさにあらためて驚ろかされた。
どんなに速いパッセージでもピックは弦に対して常に平に当てている。角度が常に一定している。
強く弾いても、柔らかく弾いてもそれは変わらない。
ピックを弦に安定して正対させるということは、僕の現在の課題。

それだけに弦に対するアタックの確かさにすっかり魅了されてしまった。

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そしてなによりステージングの妙。
歌はもちろん素晴らしい。
ギターの演奏も書いたとおりだ。
矢継ぎ早のマシンガン・トークも健在。
これらが渾然一体となって客席を魅了し、巻き込んでいく。
とても自然にこれらが一体化している。

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多分それは「トミ藤山」という存在感によって生み出されているような気がする。
トミさんがステージの上にいるだけでえも言われぬオーラがにじみ出てくる。
そのオーラにくるまれたステージがオーディエンスを魅了するのだろう。

お客さんは単にトミさんのカントリーソングを聴きに行くということだけではなく、
「トミ藤山のオーラ」に包まれに足を運んでいるということなのかもしれない。

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それはまさに僕がめざすライブの姿だ。
いつの日か「Martin古池のオーラ」が漂うステージをできるようになりたい。
そう思いながら帰路についた。201912234

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2019.12.11

居酒屋・みよし出前ライブの想い出(2012年)

今から7年前の居酒屋みよしで「出前ライブ」をやった。

この頃「出前ライブ」を結構やっていた。
市場などで演奏している時にオファーを受けることが多かった。
当然居酒屋や飲食店での出前が多かった。


「居酒屋みよし」のライブは長男からオファーされた。
それがうれしくてFBやブログにアップした。

居酒屋などでの出前ライブはとても勉強になった。
場の空気を察する。
瞬時の方針転換をするためのライブ勘。
そんなことが今のライブのやり方に知らずのうちに活かされている。
でもそれがあたりまえのことになり、少々慣れすぎた部分もないわけではない。

今一度初心を思い出そうと思う。

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うれしいライブ・オファー

今朝長男がふらりと遊びに来た。

おやじ
のバイト先で
ライブやってくんない?
店の人がオヤジのうわさを聞いたらしい



うちのせがれは隣り町の東川口の居酒屋でバイトをやっている。
もう10年近くも続けている。
オヤジの話など人様に話すようなタイプのヤツじゃない。
察するに話しの出どころは市場あたりだろうか。

そんなことはどうでもいい話。

うれしかったのはせがれに声をかけられたこと。

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ふたつ返事でやると答えた。

我が家にはそれぞれの世界には足を踏み入れないという暗黙の不可侵条約がある。
べったりくっつかずに、ちょっと離れたところから見守るというスタイルだ。
これは僕の親父の代から続く「家風」みたいなもんだ。
子育ての時から適当な距離を置いてせがれたちとは付き合ってきた。
(ちなみに我が家の飼い猫モグにまでその姿勢をつら抜いている)
でも一朝ことが起きた時にはいつでも全面バックアップする。

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そんな習慣がせがれたちにも受け継がれたようだ。
それが逆に妙に淋しく感じられることもある。
まったくわがままなもんだ。

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所帯を持つ準備を始めている長男。
いよいよ一人歩きを始める季節になり、なんとはなしに淋しさを感じていた。
そんな折、せがれからのオファーがうれしかった。

お客さんは地元のおっさん、おばさんが多いかな

だいたい50代から60代
おやじくらいの世代が多いよ
その世代相手にライブ打てる人なんていないもな
もっと若い世代のヤツは結構いるけどさ
おっさん、おばちゃんにもわかりやすいのがいいな
興奮に引きづりこめるようなライブがいいな

しっかり朝飯をたいらげ、しっかり条件をつけ、
せがれは帰っていった。

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去年の暮れは二男とコラボレーションができた。
今年の暮れは長男と。
オレは幸せなオヤジなのかもしれないな。

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2012.12.31

居酒屋へ「出前ライブ」


長男が長年アルバイトをしている居酒屋「みよし」で出前ライブが年内最終ライブでした。



お店の常連さんたちによるクリスマス兼忘年会といったところです。

初めての店に入る時はいつも緊張するものです。
ましてや長男がお世話になっている店。

ミュージシャンの顔と親父の顔を半分半分に暖簾をかき分けました。

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店内はすでに満杯。
お客さんは中高年層を中心にいくつかのグループになって談笑中。
お酒も入っていい調子。

セッティングをしながら情報収集。お客さんの会話に耳を傾けます。

ショーケンがどうの、ジュリーがどうのという会話が聞こえます。

選曲の柱がひとつ決まります。GS(グループサウンズ)で行けると踏みました。

与えられた時間は1時間。
あとは60年代~70年代の歌謡曲で肉付けすることに。

比較的若い世代のお客さんもいるので尾崎豊やチューリップ、チャゲ&飛鳥あたりのヒット曲ももぐりこませることにします。
やや高い年齢層の人もいるので三橋美智也先生や北島さぶちゃんも用意します。

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「出前ライブ」での選曲は9割以上ポピュラリティのあるものを、その場で選ぶことにしています。
(そこにいるお客さんにとってポピュラーな歌というべきか)
特に酒宴などでは選曲でライブの成否が決まってしまいます。
だからライブ前の情報収集はとても大事。
(過去これをあやまり痛い目にあったことも…)
あとは演奏を進めながら軌道修正していきます。

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オープニングは「なんとなく なんとなく」。

さっそく食いついてくれました。やはりGSは正解。

でもGSソングでたたみかけることはしません。
それをやっちゃうとGS一色になりかねません。
若い世代も、上の世代もいるわけで。
そちらに顔を向けるのが難しくなっちゃいますものね。

「少年時代」や「万里の河」、「サボテンの花」を挟みます。
この辺の歌は世代に関係なく広く親しまれています。

そしておもむろに「エメラルドの伝説」、「長い髪の少女」などGSの有名どころを何曲か。

会場は一気にヒートアップ。
GSでしばし走ります。

熱を冷ますように静かに「ホワイトクリスマス」~「Happy Birthday To You」


今日はクリスマス・イブ
キリストさんの誕生日
ここにもおひとり誕生日を迎えた方が・・・

 

そしてここにいる小さな子供たちが
幸せに年を重ねながら育っていけるように
「生命」という歌を歌います。

しっかり歌詞を聴いてもらえる土壌も出来上がったので、本日初めてのポピュラーではない歌を。

一転、「星のフラメンコ」。

再びヒートアップする会場。手拍子がありがたい。

「津軽海峡冬景色」につなげるとみなさん一緒に歌います。
(この歌はどこで歌っても必ずといっていいほど大合唱になります。歌に魔力でもあるのではないかと思っちゃいます)


わずか3分で
上野駅から青森経由で函館まで行っちゃう
すごい歌ですね
函館ついでに函館出身の歌い手さんのヤツを

「与作」(北島三郎)~夕焼けとんび(三橋美智也)

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お時間は1時間を回ったころ。
そろそろ〆にかかろうと思ってるところにリクエストが入ります。
歌い終わると次のリクエストが。

お店のマスターが助け舟(?)を出してくれます。


Martinさんさえよろしければ、
ここで一度休憩を取っていただき
そのあとリクエストタイムということに

10分休憩した後、大リクエストアワーに突入します。
くるくる、どんどんリクエスト。


俺にも歌わせろ!

というお父さんも現れます。

さあ、ここからが難しい。
うまくコントロールしなければライブのシマリがなくなってしまします。
せっかくここまでいい感じで来たのにやり方を間違ええるとぐずぐずになっちまう。

突然長男が


オレも1曲歌います!

「恋しくて」
僕がギターを弾き長男が歌う親子コラボ。


きっちり弾くから
お前はきっちり歌えよ

と、アイコンタクト。

初めて合わす歌。
Beginのオリジナルに近いアレンジから外れぬように、ちょっとだけブルースっぽさを強調して弾きます。
長男もそれに乗っかるようにハスキーな声で歌います。

お客さんたちが親子コラボにじっと注視しているのがわかります。

歌い終えると大喝采


いよー!
てっちゃーん!

崩れかねない雰囲気が再びしまった感じになります。

ここがチャンスと思い、最終コーナーに突入します。

ノリのいい歌を何曲か歌い、最後はアンコールを兼ねて「心の旅」。

一緒に歌うお客さんたち。
しつこくリフレーンをくりかえします。
そして徐々にテンポアップし、何回目かには超高速に。
息切れしそうなところで大きくブレーク、一気にテンポダウンして終演。

いあぁ、楽しいライブでした。

当初1時間の予定でしたが、終わってみればノセられノセられ2時間半。

年の終わりに最高のライブをさせてもらいました。

集まってくださったお客さん。
自由にやらせてくれたお店のみなさん。
共演し、場が崩れるのを救ってくれた長男。

心から感謝です。

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そして長男がこの店でかわいがられていることがよくわかったライブでした。
親父として、うれしかったなぁ。

 

 

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2019.12.04

2019年12月 ライブ・コンサート予定

12月08日(日) みんなで歌おう・弾こうフォークソング

時 間  14:00~17:00
場 所  Live cafe おーるどたいむ
      東武スカイツリーライン 北越谷 東口 徒歩10分

★体にしみこむフォークソングを中心に歌う歌声音楽会。
 参加される方々のおしゃべりが生命線(?)の井戸端音楽会でもあります。
 Martin古池は水先案内人を務めさせていただきます。

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12月14日(土) 朝市コンサート

時 間  08:00~10:00
場 所  越谷市場 景品交換所そば
出 演  Martin古池

★越谷の台所で歌います。
 「街角ライブ」の雰囲気をお楽しみください

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12月20日(金) お好み焼きの三貴ライブ

時 間  20:30~23:00
場 所  お好み焼きの三貴
      東武スカイツリーライン 新越谷 東口
      武蔵野線 南越谷 南口
出 演  Martin古池
木戸銭  ご飲食のみ

★通常営業中のライブです。
 お酒と食事のお供にMartin古池の歌をお楽しみください。

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12月21日(土) さんすまいる歌声音楽会 

時 間    10:00~11:00
場 所    デイサービス さんすまいる
        東武スカイツリーライン 蒲生駅 西口
水崎案内人  Martin古池

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12月24日(土) 朝市コンサート

時 間  08:00~10:00
場 所  越谷市場 景品交換所そば
出 演  Martin古池

 ★越谷の台所で歌います。
 「街角ライブ」の雰囲気をお楽しみください

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2019.12.02

「おーるどたいむ de ライブ 2019 秋の陣」を終えて

おかげさまで「おーるどたいむ de ライブ 2019年 秋の陣」を終えることができました。

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このライブは年に4回、季節ごとにやっているライブです。
およそ3ヶ月ごとに近況報告を兼ねたライブとして定着しています。
3ヶ月というスパンなので毎回テーマを決め、ストーリーを練ります。
テーマやストーリーに沿った選曲をし、充分な準備を重ねて臨むように心がけています。
準備の過程で「朝市コンサート」や「お好み焼きの三貴ライブ」「喫茶店JUNEライブ」などのレギュラーライブで実戦的に演奏し、固めていきます。
「おーるどたいむ de ライブ」は僕のライブ活動の軸となるいわばスペシャルライブ。

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今回は今年の最終ライブとなるため、この1年間を俯瞰して準備を進めてきました。
今年は大きな出来事がいくつかありました。(母の帰天、定年退職等)
そして新たに始まった「人生浪人」の日々。
これまでの自分の歩みをふりかえり、かみしめる機会を得ています。

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テーマとして浮かんでいた言葉は「感謝」でした。
これまで多くの方々とのお付き合いに恵まれてきました。
その時々それぞれの方々に励まされ、支えられ、感じ、考えさせられてきました。
そういった方々への感謝の思いを込めて「友の作った歌たち」を自分なりの解釈と表現で歌うことがテーマとなりました。

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ステージは今回も2部仕立て。
最初のステージでは晩秋から初冬にかけての季節の歌を中心に歌います。
1部ではポピュラリティのある歌が中心。

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直前リハーサルをしている時、突然舞い込んだ荒川さんの訃報。
おーるどたいむではもちろん、他の場所でもお会いするたびにいつも親しくしていただいた荒川さん。
なんとなく予感はあったけどショック。

恋の歌編から望郷の歌編へと舵を切るところで追悼の思いを込め、『十字架に帰ろう』~『Will The Circle Be Unbroken』を挟みます。
お客様としてきてくださった土屋さんがギターとハーモニーで参加してくれます。

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1部最後の歌は『旅愁』。
明治40年に犬童球渓が和訳し、中等教科書に収録されたこの歌。
明治~大正~昭和と歌い継がれてきたこの歌も最近(平成)の子供たちにはあまり馴染みがないと聞きます。
「私を通り過ぎた歌たち」シリーズとしてこれまでも歌ってきた『旅愁』。後世に歌い継ぎたい歌です。
先日富安秀行さんがライブで歌っていたのが印象的でした。
自分と同じような思いでこの歌を歌っているのだなと思い、妙にうれしかったのです。
僕も今回1部の最後に歌うことにしたのでした。
ガットギターでDフォーム。ところどころにオーギュメントを挟み、ゆっくりと静かに。
なんとなく望郷感がくすぐられる好みのアレンジに。
みなさん口ずさんでくださったのがうれしい1部の最後でした。

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2部オープニングは怜子ママ(ハンマーダルシマー、リコーダー)とのインストで『移民の夢』~『Fanny Power』のメドレーから。

そしてテーマ「友の歌シリーズ」へ。

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口火は『僕の星から』(イトコ、故・古池エンタ)。

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一口に「友の作った歌」といっても相当な数になります。とても歌いきれるものではありません。
そこで今回は選別の上、大きく二つに分けました。

音楽コミュ・「へたくそ親父のギター弾き語り」(通称「へた親」)の友人たち編。

  『夏 清津』(take-z)
    JACK ROUGUNGSの盟友たけちゃんの新作。「へた親」メンバーが集う清津峡キャンプ場への想いの詰まった歌。

  『冬の終わり』(ミツダイ)
    「へた親」の若手デュオ。透明感のあるハーモニーが効いた歌をソロ風にアレンジ。

  『星に聴く Nothan Prayer Listen To The Stars』(ららちゃん+Martin古池)
    北海道在住の「へた親」メンバー、ららちゃんの詩にMartin古池がメロディをつけた歌。

そしてご当地ソング編。

  『白川以北 一山百文』(影法師=山形県長井)
    長井市を拠点に先日結成45年を迎えたフォークグループ・影法師。
    長井弁で歌われるこの歌を翻訳しながら「原語」で歌う。長井弁の指導は長井在住の義弟。
    1868年(明治元年)、戊辰戦争で敗れて以降白川以北(東北・蝦夷地)を新政府側から見下されたところに由来する歌。
    戊辰戦争後東北列藩は連戦連敗を重ね、榎本武揚率いる旧幕府海軍とともに箱館戦争になだれ込む。
    敗れた榎本軍の「蝦夷共和国」構想はここに潰えた。

  『函館物語』(工藤信也=函館)
    中学の同級生・工藤信也の歌。観光の街となった函館に住む女と「よその街」から来た男の恋物語。

  『まだかね 今金』(阿知波一道=今金)
    函館から北上すること130キロ。今金町のお寺の住職が京都で学生生活を送り、寺を継ぐために帰道する国鉄・瀬棚線の車中での思い。
    青春の夢と僧侶としての己の道との狭間にゆれつつも、ジーゼル列車に揺られながら少しずつ腹をくくっていく心情。

  『通り過ぎる街』(STOVE=札幌)
    札幌のブルーグラスバンド「ストーブ」の歌。どこにでもある北海道の田舎の風景にそこはかとなく心情が重なる。

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〆は自作の『あすなろの歌』をアンサーソングとして。
    もともとは「あすなろ山の会」のテーマソングとして書いた歌。
    あすなろは檜ではないが檜のようにならんと毎日を生きていく。
    檜にはなり得ないが、毎日を大切に一生懸命生きること自体に意味があるのではないか。
    目的のある旅ではない。旅するための旅を重ねる日々。そこで出合う様々な人々との時。
    大切に生きれば充分に長い人生の旅路をこれまで自分に関わってくれた人々への感謝の思いとともに生きていきたい。
そんな思いで歌わせていただきました。

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エンディングは「おーるどたいむライブ」ではすっかり定着した『街』。

    この街が好きさ 君がいるから
    この街が好きさ 君の微笑みあるから

ここからは「おーるどたいむストリングバンド」(椋野マスターのフィドル、藤田さんのバンジョー、怜子ママのハンマーダルシマー)。これに土屋さんのギターがからむ大合奏です。
お客様もまたタンバリンや手拍子を交えての大合唱。

間髪を入れず「さよならが云えない」。
もともとがブルーグラスの曲です。フィドルとバンジョーが冴え渡ります。

最後は「勝手にアンコール」でやはりブルーグラス曲「楽しい時は」。
サビ部分は三声のハーモニー。これが快感でした。

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いつものごとく長時間にわたるライブでした。
ある方が僕のライブを称して「長い旅路のようなライブ」とおっしゃっていました。
「長けりゃいいってもんではない」という自戒の念を持ちつつも、好意的な評価として受け止めさせていただいています。

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歌あり、おしゃべりあり、テーマあり、寄り道・道草あり。
2時間強の長旅音楽会。
行きつ戻りつしながら、足を運んでくださった方々と共に歩んでいけるライブ。
そんなライブを目指して、また次の一歩を踏み出そうと思います。

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