「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」を終えて。
「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」を終えて。
先週末の「おーるどたいむ de ライブ」の余韻が残っていました。
あえて1部は同じプログラムをやりました。(おーるどたいむでは割愛した歌も含めて)
というのは「おーるどたいむライブ」では課題を残してしまったと感じていたためです。
息継ぎ前の声の処理が甘かったと感じていました。なんとなくふにゃっとした語尾になっていたような気がして。ライブの流れの中で勢いを求めてそうなっていた部分もあります。
同時に最初の音を活舌よくしっかり出すことに意識が向きすぎていたようで、音の摘み方に甘さが出ていました。
実は「おーるどたいむライブ」にはJUNEのマスターとお店の常連Tさんが見えていました。同じ歌、同じプログラムで聴いていただき「違い」を感じてもらえればと思いました。
歌い方はライブ会場、ライブの性格によって多少違いが出てきます。加えて修正具合も併せて聴いてもらえればと思いました。(どう感じてくれたかは不明ですが、演ずる側としては明らかな違いを出したかった)
「通常営業中の喫茶店ライブ」なので場の空気と同化することが求められます。そのため少し抑え気味のステージになります。その分演奏の細部にまで気を配ることもできます。
お客様の空気、自分の演奏を点検しながら歌うという感じでしょうか。(おーるどたいむライブではライブとしてのダイナミクスを優先させました)
結果は自分としては修正され、悪くはなかったかなと思っていますが、はたして・・・。
2部はうってかわりのっけからお客様のリクエストにお応えしながらの展開となりました。
また1部では昭和40年代の夏歌がメインでしたが、2部は30年代の歌を中心に。
お客様の年齢層が僕よりも少々先輩ということもあり、三橋美智也さんや北島三郎さんの歌も織り込みながら「昭和の歌」をたっぷりと。
「昭和の香り漂う喫茶店で、昭和をほうふつさせる歌の数々」がここでのライブのコンセプト。
思いっきり昭和を歌いました。
そして最後はお約束のカントリーソングを。
いつものことながらお客様方とのおしゃべりを軸に大いにノセていただきました。
そうそう、途中偶然うら若いお嬢さんが一人ご来店。
「悲しい酒」やら「舟歌」やら「夕焼けとんび」やらはご存じないだろうなぁ。ちょっと心配になりましたが、軌道修正は難しいところまで流れが来ていたのでそのまま走ります。
聞くと新潟からの一人旅の最中。偶然来られたとのこと。
知らない歌ばかりだけど、ライブの雰囲気がとても楽しかったとのことでひと安心。
他の常連さん方は連れだってカラオケに向かいました。
聴いているうちに歌いたくなったとのことでした。
さて、10月の「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」はお休みをいただきます。第一日曜日が「Live in 清津峡」と重なるためです。
そのかわりではないけれど、10月10日(水)17:00~19:00に「たそがれ歌声音楽会」をスタートさせます。
これはお客様参加型の「みんなで歌おう昭和の歌を」というコンセプトの新企画です。
6月来、マスターとあたためてきた新企画です。
詳細はまたご連絡します。
中身の濃い、楽しい「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」となりました。
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