「朝市コンサート」 15年目の一里塚
今朝になって「朝市コンサート」が15年目に突入していたことに気がつきました。
毎年「一里塚」としてふりかえり、次の1年に向かうことにしてきました。今年は母の帰天やら自分の定年やらでばたばたしていたためか、すっかり忘れていました。
でも15年目ともなるとあらたな挑戦や抱負に思いを馳せるよりも、毎回毎回をしっかりと演奏をすること。そしてそれを積み重ねることの方がずっと大切なことのように感じています。
「お好み焼きの三貴ライブ」も今月で15年目。
どちらのライブも紆余曲折を経、長い時間をかけてやっと今のやり方に到達しました。そしてそれが安定してできるようになってきたということが「15年目の一里塚」ということでしょうか。
今日の「朝市コンサート」は初期のころによくやっていた歌を中心に演奏しました。手慣れたものもありますが、中には何年も歌っていないものもあります。
今日の楽しみは久しぶりの歌をどのように仕上げられるかということでした。
特別に意識してアレンジを変えようとは思っていませんでした。でもやはり当時とは違った仕上がりになりました。
おおむね満足いくものになったことがうれしかった。
でも中には「あれっ」てのもなくはないわけで。
ひとつはエンディングのメドレーでした。
スローテンポの3拍子の歌からアップテンポの4拍子の歌につなげるつもりでした。これがうまく切り替えられなかった。
やり直すわけにもいかず4拍子の歌をそのまま3拍子でなんとか歌いきりました。
冷や汗ものでした。
反面おもしろいなとも感じます。
4拍子の歌を3拍子にすると全く違う表情になる。
リズミカルでややアップテンポの4拍子の歌をミディアムテンポの3拍子にしたら(なっちゃったというべき)、あらまあ情感ある歌に変身。
新発見でした。新たな可能性を感じます。
かくして15年目の「朝市コンサート」は冷や汗と新発見のうちに終えることができました。
【昨年、14回目の一里塚のリンク】
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